ワンランク上の履き心地! ニューバランス『1600』のサイズ感を実際に履いて確認してみると…?

ファッション By - UPDATE編集部 更新:

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老若男女問わず人気のスニーカーブランドといえば『New Balance(以下、ニューバランス)』。

創業当時は、アーチサポートインソールや偏平足を治すための矯正靴を製造するメーカーだったこともあり、足のことを考えて作られたスニーカーは履き心地のよさに定評があります。

筆者も『574』や『996』などの定番モデルは履いたことがあり、その履き心地のよさは体験済みでしたが、今回ついに憧れの1000番台『CM1600』を履いてみることにしました。

ニューバランス『1600』

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ファンの間で「隠れた最高傑作」との呼び声も高いUSA製の『M1600』を、アジア生産にて復刻したのが『CM1600』。

ハイスペックな1000番台にも関わらず、手に入れやすい価格で人気を集めています。

当記事では、そんな『CM1600』のサイズ感や履き心地を徹底検証。

定番モデル『ML574』と比較しながら詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

ニューバランス『1600』のサイズ感は?

ニューバランス『1600』

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スニーカーは、同じブランドでもモデルによってサイズ感が異なることが多く、サイズ選びで悩んでしまう人も多いでしょう。

履き心地にも直結するサイズ選びは、もっとも慎重になるべきところです。

ニューバランス『CM1600』のサイズ感を確かめるため、まずは定番モデルの『ML574』と並べてみると…。

『CM1600』と『ML574』のシルエット比較

『CM1600』のほうがつま先とカカト部分がほっそりしているのが、見た目からも分かります。

実際に履いてみても…。

『CM1600』と『ML574』

左:『CM1600』 右:『ML574』

やはり『CM1600』のほうが明らかに小さく感じます。

しかし、実際に内寸を測ってみると、意外なことに『同じ』という結果になりました!

ニューバランス『CM1600』と『ML574』の内寸比較

左:『CM1600』 右:『ML574』

では、どうして履いた時の感覚は『CM1600』のほうが小さく感じるのでしょうか。

それは、おそらくスニーカーを形作る木型の違いによるものです。

『CM1600』はSL-1というやや細身の木型を使っているのに対し、『ML574』はSL-2というややゆったりめの丸みをおびた木型を使用しています。

内寸は同じでも、『ML574』のほうがつま先とカカトに余裕があるぶん、サイズ感もゆったりめに感じられるようです。

逆に、つま先とカカトがスリムになっている『CM1600』は、履いた時に少し小さめに感じてしまいます。

そのため、幅広甲高の足の人や、「ゆったりめの靴のほうが好き」という人は、いつもより0.5~1cm大きいサイズを選んだほうがよいでしょう。

サイズ選びの際は、以下を参考にしてみてくださいね!

『CM1600』のサイズ感まとめ

・足囲(ウィズ)…D(やや細い)

・木型(ラスト)…SL-1(やや細身)

・横幅内寸(24.5cmの場合)…8.7cm

・サイズ感…やや小さめ

・おすすめサイズの目安…0.5〜1cmアップ

ニューバランス『1600』の履き心地は?

ニューバランス『CM1600』と『ML574』

奥:『ML574』 手前:『CM1600』

『CM1600』は一体どんな履き心地なのか、実際に履いて確かめてみましょう。

サイズは、口コミやサイズ表を参考に、いつものサイズよりもハーフサイズ大きいものを用意しました。

比較のため、同じサイズの『ML574』と履き比べてみます。

フィット感は?

まず『ML574』を履いてみると、つま先とカカトに余裕があり、全体的に足が楽チンです。

ニューバランス『ML574』

筆者の足は特別幅広甲高ではないので、もしかしたらジャストサイズを選んでもよかったかもしれません。

それに比べて『CM1600』はジャストフィット!

ニューバランス『CM1600』

見た目通り、つま先とカカトが細身ですが、窮屈な感じはなく、足がしっかりとホールドされている感じが筆者的には好みでした。

ニューバランス『CM1600』

クッション性は?

ニューバランス『CM1600』と『ML574』のミッドソール

奥:『CM1600』 手前:『ML574』

続いてはクッションです。

『ML574』は、ニューバランスが独自開発したクッション構造『ENCAP(エンキャップ)』をミッドソールに採用しています。

ニューバランス『ML574』のミッドソール『ENCAP』

『ENCAP』とは、クッション性に優れたEVA素材を、耐久性に優れたPU素材で包み込んだクッション構造のこと。

かつてデザイナーのラルフ・ローレン氏が「まるで雲の上を歩いているようだ」と履き心地を絶賛した『M1300』も『ENCAP』搭載のモデルです。

その表現に違わず、『ML574』も雲の上のようなフワフワ感のあるクッションが特徴です。

『CM1600』も、『ML574』と同じく『ENCAP』を搭載したモデルですが、一部にニューバランスが独自に開発したクッショニング素材『ABZORB(アブゾーブ)』が搭載されています。

ニューバランス『CM1600』のミッドソール『ABZORB』

『ABZORB』は、足の着地時の衝撃をほぼ100%吸収し、その衝撃を反発力に変換するという衝撃吸収素材とのこと。

実際に履いて歩いてみると、『ENCAP』のフワフワ感の中にちょっとした反発を感じ、足が自然と前に出るような感覚を得ることができました。

また、着地の衝撃を吸収してくれているからなのか、いつもよりも足が疲れにくかったです。

ニューバランス『CM1600』

ニューバランス『1600』はさすがの履き心地!

ニューバランス『CM1600』はやや細身のサイズ感なので、普段履いているスニーカーより0.5~1cmサイズアップがおすすめです。

優れたフィット感とクッション性は、さすがの1000番台。

1000番台初体験の筆者は、これまでにない履き心地を体験することができました。

今回紹介したグレーのほかに、ネイビーも使い勝手がいいカラーなので、ぜひチェックしてみてくださいね!

ニューバランス『CM1600』ネイビー

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[文・構成/grape編集部]

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