「ちょっとの差だけど違いあり!」 ウワサの授業用えんぴつを試してみた結果

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近年、授業のスタイルはますます多様になり、ノートに書くだけでなく、ノートに書いた自分の考えをタブレットで撮影して提出したり、スクリーンに映し出したりする機会が増えてきました。

筆者の子の学校ではまだ「ノートをタブレットで撮って送信」といった場面はありませんが、普段使っている鉛筆の文字が少し薄く感じることがあり、気になっていたところに見つけたのが、三菱鉛筆の『uni タブレット授業えんぴつ』です。

実際に子供と使ってみた感想をレビューします。

『uni タブレット授業えんぴつ』商品概要

商品名:uni タブレット授業えんぴつ

硬度:2B

カラー:ブルー、ラベンダー、キャメル(グラデーション)

軸形状:六角軸、名前欄あり

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三菱鉛筆の『uni タブレット授業えんぴつ』は、タブレットを使った新しい学びの形に対応するために開発された鉛筆です。

黒鉛芯特有の反射を抑えた設計により、明るい教室でも文字がギラつかず読みやすいのが特長です。

同じ2Bでも従来品より濃く、はっきりとした文字が書けるため、筆圧が弱くてもノートにしっかりと文字を残せるのだそう。

本当に普通の鉛筆との違いがあるのか、実際に子供と一緒に試してみました!

『uni タブレット授業えんぴつ』を実際に検証してみた

①普通に文字を書く

まずは普段通りの力で書いてもらいました。

正直なところ、普通の2B鉛筆とそこまで大きな違いは感じられませんでした。

しかし、意識して力を少し入れて書いてもらうと、心なしか文字がぐっとくっきりした印象に。

とはいえ、「濃い」といわれればそうかもしれない…という程度で、あからさまに差が出るわけではない、というのが率直な感想でした。

②黒塗りして比較

次に、図や表の背景を塗りつぶしたり、絵を描いたりするシーンを想定して黒塗りしてみました。

条件を合わせるため、『uni タブレット授業えんぴつ』と、いつもの2Bの鉛筆、どちらも「もうこれ以上黒く塗れない」というところまでしっかり塗ってみました。

すると…肉眼ではっきりと違いが見えてきました!

普通の鉛筆だと、塗った部分が光を受けて白っぽく反射しているためか濃いグレーに見えるのに対し、『uni タブレット授業えんぴつ』は反射が少なく、面全体が均一な黒に見えます。

③ 光の入る場所でスマホで撮影してみる

黒塗り部分を、自然光の入る場所でスマホ撮影してみると、その差はさらに明確になりました。

従来の鉛筆は、光が当たった部分が反射して白く飛び、塗りつぶしの黒がさらに薄く見えてしまいます。

一方、『uni タブレット授業えんぴつ』は、光を当てても黒がしっかり残り、画面越しでも濃さが保たれたまま。

試しに紙を光に向けて傾けてみると、普通の鉛筆は銀色にキラキラと輝きますが、『uni タブレット授業えんぴつ』は明るさが少し変わる程度で、ギラつきはほとんどありませんでした。

④消しやすさを検証

濃く書ける鉛筆は「消しにくいのでは」という疑問があったので、実際に消しゴムで試してみました。

結果は意外にもスッと消えてくれて、消す時の引っかかりや紙の黒ずみもほとんどなく、濃いからといって特別な力が必要になることもありません。

ただし、普通の鉛筆と同じで、強く書いた文字や長く置いておいた文字は、消したあとにうっすら跡が残ります。

とはいえ、日常のノート利用では問題にならないレベルです。

子供も喜ぶちょっとした工夫も

意外とうれしかったのが、軸に「なまえ欄」が印刷されていること。

学用品は名前を書くのが鉄則ですが、最初から書くスペースがあるのは本当に助かります。

また、カラーはブルー・ラベンダー・キャメルを基調とした3色展開。

どれも淡いグラデーションがかかっていて、大人が見てもおしゃれな印象です。

息子も「今日はこれ!」と気分に合わせて選びながら、ちょっとワクワクした表情で使っています。

比べないと分からないけど、使うと安心できる鉛筆

実際に『uni タブレット授業えんぴつ』を使ってみたところ、普通に書く時の濃さはそこまで大きな違いは感じませんでした。

ただ、黒塗りしたりスマホで撮影したりすると、違いがはっきり分かりました。

比べないと気付きにくいかもしれませんが、いつもの鉛筆をこの一本に変えるだけで、文字が読みやすくなったり、光の反射が気にならなくなるのは大きなメリットです。

濃くても消しやすく、名前欄やカラー展開など、使いやすい工夫がされているのもポイント。

劇的な違いはないけれど、小さなストレスを感じにくく、安心して使える鉛筆だと思います。

タブレットでノートを撮影する授業がある人や、文字の薄さが気になる人、鉛筆で絵を書くことが多い人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

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[文・構成/UPDATE編集部]

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