Zoom会議を録画する方法 無料版の特徴や注意点も解説 サービス By - UPDATE編集部 更新:2021-08-17 ※写真はイメージ Zoom会議を行っている時、会議内容を後で見直したいと考える人は一定数いるのではないでしょうか。Zoomの録画機能を使用すると、Zoom会議の内容を動画として録画保存することができます。 Zoom会議を録画する時は、Zoom会議の録画方法をあらかじめ知っておくことが重要です。 当記事では、Zoom会議を録画する方法について解説します。端末ごとの録画方法と録画した動画の視聴・共有方法、録画する場合の注意点なども解説するため、Zoom会議を録画したい人はぜひチェックしてみてください。 目次 1. Zoomの録画機能とは1.1. 無料版と有料版の違い2. Zoom会議の録画方法2.1. パソコンで録画をする方法2.2. スマホで録画をする方法3. 録画したZoom会議の動画を視聴・共有する方法4. Zoom会議を録画する場合の注意点4.1. 無断録画は避ける4.2. 録画ミスに注意する4.3. スマホで録画する場合は充電しておく5. まとめ Zoomの録画機能とは ※写真はイメージ Zoomの録画機能とは、Zoom会議の画面と音声を動画として録画し、保存できる機能のことです。Zoomの録画機能は標準機能として搭載されており、以下のような使い方ができます。 ・動画による議事録の作成 録画した動画をそのまま議事録として使用できます。動画による議事録は紙媒体の議事録とは異なり、記録のミスが発生しません。 ・ウェブセミナーにおける改善の材料 自身のウェブセミナーを録画しておくと、第3者の視点で視聴することができます。アプローチの方法や参加者の反響を振り返り、ウェブセミナーを改善する材料にしましょう。 無料版と有料版の違い ※写真はイメージ Zoomには無料版と有料版があり、録画機能は無料版でも行えます。しかし、無料版と有料版では選択できるレコーディング方法が異なるため注意しましょう。 『ローカル保存』は、パソコンのローカルディスクやUSBメモリに録画データを保存します。Zoom無料版・有料版のどちらでも利用できる機能です。 ローカル保存のメリット・デメリットは下記のとおりです。 ■メリット ・無料版で利用できる ・オフラインでも録画データを視聴できる ■デメリット ・パソコンのディスク容量を圧迫する ・保存データが存在する端末でしか視聴できない ・スマホでは利用できない 『クラウド保存』は、アプリのクラウドストレージに録画データを保存します。Zoom有料版のみで利用できる機能です。 クラウド保存のメリット・デメリットは下記のとおりです。 ■メリット ・パソコンのディスク容量を圧迫しない ・異なる端末間で同じ動画データを視聴できる ・スマホで録画ができる ■デメリット ・無料版では利用できない ・オフラインでは録画データを視聴できない Zoom会議の録画方法 Zoom会議では、ホスト(主催者)が録画可否の管理機能を有しています。基本的に、参加者が勝手に会議の内容を録画することはできません。参加した会議を録画したい時は、ホストに録画の許可を求めましょう。 Zoom会議の録画方法について、パソコン・スマホに分けて解説します。 パソコンで録画をする方法 パソコンでZoom会議を録画する方法は、下記のとおりです。 1.ミーティング画面下部の『レコーディング』をクリックする 2.保存先として『このコンピューターにレコーディング』『クラウドにレコーディング』のどちらかをクリックする(有料版のみ) 3.録画が開始する Zoom スクリーンショット Zoom スクリーンショット 無料版を使用している時は、最初の手順のみで録画が開始されます。録画を停止したい時は、ミーティング画面下部の『レコーディングを一時停止/停止』ボタンをクリックしてください。 スマホで録画をする方法 スマホのZoomアプリで録画をする時は、クラウド保存しか選択できません。スマホでZoom会議を録画する方法は下記のとおりです。 1.ミーティング画面右下の『詳細』をタップする 2.『クラウドにレコーディング』をタップする 3.録画が開始する スマホでZoom会議の録画を開始すると、ミーティング画面右上に『レコーディング』と表示されます。 録画を停止したい時は、画面右上の『レコーディング』もしくは画面右下の『詳細』をタップして、『一時停止』か『停止』を押してください。 録画したZoom会議の動画を視聴・共有する方法 ※写真はイメージ 録画したZoom会議の動画を視聴する時は、ローカル保存・クラウド保存のどちらを選択したかによって視聴方法が異なります。 ローカル保存を選択した時は、データ保存場所にある録画データのファイルを直接再生する作業が必要です。ローカル保存の録画データは下記の手順で視聴できます。 1.Zoomにサインインし、ホーム画面右上の『設定(歯車アイコン)』をクリック 2.左側メニューの『レコーディング』をクリック 3.『ローカル録音』に表示される保存先フォルダを選択し、『開く』をクリック 4.保存先フォルダの録画データを開き、視聴する クラウド保存を選択した時は、Zoomのサーバー内にアップロードされた録画データにアクセスしましょう。クラウド保存の録画データは下記の手順で視聴できます。 1.Zoomの公式サイトにアクセスし、サインインする 2.左側メニューの『記録』をクリック 3.『クラウド記録』のタブに表示されるクラウド保存の録画データ一覧から、データを選択して視聴する Zoom会議の録画データは、ほかのユーザーと共有することができます。録画データを共有する時は、下記の方法で行いましょう。 ■ローカル保存の場合 ・共有したい相手にメールなどで録画データを送信する ・動画配信サービスを利用する ■クラウド保存の場合 ・録画データのURLを共有相手に送信する Zoom会議を録画する場合の注意点 Zoomでは手軽に会議の様子を録画できるものの、録画を行うとトラブルが発生することもあります。録画によるトラブルを避けて、画質・音質のよい録画を残すためには、いくつかの注意点を押さえることが大切です。 ここでは、Zoom会議を録画する場合の注意点と対策方法を紹介します。 無断録画は避ける ※写真はイメージ Zoom会議を録画する時は、たとえ会議の主催者であっても必ず参加者に録画の許可を取りましょう。自分の映像を録画されることに抵抗がある人もいるため、許可を取らない無断録画はトラブルの原因です。 Zoomの録画機能を使用すると、参加者全員に録画中であることが分かる仕組みになっています。Zoomの録画機能を参加者にバレない方法で使用することはできません。 あらかじめ参加者に録画の許可を取ることで、無断録画によるトラブルを避けられます。録画データの音質をよくしたい時は、なるべく聞き取りやすい声量で話してくれるようお願いすることもおすすめです。 録画ミスに注意する ※写真はイメージ 録画ミスをしてしまうと、Zoom会議の録画データを残すことができません。会議の内容をしっかりと記録したい時は、録画ミスに注意することが大切です。Zoom会議の録画ミスが発生する主な原因と対処法を紹介します。 ・『レコーディング』を押し忘れた 会議が始まった時に『レコーディング』を押したことを確認するか、Zoomの『自動レコーディング機能』を使用しましょう。 ・会議の途中で『レコーディング停止』を押してしまった 会議終了前に『レコーディング停止』を押してしまった時は、もう一度『レコーディング』を押して録画を再開しましょう。停止前と停止後で別々の録画データが作成されるものの、レコーディング操作中の画面は録画することができます。 スマホで録画する場合は充電しておく ※写真はイメージ スマホで録画する時は、会議が始まる前にしっかりと充電しておくことが重要です。アプリを起動しながら録画すると充電量を激しく消費してしまい、会議途中で充電切れになる可能性があります。 また、スマホを充電しながら録画すると、録画データにノイズが入ってしまう可能性があることに注意してください。スマホをあらかじめ充電しておき、会議中は充電を行わないことでノイズの入らない録画データが作れます。 まとめ Zoomの録画機能を使用すると、会議中の画面を録画データに残すことができます。レコーディング方法は2種類あり、無料版はローカル保存のみ、有料版はクラウド保存が利用可能です。 Zoom会議の録画方法はパソコン・スマホで異なるものの、どちらも簡単な操作で録画を開始できます。録画データを視聴・共有する方法も難しくありません。 Zoom会議を録画する場合はいくつかの注意点もあります。無断録画や録画ミスには注意して、Zoomの便利な録画機能を利用しましょう。 [文・構成/UPDATE編集部] 関連ワード Zoomウェブ会議 この記事をシェアする Share Post LINE
Zoom会議を行っている時、会議内容を後で見直したいと考える人は一定数いるのではないでしょうか。Zoomの録画機能を使用すると、Zoom会議の内容を動画として録画保存することができます。
Zoom会議を録画する時は、Zoom会議の録画方法をあらかじめ知っておくことが重要です。
当記事では、Zoom会議を録画する方法について解説します。端末ごとの録画方法と録画した動画の視聴・共有方法、録画する場合の注意点なども解説するため、Zoom会議を録画したい人はぜひチェックしてみてください。
Zoomの録画機能とは
※写真はイメージ
Zoomの録画機能とは、Zoom会議の画面と音声を動画として録画し、保存できる機能のことです。Zoomの録画機能は標準機能として搭載されており、以下のような使い方ができます。
・動画による議事録の作成
録画した動画をそのまま議事録として使用できます。動画による議事録は紙媒体の議事録とは異なり、記録のミスが発生しません。
・ウェブセミナーにおける改善の材料
自身のウェブセミナーを録画しておくと、第3者の視点で視聴することができます。アプローチの方法や参加者の反響を振り返り、ウェブセミナーを改善する材料にしましょう。
無料版と有料版の違い
※写真はイメージ
Zoomには無料版と有料版があり、録画機能は無料版でも行えます。しかし、無料版と有料版では選択できるレコーディング方法が異なるため注意しましょう。
『ローカル保存』は、パソコンのローカルディスクやUSBメモリに録画データを保存します。Zoom無料版・有料版のどちらでも利用できる機能です。
ローカル保存のメリット・デメリットは下記のとおりです。
■メリット
・無料版で利用できる
・オフラインでも録画データを視聴できる
■デメリット
・パソコンのディスク容量を圧迫する
・保存データが存在する端末でしか視聴できない
・スマホでは利用できない
『クラウド保存』は、アプリのクラウドストレージに録画データを保存します。Zoom有料版のみで利用できる機能です。
クラウド保存のメリット・デメリットは下記のとおりです。
■メリット
・パソコンのディスク容量を圧迫しない
・異なる端末間で同じ動画データを視聴できる
・スマホで録画ができる
■デメリット
・無料版では利用できない
・オフラインでは録画データを視聴できない
Zoom会議の録画方法
Zoom会議では、ホスト(主催者)が録画可否の管理機能を有しています。基本的に、参加者が勝手に会議の内容を録画することはできません。参加した会議を録画したい時は、ホストに録画の許可を求めましょう。
Zoom会議の録画方法について、パソコン・スマホに分けて解説します。
パソコンで録画をする方法
パソコンでZoom会議を録画する方法は、下記のとおりです。
1.ミーティング画面下部の『レコーディング』をクリックする
2.保存先として『このコンピューターにレコーディング』『クラウドにレコーディング』のどちらかをクリックする(有料版のみ)
3.録画が開始する
Zoom スクリーンショット
Zoom スクリーンショット
無料版を使用している時は、最初の手順のみで録画が開始されます。録画を停止したい時は、ミーティング画面下部の『レコーディングを一時停止/停止』ボタンをクリックしてください。
スマホで録画をする方法
スマホのZoomアプリで録画をする時は、クラウド保存しか選択できません。スマホでZoom会議を録画する方法は下記のとおりです。
1.ミーティング画面右下の『詳細』をタップする
2.『クラウドにレコーディング』をタップする
3.録画が開始する
スマホでZoom会議の録画を開始すると、ミーティング画面右上に『レコーディング』と表示されます。
録画を停止したい時は、画面右上の『レコーディング』もしくは画面右下の『詳細』をタップして、『一時停止』か『停止』を押してください。
録画したZoom会議の動画を視聴・共有する方法
※写真はイメージ
録画したZoom会議の動画を視聴する時は、ローカル保存・クラウド保存のどちらを選択したかによって視聴方法が異なります。
ローカル保存を選択した時は、データ保存場所にある録画データのファイルを直接再生する作業が必要です。ローカル保存の録画データは下記の手順で視聴できます。
1.Zoomにサインインし、ホーム画面右上の『設定(歯車アイコン)』をクリック
2.左側メニューの『レコーディング』をクリック
3.『ローカル録音』に表示される保存先フォルダを選択し、『開く』をクリック
4.保存先フォルダの録画データを開き、視聴する
クラウド保存を選択した時は、Zoomのサーバー内にアップロードされた録画データにアクセスしましょう。クラウド保存の録画データは下記の手順で視聴できます。
1.Zoomの公式サイトにアクセスし、サインインする
2.左側メニューの『記録』をクリック
3.『クラウド記録』のタブに表示されるクラウド保存の録画データ一覧から、データを選択して視聴する
Zoom会議の録画データは、ほかのユーザーと共有することができます。録画データを共有する時は、下記の方法で行いましょう。
■ローカル保存の場合
・共有したい相手にメールなどで録画データを送信する
・動画配信サービスを利用する
■クラウド保存の場合
・録画データのURLを共有相手に送信する
Zoom会議を録画する場合の注意点
Zoomでは手軽に会議の様子を録画できるものの、録画を行うとトラブルが発生することもあります。録画によるトラブルを避けて、画質・音質のよい録画を残すためには、いくつかの注意点を押さえることが大切です。
ここでは、Zoom会議を録画する場合の注意点と対策方法を紹介します。
無断録画は避ける
※写真はイメージ
Zoom会議を録画する時は、たとえ会議の主催者であっても必ず参加者に録画の許可を取りましょう。自分の映像を録画されることに抵抗がある人もいるため、許可を取らない無断録画はトラブルの原因です。
Zoomの録画機能を使用すると、参加者全員に録画中であることが分かる仕組みになっています。Zoomの録画機能を参加者にバレない方法で使用することはできません。
あらかじめ参加者に録画の許可を取ることで、無断録画によるトラブルを避けられます。録画データの音質をよくしたい時は、なるべく聞き取りやすい声量で話してくれるようお願いすることもおすすめです。
録画ミスに注意する
※写真はイメージ
録画ミスをしてしまうと、Zoom会議の録画データを残すことができません。会議の内容をしっかりと記録したい時は、録画ミスに注意することが大切です。Zoom会議の録画ミスが発生する主な原因と対処法を紹介します。
・『レコーディング』を押し忘れた
会議が始まった時に『レコーディング』を押したことを確認するか、Zoomの『自動レコーディング機能』を使用しましょう。
・会議の途中で『レコーディング停止』を押してしまった
会議終了前に『レコーディング停止』を押してしまった時は、もう一度『レコーディング』を押して録画を再開しましょう。停止前と停止後で別々の録画データが作成されるものの、レコーディング操作中の画面は録画することができます。
スマホで録画する場合は充電しておく
※写真はイメージ
スマホで録画する時は、会議が始まる前にしっかりと充電しておくことが重要です。アプリを起動しながら録画すると充電量を激しく消費してしまい、会議途中で充電切れになる可能性があります。
また、スマホを充電しながら録画すると、録画データにノイズが入ってしまう可能性があることに注意してください。スマホをあらかじめ充電しておき、会議中は充電を行わないことでノイズの入らない録画データが作れます。
まとめ
Zoomの録画機能を使用すると、会議中の画面を録画データに残すことができます。レコーディング方法は2種類あり、無料版はローカル保存のみ、有料版はクラウド保存が利用可能です。
Zoom会議の録画方法はパソコン・スマホで異なるものの、どちらも簡単な操作で録画を開始できます。録画データを視聴・共有する方法も難しくありません。
Zoom会議を録画する場合はいくつかの注意点もあります。無断録画や録画ミスには注意して、Zoomの便利な録画機能を利用しましょう。
[文・構成/UPDATE編集部]