ウーバーイーツの料金のしくみは?詳しい内訳・料金を抑えるコツも! サービス By - UPDATE編集部 更新:2021-07-28 ※写真はイメージ 『Uber Eats(ウーバーイーツ)』は、好きな場所からお店の料理を注文できる便利なサービスです。 2016年のサービス開始以降、加盟店は著しく増加しており、大手チェーン店から特定エリアの人気店・有名店までのあらゆるお店が、Uber Eatsの加盟店となっています。 しかし、「料金が高いのではないか」「ビジネスモデルがよく分からない」などの理由によって、Uber Eatsの利用をためらう人もいるでしょう。 Uber Eatsの料金のしくみと、お得に利用するコツを解説します。これからUber Eatsを利用しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。 目次 1. Uber Eatsにおける料金の内訳1.1. サービス料1.2. 配達手数料1.3. 少額注文における手数料1.4. チップ(任意)2. Uber Eatsの料金を決める要素2.1. 自宅からお店までの距離2.2. 配達員・対応しているお店の数2.3. 天候状況3. Uber Eatsの利用時にかかる料金を抑えるコツ3つ4. まとめ Uber Eatsにおける料金の内訳 Uber Eatsをはじめとしたフードデリバリーサービスでは、料理の代金以外に配達に関わるさまざまな料金を支払う必要があります。 そのため、お店に同じ料理を食べに行く場合と比較すると、フードデリバリーサービスを利用する場合のほうが、料金は割高になることが一般的です。 ※写真はイメージ ここからは、Uber Eatsの利用時にかかる4つの料金項目を解説します。 サービス料 サービス料とは、Uber Eatsのシステムを利用するに当たって発生する料金です。 Uber Eatsの加盟店は、Uber Eats側に登録手数料・サービス料を支払わなくてはなりません。そのため、料理代金にサービス料を上乗せし、お店に残る利益を調整します。 サービス料の相場・0円もしくは、料理代金×10% 一般的に、サービス料は料理代金の10%である場合がほとんどです。ただし、配達パートナーではなくお店のスタッフが料理を配達する場合などは、サービス料が0円であることも珍しくありません。 配達手数料 配達手数料は、配達パートナーの人件費です。Uber Eatsでは、注文が入ると配達パートナーとのマッチングが行われて、お店の近くにいる人が配達を担当します。 配達料手数料の金額は、お店の近くにいる配達パートナーの人数・お店から配達先の住所までの距離などによって変動するしくみです。 ※写真はイメージ 配達手数料の相場・50円〜550円程度 配達手数料がいくらかかるのかは、注文画面を見れば分かります。また、注文画面では配達手数料だけでなく、配達にかかる時間を把握することも可能です。 注文前に配達手数料を調べて、自身の許容できる料金であることを確認したうえで注文しましょう。 少額注文における手数料 Uber Eatsには、最低注文金額の設定がありません。しかし、700円未満の注文には、少額注文における手数料が発生します。 少額注文における手数料の相場・150円(700円未満の注文の場合に発生) 少額注文における手数料は、1円の注文でも699円の注文でも変わらず、一律に料金が適用されます。極端に単価の安い注文を複数回繰り返すと、無駄に手数料を支払うことになるため、注意しましょう。 チップ(任意) Uber Eatsでは、配達パートナーに対するお礼の気持ちとして、いくらかのチップを渡せます。 チップの支払いは任意であるため、渡す・渡さないは自由です。あくまでお礼の気持ちとして渡すものであることを前提に、渡す場合の金額を決定しましょう。 チップを渡す場合の相場・料金の10%〜15%程度 チップを渡す手段には、さまざまなパターンがあります。一般的には、注文完了後の『配達パートナーを応援する』の画面で、チップを支払います。 また、料理を受け取ってから30日以内であれば、支払いそびれたチップを後日支払うことが可能です。 Uber Eatsの料金を決める要素 ※写真はイメージ 日本におけるUber Eatsのサービス開始当時は、一律の配達手数料を採用していました。しかし、2021年7月現在では、お店や時間帯ごとに異なる配達手数料が適用される『変動制』へと改定されています。 改定後の配達手数料には、『ダイナミックプライシング』が導入されました。ダイナミックプライシングとは、需要と供給によって価格が変動するしくみです。 たとえば、ランチタイムやディナータイムは需要が増えることから、配達手数料は高くなります。ここからは、ダイナミックプライシングに関連する3項目を紹介します。 自宅からお店までの距離 Uber Eatsでは、お店から配達先までの距離が遠いほど、配達手数料が高くなる傾向です。 配達手数料を決定する要素は距離以外にもあるため一概にはいえないものの、近くのお店に注文を出したほうが配達手数料は安くなります。 ※写真はイメージ Uber Eatsの配達パートナーの報酬を決定する要素のなかには、配達距離に応じた『距離料金』が含まれます。 お店から配達先までの距離が遠い場合は、配達手数料を高くして配達パートナーの報酬に還元している状況です。 配達員・対応しているお店の数 都心部ではUber Eatsが普及しているものの、地方などではUber Eatsのサービスが開始したばかりの地域もあります。そのため、配達パートナーの少ない地域・多い地域がある状況です。 一般的に東京都内など配達パートナーの多い地域は、配達手数料が安く設定されています。 ※写真はイメージ 一方、配達パートナーの少ない地域やUber Eatsに対応しているお店の少ない地域では、配達手数料が都心部に比べて高く設定されている場合がほとんどです。 配達パートナーの少ない地域やUber Eatsに対応しているお店が少ない地域では、Uber Eatsを利用したい需要に対して供給が足りていません。そのため、ダイナミックプライシングに則り、配達手数料が高くなります。 天候状況 Uber Eatsの配達手数料は、天候状況によっても変動します。外出する人が少なくなる雨の日は注文が集中しやすいため、配達手数料が高く設定されます。 また、雨の日は活動を控える配達パートナーが増えることも、配達手数料が高くなる理由の一つです。 ※写真はイメージ Uber Eatsのお店一覧ページなどで、『ただいま利用できません』という旨のメッセージが表示される場合は、活動している配達パートナーが少ない状況といえます。 また、Uber Eatsの利用者が多く、お店側で調理が追いつかない場合などにも『ただいま利用できません』といったメッセージが表示されます。 Uber Eatsの利用時にかかる料金を抑えるコツ3つ Uber Eatsの料金を抑えるためには、いくつかのコツがあります。コツをうまく活用すれば、お得な料金で好きなお店の料理を注文することが可能です。 Uber Eatsの利用時にかかる料金を抑えるコツを3つ紹介します。 ・クーポンを活用する Uber Eatsには、初めて利用する人が対象の初回限定クーポン・2回目以降も利用できるお友達紹介クーポンなど、さまざまなクーポンがあります。 各クーポンの『プロモーションコード』をコピーして、アプリの『アカウント>プロモーション>コードを入力』に貼り付けると、割引を受けることが可能です。期間限定クーポンは、Uber Eatsの公式SNSで配布されることも多いため、アカウントをフォローしておくことをおすすめします。 ・自宅近辺のお店に注文する Uber Eatsのアプリでは、自宅近辺のお店を検索できます。自宅近辺のお店は一般的に配達手数料が安いため、料金を抑えることが可能です。 ・『Eatsパス』に登録する 『Eatsパス』とは、月額980円の定額料金を支払うと、税込1,200円以上の注文を行う際の配達手数料が無料になるサービスです。月に何度もUber Eatsを利用する人は、Eatsパスに登録すると、配達手数料を節約できます。 Uber Eatsを初めて使用する人には、特にクーポンを活用する方法がおすすめです。初回限定クーポンは割引金額が高いため、配達手数料などを気にせずに料理を楽しめるでしょう。 まとめ この記事では、Uber Eatsを初めて利用する人に向けて、料金のしくみやお得に利用するための裏技を解説しました。 Uber Eatsの利用時にかかる料金には、料理の代金だけでなく、サービス料・配達手数料・少額注文における手数料などが含まれます。配達手数料は、お店から配達先までの距離・天候状況などによって変動するしくみです。 Uber Eatsをお得に利用したい時は、SNSなどにて配布されるクーポンを使用したり、Eatsパスに登録したりする方法をおすすめします。 [文・構成/UPDATE編集部] 関連ワード Uber Eats この記事をシェアする Share Post LINE
『Uber Eats(ウーバーイーツ)』は、好きな場所からお店の料理を注文できる便利なサービスです。
2016年のサービス開始以降、加盟店は著しく増加しており、大手チェーン店から特定エリアの人気店・有名店までのあらゆるお店が、Uber Eatsの加盟店となっています。
しかし、「料金が高いのではないか」「ビジネスモデルがよく分からない」などの理由によって、Uber Eatsの利用をためらう人もいるでしょう。
Uber Eatsの料金のしくみと、お得に利用するコツを解説します。これからUber Eatsを利用しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
Uber Eatsにおける料金の内訳
Uber Eatsをはじめとしたフードデリバリーサービスでは、料理の代金以外に配達に関わるさまざまな料金を支払う必要があります。
そのため、お店に同じ料理を食べに行く場合と比較すると、フードデリバリーサービスを利用する場合のほうが、料金は割高になることが一般的です。
※写真はイメージ
ここからは、Uber Eatsの利用時にかかる4つの料金項目を解説します。
サービス料
サービス料とは、Uber Eatsのシステムを利用するに当たって発生する料金です。
Uber Eatsの加盟店は、Uber Eats側に登録手数料・サービス料を支払わなくてはなりません。そのため、料理代金にサービス料を上乗せし、お店に残る利益を調整します。
サービス料の相場
・0円もしくは、料理代金×10%
一般的に、サービス料は料理代金の10%である場合がほとんどです。ただし、配達パートナーではなくお店のスタッフが料理を配達する場合などは、サービス料が0円であることも珍しくありません。
配達手数料
配達手数料は、配達パートナーの人件費です。Uber Eatsでは、注文が入ると配達パートナーとのマッチングが行われて、お店の近くにいる人が配達を担当します。
配達料手数料の金額は、お店の近くにいる配達パートナーの人数・お店から配達先の住所までの距離などによって変動するしくみです。
※写真はイメージ
配達手数料の相場
・50円〜550円程度
配達手数料がいくらかかるのかは、注文画面を見れば分かります。また、注文画面では配達手数料だけでなく、配達にかかる時間を把握することも可能です。
注文前に配達手数料を調べて、自身の許容できる料金であることを確認したうえで注文しましょう。
少額注文における手数料
Uber Eatsには、最低注文金額の設定がありません。しかし、700円未満の注文には、少額注文における手数料が発生します。
少額注文における手数料の相場
・150円(700円未満の注文の場合に発生)
少額注文における手数料は、1円の注文でも699円の注文でも変わらず、一律に料金が適用されます。極端に単価の安い注文を複数回繰り返すと、無駄に手数料を支払うことになるため、注意しましょう。
チップ(任意)
Uber Eatsでは、配達パートナーに対するお礼の気持ちとして、いくらかのチップを渡せます。
チップの支払いは任意であるため、渡す・渡さないは自由です。あくまでお礼の気持ちとして渡すものであることを前提に、渡す場合の金額を決定しましょう。
チップを渡す場合の相場
・料金の10%〜15%程度
チップを渡す手段には、さまざまなパターンがあります。一般的には、注文完了後の『配達パートナーを応援する』の画面で、チップを支払います。
また、料理を受け取ってから30日以内であれば、支払いそびれたチップを後日支払うことが可能です。
Uber Eatsの料金を決める要素
※写真はイメージ
日本におけるUber Eatsのサービス開始当時は、一律の配達手数料を採用していました。しかし、2021年7月現在では、お店や時間帯ごとに異なる配達手数料が適用される『変動制』へと改定されています。
改定後の配達手数料には、『ダイナミックプライシング』が導入されました。ダイナミックプライシングとは、需要と供給によって価格が変動するしくみです。
たとえば、ランチタイムやディナータイムは需要が増えることから、配達手数料は高くなります。ここからは、ダイナミックプライシングに関連する3項目を紹介します。
自宅からお店までの距離
Uber Eatsでは、お店から配達先までの距離が遠いほど、配達手数料が高くなる傾向です。
配達手数料を決定する要素は距離以外にもあるため一概にはいえないものの、近くのお店に注文を出したほうが配達手数料は安くなります。
※写真はイメージ
Uber Eatsの配達パートナーの報酬を決定する要素のなかには、配達距離に応じた『距離料金』が含まれます。
お店から配達先までの距離が遠い場合は、配達手数料を高くして配達パートナーの報酬に還元している状況です。
配達員・対応しているお店の数
都心部ではUber Eatsが普及しているものの、地方などではUber Eatsのサービスが開始したばかりの地域もあります。そのため、配達パートナーの少ない地域・多い地域がある状況です。
一般的に東京都内など配達パートナーの多い地域は、配達手数料が安く設定されています。
※写真はイメージ
一方、配達パートナーの少ない地域やUber Eatsに対応しているお店の少ない地域では、配達手数料が都心部に比べて高く設定されている場合がほとんどです。
配達パートナーの少ない地域やUber Eatsに対応しているお店が少ない地域では、Uber Eatsを利用したい需要に対して供給が足りていません。そのため、ダイナミックプライシングに則り、配達手数料が高くなります。
天候状況
Uber Eatsの配達手数料は、天候状況によっても変動します。外出する人が少なくなる雨の日は注文が集中しやすいため、配達手数料が高く設定されます。
また、雨の日は活動を控える配達パートナーが増えることも、配達手数料が高くなる理由の一つです。
※写真はイメージ
Uber Eatsのお店一覧ページなどで、『ただいま利用できません』という旨のメッセージが表示される場合は、活動している配達パートナーが少ない状況といえます。
また、Uber Eatsの利用者が多く、お店側で調理が追いつかない場合などにも『ただいま利用できません』といったメッセージが表示されます。
Uber Eatsの利用時にかかる料金を抑えるコツ3つ
Uber Eatsの料金を抑えるためには、いくつかのコツがあります。コツをうまく活用すれば、お得な料金で好きなお店の料理を注文することが可能です。
Uber Eatsの利用時にかかる料金を抑えるコツを3つ紹介します。
・クーポンを活用する
Uber Eatsには、初めて利用する人が対象の初回限定クーポン・2回目以降も利用できるお友達紹介クーポンなど、さまざまなクーポンがあります。
各クーポンの『プロモーションコード』をコピーして、アプリの『アカウント>プロモーション>コードを入力』に貼り付けると、割引を受けることが可能です。期間限定クーポンは、Uber Eatsの公式SNSで配布されることも多いため、アカウントをフォローしておくことをおすすめします。
・自宅近辺のお店に注文する
Uber Eatsのアプリでは、自宅近辺のお店を検索できます。自宅近辺のお店は一般的に配達手数料が安いため、料金を抑えることが可能です。
・『Eatsパス』に登録する
『Eatsパス』とは、月額980円の定額料金を支払うと、税込1,200円以上の注文を行う際の配達手数料が無料になるサービスです。月に何度もUber Eatsを利用する人は、Eatsパスに登録すると、配達手数料を節約できます。
Uber Eatsを初めて使用する人には、特にクーポンを活用する方法がおすすめです。初回限定クーポンは割引金額が高いため、配達手数料などを気にせずに料理を楽しめるでしょう。
まとめ
この記事では、Uber Eatsを初めて利用する人に向けて、料金のしくみやお得に利用するための裏技を解説しました。
Uber Eatsの利用時にかかる料金には、料理の代金だけでなく、サービス料・配達手数料・少額注文における手数料などが含まれます。配達手数料は、お店から配達先までの距離・天候状況などによって変動するしくみです。
Uber Eatsをお得に利用したい時は、SNSなどにて配布されるクーポンを使用したり、Eatsパスに登録したりする方法をおすすめします。
[文・構成/UPDATE編集部]