ノースフェイス『シャトルデイパック』の防水性は? 検証結果に「まじか」 ファッション By - shio 更新:2024-05-21 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 アウトドアブランド『THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)』から登場している『シャトルデイパック』をご存知ですか。 ビジネスシーンにも馴染むスタイリッシュなビジュアルのリュックで、大容量だったり、耐久性に優れていたりと機能性も抜群のモデルなんです。 そんな『シャトルデイパック』は、防水性にこだわっていないことが唯一の欠点だといわれていますが、丈夫な生地を使用していることから「多少の雨なら余裕」という声も上がっています。 それは果たして本当なのでしょうか。「雨天時に使用する人も多いはず…」と考え、『シャトルデイパック』が濡れたら見た目や中の荷物はどうなるのか検証しました! ※この記事は、2024年5月21日時点の情報をもとにしています。また、商品はタイミングによってデザインやカラー、在庫切れ、価格が異なるケースがあります。 目次 1. 防水機能がないって本当?ノースフェイスの『シャトルデイパック』はこんなリュック!1.1. スマートなデザイン1.2. 防水機能はほとんど謳っていない1.3. それでも人気があるのも納得!ノースフェイスが選んだ数々の高スペック2. 検証1:『シャトルデイパック』を濡らしてみた2.1. 検証の準備2.2. 水かけ開始!2.3. 水をストップした直後のリュックを観察3. 検証2:濡れた状態で『シャトルデイパック』を30分放置!3.1. コンパートメントを再び閉じ、濡れた状態でリュックを30分放置3.2. 30分後…様子を観察3.3. 濡れたらすぐに拭いて乾かそう!4. 「こんな時なら使える!」と感じたポイント5. やっぱり『シャトルデイパック』はGOOD!普段使いなら申し分ない重宝リュック 防水機能がないって本当?ノースフェイスの『シャトルデイパック』はこんなリュック! Amazonで見る 楽天市場で見る Yahoo!で見る まずはシャトルデイパックの人気の秘密や特徴を詳しく見ていきましょう! スマートなデザイン シャトルデイパック本体のサイズと容量、重量がこちらです。 サイズ:横幅29cm×高さ46cm×マチ18cm 容量:24ℓ 重量:約980g スリムに見えて24ℓの荷物が余裕で入るシャトルデイパックは通勤や通学、普段のお出かけ、ちょっとした旅行にも使えるマルチなリュックとして登場しました。 トレンドのボックス型を採用しており、男女問わず使えるすっきりデザインなのが特徴。 フロントの右下にブランドのロゴがさりげなくデザインされているのもかっこいいですよね。ちなみにこのロゴ部分はリフレクター仕様になっており、夜道を歩く時に活躍してくれますよ。 防水機能はほとんど謳っていない シャトルデイパックの生地には軍事用のボディーアーマーにも使われている『1050Dリサイクルコーデュラバリスティックナイロン』を採用しています。かなり丈夫な素材で擦れなどに強く、荷物の重みによる型崩れも防いでくれます。 光沢感のある見た目やさらっとした質感も高級っぽさがあって素敵ですよね。 しかし、この『1050Dリサイクルコーデュラバリスティックナイロン』は、水や汚れに強い性質があるものの、完璧に防水してくれる素材ではないようです。 そのためかPCや書類専用のコンパートメントを備えた背面の収納スペースの開け口には『止水ファスナー』が使われており、ノートパソコンやタブレットなど大事な電子機器を水濡れによる故障から守るようにつくられています。 それでも人気があるのも納得!ノースフェイスが選んだ数々の高スペック 完全防水仕様とはいえないシャトルデイパックですが、それでもロングセラー商品として売れ続けている理由がたくさんあります。 まずは、背面の成型バックパネルに注目してください。ここにはウィーラー用のスリットがデザインされており、旅行用のスーツケースやキャリーバッグに取り付けられるつくりになっているんです。 出張の多いビジネスパーソンに人気の機能で、「荷物が1つにまとまって持ち運びが楽!」と絶賛されていますよ。 次にガバッと開く中央のコンパートメントを見てみましょう。ファスナーを使って大きく開閉できるタイプで中の荷物が見やすく、取り出しやすいデザインになっています。 内ポケットなどの収納部はありませんが、いろいろな大きさや形状の荷物を自由に収納できるので便利です。 そして前述で少し触れたPC、書類専用のコンパートメントを備えた背面の収納スペースは蛇腹式のオープンタイプ。仕切りがあるので15インチまでのノートパソコンやタブレット、大事な書類などがきれいに分けて整頓できます。 ポケット部分は、精密機器の収納用を想定しているとあって、ふかふかのクッションのような素材が使われています。これなら耐衝撃性能にも期待できます。 リュックのフロントには上下に2つのセカンドポケットを配置しています。 上部のセカンドポケットの中にはさらにメッシュタイプのファスナーポケットとスマホサイズの小物を収納するのに便利なポケットが付いています。 メッシュポケット側にはキーリングが付いているので、家や車の鍵を付けておくといいでしょう。 下部のポケットにも内側に2室のアクセサリー用ポケットがあります。上部のセカンドポケット上部とほぼ同じ大きさで、モバイルバッテリーやACアダプターなどの小物がすっきり整頓できますよ。 筆者はアルコールスプレーやウエットティッシュなど、お出かけの必需品を入れてみました。すっきり収まって気持ちがいい! また、表面のフロントフェイスにはパッドが入っており、外部の衝撃から守ってくれます。 防水性の話に戻ると、「パッドで厚みがある分、外からの濡れにも強いかも?」と期待しちゃいます。 リュックの両サイドにも便利なポケットがデザインされています。 片方はペットボトルや水筒、折り畳み傘入れとして便利なオープンタイプ。片手で荷物をさっと取り出せるように、入り口が斜めに設計されています。 片側は、ファスナーポケットになっていて鍵や薬ケースといった大事な小物やメガネケース、筆記用具など縦に長い荷物入れに最適。こちらも背負ったまま片手でアクセスできるような場所に配置されています。 ショルダーハーネスには立体的なカーブデザインと若干の厚みを採用し、長時間背負いっぱなしでも疲れにくい工夫が施されています。 女性の肩幅にもきちんとフィットする幅で、たくさん荷物を入れて背負っても肩に食い込みにくいでしょう。 背面パネルには三角形を組み合わせた模様が特徴的な『ジオデシックデザイン』を使用。蒸れを軽減するとともに、背中にピタッとフィットする心地よさを提供してくれますよ。 検証1:『シャトルデイパック』を濡らしてみた ここからはシャトルデイパックに実際に水をかけて、濡れたらどうなるのか検証していきます。 検証の準備 今回、防水性を検証するために用意したものはティッシュペーパーです。 各コンパートメントやポケットに4つ折りにしたティッシュペーパーを入れて、ファスナーをしっかり閉め、シャワーをかけていきます。 4つ折りにしたティッシュペーパー 上部のフロントポケット 下部のフロントポケット 中央のコンパートメント 背面のPC用コンパートメント サイドポケット 水かけ開始! シャワーの水を30秒程度、リュック全面に当ててみました。 突然、ザーザー雨が降ってきたというシチュエーションを再現するために、シャワーのモードを調整しています。 水をストップした直後のリュックを観察 シャワーを止めてすぐにリュックの表面を確認してみると、かなり水を弾いていることが確認できます。おそらく、『1050Dリサイクルコーデュラバリスティックナイロン』が撥水効果を発揮してくれているのでしょう。 ショルダーハーネスやストラップもそれなりに濡れていますが、ささっと拭けば問題ない程度だと思います。 次に各コンパートメントやポケットに入れたティッシュペーパーの状態を確認! メインコンパートメントに入れたティッシュはまったく浸水しておらず、フロントのセカンドポケット上部と下部に入れたティッシュペーパーも無傷でした。 そして、止水ファスナーが使われている背面のPC用スリーブポケットに入れたティッシュペーパーも浸水なし。止水ファスナー部分に特殊なラミネート加工が施されている分、さらに水が入り込みにくいようです。 上下セカンドポケットのティッシュペーパーがあまり濡れていなかった理由は、フロントフェイスに搭載されているパッドがカバーになってくれたからだと考えられます。 唯一濡れていたのがサイドポケットに入れたティッシュペーパーでした。 片方はフラップが付いていないので濡れることは予想していましたが、ファスナー付きのほうも若干濡れていました。 最後にリュックのビジュアルをチェックしていきます。 もともと本体の色が黒なので、水が染みていたとしても色の変化は分かりにくいです。 水滴を軽く拭き取ってみましたが、染みはありませんでした。リュックの形状も変わらず、きれいなボックス型を保っていましたよ。 検証2:濡れた状態で『シャトルデイパック』を30分放置! 最後にシャワーで濡らした後、リュックをそのまま放置するとどうなるのか検証してみました。 コンパートメントを再び閉じ、濡れた状態でリュックを30分放置 雨で濡れたリュックの水滴をその場で拭き取ることが難しいという場合があるかもしれません。 そのため、あえてタオルなどで拭き取らず、濡れた状態のまま風通しのいい室内に30分間放置し、中身のティッシュペーパーに変化はあるのか確認します。 30分後…様子を観察 30分後、表生地は若干湿っていますが問題なく使えそう。水滴はすっかりなくなっています。 ショルダーハーネスやストラップも同様で、あと1時間ほど乾かせば元の状態に戻りそうな感じでした。 唯一濡れてしまったサイドポケットのティッシュペーパーを確認してみると、残念ながら乾いてはいませんでした。 濡れたらすぐに拭いて乾かそう! 今回、天気が悪く湿度の高い日に実験したためか、時間が経つとリュックの中身が蒸れた感じになりました。 シャワーをかけた直後でも濡れていなかったティッシュペーパーも、リュックの中に入れたままにしておくと湿気でしっとりした状態に。 6時間くらいで表面の湿り気がなくなりましたが、濡れたらすぐに水滴を拭き取り、ファスナー全開で乾かしたほうがいいと思います。 「こんな時なら使える!」と感じたポイント 今回は30秒という短い時間、シャワーで水をかけただけなのでリュックの中まで浸水しなかったのかもしれません。 そのため、バケツをひっくり返したような土砂降り雨に遭遇した場合、中の荷物は浸水してしまう恐れがあるかも。 とはいえ、『1050Dリサイクルコーデュラバリスティックナイロン』の撥水力は素晴らしいものでした。 防水性は謳っていないものの、小雨程度ならしっかり荷物を水濡れから守ってくれそうです。 どうしても心配な時は一番浸水しにくい止水ファスナー付きの背面のコンパートメントに荷物を収納しておくといいでしょう。 オープンになっているサイドポケットはどう頑張っても濡れてしまうので、雨の日は使用を控えることが吉です。 別売りでシャトルデイパック用のレインカバーが販売されています。コンパクトに収納できるポケッタブル仕様になっているので、いつ大雨に見舞われてもいいようにリュックに忍ばせておくといいかもしれませんね。 [ザ・ノース・フェイス]レインカバー レインカバー(シャトルデイパック) Amazonで見る 楽天市場で見る Yahoo!で見る やっぱり『シャトルデイパック』はGOOD!普段使いなら申し分ない重宝リュック 今回は「見た目も機能性もよし!」と高く評価されている『シャトルデイパック』の防水性について検証してみました。 実験の結果、完璧に防水してくれるリュックではありませんでしたが、一部に止水ファスナーが使われていたり、撥水性のある生地を使っていたりと少々の雨ならへっちゃらな機能性は備わっていることが分かりました。 これらを総合的に判断すると、シャトルデイパックはマルチに活躍してくれるアイテムと断言してもいいでしょう。 雨の日はレインカバーを活用したり、濡れやすいポケットに荷物を入れたりしないなどの工夫をすれば安心して使えると思いますよ。 シャトルデイパックの購入を考えている人にとってこの記事が少しでも参考になると嬉しいです。 Amazonで見る 楽天市場で見る Yahoo!で見る [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Yahoo!ショッピング/Amazon/楽天市場 関連ワード ノースフェイス検証 この記事をシェアする Share Post LINE
アウトドアブランド『THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)』から登場している『シャトルデイパック』をご存知ですか。
ビジネスシーンにも馴染むスタイリッシュなビジュアルのリュックで、大容量だったり、耐久性に優れていたりと機能性も抜群のモデルなんです。
そんな『シャトルデイパック』は、防水性にこだわっていないことが唯一の欠点だといわれていますが、丈夫な生地を使用していることから「多少の雨なら余裕」という声も上がっています。
それは果たして本当なのでしょうか。「雨天時に使用する人も多いはず…」と考え、『シャトルデイパック』が濡れたら見た目や中の荷物はどうなるのか検証しました!
※この記事は、2024年5月21日時点の情報をもとにしています。また、商品はタイミングによってデザインやカラー、在庫切れ、価格が異なるケースがあります。
防水機能がないって本当?ノースフェイスの『シャトルデイパック』はこんなリュック!
Amazonで見る 楽天市場で見る Yahoo!で見る
まずはシャトルデイパックの人気の秘密や特徴を詳しく見ていきましょう!
スマートなデザイン
シャトルデイパック本体のサイズと容量、重量がこちらです。
サイズ:横幅29cm×高さ46cm×マチ18cm
容量:24ℓ
重量:約980g
スリムに見えて24ℓの荷物が余裕で入るシャトルデイパックは通勤や通学、普段のお出かけ、ちょっとした旅行にも使えるマルチなリュックとして登場しました。
トレンドのボックス型を採用しており、男女問わず使えるすっきりデザインなのが特徴。
フロントの右下にブランドのロゴがさりげなくデザインされているのもかっこいいですよね。ちなみにこのロゴ部分はリフレクター仕様になっており、夜道を歩く時に活躍してくれますよ。
防水機能はほとんど謳っていない
シャトルデイパックの生地には軍事用のボディーアーマーにも使われている『1050Dリサイクルコーデュラバリスティックナイロン』を採用しています。かなり丈夫な素材で擦れなどに強く、荷物の重みによる型崩れも防いでくれます。
光沢感のある見た目やさらっとした質感も高級っぽさがあって素敵ですよね。
しかし、この『1050Dリサイクルコーデュラバリスティックナイロン』は、水や汚れに強い性質があるものの、完璧に防水してくれる素材ではないようです。
そのためかPCや書類専用のコンパートメントを備えた背面の収納スペースの開け口には『止水ファスナー』が使われており、ノートパソコンやタブレットなど大事な電子機器を水濡れによる故障から守るようにつくられています。
それでも人気があるのも納得!ノースフェイスが選んだ数々の高スペック
完全防水仕様とはいえないシャトルデイパックですが、それでもロングセラー商品として売れ続けている理由がたくさんあります。
まずは、背面の成型バックパネルに注目してください。ここにはウィーラー用のスリットがデザインされており、旅行用のスーツケースやキャリーバッグに取り付けられるつくりになっているんです。
出張の多いビジネスパーソンに人気の機能で、「荷物が1つにまとまって持ち運びが楽!」と絶賛されていますよ。
次にガバッと開く中央のコンパートメントを見てみましょう。ファスナーを使って大きく開閉できるタイプで中の荷物が見やすく、取り出しやすいデザインになっています。
内ポケットなどの収納部はありませんが、いろいろな大きさや形状の荷物を自由に収納できるので便利です。
そして前述で少し触れたPC、書類専用のコンパートメントを備えた背面の収納スペースは蛇腹式のオープンタイプ。仕切りがあるので15インチまでのノートパソコンやタブレット、大事な書類などがきれいに分けて整頓できます。
ポケット部分は、精密機器の収納用を想定しているとあって、ふかふかのクッションのような素材が使われています。これなら耐衝撃性能にも期待できます。
リュックのフロントには上下に2つのセカンドポケットを配置しています。
上部のセカンドポケットの中にはさらにメッシュタイプのファスナーポケットとスマホサイズの小物を収納するのに便利なポケットが付いています。
メッシュポケット側にはキーリングが付いているので、家や車の鍵を付けておくといいでしょう。
下部のポケットにも内側に2室のアクセサリー用ポケットがあります。上部のセカンドポケット上部とほぼ同じ大きさで、モバイルバッテリーやACアダプターなどの小物がすっきり整頓できますよ。
筆者はアルコールスプレーやウエットティッシュなど、お出かけの必需品を入れてみました。すっきり収まって気持ちがいい!
また、表面のフロントフェイスにはパッドが入っており、外部の衝撃から守ってくれます。
防水性の話に戻ると、「パッドで厚みがある分、外からの濡れにも強いかも?」と期待しちゃいます。
リュックの両サイドにも便利なポケットがデザインされています。
片方はペットボトルや水筒、折り畳み傘入れとして便利なオープンタイプ。片手で荷物をさっと取り出せるように、入り口が斜めに設計されています。
片側は、ファスナーポケットになっていて鍵や薬ケースといった大事な小物やメガネケース、筆記用具など縦に長い荷物入れに最適。こちらも背負ったまま片手でアクセスできるような場所に配置されています。
ショルダーハーネスには立体的なカーブデザインと若干の厚みを採用し、長時間背負いっぱなしでも疲れにくい工夫が施されています。
女性の肩幅にもきちんとフィットする幅で、たくさん荷物を入れて背負っても肩に食い込みにくいでしょう。
背面パネルには三角形を組み合わせた模様が特徴的な『ジオデシックデザイン』を使用。蒸れを軽減するとともに、背中にピタッとフィットする心地よさを提供してくれますよ。
検証1:『シャトルデイパック』を濡らしてみた
ここからはシャトルデイパックに実際に水をかけて、濡れたらどうなるのか検証していきます。
検証の準備
今回、防水性を検証するために用意したものはティッシュペーパーです。
各コンパートメントやポケットに4つ折りにしたティッシュペーパーを入れて、ファスナーをしっかり閉め、シャワーをかけていきます。
4つ折りにしたティッシュペーパー
上部のフロントポケット
下部のフロントポケット
中央のコンパートメント
背面のPC用コンパートメント
サイドポケット
水かけ開始!
シャワーの水を30秒程度、リュック全面に当ててみました。
突然、ザーザー雨が降ってきたというシチュエーションを再現するために、シャワーのモードを調整しています。
水をストップした直後のリュックを観察
シャワーを止めてすぐにリュックの表面を確認してみると、かなり水を弾いていることが確認できます。おそらく、『1050Dリサイクルコーデュラバリスティックナイロン』が撥水効果を発揮してくれているのでしょう。
ショルダーハーネスやストラップもそれなりに濡れていますが、ささっと拭けば問題ない程度だと思います。
次に各コンパートメントやポケットに入れたティッシュペーパーの状態を確認!
メインコンパートメントに入れたティッシュはまったく浸水しておらず、フロントのセカンドポケット上部と下部に入れたティッシュペーパーも無傷でした。
そして、止水ファスナーが使われている背面のPC用スリーブポケットに入れたティッシュペーパーも浸水なし。止水ファスナー部分に特殊なラミネート加工が施されている分、さらに水が入り込みにくいようです。
上下セカンドポケットのティッシュペーパーがあまり濡れていなかった理由は、フロントフェイスに搭載されているパッドがカバーになってくれたからだと考えられます。
唯一濡れていたのがサイドポケットに入れたティッシュペーパーでした。
片方はフラップが付いていないので濡れることは予想していましたが、ファスナー付きのほうも若干濡れていました。
最後にリュックのビジュアルをチェックしていきます。
もともと本体の色が黒なので、水が染みていたとしても色の変化は分かりにくいです。
水滴を軽く拭き取ってみましたが、染みはありませんでした。リュックの形状も変わらず、きれいなボックス型を保っていましたよ。
検証2:濡れた状態で『シャトルデイパック』を30分放置!
最後にシャワーで濡らした後、リュックをそのまま放置するとどうなるのか検証してみました。
コンパートメントを再び閉じ、濡れた状態でリュックを30分放置
雨で濡れたリュックの水滴をその場で拭き取ることが難しいという場合があるかもしれません。
そのため、あえてタオルなどで拭き取らず、濡れた状態のまま風通しのいい室内に30分間放置し、中身のティッシュペーパーに変化はあるのか確認します。
30分後…様子を観察
30分後、表生地は若干湿っていますが問題なく使えそう。水滴はすっかりなくなっています。
ショルダーハーネスやストラップも同様で、あと1時間ほど乾かせば元の状態に戻りそうな感じでした。
唯一濡れてしまったサイドポケットのティッシュペーパーを確認してみると、残念ながら乾いてはいませんでした。
濡れたらすぐに拭いて乾かそう!
今回、天気が悪く湿度の高い日に実験したためか、時間が経つとリュックの中身が蒸れた感じになりました。
シャワーをかけた直後でも濡れていなかったティッシュペーパーも、リュックの中に入れたままにしておくと湿気でしっとりした状態に。
6時間くらいで表面の湿り気がなくなりましたが、濡れたらすぐに水滴を拭き取り、ファスナー全開で乾かしたほうがいいと思います。
「こんな時なら使える!」と感じたポイント
今回は30秒という短い時間、シャワーで水をかけただけなのでリュックの中まで浸水しなかったのかもしれません。
そのため、バケツをひっくり返したような土砂降り雨に遭遇した場合、中の荷物は浸水してしまう恐れがあるかも。
とはいえ、『1050Dリサイクルコーデュラバリスティックナイロン』の撥水力は素晴らしいものでした。
防水性は謳っていないものの、小雨程度ならしっかり荷物を水濡れから守ってくれそうです。
どうしても心配な時は一番浸水しにくい止水ファスナー付きの背面のコンパートメントに荷物を収納しておくといいでしょう。
オープンになっているサイドポケットはどう頑張っても濡れてしまうので、雨の日は使用を控えることが吉です。
別売りでシャトルデイパック用のレインカバーが販売されています。コンパクトに収納できるポケッタブル仕様になっているので、いつ大雨に見舞われてもいいようにリュックに忍ばせておくといいかもしれませんね。
[ザ・ノース・フェイス]レインカバー レインカバー(シャトルデイパック)
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やっぱり『シャトルデイパック』はGOOD!普段使いなら申し分ない重宝リュック
今回は「見た目も機能性もよし!」と高く評価されている『シャトルデイパック』の防水性について検証してみました。
実験の結果、完璧に防水してくれるリュックではありませんでしたが、一部に止水ファスナーが使われていたり、撥水性のある生地を使っていたりと少々の雨ならへっちゃらな機能性は備わっていることが分かりました。
これらを総合的に判断すると、シャトルデイパックはマルチに活躍してくれるアイテムと断言してもいいでしょう。
雨の日はレインカバーを活用したり、濡れやすいポケットに荷物を入れたりしないなどの工夫をすれば安心して使えると思いますよ。
シャトルデイパックの購入を考えている人にとってこの記事が少しでも参考になると嬉しいです。
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[文・構成/UPDATE編集部]