フードシェアアプリ『TABETE』使ってみた お得においしくフードロス削減! アプリ By - UPDATE編集部 更新:2021-05-04 飲食店などで売れ残った食品が、まだ食べられるにも関わらず廃棄される『フードロス(食品ロス)』が社会問題となっています。 消費者庁によると、日本では、まだ食べられる食品が年間600万トンも廃棄されているそうです。 600万トンを国民1人当たりに換算すると、毎日お茶碗1杯分の食べ物が捨てられていることになるのだとか。 誰もがフードロス削減に貢献できるフードシェアアプリ『TABETE(タベテ)』をご紹介します。 『TABETE』でフードロス削減に貢献 『TABETE』は、まだ食べられる食品と、食べたい人をつなぐフードシェアリングサービスです。 『TABETE』では、アプリ上で食品を購入する人を『食べ手』、購入することを『レスキュー』と表現しています。 『食べ手』が食品を『レスキュー』する流れがこちら。 ・飲食店がその日、売れ残った食品を『TABETE』に定価より安い価格で掲載。 ・掲載された食品を、『食べ手』がアプリ上で購入。 ・『食べ手』がアプリで設定した受け取り時間に、店舗に行く。 ・店頭で食品を受け取り、『レスキュー』完了。 『TABETE』を使って『レスキュー』体験 『TABETE』を使って、実際に廃棄前の食品を『レスキュー』してみました。 まずは、アプリ上で近くの飲食店を検索します。 パンや焼き肉店の弁当、カフェのサンドイッチなど、『レスキュー』できる食品はさまざまあります。 今回は、根岸・芋坂羽二重団子本店の商品を『レスキュー』することにしました。 根岸・芋坂羽二重団子は、創業1819年、200年以上も続く名店。夏目漱石、正岡子規、司馬遼太郎など、数々の有名文学作品にその名が登場します。 TABETE スクリーンショット アプリ上で、引き取り予定時間を指定し、クレジットカードで支払い。 後は、指定の時間に店頭まで取りに行けば『レスキュー』完了となります。 指定の時間に店に行くと、のれんはすでにしまってあり、入店していいものか戸惑う雰囲気です。 しかし、いざ入店してみると、すぐにスタッフが「商品引き取りの方ですか?」と声をかけてくれました。 その後、商品を受け取り『レスキュー』が完了。自宅に帰って団子をおいしくいただきました! 販売側にもメリットがある『TABETE』 『TABETE』を運営する株式会社コークッキングによると、新型コロナウイルス感染症の影響で、店舗によって来店者数が急増、急減しているのだとか。 そのため「1日にどのくらい売れるのか」という予測がこれまで以上に難しくなっているのです。 『TABETE』は売れ残ってしまった時だけ、掲載することが可能。 売れ残りの商品がない日は、出品しなくていい仕組みです。 『TABETE』を導入した店舗からは、このような声が上がっています。 ・廃棄が少なくなることで、運営面でも助かり、スタッフのモチベーションも上がりました。 ・準備した商品が売れ残ることも少なくなり、フードロス削減に貢献できています。 ・出品して『レスキュー』されるまでの時間が早くて助かります。 また、『TABETE』を通じて、店の味を知ってもらい、新たなファンの獲得につながることもあるそうです。 『食べ手』がお得に商品を購入できるだけでなく、店舗にとってもメリットのあるサービスなのですね。 おにぎり36.8万個分のフードロス削減に成功 2020年4月1日~2021年3月31日の1年間で、計73,680食が『TABETE』を通じて廃棄の危機から『レスキュー』されました。 その量をおにぎりに換算すると、36.8万個分のフードロス削減につながったのです。 飲食店や『食べ手』だけでなく、地球にも優しいサービスである『TABETE』。 一度、利用してみてはいかがでしょうか。 [文・構成/UPDATE編集部] 関連ワード SDGsシェアリングエコノミーフードロス この記事をシェアする Share Post LINE
飲食店などで売れ残った食品が、まだ食べられるにも関わらず廃棄される『フードロス(食品ロス)』が社会問題となっています。
消費者庁によると、日本では、まだ食べられる食品が年間600万トンも廃棄されているそうです。
600万トンを国民1人当たりに換算すると、毎日お茶碗1杯分の食べ物が捨てられていることになるのだとか。
誰もがフードロス削減に貢献できるフードシェアアプリ『TABETE(タベテ)』をご紹介します。
『TABETE』でフードロス削減に貢献
『TABETE』は、まだ食べられる食品と、食べたい人をつなぐフードシェアリングサービスです。
『TABETE』では、アプリ上で食品を購入する人を『食べ手』、購入することを『レスキュー』と表現しています。
『食べ手』が食品を『レスキュー』する流れがこちら。
・飲食店がその日、売れ残った食品を『TABETE』に定価より安い価格で掲載。
・掲載された食品を、『食べ手』がアプリ上で購入。
・『食べ手』がアプリで設定した受け取り時間に、店舗に行く。
・店頭で食品を受け取り、『レスキュー』完了。
『TABETE』を使って『レスキュー』体験
『TABETE』を使って、実際に廃棄前の食品を『レスキュー』してみました。
まずは、アプリ上で近くの飲食店を検索します。
パンや焼き肉店の弁当、カフェのサンドイッチなど、『レスキュー』できる食品はさまざまあります。
今回は、根岸・芋坂羽二重団子本店の商品を『レスキュー』することにしました。
根岸・芋坂羽二重団子は、創業1819年、200年以上も続く名店。夏目漱石、正岡子規、司馬遼太郎など、数々の有名文学作品にその名が登場します。
TABETE スクリーンショット
アプリ上で、引き取り予定時間を指定し、クレジットカードで支払い。
後は、指定の時間に店頭まで取りに行けば『レスキュー』完了となります。
指定の時間に店に行くと、のれんはすでにしまってあり、入店していいものか戸惑う雰囲気です。
しかし、いざ入店してみると、すぐにスタッフが「商品引き取りの方ですか?」と声をかけてくれました。
その後、商品を受け取り『レスキュー』が完了。自宅に帰って団子をおいしくいただきました!
販売側にもメリットがある『TABETE』
『TABETE』を運営する株式会社コークッキングによると、新型コロナウイルス感染症の影響で、店舗によって来店者数が急増、急減しているのだとか。
そのため「1日にどのくらい売れるのか」という予測がこれまで以上に難しくなっているのです。
『TABETE』は売れ残ってしまった時だけ、掲載することが可能。
売れ残りの商品がない日は、出品しなくていい仕組みです。
『TABETE』を導入した店舗からは、このような声が上がっています。
・廃棄が少なくなることで、運営面でも助かり、スタッフのモチベーションも上がりました。
・準備した商品が売れ残ることも少なくなり、フードロス削減に貢献できています。
・出品して『レスキュー』されるまでの時間が早くて助かります。
また、『TABETE』を通じて、店の味を知ってもらい、新たなファンの獲得につながることもあるそうです。
『食べ手』がお得に商品を購入できるだけでなく、店舗にとってもメリットのあるサービスなのですね。
おにぎり36.8万個分のフードロス削減に成功
2020年4月1日~2021年3月31日の1年間で、計73,680食が『TABETE』を通じて廃棄の危機から『レスキュー』されました。
その量をおにぎりに換算すると、36.8万個分のフードロス削減につながったのです。
飲食店や『食べ手』だけでなく、地球にも優しいサービスである『TABETE』。
一度、利用してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/UPDATE編集部]