「これが欲しかった!」冷却プレート付きハンディファンの使い心地に「もう普通の扇風機には戻れないかも」 新着 By - プレミアムかたの 更新:2025-06-27 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 梅雨がどこかへ行ってしまったのかと思ってしまうぐらい暑い、今の季節。 「雨対策より、暑さ対策のほうが急務!」という人も多いのではないでしょうか。 筆者も暑さの中、ヘロヘロになりながら出勤しているので、どうにかこの暑さを軽減できないかと試行錯誤しています。 そんな中で、以前から気になっていたアイテムをゲットしました! それは『冷却プレート付きハンディファン』と呼ばれるもの。従来のハンディファンに加え、冷たくなるプレートが付いているものです。 はてさて、その実力はいかがなものか…実際に使用して確認してみました。 Amazonで見る 楽天市場で見る 冷却プレート付きハンディファンって、そもそもどんなもの? ご存知の人は読み飛ばしていただければと思いますが、冷却プレート付きハンディファンとはどのようなものかについて、お伝えします。 まず、一般的なハンディファン同様にファンが付いており、風を送るという基本機能は変わりません。 それに加え、写真中央の金属プレートが冷たくなる仕様になっていて、ここを肌に当てて冷却することができます。 この仕組みはペルチェ効果という、「異なる金属や半導体を接合した部分に電流を流すと、接合部分で熱の吸収(冷却)と放出(加熱)が起こる現象」を利用したもの。 プレート部がかなり冷たくなるので、近年、暑さが気になる季節には、この仕組みを応用したアイテムが多数登場します。 冷却プレート付きハンディファンって本当に涼しい? 室内と室外で検証してみた 冷却プレート付きハンディファンのスペック なんとなく仕組みが分かったところで、当記事で紹介する『シシベラ 冷却プレート付きハンディファン』のスペックを見ていきましょう。 風量調節機能:弱・中・強の3段階 充電時間:約3.5時間 ファンのみの継続使用可能時間:弱 約7.5時間、中 約3.7時間 強 約1.9時間 ファンと冷却プレートの継続使用可能時間:弱 約1.3時間、中 約1.1時間 強 約50分 商品の売りである冷却プレートを使用すると、かなり継続使用可能時間は短くなるようです。 よって、長時間の外出に使うのは不向きだということが想像できます。 とはいえ、筆者個人としては出勤時の暑さが少しでもやわらぐなら御の字といったところ。期待に胸をふくらませながら、実際に使ってみます! 室内での使用レビュー まずは、エアコンが効いている、23.6℃の室内で検証してみます。 ハンディファンの電源をボタンをポチッと押すと、すぐにファンが回転し始め、風が送られてきました。 風量は調整できますが、ほかのハンディファンと比べて可もなく不可もなくといったところ。 風量はまずまず ヘッドが折りたたみ式になっていて、足付きなので安定感もあり、卓上ファンとしてもグッドです。 続いて冷却ボタンを押すと、数秒でプレートに結露が発生し、視覚的にも冷たくなったことが分かります。 これを首筋に当ててみると…。 おお、しっかり冷たい! 正直、使うまでは半信半疑でしたが、ちゃんと冷たくなっていることに感動しました。 重量は約147gと、一般的なハンディファンの重さと同等なので、手に持った状態でもそれほど重く感じません。 よって、個人的には「室内なら十分使える!」という感想です。 強いていえばファンの音がそこそこ大きいので、静かな室内では気になる人もいそうだというのが惜しいなと思いました。 室外での使用レビュー さて、次に本番といってもいい室外で使用し、レビューしていきます。 検証した日は外気温31℃、湿度61%と蒸し暑い日です。 試したのは雲が多い晴れの日 この気温で使えるアイテムならば、及第点といったところでしょう。 まずはファンですが、回してみるとぬるい風が肌に当たるだけで、とても涼しいとはいえないというのが正直な感想。 近年、暑く、乾燥している時にハンディファンを使用すると、熱中症対策として逆効果で、使い方に気を付けなければいけないという考えが広まりました。 よって、暑い日の室外での使用は、もっぱら冷却プレート頼みといえるかもしれませんね。 そういった理由から、冷却プレートを中心に、性能を室外で確認してみました。 まずは、日陰で使用・検証してみます。 冷たい…けど、すぐぬるくなっちゃう。 プレートを首に当ててみましたが、一瞬、しかも局所的には冷たくなるものの、冷却されている実感はほとんどありませんでした。 これだと、「使える」とはいい難い印象です。 また、あえて日なたに出て使用してみましたが、感想は同じ。冷却という意味では、過度な期待はしないほうがよいでしょう。 しかし! あれこれ試しているうちに「これはいいぞ!」という使い方を見つけました。 それは『おでこに当てる』ということ。おでこであれば、冷たさをしっかり感じることができ、暑さによる不快感を軽減してくれる実感がありました。 とはいえ、おでこを冷やしたからといって身体は冷却されないとのことなので、「冷たくて気持ちいい…」という瞬間を味わうだけのものという考えでいたほうが賢明のようです。 まとめ 冷却プレート付きハンディファンは、思ったよりもプレートが冷たくなるので、暑い場所からエアコンの効いた室内に入った時などには即座に力を発揮してくれると感じました。 室内で食事をして暑くなった時や、ドライヤーを使って髪を乾かしている時など、使いたいと思えるタイミングは多そうです。 一方、室外での使用に関しては、あくまで暑さの不快感を軽減してくれるのみといったところで、過度な期待はしないほうがよさそう。 価格的に考えれば十分使いどころはあるので、気になった人は予算に見合うかを考えた上で、検討してみてくださいね。 ちなみに、筆者が持っているのは旧モデル。 Amazonで見る 楽天市場で見る 2025年6月現在では、100段階風量調節もできるようになった新型も発売されているので、こちらもチェックしてみてください! Amazonで見る [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード ハンディファン検証 この記事をシェアする Share Post LINE
梅雨がどこかへ行ってしまったのかと思ってしまうぐらい暑い、今の季節。
「雨対策より、暑さ対策のほうが急務!」という人も多いのではないでしょうか。
筆者も暑さの中、ヘロヘロになりながら出勤しているので、どうにかこの暑さを軽減できないかと試行錯誤しています。
そんな中で、以前から気になっていたアイテムをゲットしました!
それは『冷却プレート付きハンディファン』と呼ばれるもの。従来のハンディファンに加え、冷たくなるプレートが付いているものです。
はてさて、その実力はいかがなものか…実際に使用して確認してみました。
Amazonで見る
楽天市場で見る
冷却プレート付きハンディファンって、そもそもどんなもの?
ご存知の人は読み飛ばしていただければと思いますが、冷却プレート付きハンディファンとはどのようなものかについて、お伝えします。
まず、一般的なハンディファン同様にファンが付いており、風を送るという基本機能は変わりません。
それに加え、写真中央の金属プレートが冷たくなる仕様になっていて、ここを肌に当てて冷却することができます。
この仕組みはペルチェ効果という、「異なる金属や半導体を接合した部分に電流を流すと、接合部分で熱の吸収(冷却)と放出(加熱)が起こる現象」を利用したもの。
プレート部がかなり冷たくなるので、近年、暑さが気になる季節には、この仕組みを応用したアイテムが多数登場します。
冷却プレート付きハンディファンって本当に涼しい? 室内と室外で検証してみた
冷却プレート付きハンディファンのスペック
なんとなく仕組みが分かったところで、当記事で紹介する『シシベラ 冷却プレート付きハンディファン』のスペックを見ていきましょう。
風量調節機能:弱・中・強の3段階
充電時間:約3.5時間
ファンのみの継続使用可能時間:弱 約7.5時間、中 約3.7時間 強 約1.9時間
ファンと冷却プレートの継続使用可能時間:弱 約1.3時間、中 約1.1時間 強 約50分
商品の売りである冷却プレートを使用すると、かなり継続使用可能時間は短くなるようです。
よって、長時間の外出に使うのは不向きだということが想像できます。
とはいえ、筆者個人としては出勤時の暑さが少しでもやわらぐなら御の字といったところ。期待に胸をふくらませながら、実際に使ってみます!
室内での使用レビュー
まずは、エアコンが効いている、23.6℃の室内で検証してみます。
ハンディファンの電源をボタンをポチッと押すと、すぐにファンが回転し始め、風が送られてきました。
風量は調整できますが、ほかのハンディファンと比べて可もなく不可もなくといったところ。
風量はまずまず
ヘッドが折りたたみ式になっていて、足付きなので安定感もあり、卓上ファンとしてもグッドです。
続いて冷却ボタンを押すと、数秒でプレートに結露が発生し、視覚的にも冷たくなったことが分かります。
これを首筋に当ててみると…。
おお、しっかり冷たい!
正直、使うまでは半信半疑でしたが、ちゃんと冷たくなっていることに感動しました。
重量は約147gと、一般的なハンディファンの重さと同等なので、手に持った状態でもそれほど重く感じません。
よって、個人的には「室内なら十分使える!」という感想です。
強いていえばファンの音がそこそこ大きいので、静かな室内では気になる人もいそうだというのが惜しいなと思いました。
室外での使用レビュー
さて、次に本番といってもいい室外で使用し、レビューしていきます。
検証した日は外気温31℃、湿度61%と蒸し暑い日です。
試したのは雲が多い晴れの日
この気温で使えるアイテムならば、及第点といったところでしょう。
まずはファンですが、回してみるとぬるい風が肌に当たるだけで、とても涼しいとはいえないというのが正直な感想。
近年、暑く、乾燥している時にハンディファンを使用すると、熱中症対策として逆効果で、使い方に気を付けなければいけないという考えが広まりました。
よって、暑い日の室外での使用は、もっぱら冷却プレート頼みといえるかもしれませんね。
そういった理由から、冷却プレートを中心に、性能を室外で確認してみました。
まずは、日陰で使用・検証してみます。
冷たい…けど、すぐぬるくなっちゃう。
プレートを首に当ててみましたが、一瞬、しかも局所的には冷たくなるものの、冷却されている実感はほとんどありませんでした。
これだと、「使える」とはいい難い印象です。
また、あえて日なたに出て使用してみましたが、感想は同じ。冷却という意味では、過度な期待はしないほうがよいでしょう。
しかし!
あれこれ試しているうちに「これはいいぞ!」という使い方を見つけました。
それは『おでこに当てる』ということ。おでこであれば、冷たさをしっかり感じることができ、暑さによる不快感を軽減してくれる実感がありました。
とはいえ、おでこを冷やしたからといって身体は冷却されないとのことなので、「冷たくて気持ちいい…」という瞬間を味わうだけのものという考えでいたほうが賢明のようです。
まとめ
冷却プレート付きハンディファンは、思ったよりもプレートが冷たくなるので、暑い場所からエアコンの効いた室内に入った時などには即座に力を発揮してくれると感じました。
室内で食事をして暑くなった時や、ドライヤーを使って髪を乾かしている時など、使いたいと思えるタイミングは多そうです。
一方、室外での使用に関しては、あくまで暑さの不快感を軽減してくれるのみといったところで、過度な期待はしないほうがよさそう。
価格的に考えれば十分使いどころはあるので、気になった人は予算に見合うかを考えた上で、検討してみてくださいね。
ちなみに、筆者が持っているのは旧モデル。
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2025年6月現在では、100段階風量調節もできるようになった新型も発売されているので、こちらもチェックしてみてください!
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[文・構成/UPDATE編集部]