物を直接床に置かずに収納する『浮かせる収納』をご存じでしょうか。

読んで字のごとく、物を直置きしない方法なのですが、これがなかなかに便利。荷物の置き場所が少ない一人暮らしの家にも、物が多い家族暮らしの家にもおすすめの収納方法です。

案外見落としがちな場所が収納場所に早変わりする、便利な収納グッズを見つけたので、ぜひ参考にしてみてくださいね！

意外と知らない？　ドアやバスルームの壁は磁石がくっつく

今回、検証したのはインテリア雑貨メーカー『山崎実業』の人気シリーズ『tower（タワー）』の『マグネットバスルームバスケット（以下、マグネットバスケット）』です。

Amazonで見る

楽天市場で見る

バスケットの裏側に大きなマグネットが付いていて、金属製の壁にピタッと貼り付けることができます。

耐荷重は約3kgとなっていますが、手で下に押しても「全然ずれない！」と驚くほど、強力に壁にくっつきました。

「家に金属製の壁なんてないけど」と思っている人もいるかもしれませんが、探してみると案外あるものなんです。

一人暮らしの筆者の家の場合、バスルーム、玄関、冷蔵庫、洗濯機といった場所に貼り付けることができました。

基本的にユニットバスならくっつくと考えていいでしょう。玄関も金属製が多く、家によってはキッチン周りなども磁石がくっつきます。

「え、こんなところにくっつくの？」という場所もあり、意外なところが収納に早変わりするかもしれませんよ。

手元に磁石があれば、一度くっつくかどうかを試してみるといいでしょう。

山崎実業のマグネットバスルームバスケットを使ってみると…　

バスルームのシャンプーやボディーソープなど、ボトルを直置きしている人は少なくありません。

筆者もその1人で、シャンプーなどは洗面台に直置きしています。

ただ、直置きしていると掃除のたびに持ち上げるのが面倒だったり、しばらくすると床がぬめったりといいことはありません。

そこで役立つのが先ほどから話に出ている『浮かせる収納』。マグネットバスケットを壁にくっつけて、ボトルなどを全部入れてみました。

これ以外にも手前のバーにはタオルなどをかけたり、自由に取り付けられるフックには小物をぶら下げたりと、収納に便利な機能があるのであらゆるものを一か所にまとめられます。

「もっと早く使えばよかった…」と思ってしまうほど、バスルームが一気に片付きました。

マグネットバスケット自体の底も接地面が少なくなっているので、水垢などの汚れは最小限にできるでしょう。ただ、フラットではないので、水平を保ちたいものを入れるのは向いていません。

水がたまらないので、子供のおもちゃ入れなんかに使ってもいいかもしれませんね。

ちなみに冷蔵庫などにも付けることができると先述しましたが、バスルーム以外でもこのような使い方ができそうです。

バスケット部分は調味料入れに、タオル掛けはペーパータオルホルダーに、フックは小鍋などを掛ける場所に…と使い道がいろいろありました。

山崎実業のマグネットバスルームバスケット性能は？　口コミの評価も上々

実際に使うとなると、気になるのが大きさや耐荷重などのスペックです。

マグネットバスケットのスペックがこちら。

シャンプーなどのボトルは1本700gもないので、4、5本は入れても大丈夫でしょう。

試しに4kgの鉄アレイを入れてみましたが、落ちることはありませんでした。

マグネットバスケットの磁力がかなり強いことが分かります。とはいえ、推奨される使い方ではないので、耐荷重はしっかりと守りましょう。

ちなみに、マグネットバスケットに入れたままシャンプーをポンプしてもビクともしなかったのはかなり高ポイント。

いちいち取り出して使うのは面倒ですから、そのまま使えるのは嬉しいですよね。

口コミの評価も高く、特に「磁力に驚いた」という声が多くあがっていました。

山崎実業のマグネットバスルームバスケットが便利　まとめ

山崎実業のマグネットバスケットは、浮かせる収納に便利なアイテムでした。

これでバスルームも掃除がしやすくなり、水垢汚れも減るでしょう！

バスルームだけでなく、磁石のくっつく平面な壁ならどこでも使えるので、用途は多岐に渡ります。

収納スペースが少なく荷物を直置きしている人は、ぜひ活用してみてくださいね。

Amazonで見る

楽天市場で見る

---

[文・構成／UPDATE編集部]