「秋冬の洗濯を変える!」 ふんわり仕上がる『ドライヤーボール』の実力を検証してみた

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梅雨や秋冬は空気がじめっとしていたり、冷たかったりと洗濯物が乾きにくくなる季節になりました。

暖かい部屋で部屋干ししても、なかなかスッキリ乾かない——。

そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

そこで頼りたくなるのが、洗濯機についている乾燥機能。

高温で一気に仕上げるためきれいに乾くという点では重宝しているのですが、洗濯物が多いと長時間運転になりがちで電気代が気になるのが正直なところです。

そんな「乾きにくさ」と「電気代問題」、そのどちらも解消してくれるアイテムが『シービージャパン ドライヤーボール 3個入』です。

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使い方は乾燥する前に入れるだけ。乾燥時間を短縮し、電気代の節約にもなるというから驚きです。

そんな話題のグッズを実際に試し、その効果を確かめてみました。

乾燥効率をアップ!『シービージャパン ドライヤーボール』とは?

商品サイズ(約):直径7cm、重量:45g(1個当たり)
内容:ドライヤーボール3個、収納袋
主材質:ウール(本体)、ポリエステル(収納袋)
※ドラム式専用
※洗浄済クリーンウール使用

100%自然のウール素材だから安心して使える本商品。手のひらサイズのボールが3つセットになっています。

ころんと丸い形がナチュラルな色味と相まってどこかかわいらしい印象。

シンプルで清潔感があり、その辺に放置していてもそのままインテリアになりそうな温かみを感じるデザインです。

メッシュ素材で厚手の収納袋もついているのでバラバラにならず安心。

巾着型だからフックなどで吊るして保管も可能です。

質感はまるで羊毛フェルトのよう。ふんわりした手ざわりに「これが乾燥の時短になるの?」と少し不思議な気持ちになりました。

どうしてこのウールボールで洗濯物が早く乾くのかというと、ウール素材が洗濯物の水分をほどよく吸収してくれるから。

乾燥している最中に衣類の間をコロコロとはずむように転がることで衣類がほぐれ、ふんわりとした仕上がりになるんです。

柔軟剤などの化学的なコーティングや香料を使わずに、やさしくやわらかく乾かしてくれるというのも魅力です。

ボール未使用時と比べると、乾燥効率がおよそ20%もアップするのだとか。

そのため、大幅な節電と家事の時短につながるといいます。

ドライヤーボールの効果はいかに?!比較実験してみた

ドライヤーボールで洗濯物が本当に早く乾くのか。その効果を確かめるために、比較実験してみることにしました。

ボール使用時と未使用時で同じタオルを5枚ずつ用意。乾燥機を同じ時間(15分)だけ運転し、その後タオルの重さを測定します。

ドライヤーボール使用時のタオルのほうが軽くなっていれば、それだけ水分がしっかり飛んでいるということになりますが…。果たして結果は!?

ボール未使用:1.0kg

ボール使用:0.8kg

ドライヤーボールを入れて回したほうが、わずかにタオルの重量が軽くなっていました!

タオルの見た目にも違いが現れました。ドライヤーボール使用のタオルのほうがふっくら感があり、しっかり乾いている気がします。

比較実験で効果を確認した後、普段の洗濯物でもドライヤーボールを使ってみました。

タオルをはじめ、シャツや乾きにくい厚手のパンツなどと一緒にボールを入れて乾燥機を回すだけ。

すると、いつもなら2時間半ほどかかっていた乾燥時間がおよそ30分も短縮され、節電効果を実感できました。

洗濯物と一緒にぽんっと入れるだけで、この「ふんわり感」と「時短効果」が得られるのはかなり手軽で助かります!

気になることも

大変便利なアイテムなのですが、使っていて気になったこともあります。

まずはウール素材のボールが回転しほぐれることで、衣類に小さな毛がつくことがある点。

特にタオルやニットなどの毛羽立ちやすい素材によく付着している印象があったので注意が必要です。

そして、一度に大量の衣類を乾かしたい時は3個じゃ足りないみたい。説明書きには「6つ使うとよい」と書いてあったので、買い足す必要がありそうです。

まとめ

『シービージャパン』のドライヤーボールは、洗濯物が乾きにくい時期に活躍してくれるアイデアグッズです。

乾燥時間の短縮だけでなく、衣類のふんわり仕上げにもしっかり効果を発揮。

実際に比較実験を行ったところ乾燥効率がアップしたことが分かり、それからは毎日のように愛用しています。

一方、ウールの毛が衣類に付着することや独特の香りが残るというデメリットもありますが、それでも便利さのほうが上回るかも。

毎日の洗濯のちょっとしたストレスを軽減したい人におすすめできるアイテムです。

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[文・構成/UPDATE編集部]

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