炭酸OKな水筒『タイガー』の真空断熱炭酸ボトル 果たして炭酸は何時間持つのか検証してみた!

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季節は夏真っ盛り。

暑い日には、シュワッと爽快な炭酸飲料を飲んで暑さを吹き飛ばしたいですよね!

ただ、ペットボトルのまま持ち歩くと、あっという間にぬるくなっておいしくなくなってしまいます。

そこで、筆者が注目したのがタイガーの真空断熱炭酸ボトル。

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炭酸を冷たいまま持ち運べるという優れもので、なんとお酒を入れてもOKなんです。

キャンプやスポーツ観戦、夏祭りなど、楽しいことが盛りだくさんの夏は、屋外でお酒を飲む機会も多いでしょう。

そんな時、キンキンに冷えたビールやハイボールが飲めたら最高ですよね!

という訳で早速購入し、その実力を検証してみることにしました。

タイガーの真空断熱炭酸ボトルはどうして炭酸OKなの?

コップに注がれる炭酸水

※写真はイメージ

「そもそも水筒に炭酸ってダメだったの?」

そんな風に思う人もいるかもしれませんが、普通の水筒に炭酸飲料を入れることは絶対にNG

持ち歩くことで振動したり、炭酸飲料の温度が上昇したりすると、水に溶けていられなくなった二酸化炭素が気体となって、密封された水筒の中の圧力がどんどん高くなってしまいます。

すると、水筒のフタが内側から強く押されて開かなくなり、壊れてしまうことも。

無理矢理フタを開けられたとしても、中身が噴き出したり、水筒の破片が飛び散ったりする危険性もあるんです。

また、炭酸飲料は酸性の液体なので、水筒に長く入れっぱなしにしておくと、中の金属が溶け出して中毒症状を起こす可能性もあるのだとか。

という訳で、普通の水筒に炭酸飲料は絶対に入れてはいけないのです。

しかし、冷たい炭酸飲料を長く楽しむためには、「やっぱり水筒に入れたい!」と思う人も多いはず。

そんな声に応えて誕生したのが、タイガーの真空断熱炭酸ボトルです。

タイガー独自技術の『BubbleLogic(バブルロジック)』『スーパークリーンPlus(プラス)』によって、炭酸飲料のおいしさをキープしながら、安全に持ち運ぶことができるようになりました。

『BubbleLogic(バブルロジック)』とは?

タイガー真空断熱炭酸ボトル説明書

※説明書より

炭酸飲料を安全に持ち運ぶことを可能にした炭酸飲料対応せん構造『BubbleLogic(バブルロジック)』は、以下の2つの機構を備えています。

①炭酸ガス抜き機構

フタを閉めている時は、炭酸ガスをボトル内にしっかり閉じ込め、フタを開ける時には、炭酸ガスが先に抜ける構造になっています。

これにより、中身の噴き出しや飛び散りを防ぎ、軽い力で開けることができます。

②安全弁

炎天下で温度が著しく上昇するなど、ボトル内の圧力が異常に高まった場合には、安全弁が作動して自動でボトル内の炭酸ガスが抜けるようになっています。

これにより、フタが飛んだり、中身が噴き出るのを防いでくれます。

『スーパークリーンPlus(プラス)』とは?

『スーパークリーンPlus(プラス)』イメージ画像

※『スーパークリーンPlus(プラス)』イメージ画像

ボトルの内面に、なめらかで光沢のある表面加工『スーパークリーンPlus(プラス)』を施してあります。

これにより、内面に凹凸のあるボトルに比べて、炭酸の気化を抑えることが可能になりました。

タイガー真空断熱炭酸ボトル内面

汚れやニオイなども付きにくく、サビにも強いので、サッと洗うだけでいつも清潔。

これにより、炭酸飲料のほか、スポーツドリンクなど酸性の飲み物を入れられるようになりました。

ただし、使用後はすぐにお手入れするようにしてくださいね!

タイガーの真空断熱炭酸ボトルの実力をチェック!

タイガー真空断熱炭酸ボトルとペットボトル

果たして炭酸がどのくらい持つのか、気温35度超えの猛暑日に、息子のサッカー練習を見守りながら検証してみました!

コンビニでペットボトルの強炭酸水を2本購入。

1本はボトルに入れ替え、もう1本は一度フタを開けて締め直した状態で、炭酸の持ち具合を比較します。

どんなに慎重に注いでも、多少は炭酸が抜けてしまうため、結果への影響が気になるところです。

この日はかなり暑かったので、ペットボトルのほうは結露でビショビショに。

タイガー真空断熱炭酸ボトルとペットボトル

その点、真空断熱炭酸ボトルは結露しないので、バッグに入れて持ち運ぶ際も、ほかの荷物を濡らしてしまう心配がありません。

日陰で1時間放置した後、まずはペットボトルのほうをコップに注いでみると…。

ペットボトルからコップに注ぐ様子
ペットボトルの①時間後

炭酸の気泡はまだたくさん見られます!

飲んでみると、強めの炭酸は健在でしたが、すでにかなりぬるくなっていました…。

続いて、真空断熱炭酸ボトルです。

フタを回すと、「ポン!」という音が2度して、炭酸が安全に外に逃げたことがわかりました。

コップに注いでみると…。

タイガー真空断熱炭酸ボトルからコップに注ぐ様子
タイガー真空断熱炭酸ボトルの2時間後

すぐにコップがくもり、まだ冷たいのが一目瞭然。炭酸の気泡もたくさん見られます。

飲んでみると、まだまだシュワッと冷たくておいしかったです!

2時間後。

ペットボトルのほうは、この時点でほとんど常温になっていました。

ペットボトルの2時間後

炭酸は十分残っていたものの、ぬるいのでおいしくはありません。

一方の真空断熱炭酸ボトルは…。

タイガー真空断熱炭酸ボトルの2時間後

まだまだ冷たくて、炭酸も十分。

炭酸の残り具合に関してはほどんど差はないのですが、冷えている真空断熱炭酸ボトルのほうが断然おいしく感じました!

念のため、一緒に居たママ友4人にも飲み比べてもらいましたが、全員が「真空断熱炭酸ボトルのほうがおいしい」とのこと。

「冷たいからなのか、炭酸も強く感じる」「これならこっそりビールも持って来られるね(笑)」という感想もありました。

息子のサッカー練習が終わり、帰宅した頃には、検証を始めてから3時間半が経過。

果たして炭酸はどうなっているのか、最後の確認です。

まずはペットボトル。

ペットボトルの3時間半後

思ったよりも炭酸が残っているように見えますが、飲んでみると微炭酸くらいの炭酸量でした。

一方、真空断熱炭酸ボトルは…。

タイガー真空断熱炭酸ボトルの3時間半後

まだヒンヤリしていましたが、ペットボトルよりもさらに炭酸量が少なく、ほとんど炭酸を感じないほど抜けてしまっていました。

という訳で、猛暑の中、1時間に1回の開栓という条件で検証した結果、ペットボトルはおいしさを1時間もキープできなかったのに対し、真空断熱炭酸ボトルは「注いでから2時間後くらいまでなら問題なくおいしく飲める」という結論に至りました!

実生活では、炭酸飲料を買ってから1時間もあれば飲み切ることがほとんどだと思うので、真空断熱炭酸ボトルなら炭酸飲料を最後までおいしく楽しむことができるでしょう。

タイガーの真空断熱炭酸ボトルにビールを入れてみると?

やっぱり気になるのは「ビールを入れたらどうなるか?」ということではないでしょうか。

そこで、こちらも検証もしてみました!

真空断熱炭酸ボトルに、満杯までビールを注ぎます。

真空断熱炭酸ボトルに満杯のビール

日陰でも35度越えの猛暑の中、屋外(日陰)に放置。

ビールを入れた真空断熱炭酸ボトルを屋外に放置

そして2時間後、コップに注いでみると…。

真空断熱炭酸ボトルからコップにビールを注ぐ手元
2時間後のビール

「あれ、思ったよりも炭酸が抜けてしまっているかも…」

強炭酸水の実験では2時間おいしさをキープできていたので、ビールも2時間イケるだろうと思ったのですが、微炭酸になってしまっていました…。

2時間持ったのは強炭酸ゆえのことだったのかもしれません。

これだと「ビールもおいしく飲める!」を証明できないので、屋外放置時間を1時間に短縮してみました。

すると…。

真空断熱炭酸ボトルからコップにビールを注ぐ手元
1時間後のビール

今度はしっかりと炭酸が残り、おいしい状態をキープしていました!

気温や持ち運び方にもよりますが、ビールは未開栓で1時間までならおいしさをキープできそうです。

タイガーの真空断熱炭酸ボトルはメリットだらけ!

タイガー真空断熱炭酸ボトル

タイガーの真空断熱炭酸ボトルには、炭酸を持ち運べる以外にもメリットがあります。

例えば、この持ち手。

タイガー真空断熱炭酸ボトルの持ち手

普通500㎖前後の水筒には持ち手がないことが多く、うっかり落としてしまうこともありましたが、この真空耐熱炭酸ボトルには指を引っ掛けやすい持ち手が付いているので、持ち歩くのにとても便利です。

本体、フタ、パッキンはバラバラに分解して洗うことできます。

タイガー真空断熱炭酸ボトル バラバラに分解

そして、パッキンを含めたすべてのパーツが食器洗い乾燥機に対応可能!

タイガー真空断熱炭酸ボトル 食器洗い乾燥機OK

手間いらずのお手入れで、いつでも清潔な状態を保つことができます。

筆者も、水筒はいつも別で洗っていたので、これはかなり嬉しいポイントです!

また、従来の真空断熱炭酸ボトルから、飲み口の形状を変更することで、温かいドリンクにも対応可能になりました。

夏は冷たいドリンクやビール、ハイボールを、冬は温かいドリンクも楽しめるので、一年中大活躍してくれますね!

大きさは360㎖、480㎖、600㎖の3種類から選ぶことができます。

タイガー真空断熱炭酸ボトルラインナップ

600㎖なら、氷と500㎖のペットボトルをまるまる入れられますし、360㎖なら缶ビール1本分にちょうどいいサイズです。

ボトル内の空間が空くほど、炭酸が抜けるのも早くなってしまうようなので、用途に合わせて使い分けるのがオススメ。

タイガーの真空断熱炭酸ボトルをゲットして、シュワッと爽快に、夏の暑さを吹き飛ばしましょう!

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[文・構成/UPDATE編集部]

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