「サイドポケットってなくても使える!」 とにかくシンプルさがウリのグレゴリー『デイパック』

ファッション By - shio 更新:

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1977年にアメリカで誕生したアウトドアブランド『GREGORY(グレゴリー)』。

『背負うのではなく着る』をコンセプトとしたリュックを数多く展開し、年齢や性別問わず幅広いユーザーに支持されています。

当記事では、グレゴリーが生み出したロングセラーモデル『デイパック』にフォーカスし、人気の理由やサイドポケットがなくても収納力の高さが絶賛されている理由についてお伝えします!

実際に荷物を入れる検証も行っているので、購入を考えている人や使い勝手のいいリュックを探している人はぜひ参考にしてくださいね。

※この記事は、2024年6月25日時点の情報をもとにしています。また、商品はタイミングによってデザインやカラー、在庫切れ、価格が異なるケースがあります。

収納力を左右する「サイドポケット」のメリット・デメリットとは?

※写真はイメージ

リュックにサイドポケットが付いていると収納力がアップするといったメリットがありますが、デメリットもあるようです。

実際に使っている人の声をもとにサイドポケットの長所と短所をまとめてみました!

あると便利!なメリット

※写真はイメージ

基本的にサイドポケットは、水筒や折り畳み傘のようなスリムな荷物が入れやすいサイズに作られています。

雑誌やパンフレット、地図などの丸めた冊子やサングラス、モバイルチャージャー、虫除けスプレーなど、小型の荷物の大抵はぴったり収まるでしょう。

そんなサイドポケットのメリットの1つめは濡れた雨傘を独立して収納することができること。専用のカバーを忘れても、ほかの荷物が濡れずに済むので「助かった」という声が多いです。

また、背負ったままでも荷物を出し入れしやすい位置にあるため、使用頻度の高いものをさっと素早く取り出すことができるという利点も挙げられます。

気になるデメリット

※写真はイメージ

サイドポケットがあるおかげで「困った」という声もいくつか紹介します。

1つ目は電車の吊りカゴなどにリュックを横にして置かなければいけない場合、サイドポケットから物が飛び出しがちなこと。

落としたことに気が付かず結局、荷物を紛失してしまったというケースがあります。

2つ目はサイドポケットに重たいものを入れると、背負った時にバランスがとりにくくなったり、リュックの型崩れを引き起こしたりすること。

また、コンパクトなつくりなので、「荷物が入らなくて意味がなかった」「幅が狭すぎて奥の物が取り出しにくかった」という声も寄せられていました。

このほか、フラップやファスナーが付いていないオープンタイプのサイドポケットは雨水の浸入が気になるという人も多いみたい。

さらにメッシュ素材などの薄手の素材で作られている場合、耐久性に不安を感じるといった意見も寄せられていました。

シンプルながら長時間の快適性を追求したグレゴリー『デイパック』

今回ご紹介する『デイパック』には、サイドポケットが付いていません。

このことを不便を感じるユーザーもいる中、「まったく気にならない」という人も。

その秘密は、『1日分の荷物の量』が余裕で入る収納力の高さにあります。

収納力

まずは、『デイパック』のサイズや容量、重量をチェックしましょう。

サイズ(約):H45.5×W40×D16.5cm

容量:26ℓ

重さ:約645g

小柄な女性が背負ってもしっくりくるサイズ感。そして、シンプルなルックスが長年愛され続けている理由でしょう。

リュック本体の重さは軽いほうではありませんが、背負ってしまえば気にならない程度です。

メインコンパートメントはガバッと大きく開き、荷物へのアクセスが簡単。どこに何があるのかが一目でわかり、バッグの中で荷物が迷子になりにくいです。

サイドポケットがない代わりにポケットが便利な位置に3か所付いています。

フロントポケットはファスナー付きで貴重品入れに最適。

内部にはキーフック付きのメッシュポケットとノートPC用のスリーブが付いていて、小物の仕分けもバッチリです!

デザイン

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『デイパック』のデザインには、グレゴリー伝統の『ティアドロップ型』を採用しています。

丸みのある柔らかなシルエットなので、カジュアルやスポーティーなコーディネートにはもちろん、きれいめやビジネスライクな着こなしにもマッチするはず。

また、カラーやデザインのバリエーションが豊富で、選ぶ楽しさを感じられるのも『デイパック』の強みです。

素材

『デイパック』の表生地には高強度の『420デニールパッククロスナイロン』が採用されています。

重量のある物を入れても破れない耐久性の高さが自慢。型崩れしにくく、荷物が多めになっても気にせず使えるでしょう。

メインポケットの内側は防水生地になっているので、急に雨が降ってきても大丈夫。雨水の浸入を防ぎ、大切な荷物を濡れから守ってくれます。

ボトムには、アメリカの『デュポン社』が開発したハイテナシティーナイロン素材『500デニールコーデュラナイロン』を使用。

こちらも耐久性と防水性に優れた素材なので、地面で擦るなど少々雑な扱い方をしてもへっちゃらです。

背負った時の快適さ

『デイパック』のショルダーストラップは『ライフスパンEVAショルダー』と呼ばれており、内側に優れたクッション性をもたらしてくれる『EVA』素材が搭載されています。

かなり厚みがあるので食い込みにくく、長時間背負っても身体が楽。たくさん荷物を入れても肩への負担を感じにくいと思います。

そして、ショルダーストラップの間をつなぐ『スターナムストラップ』は荷物を入れて背負った時に安定性を高めてくれる機能。

「必要ないな」と思ったら取り外したり、自分の身体に合わせて取り付け位置を変えたりすることが可能です。

ウエスト部分に取り付ける『ウェイストストラップ』は、荷物の重量感を軽減したい時に必須の装備。

使わない時はベルトキーパーに収納することができるので、だらしなくプラプラと垂れ下がり、歩行の邪魔になりません。

サイドポケットがないけど影響はない?日帰り温泉旅行に行く荷物を詰めてみた!

サイドポケットがない『デイパック』ですが、そんなハンデを感じさせないほど収納力に優れています。

筆者は財布とスマホ、ポーチ、鍵、たまにPCを入れて持ち運ぶ時のお出かけにしか使用していませんが、たくさんの荷物を持って出かけなければならない場合に、サイドポケットなしでも大丈夫なのか…。

温泉付き日帰り旅行に行くシチュエーションで荷物を詰めて検証してみました!

荷造り開始!

用意したもの

・2つ折り財布
・仕切れるポーチ(下着、靴下などの着替え)
・スマホ
・充電器
・大きめタオル
・ワイヤレスイヤホン
・ガイドブック
・ペットボトル(500㎖)
・化粧ポーチ
・折り畳み傘
・家の鍵
・エコバッグ
・ネックピロー
・お菓子
・ウェットティッシュ

荷物の出し入れがしやすいフロントのファスナー付きポケットには、スマホとお財布、移動中に食べるお菓子をイン。

結構、深さがあるので余裕で入りました。

内部のメッシュポケットにはスマホの充電器とエコバッグ、ワイヤレスイヤホン、ウェットティッシュを収納。

キーフックには家の鍵をつなげて、なくさないように管理します。

PC用スリーブは折り曲げたくないガイドブックを入れるスペースにぴったり。

下着や靴下、タオルなどの衣類や着替えはまとめて仕切れるポーチへ収納してメインコンパートメントに収納します。

かさばりがちなネックピローと替えのマスクやスキンケア用品を入れた化粧ポーチも余裕で収納できました!

隙間に折り畳み傘とペットボトルを詰めれば、荷造り完了です。

荷造り後のリュックのフォルムは?

荷物をすべて収納した後の『デイパック』がこちら。

大きな型崩れはなく、さらに安定感を増した感じ。ちゃんと自立してくれるので助かります。

サイドポケットに荷物を入れるとシルエットが横に広がりがちですが、『デイパック』なら心配無用です!

背負ってみた感想

実際に背負ってみました。筆者の身長は162cmです。

背中にしっかりフィットしていて、心地いい!

背負った状態でも、元のきれいな『ティアドロップ型』をキープしています。

サイドポケットがないので、横にはみ出さないシルエットなのもポイント。

電車などの公共交通機関で移動する時にほかの人の邪魔になりません。

ショルダーストラップが厚めに作られているおかげで肩や腰への負担が少ないのも嬉しい。

この快適さなら旅行中、荷物をロッカーに預けなくてもずっと背負って歩き回れるでしょう。

『スターナムストラップ』と『ウェイストストラップ』も活用すると、さらに重さが軽減されるのでおすすめです。

大活躍の予感のショルダーハーネスに付いている『Dリング』

サイドポケットがなくても充分すぎる収納力の高さを見せつけてくれる『デイパック』。

「もっとほかに使える機能はないの?」と思い、探してみると…。ありました!

ショルダーストラップについている『Dリング』が、サイドポケットと同じような活躍ぶりを発揮してくれるみたいです。

たとえば、暑い季節の必需品『ハンディファン』をつないでおけば、いつでもさっと使えてかなり便利。

また、カラビナを使って、ペットボトルや水筒をつないでおくことも可能です。

夜道を歩く時は、小型の懐中電灯やライトをつけておいてもいいかも。

アイデアや工夫次第でさまざまな使い方ができますね。

コンパートメントを増やせる別売りアイテムにも注目!

「収納をさらに増やしたい!」という人は別売りのアクセサリー『クイックパテッドケース』を購入するといいでしょう。

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スマホやデジカメ、小銭入れ、ワイヤレスイヤホン、鍵などのコンパクトな荷物を入れておくために便利なサイズ感。

バックのベルクロアタッチメントで『デイパック』のショルダーストラップやベルトなどに簡単に装着することができます。

サイドポケットがなくても十分魅力の詰まったグレゴリー『デイパック』

サイドポケットが付いていない『デイパック』ですが、収納力の高さはピカイチ!

メインコンパートメントがかなり広々としているので縦長の荷物もすっぽり収まりますし、各ポケットを活用すれば小物を仕分けることが可能です。

そして、背負い心地もかなりいいのでおすすめ。少々値段はお高めですが、「購入してよかった〜!」と心から思えるアイテムです。

ぜひ、この機会にグレゴリーの『デイパック』をゲットしてみてはいかがですか。

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[文・構成/UPDATE編集部]

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