穴のあいた独特なミッドソールを持ち、ファッション的にも注目を集めているランニングシューズメーカー『on（オン）』。

ランニングシューズとして履いてみたい人はもちろん、コーデの一部として取り入れたい人も多いことでしょう。

とはいえ、どのような履き心地なのかも予想がつかず、手を出せないでいる人も少なくありません。

そこでオンのランニングシューズの中でも、極上のクッショニングを持ち、過去最高クラスのモデルといわれている『Cloudmonster 2（クラウドモンスター2）』を検証。

どのような履き心地なのかやサイズ感、口コミなどをご紹介します。

オンのランニングシューズの履き心地は？　穴があいている意味はあるの？

オンのランニングシューズの特徴といえば、なんといってもミッドソールに穴があいていること。

この、ほかにはないデザインに心を掴まれた人も少なくないでしょう。

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とはいえ、いくらデザインが凝っていても、靴である以上、履き心地が悪ければ台無しです。

早速、検証のため履いて歩いてみると、足が着地するたびに穴が潰れて、思いのほか沈み込むクッション性を感じます。

ただ、沈み込むだけでなく、心地よい反発性も感じるため、かなり歩きやすく、歩行速度も上がりました。

何十足とランニングシューズを履き比べてきた筆者ですが、基本的にクッション性を感じる靴は反発性をあまり感じなかったので、この独特な履き心地は初めての体験。

穴があいていることで実現している履き心地だとしたら、デザイン以上の意味がありそうです。

クラウドモンスター2でランニングをしてみると…

ウォーキングではかなり好感触のクラウドモンスター2ですが、本来の用途としてランニングをした場合はどうなのでしょうか。4キロほど軽く走ってみました。

ソールからしっかりと反発力を感じるため、軽い力で軽快に走ることができます。

また、つま先に角度がついているため、足が自然と前進する感覚もあり、とても走りやすいランニングシューズといえるでしょう。

ただ、ウォーキングの時に感じた、「雲の上を歩くような」柔らかいクッション性は薄れてしまいました。

ランニングだと着地の時の荷重が大きくなるので、穴が潰れ切ってしまい衝撃が吸収しきれなくなっているのかもしれません。

とはいえ、クッション性が悪いということはなく、同価格帯のランニングシューズと比べても、十分に走りやすいランニングシューズだといえます。

オンのランニングシューズは少し大き目？　サイズ感を見てみると

クラウドモンスター2の口コミを見ると、「ちょっと大きめだった」という評価が多くありました。

ジャストサイズが26.5cmの筆者ですが、ランニングシューズを履く時はつま先が当たることも多いので、ハーフサイズアップして履いています。

なのでクラウドモンスター2も27cmで購入しましたが、足を入れてみると、かなり横幅に余裕を感じました。

つま先も1cm以上空間があるので、ジャストサイズもしくはハーフサイズダウンでもよかったかもしれません。

足の形状や商品の個体差もあるので一概にはいえませんが、基本的に大きめに買う必要はなさそうです。

ちなみに、履き口はしっかりとクッションが入っているため、足首周りでゆるく感じることはありません。

また、シュータンがかなり薄く作られているので、甲が高くても圧迫感を覚えにくいでしょう。

オンのランニングシューズ『クラウドモンスター2』の口コミや気になる点は？

数多くのランニングシューズを履き比べてきた筆者ですが、クラウドモンスター2は上位に入る履き心地のよさです。

実際に履いている人たちの評価は、どのようなものなのでしょうか。

やはり独特なデザインや履き心地を気に入る人が多く、少し価格が高いと感じながらも満足の行く結果となっているようです。

ただ、サイズ感に関しては迷っている人も多いようなので、試し履きをしてから購入するようにしたほうが安心かもしれません。

オンのランニングシューズ『クラウドモンスター2』を検証してみた　まとめ

ファッション的にも注目を集めている、オンのクラウドモンスター2を履いてみましたが、見た目だけではない履き心地のよさを体験することができました。

ウォーキング時に感じた、クッション性を持ちながら反発性もある履き心地は、オンならではといえるでしょう。

日常使いするには少し値の張る靴ではありますが、「毎日足が疲れている」「散歩やランニングが趣味」という人は、買っても損がないシューズです。

1日の終わりに、足の疲れが格段に楽になっていて驚くはずですよ。

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[文・構成／UPDATE編集部]