水を使わないドライシャンプーってサッパリするの? 実際に検証してみると…

生活雑貨 By - プラム 更新:

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水を使わずに頭皮をスッキリさせることができる『ドライシャンプー』。災害や入院で風呂に入れない時などにサッと使うことができるので、備えとして持っている人も多くいます。

ただ、いざという時用に持っているため、使ったことがないという人も少なくないでしょう。

本当に水を使わなくても爽快感は得られるのか、汚れを落とせるのか、またどのように使ったらいいのかを、ドライシャンプー初心者の筆者が実際に使ってみました。

ドライシャンプーの使い方は? 使用感を見てみると

ドライシャンプーとひと口にいっても、スプレータイプ、シートタイプ、パウダータイプなど、さまざまな種類があります。

タイプによっては、使用後にふき取りが必要なこともあるようなので、今回はサッと使うことができるスプレータイプをチョイス。

『株式会社ネイチャーラボ』のヘアケアシリーズ『ダイアンパーフェクトビューティー(以下、ダイアン)』と『花王株式会社』の『メリット』のドライシャンプーを使ってみました。

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基本的に使い方は同じで、容器をしっかりと振ってから、髪の毛を持ち上げて根本や頭皮にスプレー。気になるところにかけたら、指の腹で頭皮に馴染ませたり、手のひらで抑え込んだりします。

最後に髪の毛をセットすれば終了です。

使用後に拭き取る必要もないので、どのような環境でも使いやすいことが利点でしょう。

ダイアンのドライシャンプー 整髪料の上からでもちゃんと使える?

ダイアンのドライシャンプーは、スタイリング剤を使っていても、その上から使うことができるドライシャンプーです。

使用後にも髪型をセットしやすいので、日頃から整髪料を使っている人におすすめ。

筆者は特に整髪料を使っていませんが、ちょっと汗をかいて頭皮の脂が気になってきた夕方ごろにドライシャンプーを使ってみました。

おぉ、頭皮がひんやりする!

シュッとひと吹きするだけで、かなり冷たく爽快感があります。

スプレーをし終えたら、頭皮をマッサージするように馴染ませてみると、頭全体がスースーしました。

かなりパウダー感の強いスプレーなので、髪の毛自体もサラサラとして指どおりがよくなります。

使用後に拭き取る必要がないので面倒がなく、スポーツの後や残業などで一旦気持ちをリフレッシュしたい時などにおすすめです。

ただ、パウダー感が強いことが災いしているのか、スプレーをかけすぎると髪に白い粉が付きます。黒いTシャツなどを着ていると、フケのように見えるので注意が必要でしょう。

ちなみに髪型をセットしている人でも問題がないのかを試すために、整髪料を使っている人にもダイアンのドライシャンプーを試してもらいました。

使用感は「頭全体がスッキリとした」と好評で、スタイリング剤が落ちることもなく、セットしなおすことができたようです。

外出先だと使用後の髪型も気になるので、スタイリング剤の上からも使えるのはかなりの利点でしょう。

ダイアンのドライシャンプー 口コミ

・気持ちよく、さわやかにリフレッシュできる。

・汗だくになってもサラサラの髪が復活する。

・入院中に気持ちだけでもスッキリできた。

・髪がぺったりしないので助かっている。

メリットのドライシャンプー 泡タイプでウェット感が強め

次いで試したのが、メリットのドライシャンプー。パウダー感の強いダイアンとは異なり、スプレーした箇所が泡状になるためウェット感が強くありました。

スプレー後は手のひらで泡を押さえるようにするとパチパチと弾け、なんとも小気味いい音がします。爽快感もダイアン同様、頭皮がスースーするほどありました。

また、メリットのドライシャンプーは柑橘系の香りが付いているので、気になるにおいを抑える役にも立つかもしれません。

ただ、使用後は髪の毛が濡れて束になってしまうので、気になる人は拭いたほうがいいでしょう。

サラサラ感でいえば、ダイアンのほうが指どおりがなめらかででした。

ちなみに、スタイリング剤でセットしている髪にも使えるのかを試してみると…。

大きく崩れるようなことはありませんでしたが、メリットのほうがウェット感があるせいか、スタイリング剤が少し溶けて指についてしまったようです。

使用者も「指にべたつく感じがあった」とのことなので、整髪料を使っている人は避けたほうがいいかもしれません。

メリットのドライシャンプー 口コミ

・スッキリするので暑い時におすすめ。

・パチパチ弾けて気持ちいい。

・香りがさわやかでしつこくなくていい。

・安くて量があるので、コスパがいい。

ドライシャンプーを使えば風呂はいらない? メリット、デメリットは?

簡単に爽快感を得ることができるドライシャンプー。メリットやデメリットはあるのでしょうか。

まず疑問に思うのが、ドライシャンプーを使っていれば、日常的に風呂に入る必要がなくなるのかということです。

実はスプレータイプのドライシャンプーは、汚れを落とすような作用はほぼなく、爽快感を得たりにおいを抑制したりするもの。

汚れ自体は頭皮などに残ってしまうので、何日もドライシャンプーだけを使っていると毛穴が詰まってしまうようです。

基本は風呂に入ってしっかりと汚れを落とし、ドライシャンプーは緊急時のみ使うものと考えておいたほうがいいでしょう。

ほかにも筆者が感じたメリット、デメリットをまとめてみました。

ドライシャンプーのメリット

・簡単に爽快感を得ることができる。

・水いらずで、どこでも使える。

・香料付きならにおい対策も可能。

・長期間保存ができるので、防災グッズに入れやすい。

ドライシャンプーのデメリット

・汚れはほぼ落ちない。風呂に入れない時のケア用。

・つけすぎると髪がパウダーで白くなる。

ドライシャンプーの使用感 まとめ

初めてドライシャンプーを使ってみましたが、想像以上に簡単に爽快感を得ることができました。

風呂の代わりにはなりませんが、スポーツ後や徹夜作業などがある時の気分転換にはうってつけでしょう。

整髪料などを使っている人や、できるだけサラサラ感を出したい人は、ダイアンのドライシャンプーがおすすめです。

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柑橘系の香りでさわやかさを出したり、ウェット感のある仕上がりにしたりしたい時は、メリットがいいでしょう。コスパも高いので、家族で使いやすいですよ。

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どちらも髪のベタつきを抑え、頭皮がさっぱりとするので、風呂に入れない災害時などにあったら心強いでしょう。

この機会に防災グッズに入れておくと、いざという時に役立ちますよ。


[文・構成/UPDATE編集部]

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