着物を『貸す』『借りる』ができるサブスク 自宅に眠る着物を貸し出してみては? ファッション By - UPDATE編集部 更新:2021-04-20 コロナ禍で、動画配信サービスのほか日用品や嗜好品など、さまざまなサブスクリプションサービス(以下、サブスク)が登場しています。 一般的なサブスクは、企業側の商品やサービスを月額で利用するモノ。 そんな中、商品を貸す側にもなれるサブスクがあることをご存じでしょうか。 『貸す』も『借りる』もできる、着物のサブスク 京都府で着物の販売を行っている『京雅苑』が、着物レンタルサービス『着物やさしいきもち』を2021年4月に開始しました。 『着物やさしいきもち』のサービス概要がこちら。 <着物を借りる> ・月額26,800円(税込)。 ・着物、帯、長襦袢、帯締め、帯揚げの5点セットのレンタル。 ・一度に借りられるのは1セットのみ。セット返却後、ほかのセットをレンタルできる。 ・解約はいつでも可能。(着物レンタル中は、返却後解約) <着物を貸す> ・『着物やさしいきもち』ウェブサイトの専用メールフォームより申し込み。 ・着物の全体写真や、気になる汚れの箇所の写真などを送信。 ・採用された着物については、借り手が付き次第2,000円のキャッシュバック。 ・着物の手入れやクリーニングは、スタッフにお任せ。 着物を借りる時には、あらかじめ『京雅苑』のスタッフが、着物、帯、小物をコーディネートしたセットが届きます。 着物に詳しいスタッフが組み合わせたセットが届くので、着物初心者でも気軽に楽しめますね。 また、着物は高額なものが多いため、複数購入するのは難しいもの。 『着物やさしいきもち』を利用すれば、さまざまな着物を楽しむことが可能なのです。 ちなみに、2021年4月20日現在、レンタルできる着物がこちら。 着物やさしいきもち スクリーンショット 着物好きにとっても魅力的なサービスではないでしょうか。 『着物やさしいきもち』のサービスを始めたきっかけは? 『京雅苑』の代表である赤澤正彦さんは、着物の小売りを行う中、購入者から「着物を処分したい」という声が増えてきたと感じていたのだとか。 私は30年、着物の小売業を営んでまいりました。 今日の着物を着られなくなった時代のせいなのか、今までお世話になったお客様からお買い上げいただいた着物を「着る機会がない、いらなくなった。」とのお声を残念ですがお聞きする事が増えてまいりました。 それでは!と思い、この着物をリユース(再利用)する事を思いつきました。 着物やさしいきもち ーより引用 「着物が捨てられたり、処分されることのない循環型の環境を作りたい」という想いから、着物のサブスクを開始した『京雅苑』。 コロナ禍で進む、サステナブルな社会を目指した社会の動きにも、『着物やさしいきもち』はマッチしているサービスといえるでしょう。 着物を貸したい人も、借りたい人も『着物やさしいきもち』のサービスを利用してみてくださいね。 [文・構成/UPDATE編集部] 関連ワード サブスク この記事をシェアする Share Post LINE
コロナ禍で、動画配信サービスのほか日用品や嗜好品など、さまざまなサブスクリプションサービス(以下、サブスク)が登場しています。
一般的なサブスクは、企業側の商品やサービスを月額で利用するモノ。
そんな中、商品を貸す側にもなれるサブスクがあることをご存じでしょうか。
『貸す』も『借りる』もできる、着物のサブスク
京都府で着物の販売を行っている『京雅苑』が、着物レンタルサービス『着物やさしいきもち』を2021年4月に開始しました。
『着物やさしいきもち』のサービス概要がこちら。
<着物を借りる>
・月額26,800円(税込)。
・着物、帯、長襦袢、帯締め、帯揚げの5点セットのレンタル。
・一度に借りられるのは1セットのみ。セット返却後、ほかのセットをレンタルできる。
・解約はいつでも可能。(着物レンタル中は、返却後解約)
<着物を貸す>
・『着物やさしいきもち』ウェブサイトの専用メールフォームより申し込み。
・着物の全体写真や、気になる汚れの箇所の写真などを送信。
・採用された着物については、借り手が付き次第2,000円のキャッシュバック。
・着物の手入れやクリーニングは、スタッフにお任せ。
着物を借りる時には、あらかじめ『京雅苑』のスタッフが、着物、帯、小物をコーディネートしたセットが届きます。
着物に詳しいスタッフが組み合わせたセットが届くので、着物初心者でも気軽に楽しめますね。
また、着物は高額なものが多いため、複数購入するのは難しいもの。
『着物やさしいきもち』を利用すれば、さまざまな着物を楽しむことが可能なのです。
ちなみに、2021年4月20日現在、レンタルできる着物がこちら。
着物やさしいきもち スクリーンショット
着物好きにとっても魅力的なサービスではないでしょうか。
『着物やさしいきもち』のサービスを始めたきっかけは?
『京雅苑』の代表である赤澤正彦さんは、着物の小売りを行う中、購入者から「着物を処分したい」という声が増えてきたと感じていたのだとか。
「着物が捨てられたり、処分されることのない循環型の環境を作りたい」という想いから、着物のサブスクを開始した『京雅苑』。
コロナ禍で進む、サステナブルな社会を目指した社会の動きにも、『着物やさしいきもち』はマッチしているサービスといえるでしょう。
着物を貸したい人も、借りたい人も『着物やさしいきもち』のサービスを利用してみてくださいね。
[文・構成/UPDATE編集部]