雨の日は傘をさすのが一般的ですが、傘をさすと自動的に片手が取られてしまいます。

片手が使えないと行動に制約が生まれて、普段よりも何かと大変になるのではないでしょうか。

例えば、雨の日にスーパーマーケットで買いすぎてしまった時、大量の品物が入った買い物袋を片手で持たなければならないのは、想像するだけでも大変そうですよね。

「雨の日のお出かけで、傘をさしながら両手が使えたらいいのに…」と思っているあなたに、試してみてほしいグッズがありますよ！

傘を持たなくてもOK！？『ちょっと傘持って手』を紹介

今回紹介するのは、サンコー株式会社が販売している『ちょっと傘持って手』というグッズです。

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『ちょっと傘持って手』はリュックやバックパックなどのショルダーベルトを活用して、開いた傘を手で持つ代わりに固定することができます。

ある日、筆者のもとに到着した『ちょっと傘持って手』がこちら。かなりシンプルな構造となっています。

ここからは、バックパックに取り付けるための手順を見ていきましょう。

『ちょっと傘持って手』の取り付け手順を解説

『ちょっと傘持って手』の取り付け方法はとても簡単です。

まずは、本体の両端にあるネジのうち、どちらか片方のネジを外しましょう。本体の向きは、傘を取り付けるパーツが上にスライドできる向きが正面となります。

もう片方のネジはゆるめる程度にとどめ、本体の上下パーツがスライドできるようにしてください。

続いて、ネジを外したほうのネジ穴にベルトパーツを取り付けます。

最後に『ちょっと傘持って手』本体をショルダーベルトに取り付ければ完了！

ネジをゆるめれば取り付け位置の微調整をおこなえるので、まずはおおよその位置で固定しておくとよいでしょう。

『ちょっと傘持って手』を取り付けたところで、実際に雨の日に外出したいと思います。

小雨の日に『ちょっと傘持って手』を使ってみた

2025年6月のある日、小雨が降っていたので『ちょっと傘持って手』を試してみることにしました。

今回使用するのは、コンビニエンスストアなどで入手できる一般的なビニール傘。まずは取り付けパーツで傘の柄の部分を固定します。

後は、傘の柄に取り付けたパーツを『ちょっと傘持って手』本体に装着するだけ。このような感じになります。

バックパックのショルダーベルトに取り付けていることもあり、傘の角度は斜めに。これによって、バックパックが雨に濡れてしまうのを防ぐこともできます。

せっかくなので、辺りをしばらく歩き回ってみました。

『傘をさしているのに手ぶら』という新感覚、しかし…？

実際に『ちょっと傘持って手』を使用してみて感じたのは、傘をさしているのに両手が空いているという、ちょっと不思議な感覚でした。

傘を持って移動する時間が長いと、じわじわと片手が疲れてしまうもの。しかし『ちょっと傘持って手』を使えばその心配がなく、雨の中でもリラックスして歩くことができました。

一方、少々気になったのは固定した傘が揺れやすいということ。

バックパックのショルダーベルトに『ちょっと傘持って手』を取り付けた場所によっては傘自体が左右に揺れやすく、安定しなくなってしまうことがあります。

筆者は、傘の固定パーツを持ち手に最大限近付けて固定し、ショルダーベルトの上のほうに『ちょっと傘持って手』本体を取り付けて、傘があまり動かないように工夫してみました。

傘の大きさや、みなさんの体格などによってちょうどいい場所は異なります。『ちょっと傘持って手』を使い始めのうちは、自身にとってのベストポジションを探してみるとよさそうです。

まとめ：『ちょっと傘持って手』で開放感を味わおう

本記事では、傘をさしながら手ぶらで外出できるグッズ『ちょっと傘持って手』を紹介しました。

『ちょっと傘持って手』はコンパクトかつシンプルな構造で、一度取り付けた後も調節可能なため、使い勝手がよいアイテムといえます。

検証時点のコンディションは小雨だったため、多少不安定でも大きな支障はありませんでした。しかし、大粒の雨がボタボタと大量に降るような日は、ビニール傘との組み合わせでは向かないかもしれません。

『ちょっと傘持って手』を使用する際は、小雨の場合か、大きめの傘を用意できる場合か、もしくは日傘で日光を避けたい場合が適しているといえるでしょう。

また、両手を使うことができる点から、小さな子供がいる家庭ではベビーカーを押す際も役に立ちそうです。

とはいえ、小雨程度なら傘をさしつつ手ぶらで出かけることができる開放感はかなりユニーク。独特の感覚を、みなさんも味わってみてはいかがでしょうか！

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[文・構成／UPDATE編集部]