「こんなに違うんだ」 アシックスとミズノのランニングシューズを履き比べて驚かされた

ファッション By - プラム 更新:

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世界的に有名な日本のスポーツ用品メーカーといえば、『ASICS(アシックス)』と『MIZUNO(ミズノ)』です。

さまざまなスポーツ用品を販売しており、両メーカーのシューズを履いたことがあるという人も多いでしょう。

そんな両社から販売されている、格安ランニングシューズとビギナー向けランニングシューズをそれぞれ履き比べ。

筆者的におすすめしたいランニングシューズをご紹介します。

アシックスとミズノのランニングシューズを履き比べ おすすめなのは?

今回履き比べたランニングシューズは、アシックスの『JOLT4(ジョルト4)』と『DYNABLAST 3(ダイナブラスト3)』、ミズノの『MAXIMIZER 26(マキシマイザー26)』と『WAVE RIDER 27(ウェーブライダー27)』の4足です。

ジョルト4とマキシマイザー26は、Amazonでの人気も高く、タイミングによっては4000円前後で購入ができる格安のランニングシューズ。

ジョルト4

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マキシマイザー26

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ダイナブラスト3とウェーブライダー27は、同じく1万円程度で購入ができるビギナー向けのランニングシューズです。

ダイナブラスト3

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ウェーブライダー27

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それぞれ似たような価格帯のランニングシューズですが、違いはあるのでしょうか。

アシックスのジョルト4とミズノのマキシマイザー26を履き比べ

まず履き比べたのは、アシックスのジョルト4とミズノのマキシマイザー26です。

2024年7月現在、Amazonの『メンズランニングシューズの売れ筋ランキング』をチェックすると、マキシマイザー26が2位で、ジョルト4が5位という結果でした。

果たして履いてみた感覚では、どちらに軍配が上がるのでしょうか。

アシックスのジョルト4は履きやすい?

アシックスのジョルト4は、ジョルトシリーズの最新モデル。タイミングによっては、ランキングで1位になっていることもある、人気のランニングシューズです。

格安ランニングシューズにもかかわらず、インソールには有名な『OrthoLite(オーソライト)』が入っており、フカフカとした履き心地。

また、ミッドソールも厚みがあるので、数km程度のランニングなら十分に耐えられるクッション性を持っています。

重量は片足で260gと平均的な重さで、可もなく不可もなくといったところ。

つま先のミッドソールが薄くなっているため、足を前に出しやすく、ランニングだけでなくウォーキングにも使うことができます。

ミズノのマキシマイザー26は履きやすい?

ミズノの格安ランニングシューズで、バージョンアップを繰り返しながら27代目まで続いている人気モデルがマキシマイザー。

マキシマイザー26は、最新モデルの1つ前のモデルとなっています。

ミッドソールはそれほど厚みがないため、クッション性はそれほどよくありませんが、インソールが柔らかいため、履き心地は悪くありません。

ランニングよりもウォーキングに適しているように感じました。

全体的に頑丈そうな作りで、つま先までしっかりとしたアッパーでガードされています。

それでいて、ジョルト4と同じ260gに収まっているのには驚きです。

また、足を入れた感覚ではつま先が広く感じられ、圧迫感は少ない印象を受けました。

日本人に多い、幅広な足にも対応できるといえるでしょう。

アシックスとミズノどちらがおすすめ:格安ランニングシューズ

ランニングシューズにクッション性を求めている筆者的には、アシックスのジョルト4のほうが着地時の衝撃が柔らかく、負担が少ないため走りやすいと感じました。

ミッドソールの屈曲性も高いため、数km程度走っても足は疲れにくい印象です。

同じような価格ならジョルト4をおすすめします。

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ただ、幅広な足の人には、マキシマイザー26のほうがおすすめです。つま先への負担が少ないため疲れにくいでしょう。

アシックスのダイナブラスト3とミズノのウェーブライダー27を履き比べ

続いて1万円前後で購入することができる、ダイナブラスト3とウェーブライダー27を履き比べてみます。

このくらいの価格帯になると、格安ランニングシューズと比べてミッドソールの質もよくなり、履き心地や走りやすさがよりよくなっているのが分かるでしょう。

アシックスのダイナブラスト3は履きやすい?

高性能ランニングシューズ『NOVABLAST(ノヴァブラスト)』の弟分的な存在で、気軽に運動が楽しめる、ビギナー向けのランニングシューズがダイナブラスト3です。

『FF BLAST(フライトフォームブラスト)』という独自技術がミッドソールに搭載されているため、反発弾性に優れ、衝撃もしっかりと緩和してくれます。

このミッドソールがかなり柔らかく、格安ランニングシューズにはなかった豊かなクッション性を感じさせてくれます。

普段スニーカーでランニングをしている人なら、感動するレベルといえるでしょう。

また、足を前に出しやすいようにつま先に角度がついており、自然と前進しやすいようになっています。

ランニングだけでなく、ウォーキングする時にもその恩恵を受けることができるでしょう。

ミズノのウェーブライダー27は履きやすい?

ウェーブライダーシリーズは、1997年に初代が誕生して以来続くロングセラー。ウェーブライダー27は、2024年7月現在最新のモデルです。

高い柔軟性と反発性を持つ『ミズノエナジー』という、ミズノの独自技術が使われているミッドソールを搭載しています。

クッション性は硬めに感じましたが、着地時の衝撃はしっかりと吸収しているので足への負担は少ないでしょう。

また、ミッドソールが硬いため沈み込みが少なく、足が左右にブレにくいので安定した走りができました。

「反発力があり早く走れている気がする」「もっと高くても買う」といった口コミもあり、愛用している人も多いようです。

こちらもランニングだけでなく、ウォーキング用にも使えるので、1足あれば軽い運動から負荷をかけていくこともできるでしょう。

アシックスとミズノどちらがおすすめ:ビギナー向けランニングシューズ

先述したように、クッション性を優先して考えると、やはりアシックスのダイナブラスト3のほうがおすすめです。

着地時の足に伝わる衝撃がまったく別物で、負担がかなり軽減されます。

これはランニングだけでなく、ウォーキング時にも感じることなので、散歩をよくする人にもうってつけです。

ちなみに、同じアシックスのジョルト4とダイナブラスト3で迷っているなら、断然ダイナブラスト3がおすすめ!価格は高くてもそれだけの走りやすさを感じるでしょう。

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ダイナブラスト3もウェーブライダー27もどちらも走りやすいランニングシューズなのですが、「ここまで違いがあるのか」と驚くほど履き心地が違います。

足をくじきやすいなど、走行時の安定感が欲しい場合は、ウェーブライダー27を選ぶのも1つの手ですよ。

アシックスとミズノのランニングシューズ まとめ

足への負担を減らすクッション性を重視する筆者的には、格安ランニングシューズもビギナー向けランニングシューズも、アシックスがおすすめという結果になりました。

特にダイナブラスト3は、Amazonなどで1万円以内で買えることもありながら、とても柔らかいミッドソールを備えています。

また、つま先の角度も絶妙で、自然と足が前に進む感覚には驚くでしょう。

普段、スニーカーなどで走っている人には、その違いを感じてみてほしいと思います。

運動をするにもモチベーションは大切です。お気に入りのランニングシューズを手に入れて、健康的な習慣を身に付けましょうね。


[文・構成/UPDATE編集部]

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