人気デリバリーアプリ10選 比較方法からトラブルの対処法まで

サービス By - UPDATE編集部 更新:

※写真はイメージ

自宅や事務所から料理を注文できるデリバリーアプリには、さまざまな種類があります。

デリバリーアプリによって配達に対応しているエリアや料理のジャンル、お得さなどが異なるため、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。

当記事ではデリバリーアプリの概要や比較方法、人気のデリバリーアプリ10選、トラブルが発生した場合の対処法について解説します。

デリバリーアプリを活用して、手軽に出前を取りましょう!

デリバリーアプリとは?比較方法も紹介

デリバリーアプリとは、スマホやタブレットにインストールして簡単に料理を注文できるアプリです。デリバリーアプリには、大きく分けて次の2種類があります。

・総合型
総合型のデリバリーアプリでは、さまざまなジャンルから飲食店を選んで注文が可能です。

・専門型
専門型のデリバリーアプリは、各飲食店が独自に運営しています。

数あるデリバリーアプリから自分に合うサービスを選ぶための比較ポイントは、次の通りです。

配達エリア

※写真はイメージ

デリバリーアプリの種類によって、利用可能なエリアが異なります。届け先が配達エリア外の場合は料理を注文できません。

そのため、配達エリアを確認してデリバリーアプリを選ぶことがポイントです。

実際にデリバリーアプリをインストールして、希望の届け先を入力すると、配達エリアが確認できます。

同じ都道府県内であってもエリアによって配達可否が異なる場合があるため、届け先の住所は市区町村以下まで入力しましょう。

また、希望の届け先が配達エリアに入っていても、店舗から離れていると配達までに時間がかかる可能性があります。

配達までにかかる見込み時間を確認することも、デリバリーアプリを選ぶポイントです。

対応店舗

※写真はイメージ

対応店舗数が多いデリバリーアプリなら、幅広い料理ジャンルや配達時間帯が選べます

総合型のデリバリーアプリでは、対応店舗数が増えるほど、選べる料理の種類も増える傾向です。

専門型のデリバリーアプリの場合、対応店舗数が多いと届け先に近い店舗が見つかりやすくなります。

対応店舗の数だけではなく、種類も重要なポイントです。大手チェーン店を中心に対応しているアプリと、個人経営の飲食店にも対応しているアプリがあります。

好みの店舗に対応しているデリバリーアプリを選びましょう

支払い方法

※写真はイメージ

デリバリーアプリで利用できる支払い方法は、現金による代金引換払いやクレジットカード、アプリによるキャッシュレス決済などです。

クレジットカードによる支払いは、ほとんどのデリバリーアプリが対応しています。

代金引換払いやアプリによるキャッシュレス決済は、デリバリーアプリによって対応していない場合があるため、事前の確認が必要です。

特に、会社で勤務時間中の食事を注文する時は、経費精算の方法に合わせてデリバリーアプリを選びましょう

現金払いのみ経費精算が可能な場合、代金引換に対応しているデリバリーアプリを選ぶ必要があります。

ポイント還元・クーポン

※写真はイメージ

ポイント還元やクーポンに対応しているデリバリーアプリを選ぶと、お得に注文することが可能です

ポイント還元に対応しているデリバリーアプリでは、支払い金額に応じて各種ポイントが貯まります。

貯めたポイントは1ポイントにつき1円などで買い物に使用できるためお得です。

日常的に使用しているポイントがある場合は、還元されるポイントの種類を加味してデリバリーアプリを選びましょう

また、デリバリーアプリの種類によってはクーポンが定期的に発行されています。

クーポンの種類は配送料無料や割引、500円引きなどさまざまです。

手数料

※写真はイメージ

一般的に、デリバリーアプリを利用する時はサービス料や配送料などの手数料がかかります。手数料の種類や金額は、デリバリーアプリを選ぶ時に確認するべきポイントです。

サービス料とは、注文料金に対して約10%で設定されている手数料を表します。

また、デリバリーアプリの種類や注文する店舗によっては、最低注文金額に満たない場合に追加の手数料の支払いが必要です。

配送料は、デリバリーアプリの種類や、配達距離に応じて金額が変わります。一部のデリバリーアプリでは、距離によらず一定の配送料で注文が可能です。

サービス料や配送料は、デリバリーアプリによって料率や条件は異なります。アプリを利用する前に、手数料についてはしっかりと確認しておきましょう。

【総合型】人気デリバリーアプリ6選

総合型のデリバリーアプリはさまざまな飲食店が登録されているため、食べたいメニューが決まっていない人に向いています。

また、予算や配達時間などの条件に合う飲食店を検索したい時にも総合型のデリバリーアプリがおすすめです。

ここでは、総合型で人気のデリバリーアプリについて、特徴や支払い方法などを紹介します。

Uber Eats

Uber Eats スクリーンショット

『Uber Eats』は大手チェーン店だけではなく、個人経営の飲食店も多く登録されているデリバリーアプリです

13万店舗以上の飲食店が登録されていて、主要都市を中心に配達エリアが設定されています。

配達員の現在位置がGPS機能でリアルタイムに分かるため、配達までにかかる時間を高い精度で把握できる点がUber Eatsの特徴です。

支払い方法はクレジットカードや各種キャッシュレス決済、現金による代金引換払いに対応しています。

配送料は店舗や注文料金によって異なり、サービス料は注文料金の10%、最大350円までです。注文料金が700円未満の場合は、少額注文手数料が150円かかります。

届け先が近いほかの利用者と一緒に配達される同時配達を選択すると、配送料がかかりません。また、月額980円のEatsパスに登録した場合も、配送料は無料です。

初めて利用する人向けの割引クーポンを使うとお得に注文できます。

出前館

出前館 スクリーンショット

『出前館』は登録店舗の多さと、配達エリアの広さが魅力の総合型デリバリーアプリです。

8万店舗以上が登録されていて、数多くの都道府県に対応しています。

大手チェーン店だけではなく、個人経営の飲食店やネットスーパーからも注文できる点が出前館の特徴です。

支払い方法はクレジットカードや各種キャッシュレス決済、携帯キャリア決済、現金による代金引換払いに対応しています。

配送料は店舗によって異なり、手数料は200~400円程度です。

初回限定で1,000円の割引クーポンが使えることや、LINEポイントが貯まることも出前館の魅力として挙げられます。

menu

menu スクリーンショット

『menu』は、もともとテイクアウト注文向けに提供されていたサービスです。

総合型デリバリーアプリとなった2021年11月現在も、テイクアウトとデリバリーの両方に対応しています。そのため、必要に応じてテイクアウトを利用して配送料を抑えたい人におすすめです。

menuには個人経営の飲食店を中心に、大手チェーンも含む6万件以上の店舗が登録されています。配達エリアは全国各地で、menu加盟店がある地域で注文することが可能です。

支払い方法はクレジットカード、デビットカード、auPayの3種類から選べます。現金による代金引換払いには対応していません。

配送料は店舗によって異なり、300~550円が目安です。配送料以外に手数料が上乗せとなる場合があるので、注意が必要です。

初回限定で1,500円相当のクーポンがもらえます。ただし、クーポンはデリバリー注文時のみ利用可能で、テイクアウトには使えません。

foodpanda

foodpanda スクリーンショット

『foodpanda』は、AIを活用した最適配車システムと、料理以外に日用品なども注文できる点が特徴の総合型デリバリーアプリ

注文完了から最短25分で商品が届きます。配達エリアは全国の主要都市です。

foodpandaの加盟店舗数は公式サイトに明記されていません。大手チェーンの飲食店や、コンビニ、ドラッグストアから商品を注文できます

支払い方法はクレジットカード、デビットカード、現金による代金引換払いの3種類です。アプリによるキャッシュレス決済には対応していません。

配送料は店舗や地域によって異なり、最低注文金額は1,000円です。

1,000円に満たない場合は、差額分の支払いが発生します。1,000円以上の注文では、配送料以外の手数料は不要です。

foodpandaでは、お得なクーポンやキャンペーンが多数用意されています。

fineDine

fineDine スクリーンショット

『fineDine』は個人経営の人気店を中心に、通常は出前に対応していない有名チェーン店なども登録されている総合型デリバリーアプリです。ただし、配達エリアは東京都の一部地域のみとなっています。

支払い方法はクレジットカードまたは現金による代金引換払いで、法人の場合は請求書払いも可能です。

配送料や最低注文金額は店舗ごとに異なります。手数料の目安は注文料金の15%。

店舗によっては、予算に合わせてメニューのアレンジを依頼できる点もfineDineのメリットとなっています。

楽天ぐるなびデリバリー

楽天ぐるなびデリバリー スクリーンショット

楽天ぐるなびデリバリーは、日常的に楽天ポイントを貯めている人はお得に利用できる総合型デリバリーアプリです。

1万件以上の飲食店が登録されていて、全国の幅広い地域が配達エリアに含まれます。

支払い方法としてはクレジットカードや現金による代金引換払い、対応店舗では楽天ポイントによる支払いが選択可能です。法人の場合は請求書払いも選べます。

配送料や最低注文金額、手数料は店舗によって異なるため、注文時に確認が必要です。

楽天ぐるなびデリバリーを利用すると、注文料金の1%を目安として楽天ポイントが貯まります。初回限定キャンペーンなどでより多くの楽天ポイントがもらえる点も、楽天ぐるなびデリバリーの魅力です。

【専門型】人気デリバリーアプリ4選

専門型のデリバリーアプリは、ピザや寿司、ファストフードなど食べたいメニューが決まっている人に向いています

出荷店舗から届け先までの距離によっては、総合型よりも安い配送料で注文することが可能です。

また、大手チェーンが運営するデリバリーアプリでは、発行されたクーポンを他店で使えるケースがあります。特に人気の高い専門型のデリバリーアプリは、次の4つです。

【ピザ】PIZZA HUT

PIZZA HUT スクリーンショット

『PIZZA HUT』は、全国400件以上の店舗から宅配ピザを注文できる専門型のデリバリーアプリ

生地にチーズが入ったチーズクラストなど、PIZZA HUTならではのピザを楽しめます。

支払い方法はクレジットカードや現金による代金引換払い、各種アプリによるキャッシュレス決済などです。

現金以外で支払う場合は、玄関前に商品を届けてもらえる置き配サービスが利用できます

キャンペーン開催期間中は、デリバリーアプリからの注文で5%オフになる割引などが適用されるためお得です。また、クーポンや2枚目無料などのサービスもPIZZA HUTの魅力となっています。

【ピザ】Domino’s Pizza

Domino’s Pizza スクリーンショット

『Domino’s Pizza』のデリバリーアプリでは、全国800件以上の店舗から宅配ピザの注文が可能です。

幅広い種類のピザが楽しめるだけではなく、『ピザシェフ』と呼ばれる機能でオリジナルピザを作って注文することもできますよ

支払い方法はクレジットカードや現金による代金引換払い、アプリによるキャッシュレス決済、キャリア決済などから選択できます。

デリバリーでLサイズを注文するとMサイズが1枚無料になるキャンペーンなども、Domino’s Pizzaの魅力です。

【寿司】銀のさら

銀のさら スクリーンショット

『銀のさら』のデリバリーアプリでは、全国約360件の店舗から寿司を注文できます

わさびの有無やシャリの量などを細かく指定して注文できる点が特徴です。

支払い方法は現金による代金引換払いのほか、クレジットカード払いが選べます。また、注文時に貯まるデリポイントによる支払いも可能です。

銀のさらのデリバリーアプリでは、配送料や手数料がかかりません

お得なクーポンが発行される点も、銀のさらの魅力です。

ただし、デリバリーは注文料金が1,500円以上の場合のみ利用できます。

【ファストフード】マックデリバリー

マックデリバリー スクリーンショット

『マックデリバリー』では、デリバリーに対応しているマクドナルドの店舗から商品を注文できます

マックデリバリーに登録されている店舗は200件以上です。主要都市にある店舗の周辺が主な配達エリアとなっています。

支払い方法は現金による代金引換払いやクレジットカード、マックカードなどです。店舗で利用できる各種ポイント払いは、マックデリバリーで利用できません。

最低注文金額は朝マックの場合1,000円、通常時は1,500円です。商品の料金に加えて、300円の配送料がかかります。

非接触デリバリーサービスの実施期間中は、玄関先に置かれたデリバリーバッグから自分で商品を受け取ることも可能です。

デリバリーアプリでトラブルが発生した時の対処法

※写真はイメージ

デリバリーアプリを利用していると、時折トラブルが発生する場合があります。トラブルが発生した時に落ち着いて解決するためには、事前に対処法を理解しておくことが大切です。

デリバリーアプリを利用していて起こることがある、主なトラブルと対処法について解説します。

配達員の迷子

※写真はイメージ

入り方が分かりにくいマンションや、見た目の似た建物が連なっている集合住宅などで注文すると、配達員が迷子になりやすい傾向です。

届け先の近くには来ているものの配達員がたどり着けない場合、道に迷っている可能性があります。

届け先までの道順や入り方が複雑な場合は、注文する時に備考欄のコメントなどで注意をうながしましょう

あらかじめ情報を伝えておくと、配達員が迷ってしまうリスクを減らせます。

また、届け先の近くまで配達員が来ている場合は、玄関先や建物の入り口まで出て位置を知らせることもおすすめです。

商品のトラブル

※写真はイメージ

デリバリーアプリのトラブルとして、届いた料理の中身がこぼれていたり、異なる商品が届いたりするケースが挙げられます。

特に、スープが入っている料理はこぼれやすい傾向です。届いた料理が食べられないほどこぼれている場合は、デリバリーアプリのサポートや注文店舗に連絡しましょう。

再配達や返金などの対応をしてもらえる場合があります。

異なる商品が届いた場合は、まず注文内容が誤っていなかったかをデリバリーアプリの利用履歴でチェックすることが大切です。

注文内容と届いた商品が異なっていた場合には、デリバリーアプリのサポートや注文店舗に連絡しましょう。

商品の遅配

※写真はイメージ

予定の配達時間に商品が届かないことも、デリバリーアプリで起こることのあるトラブルの1つです。

大雨や雪など、道路の渋滞などで商品の配達が遅れる場合があります。また、ランチタイムなど注文が多い時間帯にも、商品の配達が遅れやすい傾向です。

商品の到着に大幅な遅れが発生する場合、返金やクーポン配布などの対応を受けられる可能性があります。

予定されていた配達時間になっても配達員が到着しない時は、配達員の連絡先または注文先の飲食店に連絡しましょう

注文のキャンセル

※写真はイメージ

飲食店側の事情や配達員との連絡トラブルなどが原因で、注文がキャンセルされてしまう場合があります

夜遅い時間帯は、食材不足による品切れが発生する傾向です。注文したタイミングによっては、品切れで希望の料理が届かないことがあります。

多くのデリバリーアプリでは、飲食店側の都合で品切れが発生した場合、別の料理への変更が可能です。

また、配達員が届け先まで来ていたもののインターホンの音に気付けず商品を受け取れなかった場合、不在扱いで注文がキャンセルされるケースがあります。

予定されていた配達時間に商品を受け取れるように準備しておくことが大切です。

また、誤ってキャンセルされてしまった場合は、デリバリーアプリのサポートや注文先の飲食店に連絡して、再配達や返金などの対応を受けましょう。

まとめ

デリバリーアプリは、複数の飲食店から注文できる総合型と、ジャンルに特化した専門型の2種類に分けられます。いずれの種類を利用する場合も、対応エリアやサービス内容、支払い方法などを比較することが自分に合うアプリを見つけるポイントです。

総合型の人気デリバリーアプリとしては、Uber Eatsや出前館などが挙げられます。専門型では、PIZZA HUTや銀のさらなどが人気です。

デリバリーアプリでは、注文のキャンセルなどのトラブルが起きる場合もあります。トラブルの対処法を理解したうえでデリバリーアプリを利用しましょう!


[文・構成/UPDATE編集部]

この記事をシェアする