『触って時間を知る』という新たな世界を体験できる、視覚障がい者向けに開発されたスマートウォッチをご紹介します。

文字盤に浮き出るドットで時間を知らせる

韓国のDot Incorporarion社は、文字盤にドットを浮き上がらせて時刻や日付を知らせる画期的なスマートウォッチ『Dot Watch（ドットウォッチ）』を開発しました。

指先の感覚で、さまざまな機能を使い分けることができます。

24個のピンでさまざまな情報をお知らせ

『Dot Watch』は、タッチセンサーのついた24個のピンがディスプレイに浮き出ることで、時刻などを表示。

また、スマートフォンへのメッセージ受信や着電も知ることができます。

さらに、ディスプレイに点字を表示して時刻などを知らせてくれる『点字モード（Braille mode）』から『触覚モード（tactile mode）』に変更することで、点字を知らなくても問題なく使用することが可能です。

リューズを回して機能変更

『Dot Watch』の側面には2つのボタンとリューズがあり、真ん中のリューズを回すことで時刻や日付の確認、ストップウォッチ、タイマーなどに機能を変更することができます。

『Dot Watch』の使い方は、専用のアプリが教えてくれますよ。

『Dot Watch』は2～3時間の充電で満充電になり、最大2週間の使用が可能です。

洗練デザインにも注目

『Dot Watch』は、『ifデザインアワード』『Spike Asia』など、多くのデザインアワードで受賞実績のある洗練されたデザイン。

むだを削ぎ落としたミニマルなデザインは、どこか近未来的な要素も感じますよね。

すべての人が楽しめるユニバーサルなスマートウォッチ『Dot Watch』。興味がわいた人は、手に取ってみてはいかがですか。

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[文・構成／UPDATE編集部]