「リバースウィーブって本当に縮まないの?」 チャンピオンの名作スウェットを洗濯した結果…

ファッション By - プラム 更新:

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スウェットやフーディーで高い人気を誇るアメリカ発の老舗スポーツウェアメーカー『Champion(チャンピオン)』。

スポーツや部屋着、タウンユースなど使える幅の広い商品が多く、長年愛されているメーカーです。

中でも独自製法の『リバースウィーブ』は型崩れしにくく、縦縮みしにくいのだとか…。

筆者的には「本当に縮まないの?洗濯をしたら縮むでしょ?」と半信半疑だったので、普通に着て5回ほど洗濯をしてみました。

ウワサの真相を確かめてみましょう。

リバースウィーブは縮まない? 実際に着て5回洗濯してみた!

検証に使ったのは、『S101 リバースウィーブ プルオーバー フードスウェット(以下、S101フーディー)』と『リバースウィーブ スウェットパンツ(以下、リバースパンツ)』です。

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どちらも「これ以上ないほど着心地がいい」「洗濯しても縮まず、長く着て風合いの変化も楽しめる」と、人気の高い『リバースウィーブ製法』で作られたウェアです。

リバースウィーブ製法についてもザックリと説明しておきましょう。

通常のスウェットは、縦方向に生地が織られているため、何度も洗濯を繰り返すと縦縮みするという問題がありました。

そこで、縦方向に生地を織るところを横方向に織ることで、縦縮みを軽減させたのがリバースウィーブ製法。

縦縮みの問題が軽減されたことで、耐久性も上がり、長年の使用にも耐えうる名作が誕生したのです。

リバースウィーブが縦方向の縮みに強いことは分かりましたが、ウールやコットンなどのウェアを洗濯すると、数cm縮むというのは当たり前のこと。

まったく変化がないということはないでしょう。

新品の状態と、5回洗濯した後の縦方向の縮み具合を比べてみました。

リバースウィーブの縦方向の縮み具合は? それぞれを計測してみると…

ちなみに、上下ともにXLサイズを使用。まずは新品の状態で縦方向の計測を行います。

S101フーディーは着丈と袖の長さを計測。

着丈は前身ごろが64.5cm、後ろ身ごろが66.5cm、袖は65cmあります。

リバースパンツは腰下から足首までと、横方向ですが足首の太さも計測しました。

縦方向が93.5cm、横方向が17cmという結果です。

その後、普段着に使い、5回洗濯をした後の縮み具合を計ってみると…。

S101フーディーの着丈と袖の長さがこちら。

前身ごろが63.5cm、後ろ身ごろが64.5cmで1、2cmの縮みが見られました。

袖は63cmと2cm程の縮み。

普通に縮んでるじゃん!

計測結果

前身ごろ:64.5cm→63.5cm

後ろ身ごろ:66.5cm→64.5cm

袖の長さ:65cm→63cm

スウェットとしては小さな縮みな気もしますが、意外な結果に…。気を取り直してリバースパンツを計測してみます。

縦方向は93.5cmで、横方向が15.5cmという結果に!

計測結果

縦方向:93.5cm→93.5cm

横方向:17cm→15.5cm

さすがに横方向は縮んでしまいましたが、縦方向に縮みは見られませんでした。

これこれ、この結果が欲しかった!

と、喜んでしまった筆者ですが、総評としては「縮まないものもあれば、縮むものもある」といったところ。

縮みに強いということは言えそうですが、まったく縮まないということはないので、注意は必要でしょう。

リバースウィーブは縮まない? 検証まとめ

縦縮みに強いとウワサのリバースウィーブを普通に洗濯して、実際にどれほど縮むのかを検証してみました。

それぞれ、1、2cm程度の縮みで、何度も適当に洗濯をしたわりには変化が少ないように感じます。

リバースパンツにいたってはまったく縮みが見られなかったので、かなり優秀と言えるでしょう。

ちなみに、両ウェアともにめちゃくちゃ生地が分厚く、かなり頑丈な作りなので、間違いなく長年着ることができます。

着心地もかなりいいので、長年愛用できるウェアが欲しいという人は、ぜひリバースウィーブを試してみてくださいね。

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[文・構成/UPDATE編集部]

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