Onのランニングシューズを履き分けるならコレ クッション性、安定性、動きやすさ ファッション By - プラム 更新:2024-09-03 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 何十足ものランニングシューズを履いてきた筆者が、最近気に入っているメーカーがあります。 それは、2010年にスイスで誕生したスポーツブランド『On(オン)』です。 穴のあいた特徴的なミッドソールを持ったシューズが印象的で、ファッション業界から注目されることもあり、街中で見かけることも多くなりました。 一度目にすれば忘れないデザインですが、珍しすぎて履き心地が想像できないという人も少なくないでしょう。 そこで、オンのランニングシューズの中でも人気の高い、3足を履き比べてみました。 履き心地はもちろん、どのような見た目なのかやサイズ感など、さまざまな情報をまとめてご紹介します。 目次 1. オンのランニングシューズを履き比べ ソールの形や特徴的な部分は?2. オンのランニングシューズ 3種類それぞれの履き心地の違いは?2.1. オンのランニングシューズ:履き心地の違い2.2. オンのランニングシューズ:サイズ感の違い2.3. オンのランニングシューズ:重さの違い3. オンのランニングシューズを履き比べ まとめ オンのランニングシューズを履き比べ ソールの形や特徴的な部分は? 今回、検証したonのランニングシューズは、『Cloud 5(クラウド5)』『Cloudmonster 2(クラウドモンスター2)』『Cloudeclipse(クラウドエクリプス)』の3種類。 クラウド5 Amazonで見る 楽天市場で見る クラウドモンスター2 Amazonで見る 楽天市場で見る クラウドエクリプス Amazonで見る 楽天市場で見る どれも履き心地がよく、オンの中でも人気の高いランニングシューズです。 外見的にすぐにわかる違いとしては、ミッドソールの穴の形状でしょう。 左からクラウド5、クラウドエクリプス、クラウドモンスター2 穴の開いたボックスが横一列に並んでいるクラウド5に、厚底のミッドソールに互い違いに穴が配置されたクラウドモンスター2、そして縦長の穴がドミノ倒しのようになったクラウドエクリプスとどれも特徴的です。 つま先に体重をかけると、どのシューズもしっかりと穴が潰れてクッション性を発揮し、飾りでないことが分かります。 クラウド5 クラウドモンスター2 クラウドエクリプス 履いてみて率直に感じた、各シューズの特徴的な部分がこちらです。 クラウド5 ・丈夫な作りながら軽い。 ・硬めのクッション性。 ・グリップ力が強く動きやすい。 クラウドモンスター2 ・柔らかなクッション性。 ・しっかりとした反発力。 ・つま先に角度があり歩きやすい。 クラウドエクリプス ・クッション性はフカフカと柔らかい。 ・反発性もあり歩きやすい。 ・アウトソールも広く、プレート入りで安定感も抜群。 アウトソールも結構違う オンのランニングシューズ 3種類それぞれの履き心地の違いは? ザッと特徴的な部分を見てきましたが、履き心地やサイズ感、重さなどの細かい部分の違いを見ていきます。 オンのランニングシューズ:履き心地の違い それぞれに履いた時に感じるよさがあり、一概にどのランニングシューズがおすすめとはいえないのが難しいところ。 クラウド5は、硬めのクッション性でグリップ力が強く軽いため、瞬発的な動きがしやすいシューズです。 ランニングをするには少しクッション性が足りなく感じましたが、短距離や急制動の多いスポーツに向いているでしょう。 ウォーキングに使う分には十分な性能なので、キビキビと歩きたい人にはおすすめです。 クラウドモンスター2は、柔らかなクッション性と適度な反発性を感じられるランニングシューズ。 かなり独特な履き心地ですが、ランニングにもウォーキングにも使えるので、汎用性は高いといえます。 つま先に角度がついているため、自然と前進がしやすく、楽に走ったり歩いたりすることができるでしょう。 クラウドエクリプスも、柔らかなクッション性と適度な反発性はクラウドモンスター2と同じ。 ただ、アウトソールの幅が広く、さらに『Speedboard®』という板が入っているため、安定感がよりよく感じます。 「柔らかいミッドソールだとバランスが取りにくい」と感じている人は、クラウドモンスター2より、クラウドエクリプスのほうがおすすめです。 オンのランニングシューズ:サイズ感の違い 同じメーカーのランニングシューズでも、サイズ感に違いを感じることは多くあります。 特に今まで履いてこなかったメーカーだと、サイズ選びに迷ってしまうこともあるでしょう。 今回履いたランニングシューズはすべてハーフサイズアップして履きましたが、ものによってはゆるく感じたり、きつく感じたりしました。 一番サイズ感が小さく感じたのは、クラウド5です。 横幅も狭く、靴紐がゴム製になっているため、フィット感はかなり強め。ジャストサイズで履くよりも、ハーフサイズかワンサイズアップして履いたほうがいいでしょう。 次いでサイズ感が広く感じたのが、クラウドエクリプス。 クラウド5よりも横幅や前後に余裕を感じるサイズ感なので、ジャストサイズで履いて問題はないでしょう。 足の形状によっては、ハーフサイズアップして、靴紐でフィット感を調整するのもありです。 一番サイズ感が大きかったのが、クラウドモンスター2。 ハーフサイズアップして履いているとはいえ、横幅も前後もかなり余裕を感じました。 インソールを入れて丁度よいくらいだったので、ジャストサイズで履くか、もしくはハーフサイズダウンで履いてもいいでしょう。 オンのサイズ感 ・クラウド5→ハーフサイズアップ、もしくはワンサイズアップ ・クラウドエクリプス→ジャストサイズ、もしくはハーフサイズアップ ・クラウドモンスター2→ジャストサイズ、もしくはハーフサイズダウン オンのランニングシューズ:重さの違い 27cmの一般的なスニーカーが350gで、ランニングシューズの平均的な重さが約250gといわれています。 基本的に300gを切る重さなら、それほど気になることはないでしょう。 それぞれの重さを見てみると、クラウド5が245g、クラウドモンスター2が295g、クラウドエクリプスが279gとなっています。 どれもそれほど軽いとはいえない重さですが、履いていて疲れるということはありません。 特にクラウド5は平均的な重さながら、なぜか数字よりもかなり軽く感じます。 クイックな動きがしやすいので、素早い動きをしたい人にはうってつけです。 オンのランニングシューズを履き比べ まとめ オンのランニングシューズで人気の高い、3足を履き比べてみました。 それぞれに特徴があり、どういった使い方をしたいかによって、選ぶ種類は変わりますが、筆者的にどれか1つおすすめをあげるなら、クラウドエクリプスです。 Amazonで見る 楽天市場で見る クッション性が柔らかいのに安定感があり、反発性も感じられ、重さも平均的とバランスが取れているのがおすすめポイント。 明確に使用目的が決まっていなくても、オンのランニングシューズのよさを感じられるでしょう。 「見た目が気になっていたけど履き心地が不安」という人は、これを機に試してみてくださいね。 [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード Amazononランニングシューズ検証 この記事をシェアする Share Post LINE
何十足ものランニングシューズを履いてきた筆者が、最近気に入っているメーカーがあります。
それは、2010年にスイスで誕生したスポーツブランド『On(オン)』です。
穴のあいた特徴的なミッドソールを持ったシューズが印象的で、ファッション業界から注目されることもあり、街中で見かけることも多くなりました。
一度目にすれば忘れないデザインですが、珍しすぎて履き心地が想像できないという人も少なくないでしょう。
そこで、オンのランニングシューズの中でも人気の高い、3足を履き比べてみました。
履き心地はもちろん、どのような見た目なのかやサイズ感など、さまざまな情報をまとめてご紹介します。
オンのランニングシューズを履き比べ ソールの形や特徴的な部分は?
今回、検証したonのランニングシューズは、『Cloud 5(クラウド5)』『Cloudmonster 2(クラウドモンスター2)』『Cloudeclipse(クラウドエクリプス)』の3種類。
クラウド5
Amazonで見る
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クラウドモンスター2
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クラウドエクリプス
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楽天市場で見る
どれも履き心地がよく、オンの中でも人気の高いランニングシューズです。
外見的にすぐにわかる違いとしては、ミッドソールの穴の形状でしょう。
左からクラウド5、クラウドエクリプス、クラウドモンスター2
穴の開いたボックスが横一列に並んでいるクラウド5に、厚底のミッドソールに互い違いに穴が配置されたクラウドモンスター2、そして縦長の穴がドミノ倒しのようになったクラウドエクリプスとどれも特徴的です。
つま先に体重をかけると、どのシューズもしっかりと穴が潰れてクッション性を発揮し、飾りでないことが分かります。
クラウド5
クラウドモンスター2
クラウドエクリプス
履いてみて率直に感じた、各シューズの特徴的な部分がこちらです。
クラウド5
・丈夫な作りながら軽い。
・硬めのクッション性。
・グリップ力が強く動きやすい。
クラウドモンスター2
・柔らかなクッション性。
・しっかりとした反発力。
・つま先に角度があり歩きやすい。
クラウドエクリプス
・クッション性はフカフカと柔らかい。
・反発性もあり歩きやすい。
・アウトソールも広く、プレート入りで安定感も抜群。
アウトソールも結構違う
オンのランニングシューズ 3種類それぞれの履き心地の違いは?
ザッと特徴的な部分を見てきましたが、履き心地やサイズ感、重さなどの細かい部分の違いを見ていきます。
オンのランニングシューズ:履き心地の違い
それぞれに履いた時に感じるよさがあり、一概にどのランニングシューズがおすすめとはいえないのが難しいところ。
クラウド5は、硬めのクッション性でグリップ力が強く軽いため、瞬発的な動きがしやすいシューズです。
ランニングをするには少しクッション性が足りなく感じましたが、短距離や急制動の多いスポーツに向いているでしょう。
ウォーキングに使う分には十分な性能なので、キビキビと歩きたい人にはおすすめです。
クラウドモンスター2は、柔らかなクッション性と適度な反発性を感じられるランニングシューズ。
かなり独特な履き心地ですが、ランニングにもウォーキングにも使えるので、汎用性は高いといえます。
つま先に角度がついているため、自然と前進がしやすく、楽に走ったり歩いたりすることができるでしょう。
クラウドエクリプスも、柔らかなクッション性と適度な反発性はクラウドモンスター2と同じ。
ただ、アウトソールの幅が広く、さらに『Speedboard®』という板が入っているため、安定感がよりよく感じます。
「柔らかいミッドソールだとバランスが取りにくい」と感じている人は、クラウドモンスター2より、クラウドエクリプスのほうがおすすめです。
オンのランニングシューズ:サイズ感の違い
同じメーカーのランニングシューズでも、サイズ感に違いを感じることは多くあります。
特に今まで履いてこなかったメーカーだと、サイズ選びに迷ってしまうこともあるでしょう。
今回履いたランニングシューズはすべてハーフサイズアップして履きましたが、ものによってはゆるく感じたり、きつく感じたりしました。
一番サイズ感が小さく感じたのは、クラウド5です。
横幅も狭く、靴紐がゴム製になっているため、フィット感はかなり強め。ジャストサイズで履くよりも、ハーフサイズかワンサイズアップして履いたほうがいいでしょう。
次いでサイズ感が広く感じたのが、クラウドエクリプス。
クラウド5よりも横幅や前後に余裕を感じるサイズ感なので、ジャストサイズで履いて問題はないでしょう。
足の形状によっては、ハーフサイズアップして、靴紐でフィット感を調整するのもありです。
一番サイズ感が大きかったのが、クラウドモンスター2。
ハーフサイズアップして履いているとはいえ、横幅も前後もかなり余裕を感じました。
インソールを入れて丁度よいくらいだったので、ジャストサイズで履くか、もしくはハーフサイズダウンで履いてもいいでしょう。
オンのサイズ感
・クラウド5→ハーフサイズアップ、もしくはワンサイズアップ
・クラウドエクリプス→ジャストサイズ、もしくはハーフサイズアップ
・クラウドモンスター2→ジャストサイズ、もしくはハーフサイズダウン
オンのランニングシューズ:重さの違い
27cmの一般的なスニーカーが350gで、ランニングシューズの平均的な重さが約250gといわれています。
基本的に300gを切る重さなら、それほど気になることはないでしょう。
それぞれの重さを見てみると、クラウド5が245g、クラウドモンスター2が295g、クラウドエクリプスが279gとなっています。
どれもそれほど軽いとはいえない重さですが、履いていて疲れるということはありません。
特にクラウド5は平均的な重さながら、なぜか数字よりもかなり軽く感じます。
クイックな動きがしやすいので、素早い動きをしたい人にはうってつけです。
オンのランニングシューズを履き比べ まとめ
オンのランニングシューズで人気の高い、3足を履き比べてみました。
それぞれに特徴があり、どういった使い方をしたいかによって、選ぶ種類は変わりますが、筆者的にどれか1つおすすめをあげるなら、クラウドエクリプスです。
Amazonで見る
楽天市場で見る
クッション性が柔らかいのに安定感があり、反発性も感じられ、重さも平均的とバランスが取れているのがおすすめポイント。
明確に使用目的が決まっていなくても、オンのランニングシューズのよさを感じられるでしょう。
「見た目が気になっていたけど履き心地が不安」という人は、これを機に試してみてくださいね。
[文・構成/UPDATE編集部]