「普通のニューバランスじゃん」と思ったら? 実際にチェックしたら「私が間違ってました」 ファッション By - プレミアムかたの 更新:2025-05-27 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 絶妙なデザイン性と快適な履き心地で、多くの人を魅了しているニューバランス。 とはいえ、人気故に「どれを選べばいいのか、よく分からない」という人もいるのではないでしょうか。 当記事では元靴屋の店員で数十足のニューバランスを履き倒してきた筆者が、「これはなかなかいいかも」と思った1足を発見したので、ご紹介させていただきます! Amazonで見る 楽天市場で見る 一見、普通に見えるニューバランス『725』を調査 実はデザインはもちろん、機能もバッチリ ご紹介するのは『725』というモデルです。 名前だけいってもピンとこないと思いますので、特徴をどんどん紹介していきます! デザイン まず、デザインから見ていきましょう。 725は2000年代のランニングシューズのデザインにインスパイアされたアイテム。 とはいえ、ランニングシューズとして履くというより、普段使いのファッションアイテムという立ち位置でしょう。 アッパーがヘリンボーン(ニシンの骨のような、V字が連続した模様)のようなメッシュになっているのが、見た目の大きな特徴です。ニューバランスのほかのシューズでは、あまり見かけません。 さらに、ニューバランスといえば『N』のマークが特徴的ですが、これが小さく、いわゆる『小N』というものになっているのもポイント。 近年、爆発的人気となった993などにも見られる特徴で、スポーティーさを軽減したい人にとっては嬉しいですね。筆者個人としても、小Nのほうが好きです。 また、シューレースを通すループの配置が、つま先から甲にかけて段階的に狭まっていて、これもほかの靴ではあまり見かけないデザインです。 これはデザインのみならず機能にもつながっていて、足を甲の部分でがっちり止められるので、個人的にはかなり気に入ったポイントです。 機能 次に機能を見ていきましょう。 725はシンプルな見た目ですが、実はニューバランスの名だたる機能が満載の1足です。 まずは『C-CAP(シーキャップ)』という機能がミッドソールに搭載されています。 『C-CAP』は、少しお高めの多くのニューバランスの靴に入っているもので、適度な固さで安定感があるのが特徴。 加水分解(ポリウレタンなどの素材が湿気を吸ってボロボロになってしまう現象)も起きにくいので、長く愛用できるでしょう。 さらに、アウトソールは『N-durance(エヌデュランス)』という、耐摩耗性に優れたゴム素材を使用。「カカトだけ極端にすり減って履けなくなってしまった」というのが起きにくくなっているのも、上記のC-CAPと合わせて靴の寿命を長くしてくれそうです。 それだけでなく、ABZORB(アブゾーブ)という独自のクッショニングシステムも備えているので、「C-CAPの固さをちょうどいいバランスにしよう」という意図が見え隠れしています。 実際に履いた印象としては、ニューバランスの中ではかなりバランス寄り。柔らかくもなく、かといって固すぎもしない印象です。 適度にアーチサポートがあるのも、万人受けしそう。 ついクッション性の高さばかりがよい印象として残ってしまいがちですが、適度な固さ、そして先述したように甲をシューレースでしっかりホールドできることもあって、靴としてはかなり高いクオリティでまとまっています。 重量は、27cmの片足で356gと決して軽いとはいえませんが、口コミで「軽くていい!」とあるように、実際の履き心地はそれほど重たく感じないのが不思議ながら嬉しいポイント。 幅広い人の足にマッチすることでしょう。 見た目やデザインが分かったところで、次はどのようにコーデに組み込めばいいかを見ていきましょう! 実際に『725』をコーデに組み込んでみる コーデを組んでみようといったものの、725はカラーを選べばそれほどクセのあるスニーカーではないので、難しいことを考えずに履いてしまってもOKです。 シンプルに見えつつも、しっかり主張してくれるのがポイント。 太めのボトムスと合わせても、決して負けていないので、使い勝手がいいです。 2種類のボトムスを使って履いてみましたが、個人的には中途半端に裾がスニーカーにかかってしまうよりは、しっかりと出すか、被せるのかを決めてしまったほうがサマになりそうだと感じました。 725はカラーも豊富で、最近では男性だけでなく女性もファッションに取り入れているのを町中でちらほら見かけます。カラーによっては、十分、コーデの主役になりえます。 「ニューバランスの定番品に飽きた」「ほかの人と被りにくいものが欲しい」と思っている人に、特にマッチしそうですね。 正直、725は一見しただけでは「めちゃくちゃ特徴的!」とはいえないアイテムでしょう。 しかし、知ってみればさまざまな機能が取り入れられており、飽きにくく、堅牢で長く愛用できることを考えれば「ニューバランスの中でも良品に入る」と思いました。 旧モデルから現行モデルまでを合わせると、自分好みのものを選べる可能性がかなり高いので、ぜひチェックしてみてくださいね。 Amazonで見る 楽天市場で見る 旧モデルはこちらです。 Amazonで見る [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード スニーカーニューバランス検証 この記事をシェアする Share Post LINE
絶妙なデザイン性と快適な履き心地で、多くの人を魅了しているニューバランス。
とはいえ、人気故に「どれを選べばいいのか、よく分からない」という人もいるのではないでしょうか。
当記事では元靴屋の店員で数十足のニューバランスを履き倒してきた筆者が、「これはなかなかいいかも」と思った1足を発見したので、ご紹介させていただきます!
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楽天市場で見る
一見、普通に見えるニューバランス『725』を調査 実はデザインはもちろん、機能もバッチリ
ご紹介するのは『725』というモデルです。
名前だけいってもピンとこないと思いますので、特徴をどんどん紹介していきます!
デザイン
まず、デザインから見ていきましょう。
725は2000年代のランニングシューズのデザインにインスパイアされたアイテム。
とはいえ、ランニングシューズとして履くというより、普段使いのファッションアイテムという立ち位置でしょう。
アッパーがヘリンボーン(ニシンの骨のような、V字が連続した模様)のようなメッシュになっているのが、見た目の大きな特徴です。ニューバランスのほかのシューズでは、あまり見かけません。
さらに、ニューバランスといえば『N』のマークが特徴的ですが、これが小さく、いわゆる『小N』というものになっているのもポイント。
近年、爆発的人気となった993などにも見られる特徴で、スポーティーさを軽減したい人にとっては嬉しいですね。筆者個人としても、小Nのほうが好きです。
また、シューレースを通すループの配置が、つま先から甲にかけて段階的に狭まっていて、これもほかの靴ではあまり見かけないデザインです。
これはデザインのみならず機能にもつながっていて、足を甲の部分でがっちり止められるので、個人的にはかなり気に入ったポイントです。
機能
次に機能を見ていきましょう。
725はシンプルな見た目ですが、実はニューバランスの名だたる機能が満載の1足です。
まずは『C-CAP(シーキャップ)』という機能がミッドソールに搭載されています。
『C-CAP』は、少しお高めの多くのニューバランスの靴に入っているもので、適度な固さで安定感があるのが特徴。
加水分解(ポリウレタンなどの素材が湿気を吸ってボロボロになってしまう現象)も起きにくいので、長く愛用できるでしょう。
さらに、アウトソールは『N-durance(エヌデュランス)』という、耐摩耗性に優れたゴム素材を使用。「カカトだけ極端にすり減って履けなくなってしまった」というのが起きにくくなっているのも、上記のC-CAPと合わせて靴の寿命を長くしてくれそうです。
それだけでなく、ABZORB(アブゾーブ)という独自のクッショニングシステムも備えているので、「C-CAPの固さをちょうどいいバランスにしよう」という意図が見え隠れしています。
実際に履いた印象としては、ニューバランスの中ではかなりバランス寄り。柔らかくもなく、かといって固すぎもしない印象です。
適度にアーチサポートがあるのも、万人受けしそう。
ついクッション性の高さばかりがよい印象として残ってしまいがちですが、適度な固さ、そして先述したように甲をシューレースでしっかりホールドできることもあって、靴としてはかなり高いクオリティでまとまっています。
重量は、27cmの片足で356gと決して軽いとはいえませんが、口コミで「軽くていい!」とあるように、実際の履き心地はそれほど重たく感じないのが不思議ながら嬉しいポイント。
幅広い人の足にマッチすることでしょう。
見た目やデザインが分かったところで、次はどのようにコーデに組み込めばいいかを見ていきましょう!
実際に『725』をコーデに組み込んでみる
コーデを組んでみようといったものの、725はカラーを選べばそれほどクセのあるスニーカーではないので、難しいことを考えずに履いてしまってもOKです。
シンプルに見えつつも、しっかり主張してくれるのがポイント。
太めのボトムスと合わせても、決して負けていないので、使い勝手がいいです。
2種類のボトムスを使って履いてみましたが、個人的には中途半端に裾がスニーカーにかかってしまうよりは、しっかりと出すか、被せるのかを決めてしまったほうがサマになりそうだと感じました。
725はカラーも豊富で、最近では男性だけでなく女性もファッションに取り入れているのを町中でちらほら見かけます。カラーによっては、十分、コーデの主役になりえます。
「ニューバランスの定番品に飽きた」「ほかの人と被りにくいものが欲しい」と思っている人に、特にマッチしそうですね。
正直、725は一見しただけでは「めちゃくちゃ特徴的!」とはいえないアイテムでしょう。
しかし、知ってみればさまざまな機能が取り入れられており、飽きにくく、堅牢で長く愛用できることを考えれば「ニューバランスの中でも良品に入る」と思いました。
旧モデルから現行モデルまでを合わせると、自分好みのものを選べる可能性がかなり高いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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旧モデルはこちらです。
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[文・構成/UPDATE編集部]