結局どれを買えばいい? 安いワイヤレスイヤホンを4社試しておすすめを発見!

ガジェット By - プラム 更新:

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イヤホンを選ぶ時に「音なんて聞こえればいいから安いのを選ぶ」という人と「多少お金がかかっても音のいいものを選ぶ」という人がいます。

筆者は「多少お金がかかってもいい音が聞きたい」派です。

ただ、人気の商品を見ていると、安いのに評価の高いワイヤレスイヤホンもチラホラ…。

「とはいえ、音質が悪いんじゃないの!?」と思った筆者は、人気メーカーで実売価格が4000円前後の安いワイヤレスイヤホンを4種類購入。

実際に使用してみて、音の違いや価格に見合うだけの音が聞こえるのかを検証しました。

使い心地やおすすめの商品などをご紹介していきます。

安いワイヤレスイヤホンでも音はいい? 人気メーカー4社で比べてみた

今回選んだのは、Amazonで人気の高かった『ANKER(アンカー)』の『Soundcore Life P2 Mini』を基準に、同価格帯で信頼性の高かったメーカー『SONY(ソニー)』、『JVC』、『オーディオテクニカ』のワイヤレスイヤホンです。

検証するワイヤレスイヤホン

アンカー:Soundcore Life P2 Mini

オーディオテクニカ:ATH-SPORT7TW

ソニー:WI-C100

JVC:HA-A5T

見た目的には、左右のイヤホンがつながっているソニーが少し異なるタイプで、オーディオテクニカは、ほかのものよりケースがひと回り大きくなっています。

持ち運びや使い勝手にも影響しそうですが、それぞれの特徴を見ていきましょう。

安いワイヤレスイヤホンを検証:Soundcore Life P2 Mini

最初に検証したのは、Amazonでも人気の高かったアンカーのSoundcore Life P2 Miniです。

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収納ボックスもイヤホンも、個人的にはちょうどよい大きさ。イヤホン自体もつまみやすい形状なので、耳に装着しやすく感じます。

片耳の重さが4.4gなので、邪魔になることはないでしょう。

イヤホン本体でも8時間の使用が可能で、ケースを使えば32時間ももつので余裕で1日使えます。

モバイルバッテリーに強いアンカーならではの、使用時間の長さでしょうか。

気になる音はというと、高音が若干弱く感じましたが、低音の厚みもあり、中音はしっかりと聞こえるクリアなサウンド。

4000円台のワイヤレスイヤホンで「ここまでいい音が聞けるとは…」と、最初から度肝を抜かれてしまいました。

え、もうこれでいいじゃん…。

口コミの評価も高く、人気のほどがうかがえます。

ネット上の口コミ

・同価格帯で比べたけど、これが一番だった。

・価格の割に音質がいい。

・多少ノイズがあるが、問題ないレベル。

・この価格なら壊れてもまたリピートする。

・コスパがよすぎる。

Soundcore Life P2 Mini スペック

片耳重さ:4.4g

使用時間:本体8時間/ケース含めて32時間

防水性能:IPX5

通話:可能

安いワイヤレスイヤホンを検証:ATH-SPORT7TW

続いて検証したのは、オーディオテクニカのATH-SPORT7TW。

激しいスポーツ中でも力強いサウンドが楽しめるのが売りで、IPX5の防水性能を持っているため、汗をかいても問題なく使えます。

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ただ、全体的に作りが大きく、ほかのケースと比べてもかなり大きいです。

イヤホンも片耳6.4gと今回検証した中では一番の重量。

重いと感じるほどではありませんが、形状も特殊で耳に装着しにくく感じます。

とはいえ、着けたままランニングをしても落ちたりずれたりすることはありませんでした。

音質については、筆者もオーディオテクニカの商品をよく使っているので期待していたのですが、低音がかなり軽く感じます。

高音やボーカルはとても聞きやすいのですが、全体的に迫力に欠けているといえるでしょう。

また、音楽を停止したり再生したりする時に、若干の遅れがあり反応がよくありません。

ネット上の口コミ

・メイドインジャパンで信頼できる。

・ランニングの振動で落ちることがなく安定している。

・土砂降りの日に落としても問題なく使えた。

・スポーツ用に最適。

ATH-SPORT7TW スペック

片耳重さ:6.4g

使用時間:本体3.5時間/ケース含めて17.5時間

防水性能:IPX5

通話:可能

安いワイヤレスイヤホンを検証:WI-C100

ソニーのWI-C100は、両イヤホンがつながっているタイプです。

いちいちケースに入れる必要がなく、小さなイヤホンをなくしにくいのが利点といえるでしょう。

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筆者は「コードがついているタイプは使いにくそうだ」と避けていましたが、実際に使ってみるとそれほど気にならず、使わない時は首にかけておくことができるので便利。

小さいイヤホンだとすぐになくしてしまう、という人にはおすすめです!

首元にボタンなどがついているため本体重量は20gありますが、肩に乗って重さが分散されるので気になりません。

ランニング時にも使用しましたが、特段邪魔にもならず、イヤホンを落としてなくす心配もないので安心感があります。

使用時間も25時間あるので、1日中使っていられるのも嬉しいところです。

音質はバランスがよく、軽めですが低音もしっかりと聞こえます。

高音で少しシャリシャリとした音がしますが、それほど気になりませんでした。

3000円台でこの音質なら、筆者的に文句はありません。

ネット上の口コミ

・安いのに音質がいい。

・落とす心配もないし使いやすい。

・バッテリーの持続もよく、音もよくて最高。

・通話で使うにはマイクが遠い。

WI-C100 スペック

本体重さ:20g

使用時間:本体25時間

防水性能:IPX4

通話:可能

安いワイヤレスイヤホンを検証:HA-A5T

最後に検証したのが、JVCのHA-A5T。

ケースもイヤホンも一番小さく、片耳3.9gと軽量なタイプです。

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余計なパーツがなく耳にスッポリと入るので、イヤホンを着けていても目立ちにくいでしょう。

小さく軽い本体の割に音質は低音がきいており、ドッシリとしています。

ただ、全体的にクリアな感じはなく、少しくぐもって聞こえるのが残念なところ。

こちらも3000円台で購入することができるので、安いワイヤレスイヤホンを探している人には向いているでしょう。

バッテリーの持続時間も悪くなく、本体で5時間の使用ができ、ケースとあわせれば15時間使えます。

ネット上の口コミ

・音質は値段相応といった感じ。

・価格、機能、デザインどれも満足。

・5000円以下でこれなら優秀。

・とにかく軽くて耳から落ちにくい。

HA-A5T スペック

片耳重さ:3.9g

使用時間:本体5時間/ケース含めて15時間

防水性能:IPX4

通話:可能

安いワイヤレスイヤホンは使えるの? まとめ

3000~5000円台で購入ができる、安いワイヤレスイヤホン4種類を検証してみました。

全体的に低音の弱さが気になることが多く、高音に関してはクリアな表現とはいえませんでしたが、値段以上に音質のよさを感じるものもあります。

音質に関しては個人的な好みもありますが、今回検証した中で一番のおすすめはアンカーの『Soundcore Life P2 Mini』です。

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4000円台のワイヤレスイヤホンとは思えないほど音質もよく、再生時間も本体のみで8時間も持ちます。

扱いやすい形状で、ケースもコンパクトなので持ち運びも便利!と、いいところづくしでした。

「ワイヤレスイヤホンはなくしてしまいそう」と考えて避けている人には、ソニーの『WI-C100』がおすすめです。

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低音は多少軽く感じますが、音質のバランスがよく、「この音が3000円台で購入できるとは」と驚かされます。

ケースに入れずに、首から下げて持ち歩けるのも便利ですよ。

ワイヤレスイヤホンはバッテリーの都合上、2~3年で買い替えることが多くあります。

コスパのいいモデルを選んで、賢く使いたいですね。


[文・構成/UPDATE編集部]

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