無料オンラインホワイトボード5選!アイディアを簡単に共有しよう ビジネス By - UPDATE編集部 更新:2021-08-04 ※写真はイメージ リモートワークや在宅勤務を採用する企業が増えたことを受け、多くの企業でWeb会議が実施されています。オンラインホワイトボードは、Web会議における参加者のアイディアやイメージを簡単に共有できるツールです。 しかし、実際のオンラインホワイトボードがどのようなものか、詳しく把握していない人も多いでしょう。 当記事は、無料で利用できるオンラインホワイトボードを紹介します。オンラインホワイトボードの概要やメリット・デメリットなども解説するため、オンラインホワイトボードの利用を検討している人は参考にしてください。 目次 1. オンラインホワイトボードとは?1.1. オンラインホワイトボードのメリット・デメリット2. オンラインホワイトボードを選ぶ4つのポイント3. 『無料』オンラインホワイトボードおすすめ5選3.1. Google Jamboard3.2. Microsoft Whiteboard3.3. Zoom3.4. Whiteboard Fox3.5. Strap4. まとめ オンラインホワイトボードとは? オンラインホワイトボードとは、オンライン上に設定されたホワイトボードのような共有スペースのことであり、文字や図形などを複数人で書き込めるツールです。テキストや文章のみのやりとりとは違い、フリーハンドによる直感的なイメージも簡単に伝達できます。 また、実際の会議室にあるホワイトボードのように、会議参加者のアイディアをバーチャルなホワイトボードでまとめ、情報を集約することも可能です。そのほか、入力されたデータを会議後すぐにメンバー間で共有し、議事録代わりに利用する機能も備えています。 オンラインホワイトボードのメリット・デメリット オンラインホワイトボードは、数多くのメリットを持つツールです。しかし、メリットだけでなくデメリットもあるため、オンラインホワイトボードを活用する時はメリット・デメリットを把握しておきましょう。 ※写真はイメージ <オンラインホワイトボードのメリット> ・アイディアや情報を簡単に共有でき、コミュニケーションが円滑になる ・可視化したアイディアを後から簡単に閲覧できる ・使用したオンラインホワイトボードを保存し、共有できる ・会議の方向性をまとめやすい ・会議室を必要としない オンラインホワイトボードでは、イメージやアイディアをフリーハンドで表現でき、チーム内で簡単にイメージを共有することが可能です。入力したデータの確認や保存が簡単であり、共同作業や共同編集も行いやすいという特徴があります。 ※写真はイメージ <オンラインホワイトボードのデメリット> ・使いこなすためのITに関する知識が求められる ・パソコンやネットワーク環境の準備が必要である オンラインホワイトボードのメリットを活かすためには、会議参加者、ユーザーが機能を十分に使いこなすためのITに関する知識が求められます。また、オンラインホワイトボードを利用できる環境の確認も必要です。 オンラインホワイトボードを選ぶ4つのポイント オンラインホワイトボードを選ぶ際は、各サービスの仕様や特徴を踏まえ、自社に適したオンラインホワイトボードを選択してください。ここでは、オンラインホワイトボードを選ぶポイントを解説します。 ■機能性 機能性を調べる際は、実際に自社のWeb会議・オンライン会議をイメージしてみてください。テキストや図の入力など、自社の会議でよく行っていることに着目すると選択しやすくなります。付随する機能・オプションも押さえておきましょう。 ■操作性 オンラインホワイトボードはオンライン上で多人数が参加するため、操作のスムースさはネットワーク環境に依存します。参加者のネットワーク環境に見合うかどうかも、大切なチェックポイントです。 ■互換性 基本的にオンラインホワイトボードは外部環境との互換性に優れています。ただし、種類によっては自社で使用しているシステムやツールと連携できないケースもあるため、事前の確認が重要です。 ■コスト オンラインホワイトボードの料金体系は月額制が多く、使える機能により無料プランと有料プランが存在します。オンラインホワイトボードに割ける予算や利用したい機能に合わせてプランを選択しましょう。 『無料』オンラインホワイトボードおすすめ5選 オンラインホワイトボードにはさまざまな種類があります。しかし、日本語に対応していないサービスも多く存在するため、利用には注意が必要です。 ここでは、無料プランあるいは無料トライアルがあり、日本語に対応しているオンラインホワイトボードを厳選して5つ紹介します。 Google Jamboard Google Jamboard スクリーンショット 『Google Jamboard』は、Googleが提供するオンラインホワイトボードです。Googleアカウントを所持していれば利用できる手軽さが魅力であり、企業や大学などで活用されています。 ■Google Jamboardの機能 手書き機能、共有機能、付箋機能、ドライブ自動保存など ■Google Jamboardの特徴 Google Jamboardの特徴は、シンプルで使いやすい点にあります。メニューにある『ペン』や『ケシゴム』などのアイコンから、直感的な操作が可能です。ブラウザ上で利用するため、スマホやパソコンなどさまざまなデバイスで利用できます。 Microsoft Whiteboard Microsoft Whiteboard スクリーンショット 『Microsoft Whiteboard』は、Microsoftが提供するオンラインホワイトボードです。利用にはMicrosoftアカウントが必要となります。 ■Microsoft Whiteboardの機能 付箋メモの追加、テキスト作成、画像挿入、ファイル挿入、エクスポート、共有機能、ビデオ会議など ■Microsoft Whiteboardの特徴 Microsoft Whiteboardの特徴は、WordやPowerPointとの互換性に優れ、作成した文書などの挿入が容易な点です。事前に作成したWord文書の資料をもとに、会議を進めることができます。また、オンラインホワイトボードは共有リンクをコピーしてメールを送信するなどの方法を用いると、簡単に共有が可能です。 Zoom Zoom スクリーンショット Web会議システムの『Zoom』はホワイトボード機能を備えており、会議中にオンラインホワイトボードを利用することが可能です。Zoomのミーティングツールバーの『画面の共有』ボタンから、ホワイトボードを選択できます。 ■Zoomの機能 テキスト入力、共有機能、スポットライト、フォーマット調整など ■Zoomの特徴 Zoomのオンラインホワイトボードは、Web会議システムにあらかじめ組み込まれている点が特徴的です。また、文字のサイズや太さ、色などを変更できるフォーマット調整機能があります。 Zoomで会議を主催する方法とは?活用方法やメリットも紹介 Zoomで画面共有を行う方法 共有できない場合の対処法も解説 Whiteboard Fox Whiteboard Fox スクリーンショット 『Whiteboard Fox』は、ブラウザ上で利用できるオンラインホワイトボードです。会員登録の必要がなく、Whiteboard Foxのサイトへアクセスするとすぐに利用できます。 ■Whiteboard Foxの機能 テキスト入力、画像アップロード、情報共有、手書き機能など ■Whiteboard Foxの特徴 Whiteboard Foxの特徴は、描画・テキスト入力・情報共有が簡単で、初心者でも直感的に使用できる点です。テキストや画像アップロードなどの基本機能を備えており、入力した情報も高速で同期化されます。使用方法は公式サイトの動画より確認可能です。ほかのチームメンバーと共有したい時は、オンラインホワイトボードのURLを送信してください。 Strap Strap スクリーンショット 『Strap』はクラウド型のオンラインホワイトボードです。プランは月額制の3プランが設定されています。メールアドレスや氏名などを入力すると、無料トライアルが利用できます。 ■Strapの機能 付箋機能、ホワイトボード、共有機能、スマートアド、スペース管理など ■Strapの特徴 Strapはホワイトボードの広さに制限がなく、複数作成やボードの組み合わせが自由に操作できます。長方形や円形などの図形を使用し、思考の整理や構造化を分かりやすく図示化できる機能も付いています。 まとめ オンラインホワイトボードは、インターネット上でスペースを共有し、複数の参加者で編集や閲覧が可能なツールです。オンラインホワイトボードを導入すると、Web会議において手描きの図や表を簡単に共有でき、円滑な意思疎通が図れます。 オンラインホワイトボードを選ぶ際は、機能性・操作性などを考慮しましょう。中には無料トライアルが利用できるものもあるため、まずは無料で試すことがおすすめです。オンラインホワイトボードを活用し、Web会議をより有意義なものにしてください。 [文・構成/UPDATE編集部] 関連ワード Zoom仕事 この記事をシェアする Share Post LINE
リモートワークや在宅勤務を採用する企業が増えたことを受け、多くの企業でWeb会議が実施されています。
オンラインホワイトボードは、Web会議における参加者のアイディアやイメージを簡単に共有できるツールです。
しかし、実際のオンラインホワイトボードがどのようなものか、詳しく把握していない人も多いでしょう。
当記事は、無料で利用できるオンラインホワイトボードを紹介します。
オンラインホワイトボードの概要やメリット・デメリットなども解説するため、オンラインホワイトボードの利用を検討している人は参考にしてください。
オンラインホワイトボードとは?
オンラインホワイトボードとは、オンライン上に設定されたホワイトボードのような共有スペースのことであり、文字や図形などを複数人で書き込めるツールです。
テキストや文章のみのやりとりとは違い、フリーハンドによる直感的なイメージも簡単に伝達できます。
また、実際の会議室にあるホワイトボードのように、会議参加者のアイディアをバーチャルなホワイトボードでまとめ、情報を集約することも可能です。
そのほか、入力されたデータを会議後すぐにメンバー間で共有し、議事録代わりに利用する機能も備えています。
オンラインホワイトボードのメリット・デメリット
オンラインホワイトボードは、数多くのメリットを持つツールです。
しかし、メリットだけでなくデメリットもあるため、オンラインホワイトボードを活用する時はメリット・デメリットを把握しておきましょう。
※写真はイメージ
<オンラインホワイトボードのメリット>
・アイディアや情報を簡単に共有でき、コミュニケーションが円滑になる
・可視化したアイディアを後から簡単に閲覧できる
・使用したオンラインホワイトボードを保存し、共有できる
・会議の方向性をまとめやすい
・会議室を必要としない
オンラインホワイトボードでは、イメージやアイディアをフリーハンドで表現でき、チーム内で簡単にイメージを共有することが可能です。
入力したデータの確認や保存が簡単であり、共同作業や共同編集も行いやすいという特徴があります。
※写真はイメージ
<オンラインホワイトボードのデメリット>
・使いこなすためのITに関する知識が求められる
・パソコンやネットワーク環境の準備が必要である
オンラインホワイトボードのメリットを活かすためには、会議参加者、ユーザーが機能を十分に使いこなすためのITに関する知識が求められます。
また、オンラインホワイトボードを利用できる環境の確認も必要です。
オンラインホワイトボードを選ぶ4つのポイント
オンラインホワイトボードを選ぶ際は、各サービスの仕様や特徴を踏まえ、自社に適したオンラインホワイトボードを選択してください。
ここでは、オンラインホワイトボードを選ぶポイントを解説します。
■機能性
機能性を調べる際は、実際に自社のWeb会議・オンライン会議をイメージしてみてください。
テキストや図の入力など、自社の会議でよく行っていることに着目すると選択しやすくなります。付随する機能・オプションも押さえておきましょう。
■操作性
オンラインホワイトボードはオンライン上で多人数が参加するため、操作のスムースさはネットワーク環境に依存します。参加者のネットワーク環境に見合うかどうかも、大切なチェックポイントです。
■互換性
基本的にオンラインホワイトボードは外部環境との互換性に優れています。ただし、種類によっては自社で使用しているシステムやツールと連携できないケースもあるため、事前の確認が重要です。
■コスト
オンラインホワイトボードの料金体系は月額制が多く、使える機能により無料プランと有料プランが存在します。オンラインホワイトボードに割ける予算や利用したい機能に合わせてプランを選択しましょう。
『無料』オンラインホワイトボードおすすめ5選
オンラインホワイトボードにはさまざまな種類があります。
しかし、日本語に対応していないサービスも多く存在するため、利用には注意が必要です。
ここでは、無料プランあるいは無料トライアルがあり、日本語に対応しているオンラインホワイトボードを厳選して5つ紹介します。
Google Jamboard
Google Jamboard スクリーンショット
『Google Jamboard』は、Googleが提供するオンラインホワイトボードです。
Googleアカウントを所持していれば利用できる手軽さが魅力であり、企業や大学などで活用されています。
■Google Jamboardの機能
手書き機能、共有機能、付箋機能、ドライブ自動保存など
■Google Jamboardの特徴
Google Jamboardの特徴は、シンプルで使いやすい点にあります。メニューにある『ペン』や『ケシゴム』などのアイコンから、直感的な操作が可能です。ブラウザ上で利用するため、スマホやパソコンなどさまざまなデバイスで利用できます。
Microsoft Whiteboard
Microsoft Whiteboard スクリーンショット
『Microsoft Whiteboard』は、Microsoftが提供するオンラインホワイトボードです。利用にはMicrosoftアカウントが必要となります。
■Microsoft Whiteboardの機能
付箋メモの追加、テキスト作成、画像挿入、ファイル挿入、エクスポート、共有機能、ビデオ会議など
■Microsoft Whiteboardの特徴
Microsoft Whiteboardの特徴は、WordやPowerPointとの互換性に優れ、作成した文書などの挿入が容易な点です。事前に作成したWord文書の資料をもとに、会議を進めることができます。また、オンラインホワイトボードは共有リンクをコピーしてメールを送信するなどの方法を用いると、簡単に共有が可能です。
Zoom
Zoom スクリーンショット
Web会議システムの『Zoom』はホワイトボード機能を備えており、会議中にオンラインホワイトボードを利用することが可能です。
Zoomのミーティングツールバーの『画面の共有』ボタンから、ホワイトボードを選択できます。
■Zoomの機能
テキスト入力、共有機能、スポットライト、フォーマット調整など
■Zoomの特徴
Zoomのオンラインホワイトボードは、Web会議システムにあらかじめ組み込まれている点が特徴的です。また、文字のサイズや太さ、色などを変更できるフォーマット調整機能があります。
Zoomで会議を主催する方法とは?活用方法やメリットも紹介
Zoomで画面共有を行う方法 共有できない場合の対処法も解説
Whiteboard Fox
Whiteboard Fox スクリーンショット
『Whiteboard Fox』は、ブラウザ上で利用できるオンラインホワイトボードです。
会員登録の必要がなく、Whiteboard Foxのサイトへアクセスするとすぐに利用できます。
■Whiteboard Foxの機能
テキスト入力、画像アップロード、情報共有、手書き機能など
■Whiteboard Foxの特徴
Whiteboard Foxの特徴は、描画・テキスト入力・情報共有が簡単で、初心者でも直感的に使用できる点です。テキストや画像アップロードなどの基本機能を備えており、入力した情報も高速で同期化されます。使用方法は公式サイトの動画より確認可能です。ほかのチームメンバーと共有したい時は、オンラインホワイトボードのURLを送信してください。
Strap
Strap スクリーンショット
『Strap』はクラウド型のオンラインホワイトボードです。
プランは月額制の3プランが設定されています。メールアドレスや氏名などを入力すると、無料トライアルが利用できます。
■Strapの機能
付箋機能、ホワイトボード、共有機能、スマートアド、スペース管理など
■Strapの特徴
Strapはホワイトボードの広さに制限がなく、複数作成やボードの組み合わせが自由に操作できます。長方形や円形などの図形を使用し、思考の整理や構造化を分かりやすく図示化できる機能も付いています。
まとめ
オンラインホワイトボードは、インターネット上でスペースを共有し、複数の参加者で編集や閲覧が可能なツールです。
オンラインホワイトボードを導入すると、Web会議において手描きの図や表を簡単に共有でき、円滑な意思疎通が図れます。
オンラインホワイトボードを選ぶ際は、機能性・操作性などを考慮しましょう。
中には無料トライアルが利用できるものもあるため、まずは無料で試すことがおすすめです。オンラインホワイトボードを活用し、Web会議をより有意義なものにしてください。
[文・構成/UPDATE編集部]