バーチャル旅行とは?参加方法から4つのおすすめサイトまで サービス By - UPDATE編集部 更新:2021-10-27 ※写真はイメージ 新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で遠方への外出が難しくなった近年、疑似旅行を体験できる『バーチャル旅行』が注目されています。バーチャル旅行という言葉を見聞きしたことはあるものの、詳細について知らない人は多いのではないでしょうか。 当記事では、バーチャル旅行の概要やメリットなどを紹介します。 目次 1. バーチャル旅行とは ?1.1. バーチャル旅行のメリット2. バーチャル旅行の参加方法|準備するべきもの2.1. バーチャル旅行の注意点3. おすすめのバーチャル旅行サイト4選3.1. HIS3.2. JTB3.3. Airbnb(エアビーアンドビー)3.4. aini4. まとめ バーチャル旅行とは ? ※写真はイメージ バーチャル旅行とは、パソコンやスマートフォンを使い、ライブ中継や360°の静止画などで仮想的に旅行気分を味わえるサービスです。近年では、VR技術の発達やコロナウイルスなどの影響で、バーチャル旅行が浸透し始めています。 ネットを介して現地の人と交流できるライブ配信や、所定の期間内は何度も見返せるアーカイブ視聴など、バーチャル旅行の種類はさまざまです。 バーチャル旅行のメリット ※写真はイメージ バーチャル旅行には、通常の旅行にはないメリットがあります。バーチャル旅行の主なメリットは以下の2点です。 ■お手軽に旅行気分を味わえる バーチャル旅行は、通常の旅行と異なり、移動手段やホテルの手配をする必要がありません。1回の旅行で発生する時間的、金銭的な負担がほとんどないため、費用を抑えつつ手軽に疑似旅行を体験できます。 休日が少なく遠方への旅行が難しい人や、子育てが忙しく時間の確保が難しい人でも、自宅からバーチャル旅行を楽しむことができますよ。 ■現地の詳しい情報を知れる あまり知られていない現地の情報を得られることも、バーチャル旅行のメリットです。名産品の生産者から話を聞きながら取り寄せたグルメを楽しめるほか、歴史家のガイドから話を聞きながら現存しない遺跡の観光体験するなどが可能です。 バーチャル旅行は、実際に旅行をする時の情報収集ツールとして活用されることもあります。人気レストランの混雑具合や、街の雰囲気、治安などの情報を現地のガイドに質問しておけば、実際に旅行をする時も計画が立てやすくなるでしょう。すでに興味のある国や地域がある場合は、先にバーチャル旅行から体験することをおすすめします。 バーチャル旅行の参加方法|準備するべきもの バーチャル旅行に参加する際には、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの通信機器と、安定したインターネット環境が必要です。インターネット接続が不安定だと、途中で映像や音声が途切れるなどのトラブルにつながってしまうため、安定したWi-Fiや有線LANなどを利用しましょう。 ※写真はイメージ 通信機器をテレビに接続し、大画面でバーチャル旅行を体験することもおすすめです。大画面で視聴すれば臨場感が増し、バーチャル旅行をより楽しむことができます。テレビと接続する場合は専用のアダプタなどが必要となることもあるため、事前の確認が必要です。 バーチャル旅行の参加方法は以下のとおりです。 ・申し込み 旅行会社のサイトなどからバーチャル旅行のプランを選び、申し込みをします。クレジットカードや銀行振込など、指定の決済方法に従って入金する流れです。 ・アプリのダウンロード 指定のビデオ通話アプリがある場合は、事前にダウンロードしておきます。初めて使うアプリの場合は、当日になって慌てないよう使い方を事前に確認しておきましょう。 ・指定のURLにアクセス 開始日時になったら、共有されたURLにアクセスします。場合によってはマイクやビデオのオン・オフを指定されることがあるため、指示に従いましょう。 ・バーチャル旅行を楽しむ 時間内でバーチャル旅行を楽しみます。終了したら、アプリからログアウトします。 バーチャル旅行の注意点 ※写真はイメージ バーチャル旅行には特有の注意点があります。通常の旅行にはない注意点もあるため、初めてバーチャル旅行に参加する際は事前に確認しておきましょう。 バーチャル旅行の主な注意点は以下の2つです。 ■スクショは禁止されていることが多い バーチャル旅行中のスクリーンショットは、基本的に禁止されていることが多いです。著作権の問題もあり、動画や画像の配信、二次利用も禁止されていることがあります。スクリーンショットや写真を撮りたい場合は、必ずホストやほかのゲストの許可を取るようにしましょう。ホストによっては写真撮影OKの時間帯を設けている場合もあります。 ■キャンセル料金が発生する バーチャル旅行であっても、通常の旅行と同じくキャンセル料がかかる場合があります。インターネット環境が原因でうまく映像が見られなかったり、予約の日時を忘れていたりなど、利用者に原因がある場合は返金されません。バーチャル旅行は移動が不要であるため、予約の日時などは忘れずにメモすることが重要です。 おすすめのバーチャル旅行サイト4選 バーチャル旅行は現在も広がりを見せており、すでに多くの企業がバーチャル旅行を実施しています。海外旅行に特化したツアーを実施する企業もあれば、一風変わったツアーを実施する企業もあるなど、特徴はさまざまです。 ここでは、おすすめのバーチャル旅行サイトを4つ紹介します。 HIS HISオンライン体験旅行 スクリーンショット 『HIS』はバーチャル旅行をいち早く取り入れた企業で、1,000種類以上のバーチャル旅行プランを取り扱っています。国内、海外ともに種類が豊富なことが特徴です。 インドの占い師によるオンライン占星術や、親子参加で著名人と直接交流できるプランなど、バラエティ豊かなラインナップが開催されています。旅行テーマごとにプランを検索でき、スタディツアーや社会科見学などの学習系、エクササイズなどの美容系など、目的に合わせたバーチャル旅行を選ぶことが可能です。 JTB JTBオンラインツアー・セミナー おうちで旅体験 スクリーンショット 『JTB』のバーチャル旅行プランは約60種類あり、海外旅行を中心にプランが充実。大手旅行会社ならではのオーダーメイドや貸切利用のプランもそろえています。 価格帯は幅広く、まずは無料で、簡単に楽しみたい人向けのプランもあれば、高価格でしっかりと楽しみたい人向けのプランも充実している傾向です。無料のオンラインセミナーでは、街の特徴やおすすめの過ごし方などを知ることができ、実際に行く旅行先選びの参考として活用できます。 Airbnb(エアビーアンドビー) Airbnb スクリーンショット 民泊で有名な『Airbnb』は、 世界各国の文化体験を主軸にしたバーチャル旅行プランを取り扱っています。アートや歴史、音楽や社会貢献などのジャンルで検索が可能です。 また、アクセシビリティに配慮したプランも展開されています。座ったまま楽しめるヨガや瞑想体験、パラリンピック選手から学ぶ思考法など、ユニークなプランが特徴です。 aini aini スクリーンショット 『aini(アイニ)』は『誰かの夢中や偏愛』をテーマに、誰でもホストとしてプログラムを提供できるツールです。参加者はゲストとして、ホストの提供するプランをオンラインで体験できます。 オンラインで東京の街を案内するプランや、ホストとともに特定の国について話すプランなど、ツアーの種類は豊富です。ワークショップも多く、事前に送付される材料などを使った体験が多いことは、ainiの特徴です。 それぞれの旅行サイトによって特徴が異なるため、詳細をよく確認してバーチャル旅行の申し込みをしましょう。 まとめ バーチャル旅行は、パソコンやスマートフォンなどの通信機器とインターネット環境があれば、いつでも擬似旅行を体験できるサービスです。コロナウイルスの影響から外出が難しい近年でも、バーチャル旅行では場所を選ばずに非日常を体験できます。休日のアクティビティや、子供のオンライン社会科見学などにもおすすめです。 「これからバーチャル旅行をしたい」と考えている人は、バーチャル旅行の注意点や各旅行サイトの特色を踏まえたうえで、自身に合った旅行プランを選びましょう。 [文・構成/UPDATE編集部] この記事をシェアする Share Post LINE
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で遠方への外出が難しくなった近年、疑似旅行を体験できる『バーチャル旅行』が注目されています。
バーチャル旅行という言葉を見聞きしたことはあるものの、詳細について知らない人は多いのではないでしょうか。
当記事では、バーチャル旅行の概要やメリットなどを紹介します。
バーチャル旅行とは ?
※写真はイメージ
バーチャル旅行とは、パソコンやスマートフォンを使い、ライブ中継や360°の静止画などで仮想的に旅行気分を味わえるサービスです。
近年では、VR技術の発達やコロナウイルスなどの影響で、バーチャル旅行が浸透し始めています。
ネットを介して現地の人と交流できるライブ配信や、所定の期間内は何度も見返せるアーカイブ視聴など、バーチャル旅行の種類はさまざまです。
バーチャル旅行のメリット
※写真はイメージ
バーチャル旅行には、通常の旅行にはないメリットがあります。バーチャル旅行の主なメリットは以下の2点です。
■お手軽に旅行気分を味わえる
バーチャル旅行は、通常の旅行と異なり、移動手段やホテルの手配をする必要がありません。
1回の旅行で発生する時間的、金銭的な負担がほとんどないため、費用を抑えつつ手軽に疑似旅行を体験できます。
休日が少なく遠方への旅行が難しい人や、子育てが忙しく時間の確保が難しい人でも、自宅からバーチャル旅行を楽しむことができますよ。
■現地の詳しい情報を知れる
あまり知られていない現地の情報を得られることも、バーチャル旅行のメリットです。
名産品の生産者から話を聞きながら取り寄せたグルメを楽しめるほか、歴史家のガイドから話を聞きながら現存しない遺跡の観光体験するなどが可能です。
バーチャル旅行は、実際に旅行をする時の情報収集ツールとして活用されることもあります。
人気レストランの混雑具合や、街の雰囲気、治安などの情報を現地のガイドに質問しておけば、実際に旅行をする時も計画が立てやすくなるでしょう。
すでに興味のある国や地域がある場合は、先にバーチャル旅行から体験することをおすすめします。
バーチャル旅行の参加方法|準備するべきもの
バーチャル旅行に参加する際には、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの通信機器と、安定したインターネット環境が必要です。
インターネット接続が不安定だと、途中で映像や音声が途切れるなどのトラブルにつながってしまうため、安定したWi-Fiや有線LANなどを利用しましょう。
※写真はイメージ
通信機器をテレビに接続し、大画面でバーチャル旅行を体験することもおすすめです。
大画面で視聴すれば臨場感が増し、バーチャル旅行をより楽しむことができます。テレビと接続する場合は専用のアダプタなどが必要となることもあるため、事前の確認が必要です。
バーチャル旅行の参加方法は以下のとおりです。
・申し込み
旅行会社のサイトなどからバーチャル旅行のプランを選び、申し込みをします。クレジットカードや銀行振込など、指定の決済方法に従って入金する流れです。
・アプリのダウンロード
指定のビデオ通話アプリがある場合は、事前にダウンロードしておきます。初めて使うアプリの場合は、当日になって慌てないよう使い方を事前に確認しておきましょう。
・指定のURLにアクセス
開始日時になったら、共有されたURLにアクセスします。場合によってはマイクやビデオのオン・オフを指定されることがあるため、指示に従いましょう。
・バーチャル旅行を楽しむ
時間内でバーチャル旅行を楽しみます。終了したら、アプリからログアウトします。
バーチャル旅行の注意点
※写真はイメージ
バーチャル旅行には特有の注意点があります。通常の旅行にはない注意点もあるため、初めてバーチャル旅行に参加する際は事前に確認しておきましょう。
バーチャル旅行の主な注意点は以下の2つです。
■スクショは禁止されていることが多い
バーチャル旅行中のスクリーンショットは、基本的に禁止されていることが多いです。
著作権の問題もあり、動画や画像の配信、二次利用も禁止されていることがあります。
スクリーンショットや写真を撮りたい場合は、必ずホストやほかのゲストの許可を取るようにしましょう。ホストによっては写真撮影OKの時間帯を設けている場合もあります。
■キャンセル料金が発生する
バーチャル旅行であっても、通常の旅行と同じくキャンセル料がかかる場合があります。
インターネット環境が原因でうまく映像が見られなかったり、予約の日時を忘れていたりなど、利用者に原因がある場合は返金されません。
バーチャル旅行は移動が不要であるため、予約の日時などは忘れずにメモすることが重要です。
おすすめのバーチャル旅行サイト4選
バーチャル旅行は現在も広がりを見せており、すでに多くの企業がバーチャル旅行を実施しています。
海外旅行に特化したツアーを実施する企業もあれば、一風変わったツアーを実施する企業もあるなど、特徴はさまざまです。
ここでは、おすすめのバーチャル旅行サイトを4つ紹介します。
HIS
HISオンライン体験旅行 スクリーンショット
『HIS』はバーチャル旅行をいち早く取り入れた企業で、1,000種類以上のバーチャル旅行プランを取り扱っています。国内、海外ともに種類が豊富なことが特徴です。
インドの占い師によるオンライン占星術や、親子参加で著名人と直接交流できるプランなど、バラエティ豊かなラインナップが開催されています。
旅行テーマごとにプランを検索でき、スタディツアーや社会科見学などの学習系、エクササイズなどの美容系など、目的に合わせたバーチャル旅行を選ぶことが可能です。
JTB
JTBオンラインツアー・セミナー おうちで旅体験 スクリーンショット
『JTB』のバーチャル旅行プランは約60種類あり、海外旅行を中心にプランが充実。大手旅行会社ならではのオーダーメイドや貸切利用のプランもそろえています。
価格帯は幅広く、まずは無料で、簡単に楽しみたい人向けのプランもあれば、高価格でしっかりと楽しみたい人向けのプランも充実している傾向です。
無料のオンラインセミナーでは、街の特徴やおすすめの過ごし方などを知ることができ、実際に行く旅行先選びの参考として活用できます。
Airbnb(エアビーアンドビー)
Airbnb スクリーンショット
民泊で有名な『Airbnb』は、 世界各国の文化体験を主軸にしたバーチャル旅行プランを取り扱っています。アートや歴史、音楽や社会貢献などのジャンルで検索が可能です。
また、アクセシビリティに配慮したプランも展開されています。座ったまま楽しめるヨガや瞑想体験、パラリンピック選手から学ぶ思考法など、ユニークなプランが特徴です。
aini
aini スクリーンショット
『aini(アイニ)』は『誰かの夢中や偏愛』をテーマに、誰でもホストとしてプログラムを提供できるツールです。
参加者はゲストとして、ホストの提供するプランをオンラインで体験できます。
オンラインで東京の街を案内するプランや、ホストとともに特定の国について話すプランなど、ツアーの種類は豊富です。
ワークショップも多く、事前に送付される材料などを使った体験が多いことは、ainiの特徴です。
それぞれの旅行サイトによって特徴が異なるため、詳細をよく確認してバーチャル旅行の申し込みをしましょう。
まとめ
バーチャル旅行は、パソコンやスマートフォンなどの通信機器とインターネット環境があれば、いつでも擬似旅行を体験できるサービスです。
コロナウイルスの影響から外出が難しい近年でも、バーチャル旅行では場所を選ばずに非日常を体験できます。
休日のアクティビティや、子供のオンライン社会科見学などにもおすすめです。
「これからバーチャル旅行をしたい」と考えている人は、バーチャル旅行の注意点や各旅行サイトの特色を踏まえたうえで、自身に合った旅行プランを選びましょう。
[文・構成/UPDATE編集部]