ニューバランスの名作『996』のゴアテックスはどう? 履いて防水性や細かな違いを確認してみました ファッション By - プレミアムかたの 更新:2024-05-21 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 ニューバランスの名作スニーカーである『996』。 やや細身のデザインと安定感のある履き心地、ニューバランスらしさを感じるレトロな雰囲気など、「買って間違いのない1足」といえるアイテムです。 近年、そんな『996』に『GORE‑TEX(以下、ゴアテックス)』タイプである『CM996 GTX』が登場しました。 以前から、「普通の996と、どう違うんだろう」と気になっていた筆者。悩んだ末についにゲットしましたので、防水性や履き心地、既存のCM996との違いなどをレビューしていきます! 996『ゴアテックス』タイプはどこが違う? 違い1 素材やデザイン まず、既存の996と、ゴアテックスタイプの素材やデザインの違いを確認していきましょう。 既存の996は、アッパーに天然皮革と合成繊維が使用されていて、やや生成り色っぽさがあります。 CM996 一方、ゴアテックスタイプの996は、アッパーにフェイクレザーが使用されていて、青みがかったグレーです。 CM996 GTX それぞれで見ると違いが分かりにくいかもしれませんので、並べてみました。 左:CM996 GTX 右:CM996 また、ゴアテックスタイプは合成皮革ということで毛並みが短め、既存のほうが少し長めな印象。 CM996 GTXの毛並み CM996の毛並み 写真では分かりにくいかもしれませんが、ニューバランスにこだわりがある人からすると実物は結構違う印象を受けるので、気になるポイントかもしれません。 ほかには、ゴアテックスタイプはサイドに『GORE‑TEX』タグが付いていることや、インソールのデザインが違うところなどが挙げられます。 サイドに『GORE‑TEX』のタグ インソールにもGORE‑TEXの文字が入り、ブラックになってます 違い2 価格が違う 既存のCM996は公式価格で税込み16,280円、ゴアテックスタイプは税込み19,800円のように、ゴアテックスタイプのほうが高くなっています。 違い3 ゴアテックスタイプは防水性がある 当然ながら、ゴアテックスタイプには防水性があります。 しかし、ひと言で防水性といっても、どれだけのクオリティがあるのかは実際に濡らしてみないと分からないでしょう。 そこで、CM996 GTXの真骨頂である防水性について確認していきます! まず、前提としてCM996 GTXはゴアテックスを使用しているので防水性(水を浸入させない性質)はありますが、基本的に撥水性(水を弾く性質)はありません。 つまり表地である合成皮革には水は染み込んでしまいますが、ゴアテックスが水を遮断してくれるので、裏地には水が入らないようになっています。 そこを抑えた上で、まずは水道の水をかけて防水性をチェックしてみましょう! あれ!? 水を弾いてる…。 一番水が染み込みそうなメッシュの部分に水をかけてみましたが、水を弾きまくっています!これは嬉しい誤算。 スプレーで霧状の水をかけてみると、メッシュの部分は変わらず弾き、合成皮革のスエード部分には少し水が染み込んでいました。 しかし、これだけ濡らしても中までは浸水しておらず、手で触ってもしっかりとドライな状態が確認できます。 唯一、防水性で気になる点を挙げるなら、シュータンとアッパーの間の隙間に水がたまると、浸水してきてしまうことです。 下や横からの浸水には強いですが、上からの浸水は防御力に限界がありそうなので、過信は禁物かもしれません。 履き心地はほとんど変わらない CM996 GTXを履いて驚いたのは、履き心地は既存のCM996とほとんど変わらないことです。 ゴアテックスを使用しているからといって極端にアッパーが固くなるなどそういったことはなく、違和感なく履けるのはファンからすると嬉しいポイント。 雨の日に、汚れや濡れることを気にしすぎることなく996が履けるのは、やはりテンションが上がりますね。 ニューバランス『996』ゴアテックスタイプ レビューまとめ ニューバランス『CM996 GTX』をあれこれレビューしてきました。 正直、見た目は「100%再現できている」とはいい難いですが、それでも高いクオリティでまとまっているナイスな1足でしょう。 「雨の日も、996を履いて出かけたい!」という人には、オススメできるアイテムなので、ぜひチェックしてみてください。 AmazonでCM996 GTXを見る 楽天市場でCM996 GTXを見る 「やっぱり普通の996がいい!」と思った人は、こちらをチェックしてくださいね。 AmazonでCM996を見る 楽天市場でCM996を見る [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード ニューバランス検証靴 この記事をシェアする Share Post LINE
ニューバランスの名作スニーカーである『996』。
やや細身のデザインと安定感のある履き心地、ニューバランスらしさを感じるレトロな雰囲気など、「買って間違いのない1足」といえるアイテムです。
近年、そんな『996』に『GORE‑TEX(以下、ゴアテックス)』タイプである『CM996 GTX』が登場しました。
以前から、「普通の996と、どう違うんだろう」と気になっていた筆者。悩んだ末についにゲットしましたので、防水性や履き心地、既存のCM996との違いなどをレビューしていきます!
996『ゴアテックス』タイプはどこが違う?
違い1 素材やデザイン
まず、既存の996と、ゴアテックスタイプの素材やデザインの違いを確認していきましょう。
既存の996は、アッパーに天然皮革と合成繊維が使用されていて、やや生成り色っぽさがあります。
CM996
一方、ゴアテックスタイプの996は、アッパーにフェイクレザーが使用されていて、青みがかったグレーです。
CM996 GTX
それぞれで見ると違いが分かりにくいかもしれませんので、並べてみました。
左:CM996 GTX 右:CM996
また、ゴアテックスタイプは合成皮革ということで毛並みが短め、既存のほうが少し長めな印象。
CM996 GTXの毛並み
CM996の毛並み
写真では分かりにくいかもしれませんが、ニューバランスにこだわりがある人からすると実物は結構違う印象を受けるので、気になるポイントかもしれません。
ほかには、ゴアテックスタイプはサイドに『GORE‑TEX』タグが付いていることや、インソールのデザインが違うところなどが挙げられます。
サイドに『GORE‑TEX』のタグ
インソールにもGORE‑TEXの文字が入り、ブラックになってます
違い2 価格が違う
既存のCM996は公式価格で税込み16,280円、ゴアテックスタイプは税込み19,800円のように、ゴアテックスタイプのほうが高くなっています。
違い3 ゴアテックスタイプは防水性がある
当然ながら、ゴアテックスタイプには防水性があります。
しかし、ひと言で防水性といっても、どれだけのクオリティがあるのかは実際に濡らしてみないと分からないでしょう。
そこで、CM996 GTXの真骨頂である防水性について確認していきます!
まず、前提としてCM996 GTXはゴアテックスを使用しているので防水性(水を浸入させない性質)はありますが、基本的に撥水性(水を弾く性質)はありません。
つまり表地である合成皮革には水は染み込んでしまいますが、ゴアテックスが水を遮断してくれるので、裏地には水が入らないようになっています。
そこを抑えた上で、まずは水道の水をかけて防水性をチェックしてみましょう!
あれ!? 水を弾いてる…。
一番水が染み込みそうなメッシュの部分に水をかけてみましたが、水を弾きまくっています!これは嬉しい誤算。
スプレーで霧状の水をかけてみると、メッシュの部分は変わらず弾き、合成皮革のスエード部分には少し水が染み込んでいました。
しかし、これだけ濡らしても中までは浸水しておらず、手で触ってもしっかりとドライな状態が確認できます。
唯一、防水性で気になる点を挙げるなら、シュータンとアッパーの間の隙間に水がたまると、浸水してきてしまうことです。
下や横からの浸水には強いですが、上からの浸水は防御力に限界がありそうなので、過信は禁物かもしれません。
履き心地はほとんど変わらない
CM996 GTXを履いて驚いたのは、履き心地は既存のCM996とほとんど変わらないことです。
ゴアテックスを使用しているからといって極端にアッパーが固くなるなどそういったことはなく、違和感なく履けるのはファンからすると嬉しいポイント。
雨の日に、汚れや濡れることを気にしすぎることなく996が履けるのは、やはりテンションが上がりますね。
ニューバランス『996』ゴアテックスタイプ レビューまとめ
ニューバランス『CM996 GTX』をあれこれレビューしてきました。
正直、見た目は「100%再現できている」とはいい難いですが、それでも高いクオリティでまとまっているナイスな1足でしょう。
「雨の日も、996を履いて出かけたい!」という人には、オススメできるアイテムなので、ぜひチェックしてみてください。
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楽天市場でCM996 GTXを見る
「やっぱり普通の996がいい!」と思った人は、こちらをチェックしてくださいね。
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[文・構成/UPDATE編集部]