これってプチプチで代用できるんじゃないの? 窓に貼る断熱シートの効果を実際に検証してみた 生活雑貨 By - プラム 更新:2025-12-23 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 電気代が上がっている昨今、少しでも家計の負担を減らそうと、暖房の設定温度を下げたり、使用自体を控えたりしている人もいるでしょう。 とはいえ、我慢をしすぎるのもあまりいいとは思えません。 電気代も節約しつつ、あたたかい環境は作れないものかと、いろいろなアイテムを探していると、梱包材と激似の断熱シートを発見! 梱包材のプチプチとは効果が違うのかや、どれくらいの断熱効果があったのかなど、真冬を迎える前に備えておきたいアイテムをご紹介します。 見た目はプチプチだけど、効果はあるの? 窓に貼りつけるだけの断熱シートを試してみた! 筆者が試してみたアイテムがこちら!窓ガラスに直接貼るタイプのシート『窓ガラス断熱シート フォーム水貼り(以下、断熱シート)』です。 Amazonで見る 楽天市場で見る 厚さ3.5mm、縦90cm、横180cmのシートが2枚入っているので、一人暮らしの部屋ならこれ1つでこと足りるでしょう。 早速袋から出して、中身を確認します! 袋に入った状態ですでにプチプチに激似 どちらが梱包材か分かる? んんー? 梱包材に使うプチプチと何が違うの? 率直な意見として、すごく梱包材に似ているんです。 とはいえ、触ってみると違いは明らかにありました。 こちらが梱包材 こちらが断熱シート 触ってみると、断熱シートのほうがやや厚みを感じられ、素材も丈夫で破れる心配はなさそうです。 梱包材よりも1枚シートが足されているので、空気の層が3層になっており、断熱効果も高いのかもしれません。 また、窓ガラスを水で濡らすことで何度でも貼り直しができるようです。 見た目こそよく似ていますが、大切なのは断熱をしっかりとしてくれること。 実際にどれくらい寒さを遮断してくれるのかを試してみましょう! それぞれの温度を確認してみると違いがはっきりと出た! まず、貼りつける前に断熱シートが使える窓かを確認。 断熱シートは、温度変化でガラスが割れる場合があるので、網入りガラスや真空二重ガラスなどには使えません。 貼りにくいガラス ・凹凸のある型板ガラス △ ・凹凸のある曇りガラス △ ・凹凸のある複層ガラス △ 温度変化で割れる可能性があるガラス ・網入りガラス × ・真空二重ガラス × ・熱線吸収や反射ガラスなど × ・アクリル板などの有機ガラス × しっかり確認しておきましょう! 筆者の家の窓は、一般的な透明な板ガラスだったため、問題なく使えるようです。 というわけで、そのままの状態の窓をサーモカメラで撮影。両窓とも11.8℃と同じ温度でした。 どちらも同じ温度 まずは向かって左の窓に断熱シートを貼っていきましょう。 下準備として、窓をきれいに拭く、窓のサイズに合わせて断熱シートを切る、霧吹きなどで窓ガラスしっかり濡らす必要があります。 たっぷりと水をかける 途中、切る線を間違えて一部寸足らずになってしまいましたが、これと言って難しい作業ではありません。 少し足りないけど、これが後ほど役立つ! 貼り終わった窓はこのような感じで、うっすら外が見える状態です。 光はしっかりと入ってくるので、部屋が暗くなるような感覚はありませんでした。 断熱シートを貼ってすぐに、そのままの窓と温度を比べると、約1℃ほどの違いです。 向かって左が断熱シート。全体的にあたたまっている 次に向かって右側の窓に、梱包材を貼りつけていきます。 手順は一緒で、窓をきれいに拭いたらサイズを合わせてカットし、水で十分に濡らしたら貼りつけます。 水では貼れないと思っていましたが、意外にも貼れてしまいました。ただ、少し心もとなく数日たったらはがれてしまいそうな印象はあります。 断熱シートとの違いを見ると、このような感じです。 向かって左が断熱シート 梱包材のほうが薄いため、外が透けて見やすいことが分かります。 しばらく放置してから、断熱シートと梱包材の温度を測ってみると…。 向かって左が断熱シート 全体的に左の窓のほうが温度が高いことが、色の違いでも分かるでしょう。 実際に断熱シートのほうが1℃ほど温度が高くなっています。 ちなみに、寸足らずになってしまった部分と、しっかりと断熱シートが貼れている部分で温度を測ってみると2℃以上の違いが出ていました! 2℃の差はでかい! 暖房の設定温度を1℃下げるだけで消費電力が10%ほど変わると言われているので、2℃下げることができればかなりの節約となるでしょう。 見た目が大きく変わるので抵抗がある人もいるかもしれませんが、効果は確かにあるようです。 ちなみに外から窓を見てもそれほど気になりませんでした。 離れてみたらほぼ分からない 断熱シートの口コミや評価は? すでに断熱シートを愛用している人たちの評価はどういったものなのでしょうか。 ネット上の口コミを調べてみると…。 ・簡単に貼れるけど、しっかりと冷気を遮断してくれる。 ・風呂場の窓ガラスに貼ってるけど、窓に近づいた時の寒さが明らかに変わる。 ・窓ガラスの結露なくなった! ・断熱シートを貼っていない窓と比べると違いは明らか。 貼ることによって、冷気の侵入をかなり防いでくれるという口コミが多くありました。 「結露がなくなった」という人も多くいますが、筆者の部屋では軽減されたくらいです。環境によっては結露は軽減する程度と考えたほうがいいでしょう。 断熱シートって効果あるの? まとめ 暖房効果のアップや結露防止に有効という断熱シートを実際に使って、効果の違いを検証。 断熱シートを貼っていない窓とは2℃以上の違い、梱包材と比べると1℃ほどの違いがありました。 結露防止に関しては完璧とは言えませんでしたが、軽減されていることは間違いありません。 それほど価格も高くなく、簡単に貼りつけることができる断熱シート。 電気代を節約したい人はもちろん、結露を軽減したい人はぜひ活用してみてくださいね。 特に風呂場が寒いという人は試す価値ありですよ。 Amazonで見る 楽天市場で見る [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード 検証 この記事をシェアする Share Post LINE
電気代が上がっている昨今、少しでも家計の負担を減らそうと、暖房の設定温度を下げたり、使用自体を控えたりしている人もいるでしょう。
とはいえ、我慢をしすぎるのもあまりいいとは思えません。
電気代も節約しつつ、あたたかい環境は作れないものかと、いろいろなアイテムを探していると、梱包材と激似の断熱シートを発見!
梱包材のプチプチとは効果が違うのかや、どれくらいの断熱効果があったのかなど、真冬を迎える前に備えておきたいアイテムをご紹介します。
見た目はプチプチだけど、効果はあるの? 窓に貼りつけるだけの断熱シートを試してみた!
筆者が試してみたアイテムがこちら!窓ガラスに直接貼るタイプのシート『窓ガラス断熱シート フォーム水貼り(以下、断熱シート)』です。
Amazonで見る
楽天市場で見る
厚さ3.5mm、縦90cm、横180cmのシートが2枚入っているので、一人暮らしの部屋ならこれ1つでこと足りるでしょう。
早速袋から出して、中身を確認します!
袋に入った状態ですでにプチプチに激似
どちらが梱包材か分かる?
んんー? 梱包材に使うプチプチと何が違うの?
率直な意見として、すごく梱包材に似ているんです。
とはいえ、触ってみると違いは明らかにありました。
こちらが梱包材
こちらが断熱シート
触ってみると、断熱シートのほうがやや厚みを感じられ、素材も丈夫で破れる心配はなさそうです。
梱包材よりも1枚シートが足されているので、空気の層が3層になっており、断熱効果も高いのかもしれません。
また、窓ガラスを水で濡らすことで何度でも貼り直しができるようです。
見た目こそよく似ていますが、大切なのは断熱をしっかりとしてくれること。
実際にどれくらい寒さを遮断してくれるのかを試してみましょう!
それぞれの温度を確認してみると違いがはっきりと出た!
まず、貼りつける前に断熱シートが使える窓かを確認。
断熱シートは、温度変化でガラスが割れる場合があるので、網入りガラスや真空二重ガラスなどには使えません。
貼りにくいガラス
・凹凸のある型板ガラス △
・凹凸のある曇りガラス △
・凹凸のある複層ガラス △
温度変化で割れる可能性があるガラス
・網入りガラス ×
・真空二重ガラス ×
・熱線吸収や反射ガラスなど ×
・アクリル板などの有機ガラス ×
しっかり確認しておきましょう!
筆者の家の窓は、一般的な透明な板ガラスだったため、問題なく使えるようです。
というわけで、そのままの状態の窓をサーモカメラで撮影。両窓とも11.8℃と同じ温度でした。
どちらも同じ温度
まずは向かって左の窓に断熱シートを貼っていきましょう。
下準備として、窓をきれいに拭く、窓のサイズに合わせて断熱シートを切る、霧吹きなどで窓ガラスしっかり濡らす必要があります。
たっぷりと水をかける
途中、切る線を間違えて一部寸足らずになってしまいましたが、これと言って難しい作業ではありません。
少し足りないけど、これが後ほど役立つ!
貼り終わった窓はこのような感じで、うっすら外が見える状態です。
光はしっかりと入ってくるので、部屋が暗くなるような感覚はありませんでした。
断熱シートを貼ってすぐに、そのままの窓と温度を比べると、約1℃ほどの違いです。
向かって左が断熱シート。全体的にあたたまっている
次に向かって右側の窓に、梱包材を貼りつけていきます。
手順は一緒で、窓をきれいに拭いたらサイズを合わせてカットし、水で十分に濡らしたら貼りつけます。
水では貼れないと思っていましたが、意外にも貼れてしまいました。ただ、少し心もとなく数日たったらはがれてしまいそうな印象はあります。
断熱シートとの違いを見ると、このような感じです。
向かって左が断熱シート
梱包材のほうが薄いため、外が透けて見やすいことが分かります。
しばらく放置してから、断熱シートと梱包材の温度を測ってみると…。
向かって左が断熱シート
全体的に左の窓のほうが温度が高いことが、色の違いでも分かるでしょう。
実際に断熱シートのほうが1℃ほど温度が高くなっています。
ちなみに、寸足らずになってしまった部分と、しっかりと断熱シートが貼れている部分で温度を測ってみると2℃以上の違いが出ていました!
2℃の差はでかい!
暖房の設定温度を1℃下げるだけで消費電力が10%ほど変わると言われているので、2℃下げることができればかなりの節約となるでしょう。
見た目が大きく変わるので抵抗がある人もいるかもしれませんが、効果は確かにあるようです。
ちなみに外から窓を見てもそれほど気になりませんでした。
離れてみたらほぼ分からない
断熱シートの口コミや評価は?
すでに断熱シートを愛用している人たちの評価はどういったものなのでしょうか。
ネット上の口コミを調べてみると…。
・簡単に貼れるけど、しっかりと冷気を遮断してくれる。
・風呂場の窓ガラスに貼ってるけど、窓に近づいた時の寒さが明らかに変わる。
・窓ガラスの結露なくなった!
・断熱シートを貼っていない窓と比べると違いは明らか。
貼ることによって、冷気の侵入をかなり防いでくれるという口コミが多くありました。
「結露がなくなった」という人も多くいますが、筆者の部屋では軽減されたくらいです。環境によっては結露は軽減する程度と考えたほうがいいでしょう。
断熱シートって効果あるの? まとめ
暖房効果のアップや結露防止に有効という断熱シートを実際に使って、効果の違いを検証。
断熱シートを貼っていない窓とは2℃以上の違い、梱包材と比べると1℃ほどの違いがありました。
結露防止に関しては完璧とは言えませんでしたが、軽減されていることは間違いありません。
それほど価格も高くなく、簡単に貼りつけることができる断熱シート。
電気代を節約したい人はもちろん、結露を軽減したい人はぜひ活用してみてくださいね。
特に風呂場が寒いという人は試す価値ありですよ。
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[文・構成/UPDATE編集部]