おしゃれすぎる部屋に潜入! 建材メーカー勤務、20代女性が使っているアイテムは?

生活雑貨 By - UPDATE編集部 更新:

2020年に新型コロナウイルス感染症が流行し始め、私たちの生活様式は大きく変化しました。

コロナ禍以前と比べ、私たちにとって必要なサービスやモノは変化してきているといえるでしょう。

当連載では、生活者一人ひとりの暮らしにフォーカス。

みんながどのようなアイテムで、暮らしをアップデートしているのかを調査しました。

第2回 建材メーカー勤務 20代女性編

今回は、都内で一人暮らしをしているHさんに取材を行いました。

Hさんは、建材メーカーで商品企画を行っています。

勤務先の企業は基本的にテレワークを取り入れていますが、担当している仕事柄、出社しなければならない日も。

終日テレワークの日は、1日の4~5割がウェブ会議、そのほかは資料作りや問い合わせ対応などを行っているそうです。

外出が必要なのは、本社でキャンペーン商品の管理をしたり、製品を作っている工場に行き、試作品や商品の動作確認をしたりする時だといいます。

Hさん

基本的には自宅で仕事をしています。自宅にいる時間が長くなったので、インテリアにこだわり始めました
テレワーク中、仕事がうまくいかない時は、気分転換が必要だと感じています。

自宅で使っているアイテムは?

Hさんが自宅で使用しているアイテムをいくつか紹介してもらいました。

■イサムノグチ 『AKARI』

まずHさんの部屋の中で目に付いたのが、彫刻家であるイサムノグチさんの照明『AKARI』。

Hさんは、イサムノグチさんの展覧会で作品に一目ぼれし、『AKARI』を購入したそうです。

照明には細い4本の脚が付いており、今にも動き出しそうなかわいらしさ。

間接照明を点けると部屋の雰囲気がガラリと変わります。

照明によって部屋の雰囲気を変えれば、仕事と生活のオンオフをうまく切り替えることができそうですね。

香りで気分をリフレッシュ

Hさんは、部屋の一角にお気に入りの小物を集めて飾っていました。

この小物コーナーは、仕事用デスクの隣に設置。お気に入りのモノを集めておくことで、テレワークのモチベーションを上げているそうです。

並べられた香水はテレワーク中や、おうち時間でのリフレッシュにも役立つのだとか。

■『GUERLAIN』の『オーデフルール セドラ』

中でも、テレワーク中によく使うのが『GUERLAIN(ゲラン)』の『オーデフルール セドラ』です。

仕事中にイライラしたり、気分が落ち込んでしまったりした時に使っているといいます。

編集部員も香水を試させてもらったところ、気分をリフレッシュできそうな、スッキリとしたレモンの香りでした。

■『Senteur et Beaute』の『ピローミスト』

『Senteur et Beaute(サンタール・エ・ボーテ)』の『ピローミスト ホワイトティー』もおすすめとのこと。

寝具や寝室にスプレーして使うアロマミストです。

就寝時、寝具に振るだけでなく、お風呂上りにバスタオルに振って身体を拭くと、いい香りに包まれてリフレッシュできるのだとか。

■パロサント

パロサントとは、南米地域に自生する香木のことです。

また、スペイン語で『神聖な木』という意味で、古くから巫師や祈祷師が儀式の場を清めるために焚いて使用していたのだとか。

古くから使用されていたパロサントは、数年前からSNS上で注目され始め、2021年10月現在、おしゃれなアイテムとしてインテリアに取り入れている人が多くいるようです。

HさんもInstagramで『パロサント』を知り、自室に取り入れてみたといいます。

火をつけてみると、スパイシーな香りが。くせになりそうな香りです。

ホラー映画を見ることが趣味であるHさんは、怖すぎる作品を見た後は、パロサントを焚くといいます。

Hさん

効果があるかどうかは分からないけれど、怖い気持ちをどうにかしたい時に焚いています…!

自分の気持ちを切り替えられるツールをうまく取り入れれば、テレワークが捗り、おうち時間も楽しく過ごせそうですね。

工夫しているポイントは?

自宅でテレワークを行う日もあるHさんが、暮らしの中で工夫しているポイントは、好きなモノに囲まれる部屋作りだといいます。

もともとHさんは、自宅の片付けは得意でないけれど、職場のデスクなど仕事場はきれいに保ちたいタイプだったそうです。

コロナ禍以前、毎日出社していた時は、部屋の内装にあまりこだわりを持っていなかったHさん。

Hさん

テレワークが導入されることなく、自宅が『仕事から帰って寝るだけの場所』のままだったら、インテリアにこだわっていなかったと思います。

Hさんのインテリアへのこだわりは本棚にも現れていました。

本の並びを虹色の配色になるよう並べたり、背表紙がカラフルな漫画本は、茶色のブックカバーをかけたり…。

本棚の本も、インテリアの一部として意識しているのです。

またHさんは、コロナ禍で部屋の模様替えを頻繁に行うようになったのだとか。

模様替えをすれば、一気に気分をリフレッシュできそうですね。

とはいえ、Hさんが模様替えを頻繁にできるのは、いらないものを極力置かないようにしているからでしょう。

素敵なインテリアのためには、普段からムダなものを置かないようにすることも、ポイントなのかもしれません。

編集部目線! テレワークで使えそうなアイテム

Hさんが自宅で使うアイテムの中から、UPDATE編集部員が「いいね!」と感じたアイテムをご紹介します。

■コンパクトデスク

一人暮らしの部屋のため、なるべく省スペースなデスクが欲しかった」というHさん。

オンラインショップ『ベルメゾン』で、奥行きの浅いデスクを見つけ、購入に至りました。

会社から支給されているノートパソコンを置くと、ちょうど収まるほどのサイズです。

広いデスクも使いやすいものの、自室の大きさに合った机を選ぶことで、日常生活を送りやすい空間になりそうですね。

■AREA declickの『Pocket color』

2つ目に紹介したいのが、テレワーク中に使用しているという、AREA declickの黒いイス『Pocket color』です。

『Pocket color』は、たたむとわずか3㎝幅になるコンパクトさ!

小さめの部屋に暮らす人にとって、テレワーク用のイスをコンパクトに収められるのは便利ですよね。

『気分転換』できるポイントがたくさん!

自室の模様替えを頻繁に行ったり、香水やパロサントなどの香りで気分をリフレッシュしたり。

Hさんの暮らしの中には、気分転換ができるポイントが多く盛り込まれているように感じました。

さまざまな制約のあるコロナ禍では、いかに気分転換し、気持ちを保てるかがポイントなのかもしれません。


[文・構成/UPDATE編集部]

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