自宅前まで獣医がやってくる往診サービス『アニホック』 玄関先や往診車内で診療が可能 ペット By - UPDATE編集部 更新:2021-05-20 ※写真はイメージ 株式会社TYLは、2021年5月19日より、法人で国内初の新しい獣医師往診サービス『anihoc(アニホック)』を開始しました。 『アニホック』は指定の場所まで獣医が訪れ、玄関先や往診車内などでペットの診療を行うサービスです。 往診車が自宅まで来訪!ペットのストレスを最小限に ペットの中には、動物病院への通院や、待合室での待ち時間にストレスを感じる動物もいます。 『アニホック』は、自宅のすぐ近くまで往診車で来訪してくれるので、ペットが感じるストレスを軽減することが可能です。 また、「通院のために公共交通機関を使わなければならないけれど、新型コロナウイルス感染症が心配」「動物病院の待合室での密を避けたい」といった、飼い主の悩み解消にもつながるでしょう。 診療は自宅や玄関先、往診車内で行います。また、ペットの入れるホテルや施設など、場所を指定することも可能です。 実際に、『アニホック』が動物を診療している様子がこちら。 『アニホック』は、入院治療、外科手術などには対応していませんが、検査や各種処置など、一般的に動物病院で行う診療が可能です。 もし手術が必要な場合には、『アニホック』が提携している動物病院を紹介してくれるのだとか。 診療は、動物病院と同等の金額で提供。診療費のほか、往診料(交通費)が別途かかります。 予約は、『アニホック』のウェブサイトから申し込み。予約が空いていれば、その日のうちに診療してくれますよ。 診療時間は10時~21時まで。夜遅くまで往診してくれるのはありがたいものです。 2021年5月現在、東京都の23区を中心に、埼玉県南部や、神奈川県北部などが往診可能地域。 今後、5年以内に全国大都市圏に拠点を拡大させていく予定です。 コロナ禍で、通院が不安な人のため開設 株式会社TYLは、『アニホック』のサービス開始に合わせ、ペットの飼い主694名へアンケートを実施。 「コロナ禍で動物病院に行くことを躊躇したことがありますか?」という質問に対し、約3割が「はい」と回答したそうです。 株式会社TYLの獣医師である藤野洋さんは、「コロナ禍で、動物病院への通院が困難なペットと飼い主が増加しており、往診の需要が高くなっている」と感じていたのだとか。 そういったニーズに応えるため、往診専門の動物病院を開設するに至ったといいます。 離職率の高い獣医師に、新たな働き方を 『アニホック』の往診サービス開始には、「獣医師に新たな働き方を提案したい」という想いもあるのだとか。 動物病院は『人手不足』や『長時間拘束』、『命を扱う仕事の責任感』などからワークライフバランスが取れず、離職率が高い環境なのだそうです。 株式会社TYLは、「仕事と私生活の両立が可能な職場環境を整えることで、動物医療に関わる人材の活躍領域の拡大を図りたいと考えている」といいます。 『アニホック』は、飼い主やペットだけでなく、獣医師にとっても優しいサービスなのです。 動物病院への通院に悩みを抱えていた人は、『アニホック』の利用を検討してみてくださいね。 [文・構成/UPDATE編集部] 関連ワード 動物病院 この記事をシェアする Share Post LINE
株式会社TYLは、2021年5月19日より、法人で国内初の新しい獣医師往診サービス『anihoc(アニホック)』を開始しました。
『アニホック』は指定の場所まで獣医が訪れ、玄関先や往診車内などでペットの診療を行うサービスです。
往診車が自宅まで来訪!ペットのストレスを最小限に
ペットの中には、動物病院への通院や、待合室での待ち時間にストレスを感じる動物もいます。
『アニホック』は、自宅のすぐ近くまで往診車で来訪してくれるので、ペットが感じるストレスを軽減することが可能です。
また、「通院のために公共交通機関を使わなければならないけれど、新型コロナウイルス感染症が心配」「動物病院の待合室での密を避けたい」といった、飼い主の悩み解消にもつながるでしょう。
診療は自宅や玄関先、往診車内で行います。また、ペットの入れるホテルや施設など、場所を指定することも可能です。
実際に、『アニホック』が動物を診療している様子がこちら。
『アニホック』は、入院治療、外科手術などには対応していませんが、検査や各種処置など、一般的に動物病院で行う診療が可能です。
もし手術が必要な場合には、『アニホック』が提携している動物病院を紹介してくれるのだとか。
診療は、動物病院と同等の金額で提供。診療費のほか、往診料(交通費)が別途かかります。
予約は、『アニホック』のウェブサイトから申し込み。予約が空いていれば、その日のうちに診療してくれますよ。
診療時間は10時~21時まで。夜遅くまで往診してくれるのはありがたいものです。
2021年5月現在、東京都の23区を中心に、埼玉県南部や、神奈川県北部などが往診可能地域。
今後、5年以内に全国大都市圏に拠点を拡大させていく予定です。
コロナ禍で、通院が不安な人のため開設
株式会社TYLは、『アニホック』のサービス開始に合わせ、ペットの飼い主694名へアンケートを実施。
「コロナ禍で動物病院に行くことを躊躇したことがありますか?」という質問に対し、約3割が「はい」と回答したそうです。
株式会社TYLの獣医師である藤野洋さんは、「コロナ禍で、動物病院への通院が困難なペットと飼い主が増加しており、往診の需要が高くなっている」と感じていたのだとか。
そういったニーズに応えるため、往診専門の動物病院を開設するに至ったといいます。
離職率の高い獣医師に、新たな働き方を
『アニホック』の往診サービス開始には、「獣医師に新たな働き方を提案したい」という想いもあるのだとか。
動物病院は『人手不足』や『長時間拘束』、『命を扱う仕事の責任感』などからワークライフバランスが取れず、離職率が高い環境なのだそうです。
株式会社TYLは、「仕事と私生活の両立が可能な職場環境を整えることで、動物医療に関わる人材の活躍領域の拡大を図りたいと考えている」といいます。
『アニホック』は、飼い主やペットだけでなく、獣医師にとっても優しいサービスなのです。
動物病院への通院に悩みを抱えていた人は、『アニホック』の利用を検討してみてくださいね。
[文・構成/UPDATE編集部]