両親に読んでもらいたい漫画は…? 20代女性の暮らしぶりを調査 インテリア・家具 By - UPDATE編集部 更新:2021-11-30 2020年に新型コロナウイルス感染症が流行し始め、私たちの生活様式は大きく変化しました。 コロナ禍以前と比べ、私たちにとって必要なサービスやモノは変化してきているといえるでしょう。 当連載では、生活者一人ひとりの暮らしにフォーカス。 みんながどのようなアイテムで、暮らしをアップデートしているのかを調査しました。 【第5回】家族と暮らす、20代女性のテレワーク 今回の取材対象は、神奈川県で家族と暮らすTさん。 職業はウェブ関連企業の営業部で働いています。 いい商品やサービスを提供しているものの、知られていない企業などを探し出し、認知度を上げるためのお手伝いをすることが主な仕事です。 ウェブ媒体で記事広告を作ったり、動画広告を作成したり、さまざまな広告の打ち出し方法を考え、提案。 取引先から紹介してもらう企業もあるものの、自分から電話をしてアタックする企業も多数あるといいます。 普通であれば、アポイントを取って企業に訪問し関係を築きますが、コロナ禍では会いに行くことができない場合が多くなったのだとか。 訪問の代わりにウェブ会議ツールを用いて、ネット上で挨拶をし、話を進めていくそうです。 Tさん 実際に会うメリットは、雑談や名刺交換をすることで顔を覚えてもらえること。 ですが、現在は、ウェブ上で話を進めることが圧倒的に多いです。 ただ、ウェブを活用するほうが移動時間がなくなるので、たくさん打ち合わせができて効率がいいと感じています。 コロナ禍で購入したモノは? コロナ禍で、自宅でも仕事をする機会が増えたTさん。 テレワークを行うためにさまざまなアイテムを購入したそうです。 ■メガネたて、ペン立て、雑誌たて 『minne』で購入したという、メガネとペン、雑誌を立てるアイテム。 すべて同じハンドメイド作家のものでそろえています。 デスク周りをおしゃれに収納できると、仕事のモチベーションもアップしそうですね。 ■マッサージキャンドル デスクに置いてあったものが、『ANiER(アニエル)』の『マッサージキャンドル ボディートリートメントオイル』です。 キャンドルとして火を焚くと、溶けた蝋(ろう)の部分が、ボディートリートメントオイルとして使えます。 火を消した直後でもオイル部分はほんのり温かく、いい香りで癒されるそうです。 ■万年筆のインク 最近購入したというのが、万年筆のインク。 アニメやゲーム、漫画が大好きなTさんは、仕事中、グッズやキャラクターをイメージできるアイテムが視界に入るようにしているのだそうです。 Tさん このインクは、好きなキャラクターのカラーに近いものを購入しました。『推しカラー』で文字を書いたり、インクを飾ったりするだけで気分が上がります。 好きなモノに囲まれて、仕事のモチベーションを上げるのも1つの手ですね。 実家暮らしの工夫は? 両親と3人で暮らしているTさん。 以前と比べ、自宅で仕事をするようになったことで、仕事中に家族が部屋に入ってきてしまうことがあるそうです。 そのため、取引先とのウェブ会議中に、突然家族が入ってきても気付けるよう、自室のドアが視界に入る位置にデスクを配置しています。 家族が部屋に入ってくるとすぐに気が付ける配置 家族団らんの方法も変化 コロナ禍以前は、家族で美術展や動物園に遊びに行っていたTさん。 緊急事態宣言下になり、家族で外出する機会が減ってしまいました。 その代わりに、自分が好きな漫画を共有したり、一緒にアニメを見たりする時間が増えたそうです。 Tさん 普段は電子書籍を購入しますが、家族に読んでほしい作品は書籍で購入して、共有しています。 家族団らんの方法も、少し変化しているようですね。 編集部目線 Tさんの「いいね!」なアイテム Tさんが自宅で使うアイテムの中から、UPDATE編集部員が「いいね!」と感じたアイテムをご紹介します。 ■タンスのゲンの『低身長用デスク』 Tさんがコロナ禍で購入したのが低身長用デスクです。 身長が152㎝のTさん。普通のデスクでは、高すぎて肩が凝ったり姿勢が悪くなったりしていたのだとか。 そこでタンスのゲン株式会社が販売していた『低身長用デスク』と、『低身長用イス』を購入しました。 高さ62cm、低身長向けパソコンデスクでテレワークを快適に 自分の身長に合ったデスクを使うと身体的に楽になったそうです。 ■ノートパソコンスタンド 低身長用デスクの上に置いて使っているのは、ノートパソコンスタンドです。 テレワークのほか、出社したり企業に訪問したり、働く場所が頻繁に変わるTさんはノートパソコンを使って仕事をしています。 デスクに置くよりも画面の位置が高くなり、仕事がしやすくなるそうです。 また、ノートパソコンスタンドを使うことで、ウェブカメラの位置が高くなるためカメラ映りもよくなるといわれています。 ウェブ会議を行う際に、取引先から好印象を得られるかもしれませんね。 Tさんの工夫ポイントは『ほどよいモチベーション』 テレワーク中、モチベーションが上がるモノを視界に入る場所に置いているTさん。 ただ、あまりに好きなグッズなどを置いてしまうとそちらに意識が向いてしまい、逆に集中力が落ちてしまうのだとか。 部屋で仕事をする時に、誘惑が多くて仕事がはかどらない場合もあるでしょう。 自分にとって適度に集中できる空間を作ることも大事なのかもしれませんね。 [文・構成/UPDATE編集部] 関連ワード 暮らしのアップデート この記事をシェアする Share Post LINE
2020年に新型コロナウイルス感染症が流行し始め、私たちの生活様式は大きく変化しました。
コロナ禍以前と比べ、私たちにとって必要なサービスやモノは変化してきているといえるでしょう。
当連載では、生活者一人ひとりの暮らしにフォーカス。
みんながどのようなアイテムで、暮らしをアップデートしているのかを調査しました。
【第5回】家族と暮らす、20代女性のテレワーク
今回の取材対象は、神奈川県で家族と暮らすTさん。
職業はウェブ関連企業の営業部で働いています。
いい商品やサービスを提供しているものの、知られていない企業などを探し出し、認知度を上げるためのお手伝いをすることが主な仕事です。
ウェブ媒体で記事広告を作ったり、動画広告を作成したり、さまざまな広告の打ち出し方法を考え、提案。
取引先から紹介してもらう企業もあるものの、自分から電話をしてアタックする企業も多数あるといいます。
普通であれば、アポイントを取って企業に訪問し関係を築きますが、コロナ禍では会いに行くことができない場合が多くなったのだとか。
訪問の代わりにウェブ会議ツールを用いて、ネット上で挨拶をし、話を進めていくそうです。
実際に会うメリットは、雑談や名刺交換をすることで顔を覚えてもらえること。
ですが、現在は、ウェブ上で話を進めることが圧倒的に多いです。
ただ、ウェブを活用するほうが移動時間がなくなるので、たくさん打ち合わせができて効率がいいと感じています。
コロナ禍で購入したモノは?
コロナ禍で、自宅でも仕事をする機会が増えたTさん。
テレワークを行うためにさまざまなアイテムを購入したそうです。
■メガネたて、ペン立て、雑誌たて
『minne』で購入したという、メガネとペン、雑誌を立てるアイテム。
すべて同じハンドメイド作家のものでそろえています。
デスク周りをおしゃれに収納できると、仕事のモチベーションもアップしそうですね。
■マッサージキャンドル
デスクに置いてあったものが、『ANiER(アニエル)』の『マッサージキャンドル ボディートリートメントオイル』です。
キャンドルとして火を焚くと、溶けた蝋(ろう)の部分が、ボディートリートメントオイルとして使えます。
火を消した直後でもオイル部分はほんのり温かく、いい香りで癒されるそうです。
■万年筆のインク
最近購入したというのが、万年筆のインク。
アニメやゲーム、漫画が大好きなTさんは、仕事中、グッズやキャラクターをイメージできるアイテムが視界に入るようにしているのだそうです。
このインクは、好きなキャラクターのカラーに近いものを購入しました。
『推しカラー』で文字を書いたり、インクを飾ったりするだけで気分が上がります。
好きなモノに囲まれて、仕事のモチベーションを上げるのも1つの手ですね。
実家暮らしの工夫は?
両親と3人で暮らしているTさん。
以前と比べ、自宅で仕事をするようになったことで、仕事中に家族が部屋に入ってきてしまうことがあるそうです。
そのため、取引先とのウェブ会議中に、突然家族が入ってきても気付けるよう、自室のドアが視界に入る位置にデスクを配置しています。
家族が部屋に入ってくるとすぐに気が付ける配置
家族団らんの方法も変化
コロナ禍以前は、家族で美術展や動物園に遊びに行っていたTさん。
緊急事態宣言下になり、家族で外出する機会が減ってしまいました。
その代わりに、自分が好きな漫画を共有したり、一緒にアニメを見たりする時間が増えたそうです。
普段は電子書籍を購入しますが、家族に読んでほしい作品は書籍で購入して、共有しています。
家族団らんの方法も、少し変化しているようですね。
編集部目線 Tさんの「いいね!」なアイテム
Tさんが自宅で使うアイテムの中から、UPDATE編集部員が「いいね!」と感じたアイテムをご紹介します。
■タンスのゲンの『低身長用デスク』
Tさんがコロナ禍で購入したのが低身長用デスクです。
身長が152㎝のTさん。普通のデスクでは、高すぎて肩が凝ったり姿勢が悪くなったりしていたのだとか。
そこでタンスのゲン株式会社が販売していた『低身長用デスク』と、『低身長用イス』を購入しました。
高さ62cm、低身長向けパソコンデスクでテレワークを快適に
自分の身長に合ったデスクを使うと身体的に楽になったそうです。
■ノートパソコンスタンド
低身長用デスクの上に置いて使っているのは、ノートパソコンスタンドです。
テレワークのほか、出社したり企業に訪問したり、働く場所が頻繁に変わるTさんはノートパソコンを使って仕事をしています。
デスクに置くよりも画面の位置が高くなり、仕事がしやすくなるそうです。
また、ノートパソコンスタンドを使うことで、ウェブカメラの位置が高くなるためカメラ映りもよくなるといわれています。
ウェブ会議を行う際に、取引先から好印象を得られるかもしれませんね。
Tさんの工夫ポイントは『ほどよいモチベーション』
テレワーク中、モチベーションが上がるモノを視界に入る場所に置いているTさん。
ただ、あまりに好きなグッズなどを置いてしまうとそちらに意識が向いてしまい、逆に集中力が落ちてしまうのだとか。
部屋で仕事をする時に、誘惑が多くて仕事がはかどらない場合もあるでしょう。
自分にとって適度に集中できる空間を作ることも大事なのかもしれませんね。
[文・構成/UPDATE編集部]