靴の形に影響を受けにくい柔らかなインソールの使い道 窮屈な革靴にはおすすめかも ファッション By - プラム 更新:2024-12-24 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 靴の付属品として、当たり前すぎて気にしていない人も多いインソール。大抵の靴には元から入っており、履き心地をよくする働きがあります。 とはいえ、最初から入っているインソールは「とりあえず入っているもの」という製品が多く、それほど性能はよくありません。 そこで、価格も手頃ながら評価も悪くないインソールに交換し、性能を検証してみます。 果たしてどれほど履き心地に違いが出るのでしょうか。 目次 1. ドクターショールのインソールを試してみると… 「ゼリーを踏んでるみたい」1.1. ドクターショールのジェルアクティブ:クッション性1.2. ドクターショールのジェルアクティブ:サイズ感1.3. ドクターショールのジェルアクティブ:気になる点1.4. ドクターショールのジェルアクティブ:口コミは?2. ドクターショールのジェルアクティブは使いやすい? まとめ ドクターショールのインソールを試してみると… 「ゼリーを踏んでるみたい」 筆者が目を付けたインソールがこちら。『Dr.Scholl(以下、ドクターショール)』の『Gelactiv エブリデイ(以下、ジェルアクティブ)』です。 Amazonで見る 楽天市場で見る ドクターショールは、110年以上の長い歴史を持つ、アメリカで誕生したフットケア専門のブランド。インソール以外にも、消臭剤や足裏のケア用品などが有名です。 その中でジェルアクティブを選んだのは、1000円台で買えてしまうお手頃価格なことと、インソールを使用してない時と比べて2倍のクッション性があるという点に惹かれて…。 どれほどのクッション性があるのかを楽しみにしながら、ジェルアクティブを取り出してみました。 フニャフニャでプルプル つま先やカカトなど、衝撃のかかる部分だけ柔らかいのかと思っていましたが、ジェルアクティブは全体的に柔らかくフニャフニャ。 指で押してみた感覚は、おでこに貼る吸熱剤や厚みのある湿布のような感触です。 ゼリーのようにかなり柔らかいので、これはクッション性も期待できるかもしれません! ドクターショールのジェルアクティブ:クッション性 早速、通常の状態だと履き心地の悪い、愛用している革のブーツに入れてみます。 足を入れてみると、グニグニとした感触。それなりに柔らかさは感じます。 とりあえず、1万歩ほど歩いてみましたが、確かにクッション性はあり足の疲れは軽減されました。 とはいえ、「付属のインソールと大きく変わるのか?」といわれると疑問が残ります。 筆者の正直な意見としては「付属のものよりいいけど、交換してまでこれを選ぶ必要はなさそう」といったところでしょう。 スニーカーにも入れてみましたが、それほど変わらず 柔らかく靴の形に干渉しにくいため、元からインソールのない革靴に入れるなら、ありだと思います。 ドクターショールのジェルアクティブ:サイズ感 ジェルアクティブは、22.5cm~26cmまで対応しているSと25.5cm~29.5cmまで対応しているMの2種類のサイズ展開。 足のサイズが26.5cmの筆者は、Mを購入しました。 そのため、自分でインソールをカットしなければいけません。 インソールの裏にガイドラインがあるので切りやすいのですが、線の表記が数字ではなくアルファベット表記のため、ケース裏の表を見ながら調整しましょう。 ドクターショールのジェルアクティブ:気になる点 ジェルアクティブを使ってみて、気になった点は2点です。 まず1点目は、柔らかくゼリーのような素材のため、靴に入れにくいこと。 ジェルアクティブは裏側もゼリー状のため、靴の中で滑ることはありません。 それ自体はプラスなのですが、全体的に柔らかいため靴の奥まで入れにくく、滑らせることもできないので、かなりテクニックが必要になるでしょう。 柔らかすぎて入れにくい もう1点は、ジェルアクティブが柔らかいため、安定感が低いことです。 先述したように、ジェルアクティブの裏側はグリップ力が強く、靴の中でインソールがずれることはそれほどありません。 ただ、ジェルアクティブ自体が柔らかいため、体重をかけたほうに形状が変化します。足も一緒に動いてしまうので、安定感は低いといえるでしょう。 普通に歩いている分にはそれほど気にならないのですが、坂道を下る時などに前に足がずれる感覚がありました。 ドクターショールのジェルアクティブ:口コミは? ジェルアクティブを実際に使用している人たちからは、どのような声があがっているのでしょうか。 ネット上の口コミを調べてみました。 ・適度なクッション性で、歩く時の負荷が軽減された。 ・足が痛くなるのでコレに替えたら、歩きやすくなった。 ・屈曲性の邪魔にならない。 ・地面の感覚が分かりやすい。 ほとんど評価は高かったものの、筆者と同じように「靴の中でずれるのが気になる」という人も少なくないようです。 ドクターショールのジェルアクティブは使いやすい? まとめ ドクターショールのジェルアクティブを検証してみました。 全体がゼリー状で柔らかく、今までにない履き心地で足の疲れも軽減されたように感じます。 ただ、それほどクッション性が大きく変わるという感じもなく、靴に入れにくかったり、安定感が低かったりと気になる部分も少なからずありました。 同じメーカーのインソールなら、『ヘビーデューティ』のほうがクッション性も歩きやすさもハッキリと違いが分かるでしょう。 クッション性も土踏まずのサポートも強いためおすすめです。 Amazonで見る また、同じような価格帯で選ぶなら、ニューバランスの『サポーティブリバウンドインソール』もいいでしょう。 定番の一品ですが、間違いがありません。 Amazonで見る 楽天市場で見る 立ち仕事でも、歩き回る仕事でも、インソールを替えるだけで、かなり足の疲れが軽減されることがあります。 「インソールなんてどれも一緒」と思わず、自分に合ったものに替えてみてくださいね。歩きやすさに感動してしまうこと請け合いですよ。 [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード インソールシューズ検証 この記事をシェアする Share Post LINE
靴の付属品として、当たり前すぎて気にしていない人も多いインソール。大抵の靴には元から入っており、履き心地をよくする働きがあります。
とはいえ、最初から入っているインソールは「とりあえず入っているもの」という製品が多く、それほど性能はよくありません。
そこで、価格も手頃ながら評価も悪くないインソールに交換し、性能を検証してみます。
果たしてどれほど履き心地に違いが出るのでしょうか。
ドクターショールのインソールを試してみると… 「ゼリーを踏んでるみたい」
筆者が目を付けたインソールがこちら。『Dr.Scholl(以下、ドクターショール)』の『Gelactiv エブリデイ(以下、ジェルアクティブ)』です。
Amazonで見る
楽天市場で見る
ドクターショールは、110年以上の長い歴史を持つ、アメリカで誕生したフットケア専門のブランド。インソール以外にも、消臭剤や足裏のケア用品などが有名です。
その中でジェルアクティブを選んだのは、1000円台で買えてしまうお手頃価格なことと、インソールを使用してない時と比べて2倍のクッション性があるという点に惹かれて…。
どれほどのクッション性があるのかを楽しみにしながら、ジェルアクティブを取り出してみました。
フニャフニャでプルプル
つま先やカカトなど、衝撃のかかる部分だけ柔らかいのかと思っていましたが、ジェルアクティブは全体的に柔らかくフニャフニャ。
指で押してみた感覚は、おでこに貼る吸熱剤や厚みのある湿布のような感触です。
ゼリーのようにかなり柔らかいので、これはクッション性も期待できるかもしれません!
ドクターショールのジェルアクティブ:クッション性
早速、通常の状態だと履き心地の悪い、愛用している革のブーツに入れてみます。
足を入れてみると、グニグニとした感触。それなりに柔らかさは感じます。
とりあえず、1万歩ほど歩いてみましたが、確かにクッション性はあり足の疲れは軽減されました。
とはいえ、「付属のインソールと大きく変わるのか?」といわれると疑問が残ります。
筆者の正直な意見としては「付属のものよりいいけど、交換してまでこれを選ぶ必要はなさそう」といったところでしょう。
スニーカーにも入れてみましたが、それほど変わらず
柔らかく靴の形に干渉しにくいため、元からインソールのない革靴に入れるなら、ありだと思います。
ドクターショールのジェルアクティブ:サイズ感
ジェルアクティブは、22.5cm~26cmまで対応しているSと25.5cm~29.5cmまで対応しているMの2種類のサイズ展開。
足のサイズが26.5cmの筆者は、Mを購入しました。
そのため、自分でインソールをカットしなければいけません。
インソールの裏にガイドラインがあるので切りやすいのですが、線の表記が数字ではなくアルファベット表記のため、ケース裏の表を見ながら調整しましょう。
ドクターショールのジェルアクティブ:気になる点
ジェルアクティブを使ってみて、気になった点は2点です。
まず1点目は、柔らかくゼリーのような素材のため、靴に入れにくいこと。
ジェルアクティブは裏側もゼリー状のため、靴の中で滑ることはありません。
それ自体はプラスなのですが、全体的に柔らかいため靴の奥まで入れにくく、滑らせることもできないので、かなりテクニックが必要になるでしょう。
柔らかすぎて入れにくい
もう1点は、ジェルアクティブが柔らかいため、安定感が低いことです。
先述したように、ジェルアクティブの裏側はグリップ力が強く、靴の中でインソールがずれることはそれほどありません。
ただ、ジェルアクティブ自体が柔らかいため、体重をかけたほうに形状が変化します。足も一緒に動いてしまうので、安定感は低いといえるでしょう。
普通に歩いている分にはそれほど気にならないのですが、坂道を下る時などに前に足がずれる感覚がありました。
ドクターショールのジェルアクティブ:口コミは?
ジェルアクティブを実際に使用している人たちからは、どのような声があがっているのでしょうか。
ネット上の口コミを調べてみました。
・適度なクッション性で、歩く時の負荷が軽減された。
・足が痛くなるのでコレに替えたら、歩きやすくなった。
・屈曲性の邪魔にならない。
・地面の感覚が分かりやすい。
ほとんど評価は高かったものの、筆者と同じように「靴の中でずれるのが気になる」という人も少なくないようです。
ドクターショールのジェルアクティブは使いやすい? まとめ
ドクターショールのジェルアクティブを検証してみました。
全体がゼリー状で柔らかく、今までにない履き心地で足の疲れも軽減されたように感じます。
ただ、それほどクッション性が大きく変わるという感じもなく、靴に入れにくかったり、安定感が低かったりと気になる部分も少なからずありました。
同じメーカーのインソールなら、『ヘビーデューティ』のほうがクッション性も歩きやすさもハッキリと違いが分かるでしょう。
クッション性も土踏まずのサポートも強いためおすすめです。
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また、同じような価格帯で選ぶなら、ニューバランスの『サポーティブリバウンドインソール』もいいでしょう。
定番の一品ですが、間違いがありません。
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立ち仕事でも、歩き回る仕事でも、インソールを替えるだけで、かなり足の疲れが軽減されることがあります。
「インソールなんてどれも一緒」と思わず、自分に合ったものに替えてみてくださいね。歩きやすさに感動してしまうこと請け合いですよ。
[文・構成/UPDATE編集部]