メレルの名作『ジャングルモック』を徹底深堀り! 魅力やサイズ感、種類の違いなどを網羅

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アウトドアブランドとして名高い『MERRELL(以下、メレル)』。

今や、アウトドア好きなら知らない人はいないでしょう。

そんなメレルが、日本で爆発的に名を知られるようになったのは『ジャングルモック』というモデルがきっかけです。

メレルの名作ジャングルモック

1998年に発売されてから25年以上の時が経った現在も愛され、進化を続ける『ジャングルモック』について徹底的に深堀りしていきます。

ジャングルモックの魅力とは?

まず、ジャングルモックの魅力について細かく見ていきましょう。

第一に目を惹くのが、そのデザイン性です。

ジャングルモックをアッパー側から撮影

ピッグスキンスエードを使用したシンプルなアッパーがフォーマルさを、アウトドアで使用できるように防滑性と頑強性を与えられたアウトソールがカジュアルさを演出し、なんともいえない重厚感を醸し出しています。

そんな見た目のわりに、サイドに配置されたゴアによって脱ぎ履きがしやすく、足を包むような優しいタッチと確かなアーチサポートにより、抜群の履き心地を持っているのもナイスなポイント。

ジャングルモックのサイドゴアや足入れ部

さらに、ピッグスキンスエードを使用することによって撥水性なども備えており、実勢価格で1万円ほどを出せば買えるので、人気となるのも頷ける話です。

それだけでなく、ファッションとの親和性のよさも無視できない魅力の1つ。

落ち着いたカラーが多く、さまざまなファッションと相性がいいというメリットもあります。

このように、使用者のさまざまなニーズをしっかりと拾ってくれる懐の深さがあるところが、多くの人をとりこにしているのでしょうね。

ジャングルモックのサイズ感や幅は?

ジャングルモックのサイズ感は一般的なスニーカーとくらべると、スリッポンということもあって『平均からやや大きめ』というのが個人的な感想です。

専用の器具で内寸を測ってみると、9.5cmほど。

ジャングルモック27cmの内寸を測ったところ

ニューバランスでもっとも売れているというモデル『574』の内寸も測ってみましたが、ほぼ変わらないという結果でした。

ジャングルモックとの比較のためにニューバランス574の内寸を測定

ゆるい状態でリラックスして履きたいという人は、普段履いているスニーカーと同じサイズかハーフサイズ上げて買うと、失敗が少なそうです。

ジャングルモックの重さは?

ジャングルモックの重さはどのくらいなのでしょうか。

27cmの片足の重さを量ってみたところ、『351g』でした。

ジャングルモック27cmの重さを量ったところ

同じくスエードが使用されているシューズということで、再びニューバランスの『574』と比べてみたところ、349gと誤差レベルでしか変わりません。

ジャングルモックとくらべるためにニューバランス574の重さを量ったところ

こういった結果から、ジャングルモックは特段、重たくも軽くもないといえそうです。

ジャングルモックの撥水性能はどのくらい?

ジャングルモックの多くのモデルは、撥水性のあるピッグスキンスエードが使用されています。

しかし、「どのくらい水を弾いてくれるんだろう」と気になりませんか。

筆者も気になったので、水道の水をかけて試してみました。

すると、しっかりと水を弾いてくれているという結果に!

ジャングルモックに撥水性があったところの確認

その後、10分ほど放置してみましたが、水が染み込むこともありませんでした。

しかし、これはあくまで新品の状態だったらの話。過信するとほかのスエードシューズと同様に雨の跡が残ってまだら模様になってしまうこともあるので、大切に履きたいと思っている人は要注意です。

また、筆者はジャングルモックを十年ほど履いた経験がありますが、撥水性は徐々に落ちていき、最終的にはほとんど発揮されなくなったのを覚えています。

防汚性も同様で、キャンプをしている際に焼き肉のタレをこぼしてしまったのですが、なかなか落ちずに染みになってしまいました。

こちらも、過度に期待はしないほうがいいでしょう。

ジャングルモックの口コミは?

ここまで長くジャングルモックの魅力について語ってきましたが、ジャングルモックを使用している人の評価はどうなのでしょうか。

ネットに上がっている、よい点と気になる点をまとめてみました。

よい点

・履く、歩く、脱ぐ、すべてにおいて心地よいです。ヘタっても買い直そうと思います。
・シンプルで上品、しかも履き心地がいいので素晴らしい。
・文句のつけようもないほどリピートしている商品。ずっと履き続けようと思っています。
・履き心地がよく、リーズナブルなので大のお気に入りです!

気になる点

・欲張るなら、もっと耐久性があると嬉しい。
・撥水は多少するけど普通に汚れるし、通気性もない。
・滑りにくそうなアウトソールなのに、タイルなどで滑る。

やはり、「履き心地などは素晴らしいけれど、撥水性や防汚性、防滑性などは過信しないほうがいい」というのが総評かもしれません。

ジャングルモックを使用したコーデはどう組めばいい?

ジャングルモックはクセのないデザインなので、多くのファッションに合います。

大人世代はもちろんのこと、若い人が履いても「逆にかっこいい」といえそうな印象。

ジャングルモックを用いたコーディネート例 20代男性

20代男性

ジャングルモックを用いたコーディネート例 20代男性

20代男性

ジャングルモックを用いたコーディネート例 40代男性

40代男性

ジャングルモックを用いたコーディネート例 40代男性

40代男性

ジャングルモックを用いたコーディネート例 40代筆者

40代筆者

ジャングルモックを用いたコーディネート例 40代筆者

40代筆者

特に「コーデを組む!」と気張る必要もなく、普段、よく着ている服と合わせるだけでもサマになりそうです。

ジャングルモックの価格はいくら?

ジャングルモックの価格は、2024年時点の公式サイトで15,400円というものでした。

しかし実勢価格はもう少し安く、Amazonや楽天などで値引きになっていると、10,000円から12,000円ほどで買えることも。

「欲しい!」と思ったら、定期的にチェックして、安くなるタイミングで手に入れるのも賢い選択といえそうです。

特にAmazonは頻繁にセールをしており、ジャングルモックがお得になるタイミングも多いのでチェックするにはオススメ。

楽天もショップによってはセール時より安い時すらあるので、自身に合うサイズが安くなっていないか確認してみてくださいね。

Amazonでジャングルモックを見る 楽天市場でジャングルモックを見る Yahoo!でジャングルモックを見る

ジャングルモックの種類は?

ひと口に『ジャングルモック』といってもさまざまな種類があり、初めて買う人は迷ってしまうかもしれません。

まず、注目したいのは、これまで紹介してきたベーシックな『ジャングルモック』。

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丸みとボリュームのあるフォルムで、スリッポンタイプ。アウトソールはメレルオリジナルの防滑性の高いものとなっていることが特徴です。

次に、ジャングルモックをよりサンダルのようにした『ジャングルモックスライド』。

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ヒールカウンターがカットされ、サンダルのように履けるのが大きな特徴です。

ジャングルモックより気軽に履けるので、よりリラックスしたいタイミングや、近所へのお出かけといった用途に使いたい人にオススメのモデルとなっています。

続いて、ジャングルモックの純正後継モデルとして発売されたのが2.0です。

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トゥの丸みはそのままに、足入れ部をすぼめることによってよりフィット感が向上。ヒールカウンターが高くなっていることもあって、脱げづらさやホールド感もアップしました。

また、忘れてはならないポイントがアウトソール。オリジナル製から名高いビブラム製に変更され、凸凹がなくなってよりスタイリッシュとなり、シティユースのイメージが強調されるようになっています。

ジャングルモックの中でも異端児といえる立ち位置にあるのが、『ジャングルモックエクスプローラー』です。

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オリジナル同様スリッポンタイプであったり、アウトソールの凸凹が同じだったりなど共通点は多いですが、レースによってサイズ調整が可能であることが大きな違いとなっています。

また、アッパーの素材がメッシュになったため撥水性はなく、天気を選ばずに履くと水が染みてくるので注意してください。

ほかにも、氷の上でさらに滑りにくくなった『ジャングルモックアイス』などさまざまなモデルが出ていますが、大きくいうと、ジャングルモックの種類はこの4つとなるでしょう。

まとめると、ジャングルモックは素晴らしい靴!

好みや弱点はあれど、ジャングルモックは使いやすさやデザイン、機能性が高い水準でまとまった、素晴らしい靴といえそうです。

ジャングルモック4種の写真

メレルの名作シューズはほかに『モアブ』や『カメレオン』などもありますが、両モデルともさらにアウトドア寄りなデザイン・機能なので、シティユースにはジャングルモックが最適でしょう。

ジャングルモックのよさは一度試し履きしてみれば判断できると思うので、ぜひあなたの足やライフスタイルに合うかを見極めてみてくださいね。


[文・構成/UPDATE編集部]

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