書店員が本を選んでくれる『ブックカルテ』 忘れられない本との出会いがあるかも

サービス By - UPDATE編集部 更新:

コロナ禍で、おうち時間が増えたことにより、読書の需要が高まっています。

そんな中、「どの本を読めばいいのか分からない」「おすすめの本を誰かに選んでほしい」といった声が上がっているようです。

さまざまな書店員が本を選んでくれる、『ブックカルテ』というサービスをご紹介します。

ネット上で、書店員さんが本を選んでくれる!

2020年12月に開始された、株式会社リグネが提供する『ブックカルテ』は、『全国の書店員』と『本を読みたい人』をネット上でマッチングするサービスです。

ユーザーの読書傾向などを入力したカルテをもとに、書店員が約1万円分の本を選んでくれます

料金は、送料、選書料を含め、税込み12,500円

カルテをもとに、書店員が真剣に選んでくれるので、『売れている本』ではなく、『自分に合った本』と出会えますよ。

『ブックカルテ』の利用方法は?

まずは、本を選出してくれる書店員を選びます。

書店員を絞り込むため、小説、エッセイ、漫画、ラノベ、絵本などから、自分が読みたい種類の書籍分野を選択。

ブックカルテ スクリーンショット

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その後、選んだ分野の中から、読みたいジャンルを選択します。

ブックカルテ スクリーンショット

ブックカルテ スクリーンショット

ブックカルテ スクリーンショット

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ビジネス、哲学、日本史など細かいジャンルも選択することができますよ。

書籍分野とジャンルを選んだ後は、『気持ち』を選択。

ブックカルテ スクリーンショット

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ワクワク、ハラハラ、もやもやなど、本を読んでどんな気持ちになりたいのかが選べます。

大まかな分野を指定した後には、本を選出してくれる書店員を選択。

10名以上の書店員の中から、1人を選びます。

ブックカルテ スクリーンショット

ブックカルテ スクリーンショット

書店員にはそれぞれ、得意な分野や、詳しいジャンルがあるようです。

各書店員をタップすると、どんな分野に詳しいのか、また、どんな書店で働いているのかなど、詳しいプロフィールを見ることができますよ。

ブックカルテ スクリーンショット

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各書店員には、1か月間に対応できるユーザー数が決まっています。

人気の書店員は、予約が埋まってしまい、選択できないこともあるようです。

書店員を決めたら、カルテを入力

気になる書店員を決めたら、今度は本を選んでもらうためのカルテを入力。

カルテでは、『これまで読んだ本で印象に残っているものベスト10』や、『1か月間で読む冊数』などが問われます。

ブックカルテ スクリーンショット

ブックカルテ スクリーンショット

読書にまつわる質問以外にも、『これまでの人生で嬉しかったこと、苦しかったこと』『今悩んでいること、解決したいこと』など、プライベートな質問も。

ブックカルテ スクリーンショット

対面では話せないような、個人の内面を伝えることで、それぞれに合った本を書店員が見つけてくれるのです。

質問に回答した後は、お届け先住所やクレジットカードなどの個人情報を入力すれば、購入完了。

ブックカルテ スクリーンショット

ブックカルテ スクリーンショット

ブックカルテ スクリーンショット

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選書には、約1週間ほど時間がかかるのだとか。

選書が終わると、登録したメールアドレス宛に書店員からメッセージが送られてきます。

選書リストが送られてくるので、読んだことのある本が含まれていないかをチェック。

承認後、書籍を配送してもらいます。

選ばれた本が届くまでの時間もワクワクしそうです。

ギフトとして贈ることもできる!

『ブックカルテ』の『選書してもらう権利』をギフトとして贈ることも可能

ギフトを受け取った人は、ギフトコードを支払いの代わりに入力することで、約1万円分の本を書店員に選んでもらうことができるのです。

書店員の中には、絵本に詳しいスタッフもいます。

友達や家族へのプレゼントだけでなく、出産祝いとして『ブックカルテ』を贈っても喜ばれることでしょう

ブックカルテを実際に使ってみた人からは、このような声が上がっています。

・自分じゃなかなか見つけられない本がたくさん届きました。満足です!

・新たな発見があります!もっといろんな人に試してほしいサービス。

・読んだことのない作家の本がたくさん届きました。読むのが楽しみ。

・配送前に、お届けする本を教えてくれた。「リストの中に既読本がある」と伝えると、別の本に変えてくれました。全部読み終わったら、また選書してもらおうと思います!

一生忘れられない、大切な1冊が見つかるかもしれません。

自宅で過ごす時間が長いコロナ禍だからこそ、新たな本との出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。


[文・構成/UPDATE編集部]

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