「こんなに違うとは思わなかった」 リカバリーサンダルを履き比べた結果おすすめは? ファッション By - プラム 更新:2024-08-19 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 街中や会社など、いたるところで目にするようになったリカバリーサンダル。一般的なサンダルとは一線をかくす極上の履き心地に注目が集まり、人気が高まっています。 その履き心地は一度履いたら病みつきになり、「普通のはもう履けない」「夏になるとリピートしている」といった声があがるほどです。 とはいえ、メーカーによってその履き心地は大きく異なり、どれを選んだらいいのかと悩む人も少なくありません。 そこでウーフォスやテリックといった、リカバリーサンダルで有名なメーカーなど、6社で計8種類のリカバリーサンダルを履き比べ! それぞれの履き心地やサイズ感、重さや気になる点などご紹介していきます。お気に入りの1足を見つけてみてくださいね。 目次 1. 8種類のリカバリーサンダルを比較 クッション性や反発性で最強は?2. リカバリーサンダルって何? 普通のサンダルと何が違うの?3. リカバリーサンダル8種類の履き心地の違いは? 初心者におすすめするなら?3.1. ウーフォス:ウーアーの履き心地とサイズ感3.2. ウーフォス:ウーオリジナルの履き心地とサイズ感3.3. テリック:ダブルストラップの履き心地とサイズ感3.4. テリック:ダブルクラウドの履き心地とサイズ感3.5. サロモン:リラックスブレイクの履き心地やサイズ感3.6. ホカ:オラリカバリースライドの履き心地とサイズ感3.7. クロックス:メロウリカバリーフリップの履き心地とサイズ感3.8. アモジ:ビーチサンダルAA1551の履き心地とサイズ感4. リカバリーサンダルの重さの違い どのメーカーが一番軽い?5. おすすめのリカバリーサンダルはどれ? まとめ 8種類のリカバリーサンダルを比較 クッション性や反発性で最強は? まずは比較検証した8種類のリカバリーサンダルを見ていきましょう。 リカバリーサンダルのパイオニアといわれる『OOFOS(ウーフォス)』からは、『OOriginal(ウーオリジナル)』と『OOahh(ウーアー)』の2種類。 左がウーオリジナル、右がウーアー アメリカ生まれのメーカーながら、日本人の足に合わせて作られた『ジャパンモデル』を販売している『TELIC(テリック)』からも、『W-STRAP(ダブルストラップ)』と『W-CLOUD(ダブルクラウド)』の2種類を選んでいます。 左がダブルクラウド、右がダブルストラップ さまざまなアクティビティを楽しめるように、シューズやアパレルを展開している『SALOMON(サロモン)』は、『REELAX BREAK 6.0(リラックスブレイク)』を。 厚底ランニングシューズで有名な『HOKA(ホカ)』は、『ORA RECOVERY SLIDE 3(オラリカバリースライド)』をチョイスしました。 世界中で愛されている『Crocs(クロックス)』からは、『MELLOW RECOVERY FLIP(メロウリカバリーフリップ)』。 そして、最後に中国のスポーツ用品開発メーカー『AMOJI(アモジ)』の『ビーチサンダルAA1551』で8種類です。 「たくさんありすぎておすすめが分からない!」という人のために、クッション性と反発性の強弱でチャート表を作ったので、ぜひ参考にしてください。 クリックすると画像を拡大します 異次元レベルのクッション性を持っていたのは、ウーフォスのウーアーとウーオリジナル。 一般的なEVA素材のソールよりも37%も衝撃を抑えてくれるので、サンダルなのにジャンプしても足の裏が痛くなりません! 反発性が最強のリカバリーサンダルは、テリックのダブルクラウド。 「バネが仕込まれているんじゃないか」と思えるほどの反発性は、歩いていて楽しくなりますよ。 個別の履き心地などは後半でご紹介するので、最後までお付き合いくださいね。 リカバリーサンダルって何? 普通のサンダルと何が違うの? リカバリーサンダルが注目を集め出したのは、ここ数年ほど。愛用者が増えてきているとはいえ、よく知らないという人も少なくありません。 ビーチサンダルのようなサンダルとは何が違うのでしょうか。 簡単にいってしまえば、リカバリーサンダルは、ランニングやハイキングなどで疲れた足を癒す目的で開発されたサンダルです。 クッション性のいいソールで足への衝撃を減少させたり、柔らかいフットベッドで土踏まずをサポートしたりと、多くの技術が取り入れられています。 そのため、通常のサンダルとは比べ物にならないほど履き心地がよく、普段使いはもちろん、会社での履き替え用に使ったり、室内履きに使ったりと活躍の場はさまざま。とりこになってしまう人が続出しているのです。 とはいえ、先述のチャート表を見ても分かるように、メーカーごとに履き心地は大きく変わります。 好みの履き心地のリカバリーサンダルを見つけていきましょう。 リカバリーサンダル8種類の履き心地の違いは? 初心者におすすめするなら? 8種類のリカバリーサンダルの履き心地やサイズ感を、細かく見ていきます。 ちなみに、筆者は26.5cmがジャストサイズですが、リカバリーサンダルの多くは1cm刻みのサイズ展開のため、ハーフサイズアップした27cmをチョイス。 0.5cm刻みでサイズ展開をしている、サロモンのリラックスブレイクのみ、26.5cmで履いています。 サイズ感の参考にしてくださいね。 ウーフォス:ウーアーの履き心地とサイズ感 最初にご紹介するのは、「雲の上を歩いているよう」と表現されるほど、フカフカとした柔らかな履き心地が人気のウーフォスのウーアー。 リカバリーサンダルといえば、このメーカーを思い浮かべる人も多いでしょう。 Amazonで見る 楽天市場で見る ハッキリいって、このクッション性はヤバいです! 歩くたびにゆっくりと沈み込むソールは、まさに雲の上という表現にピッタリ。柔らかなフットベッドは足裏の形状に合わせて変形し、土踏まずをしっかりとサポートしてくれます。 ソールと同じくアッパーも柔らかい素材で、足の甲に吸い付くようなフィット感。 足との一体感が強くあるので、長時間歩いていても足が疲れにくく感じました。 1つ気になる点を挙げるとすると、ソールが柔らかいため小石などを踏んだ時にダイレクトに違和感があること。 街中ではそれほど気になりませんが、川辺などのキャンプで履くのは向いていないかもしれません。 ウーアーのサイズ感は、ハーフサイズアップでつま先やカカトが少し余裕があるくらいです。筆者の足には丁度よく感じました。 ウーフォス:ウーオリジナルの履き心地とサイズ感 続けてウーフォスのウーオリジナルを検証。こちらは鼻緒を指で挟んで履く、トングタイプのリカバリーサンダルです。 Amazonで見る 楽天市場で見る クッション性のよさは、ウーアー同様異次元レベル。フカフカとした履き心地はクセになります。 フィット感もよく、鼻緒の部分も簡単につぶせるほど柔らかいので、指の間が痛くなることはありません。 ただ、ウーアーとは異なり、ウーオリジナルは長時間歩いていると足が疲れてしまいました。 筆者の歩き方がよくない可能性もありますが、口コミでも少数ながらそういった声があったので、もしかしたら合わない人がいるのかもしれません。 なので、筆者的にはウーオリジナルは室内で履くなど、それほど歩き回らない時に使いたいリカバリーサンダルです。 履き心地は間違いなく極上なので、会社での履き替え用に使えばリラックスできますよ。 サイズ感はハーフサイズアップで問題はなさそうです。むしろジャストサイズを選ぶと少し小さく感じるかもしれません。 テリック:ダブルストラップの履き心地とサイズ感 日本人の足に合わせたリカバリーサンダルを展開している、テリックのダブルストラップ。 厚底ソールを持った、スリッポンタイプのリカバリーサンダルです。 Amazonで見る 楽天市場で見る 特筆すべきは、ソールの厚さでしょう。なんと、サンダルなのに4.5cmも厚みがあります。 ウーフォスよりも分厚いソールに、クッション性の期待値があがってしまいますが、見た目ほど柔らかくはありません。 ダブルストラップのクッションは、フカフカというよりも、モッチリと表現したほうがいいでしょう。 衝撃を吸収するようなクッション性もあるのですが、歩くと弾むような反発性を感じます。 犬の散歩など、長距離移動が多いなら、こちらのほうが楽に歩くことができるのでおすすめです。 サイズ感は、ハーフサイズアップしているにも関わらず、前後に余裕が少なく、横幅も少し細め。アッパーのフィット感はいいのですが、ジャストサイズで履くとなると、きつく感じるかもしれません。 足の形状によっては、ワンサイズアップでも問題ないでしょう。 テリック:ダブルクラウドの履き心地とサイズ感 もう1つ、テリックからスリッポンタイプのリカバリーサンダル、ダブルクラウドも検証しました。 Amazonで見る 楽天市場で見る 先ほどのダブルストラップは4.5cmのソールを持っていると紹介しましたが、ダブルクラウドは、さらに上を行く5cm! サンダルなのに、履くだけで身長を5cmも高く見せることができます。 これはスタイルアップ効果も望めそうです! 履き心地は、やはり見た目に反して、ちょっと硬め。ただ、木の根などを踏んでもソールが負けないので、キャンプ地などでも活躍しそうです。 反発性はどのリカバリーサンダルよりも強く、バネを仕込んでいるかのように感じます。 つま先にも角度がついているため、足が自然と前に出やすく、とにかく歩きやすい!ポヨンポヨンとした履き心地に、散歩が楽しくなるでしょう。 ハーフサイズアップしたダブルクラウドは、つま先もカカトも適度な余裕があり、サイズ感としてはちょうどよさそうです。 ただ、アッパー部分がかなり大きく作られており、フィット感はありません。 幸いアッパーの素材はそれほど硬くないので、甲が当たっても痛くなりにくいのですが、靴下を履くなどの対策が必要になりそうです。 サロモン:リラックスブレイクの履き心地やサイズ感 検証したリカバリーサンダルの中で、唯一0.5cm刻みでサイズ展開をしていたのが、サロモンのリラックスブレイク。 Amazonで見る 楽天市場で見る それほど厚みのあるソールを持っていませんが、履くと沈み込むような柔らかさを感じます。 とはいえ、クッション性も反発性もそれほど強くないので、リカバリーサンダルとしては物足りなく感じるかもしれません。 アッパーは通気性のある生地が使われており、指で挟む部分は丈夫ながらかなり薄く作られています。 そのため、指へのあたりが優しく、長時間履いていても痛くなりません。 地味な工夫ですが、長時間履くことを考えると結構大切な工夫といえるでしょう。 また、アウトソールにもちょっとした工夫が。 本体と同じ素材でアウトソールが作られているリカバリーサンダルが多い中、リラックスブレイクは、部分的に頑丈な素材が使われているので、耐久性やグリップ力が高く感じました。 サイズ感は、ジャストサイズでピッタリ。余裕を持って履きたい人は、ハーフサイズアップでもよさそうです。 ホカ:オラリカバリースライドの履き心地とサイズ感 ホカというと厚底のランニングシューズを想像しますが、それはリカバリーサンダルになっても変わりません。 オラリカバリースライドも、分厚いソールを持っています。 Amazonで見る 楽天市場で見る ただ、フットベッドのカカト部分は大きくえぐられているため、実質のソールの厚みは4cmほどでしょうか。 また、ホカのソールは見た目よりも硬く、反発性に優れているものが多い印象ですが、リカバリーサンダルでもその履き心地は変わりません。 テリックよりもさらに硬めのクッション性といえるでしょう。 その分、安定感は抜群で、ジッと立ち続けるのに向いていると感じました。ヘタに上半身がぶれないのでバランスが取りやすく、立ち仕事をしている人に重宝されそうです。 前後のあまり具合を見る限り、サイズ感はちょうどよさそうですが、アッパーと甲に隙間ができるので、フィット感はいまいち。 アッパーの素材も硬めなので、長時間歩くと擦れて甲が痛くなります。 靴下を履くなど、サイズ調整が必要になるでしょう。 クロックス:メロウリカバリーフリップの履き心地とサイズ感 楽な履き心地で、老若男女問わず多くの人に愛されているクロックス。サンダルといえば、このメーカーを思い浮かべる人も多いでしょう。 メロウリカバリーフリップは、シンプルなデザインのトングタイプのサンダルです。 Amazonで見る 楽天市場で見る クッション性は感じられますが、ソールの厚みがそこまでなく、柔らかな履き心地を求めている人には物足りないでしょう。 また、鼻緒の指で挟む部分が本体とは別の素材になっており、かなり硬めです。 筆者的には結構指の間に当たって痛くなってしまい、長時間歩きまわることはできませんでした。 ソールなどはフラットに作られており、全体的に横幅が広いので、安定感は抜群です。 ただ、横幅がある分フィット感は悪くなるので、ユルッとしたビーチサンダルのような履き心地になります。 ペッタンペッタンと音を鳴らす、ビーチサンダルのような履き方が好きな人には向いているでしょう。 全体的にユルッとしているのですが、つま先を見る限りではハーフサイズアップでちょうどよさそうです。 サイズダウンしてしまうと、鼻緒に足を押し当てた際に指が飛び出てしまうかもしれません。 アモジ:ビーチサンダルAA1551の履き心地とサイズ感 最後にアモジのビーチサンダルAA1551をご紹介します。 Amazonで見る 楽天市場で見る 履いた時のクッション性は、ウーフォスに迫る柔らかさを持っており、かなり足にやさしい印象を受けました。 鼻緒部分は少し太い感じもしますが、柔らかく指の間が痛くなることもありません。 ウーオリジナルにかなり似た履き心地なので、柔らかなリカバリーサンダルが好きな人ならハマるでしょう。 ただ、アッパーのフィット感はそれほどよいとはいえず、土踏まずの支えもそれほどありません。 とはいえ、それを差し引いてもアモジがよいといえる最大の特徴があります。 それは、安いこと!ウーフォスなどと比べると、半値くらいで買える時もあるので、とりあえずリカバリーサンダルを履いてみたいという人におすすめです。 サイズ感は、ハーフサイズアップしてもそれほど余裕がなく、ギリギリといったところ。フィット感はより悪くなってしまいますが、ワンサイズアップでもいいでしょう。 リカバリーサンダルの重さの違い どのメーカーが一番軽い? 足を癒す目的のリカバリーサンダルは、基本的にかなり軽く作られています。 27cmのリカバリーサンダルだと、片足の重さは190gくらいが平均です。 スニーカーだと350g程度、ランニングシューズだと250gくらいが基準になります。 今回、ご紹介したリカバリーサンダルの軽さをランキングするとこのようになりました。 リカバリーサンダルの軽さ ランキング 1 ビーチサンダルAA1551:129g 2 ウーオリジナル:152g 3 ウーアー:159g 4 ダブルストラップ:182g 5 リラックスブレイク:188g 6 メロウリカバリーフリップ:204g 7 オラリカバリースライド:224g 8 ダブルクラウド:225g 今回検証した中で一番軽いリカバリーサンダルは、アモジのビーチサンダルAA1551です。 129gという驚異的な軽さで、手に持っても重さはほぼ感じません。 ウーオリジナルやウーアーも同様に軽く、重く感じることはないでしょう。 反対に200gを超えるオラリカバリースライドやダブルクラウドなどは、サンダルとしては重めの部類です。 履いてしまえば気になる重さではありませんが、キャンプなどに持って行く時の荷物として考えると重要な要素となります。 ちなみに、上位3種類のリカバリーサンダルは軽いだけでなく、素材も柔らかいので荷物としてまとめやすいでしょう。 おすすめのリカバリーサンダルはどれ? まとめ 6メーカー、8種類のリカバリーサンダルを検証してきましたが、どれも履き心地やサイズ感が異なり、それぞれによさを感じるものでした。 あえておすすめを3種類挙げるとしたら、ウーフォスのウーアー、テリックのダブルクラウド、アモジのビーチサンダルAA1551でしょう。 ウーアーは、ひとえにその履き心地のよさがおすすめのポイントです。 吸い付くようなフィット感、柔らかなクッション性、気持ちのよいアーチサポートなど、とにかく極上の履き心地といえます。 Amazonで見る 楽天市場で見る テリックのダブルクラウドは、なによりもその反発性。跳ねるような感触はきっと癖になるでしょう。 身長が5cmも盛れるというのもポイントですね。 Amazonで見る 楽天市場で見る そして、アモジのビーチサンダルAA1551は、ウーフォスのような履き心地なのに低価格で購入ができるコスパのよさ。 物足りない部分もあるにはありますが、この価格は魅力的です。 とりあえずリカバリーサンダルを試してみたいという人など、入門者向けといえるでしょう。 Amazonで見る 楽天市場で見る 会社での履き替え用や立ち仕事用など、さまざまな場面で活躍するリカバリーサンダルは、1年を通して履くことができます。 お気に入りの1足を見つけて、優雅なリラックスタイムをお過ごしください! [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード Amazonサンダル検証 この記事をシェアする Share Post LINE
街中や会社など、いたるところで目にするようになったリカバリーサンダル。一般的なサンダルとは一線をかくす極上の履き心地に注目が集まり、人気が高まっています。
その履き心地は一度履いたら病みつきになり、「普通のはもう履けない」「夏になるとリピートしている」といった声があがるほどです。
とはいえ、メーカーによってその履き心地は大きく異なり、どれを選んだらいいのかと悩む人も少なくありません。
そこでウーフォスやテリックといった、リカバリーサンダルで有名なメーカーなど、6社で計8種類のリカバリーサンダルを履き比べ!
それぞれの履き心地やサイズ感、重さや気になる点などご紹介していきます。お気に入りの1足を見つけてみてくださいね。
8種類のリカバリーサンダルを比較 クッション性や反発性で最強は?
まずは比較検証した8種類のリカバリーサンダルを見ていきましょう。
リカバリーサンダルのパイオニアといわれる『OOFOS(ウーフォス)』からは、『OOriginal(ウーオリジナル)』と『OOahh(ウーアー)』の2種類。
左がウーオリジナル、右がウーアー
アメリカ生まれのメーカーながら、日本人の足に合わせて作られた『ジャパンモデル』を販売している『TELIC(テリック)』からも、『W-STRAP(ダブルストラップ)』と『W-CLOUD(ダブルクラウド)』の2種類を選んでいます。
左がダブルクラウド、右がダブルストラップ
さまざまなアクティビティを楽しめるように、シューズやアパレルを展開している『SALOMON(サロモン)』は、『REELAX BREAK 6.0(リラックスブレイク)』を。
厚底ランニングシューズで有名な『HOKA(ホカ)』は、『ORA RECOVERY SLIDE 3(オラリカバリースライド)』をチョイスしました。
世界中で愛されている『Crocs(クロックス)』からは、『MELLOW RECOVERY FLIP(メロウリカバリーフリップ)』。
そして、最後に中国のスポーツ用品開発メーカー『AMOJI(アモジ)』の『ビーチサンダルAA1551』で8種類です。
「たくさんありすぎておすすめが分からない!」という人のために、クッション性と反発性の強弱でチャート表を作ったので、ぜひ参考にしてください。
クリックすると画像を拡大します
異次元レベルのクッション性を持っていたのは、ウーフォスのウーアーとウーオリジナル。
一般的なEVA素材のソールよりも37%も衝撃を抑えてくれるので、サンダルなのにジャンプしても足の裏が痛くなりません!
反発性が最強のリカバリーサンダルは、テリックのダブルクラウド。
「バネが仕込まれているんじゃないか」と思えるほどの反発性は、歩いていて楽しくなりますよ。
個別の履き心地などは後半でご紹介するので、最後までお付き合いくださいね。
リカバリーサンダルって何? 普通のサンダルと何が違うの?
リカバリーサンダルが注目を集め出したのは、ここ数年ほど。愛用者が増えてきているとはいえ、よく知らないという人も少なくありません。
ビーチサンダルのようなサンダルとは何が違うのでしょうか。
簡単にいってしまえば、リカバリーサンダルは、ランニングやハイキングなどで疲れた足を癒す目的で開発されたサンダルです。
クッション性のいいソールで足への衝撃を減少させたり、柔らかいフットベッドで土踏まずをサポートしたりと、多くの技術が取り入れられています。
そのため、通常のサンダルとは比べ物にならないほど履き心地がよく、普段使いはもちろん、会社での履き替え用に使ったり、室内履きに使ったりと活躍の場はさまざま。とりこになってしまう人が続出しているのです。
とはいえ、先述のチャート表を見ても分かるように、メーカーごとに履き心地は大きく変わります。
好みの履き心地のリカバリーサンダルを見つけていきましょう。
リカバリーサンダル8種類の履き心地の違いは? 初心者におすすめするなら?
8種類のリカバリーサンダルの履き心地やサイズ感を、細かく見ていきます。
ちなみに、筆者は26.5cmがジャストサイズですが、リカバリーサンダルの多くは1cm刻みのサイズ展開のため、ハーフサイズアップした27cmをチョイス。
0.5cm刻みでサイズ展開をしている、サロモンのリラックスブレイクのみ、26.5cmで履いています。
サイズ感の参考にしてくださいね。
ウーフォス:ウーアーの履き心地とサイズ感
最初にご紹介するのは、「雲の上を歩いているよう」と表現されるほど、フカフカとした柔らかな履き心地が人気のウーフォスのウーアー。
リカバリーサンダルといえば、このメーカーを思い浮かべる人も多いでしょう。
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ハッキリいって、このクッション性はヤバいです!
歩くたびにゆっくりと沈み込むソールは、まさに雲の上という表現にピッタリ。柔らかなフットベッドは足裏の形状に合わせて変形し、土踏まずをしっかりとサポートしてくれます。
ソールと同じくアッパーも柔らかい素材で、足の甲に吸い付くようなフィット感。
足との一体感が強くあるので、長時間歩いていても足が疲れにくく感じました。
1つ気になる点を挙げるとすると、ソールが柔らかいため小石などを踏んだ時にダイレクトに違和感があること。
街中ではそれほど気になりませんが、川辺などのキャンプで履くのは向いていないかもしれません。
ウーアーのサイズ感は、ハーフサイズアップでつま先やカカトが少し余裕があるくらいです。筆者の足には丁度よく感じました。
ウーフォス:ウーオリジナルの履き心地とサイズ感
続けてウーフォスのウーオリジナルを検証。こちらは鼻緒を指で挟んで履く、トングタイプのリカバリーサンダルです。
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クッション性のよさは、ウーアー同様異次元レベル。フカフカとした履き心地はクセになります。
フィット感もよく、鼻緒の部分も簡単につぶせるほど柔らかいので、指の間が痛くなることはありません。
ただ、ウーアーとは異なり、ウーオリジナルは長時間歩いていると足が疲れてしまいました。
筆者の歩き方がよくない可能性もありますが、口コミでも少数ながらそういった声があったので、もしかしたら合わない人がいるのかもしれません。
なので、筆者的にはウーオリジナルは室内で履くなど、それほど歩き回らない時に使いたいリカバリーサンダルです。
履き心地は間違いなく極上なので、会社での履き替え用に使えばリラックスできますよ。
サイズ感はハーフサイズアップで問題はなさそうです。むしろジャストサイズを選ぶと少し小さく感じるかもしれません。
テリック:ダブルストラップの履き心地とサイズ感
日本人の足に合わせたリカバリーサンダルを展開している、テリックのダブルストラップ。
厚底ソールを持った、スリッポンタイプのリカバリーサンダルです。
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特筆すべきは、ソールの厚さでしょう。なんと、サンダルなのに4.5cmも厚みがあります。
ウーフォスよりも分厚いソールに、クッション性の期待値があがってしまいますが、見た目ほど柔らかくはありません。
ダブルストラップのクッションは、フカフカというよりも、モッチリと表現したほうがいいでしょう。
衝撃を吸収するようなクッション性もあるのですが、歩くと弾むような反発性を感じます。
犬の散歩など、長距離移動が多いなら、こちらのほうが楽に歩くことができるのでおすすめです。
サイズ感は、ハーフサイズアップしているにも関わらず、前後に余裕が少なく、横幅も少し細め。アッパーのフィット感はいいのですが、ジャストサイズで履くとなると、きつく感じるかもしれません。
足の形状によっては、ワンサイズアップでも問題ないでしょう。
テリック:ダブルクラウドの履き心地とサイズ感
もう1つ、テリックからスリッポンタイプのリカバリーサンダル、ダブルクラウドも検証しました。
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先ほどのダブルストラップは4.5cmのソールを持っていると紹介しましたが、ダブルクラウドは、さらに上を行く5cm!
サンダルなのに、履くだけで身長を5cmも高く見せることができます。
これはスタイルアップ効果も望めそうです!
履き心地は、やはり見た目に反して、ちょっと硬め。ただ、木の根などを踏んでもソールが負けないので、キャンプ地などでも活躍しそうです。
反発性はどのリカバリーサンダルよりも強く、バネを仕込んでいるかのように感じます。
つま先にも角度がついているため、足が自然と前に出やすく、とにかく歩きやすい!ポヨンポヨンとした履き心地に、散歩が楽しくなるでしょう。
ハーフサイズアップしたダブルクラウドは、つま先もカカトも適度な余裕があり、サイズ感としてはちょうどよさそうです。
ただ、アッパー部分がかなり大きく作られており、フィット感はありません。
幸いアッパーの素材はそれほど硬くないので、甲が当たっても痛くなりにくいのですが、靴下を履くなどの対策が必要になりそうです。
サロモン:リラックスブレイクの履き心地やサイズ感
検証したリカバリーサンダルの中で、唯一0.5cm刻みでサイズ展開をしていたのが、サロモンのリラックスブレイク。
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それほど厚みのあるソールを持っていませんが、履くと沈み込むような柔らかさを感じます。
とはいえ、クッション性も反発性もそれほど強くないので、リカバリーサンダルとしては物足りなく感じるかもしれません。
アッパーは通気性のある生地が使われており、指で挟む部分は丈夫ながらかなり薄く作られています。
そのため、指へのあたりが優しく、長時間履いていても痛くなりません。
地味な工夫ですが、長時間履くことを考えると結構大切な工夫といえるでしょう。
また、アウトソールにもちょっとした工夫が。
本体と同じ素材でアウトソールが作られているリカバリーサンダルが多い中、リラックスブレイクは、部分的に頑丈な素材が使われているので、耐久性やグリップ力が高く感じました。
サイズ感は、ジャストサイズでピッタリ。余裕を持って履きたい人は、ハーフサイズアップでもよさそうです。
ホカ:オラリカバリースライドの履き心地とサイズ感
ホカというと厚底のランニングシューズを想像しますが、それはリカバリーサンダルになっても変わりません。
オラリカバリースライドも、分厚いソールを持っています。
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ただ、フットベッドのカカト部分は大きくえぐられているため、実質のソールの厚みは4cmほどでしょうか。
また、ホカのソールは見た目よりも硬く、反発性に優れているものが多い印象ですが、リカバリーサンダルでもその履き心地は変わりません。
テリックよりもさらに硬めのクッション性といえるでしょう。
その分、安定感は抜群で、ジッと立ち続けるのに向いていると感じました。ヘタに上半身がぶれないのでバランスが取りやすく、立ち仕事をしている人に重宝されそうです。
前後のあまり具合を見る限り、サイズ感はちょうどよさそうですが、アッパーと甲に隙間ができるので、フィット感はいまいち。
アッパーの素材も硬めなので、長時間歩くと擦れて甲が痛くなります。
靴下を履くなど、サイズ調整が必要になるでしょう。
クロックス:メロウリカバリーフリップの履き心地とサイズ感
楽な履き心地で、老若男女問わず多くの人に愛されているクロックス。サンダルといえば、このメーカーを思い浮かべる人も多いでしょう。
メロウリカバリーフリップは、シンプルなデザインのトングタイプのサンダルです。
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クッション性は感じられますが、ソールの厚みがそこまでなく、柔らかな履き心地を求めている人には物足りないでしょう。
また、鼻緒の指で挟む部分が本体とは別の素材になっており、かなり硬めです。
筆者的には結構指の間に当たって痛くなってしまい、長時間歩きまわることはできませんでした。
ソールなどはフラットに作られており、全体的に横幅が広いので、安定感は抜群です。
ただ、横幅がある分フィット感は悪くなるので、ユルッとしたビーチサンダルのような履き心地になります。
ペッタンペッタンと音を鳴らす、ビーチサンダルのような履き方が好きな人には向いているでしょう。
全体的にユルッとしているのですが、つま先を見る限りではハーフサイズアップでちょうどよさそうです。
サイズダウンしてしまうと、鼻緒に足を押し当てた際に指が飛び出てしまうかもしれません。
アモジ:ビーチサンダルAA1551の履き心地とサイズ感
最後にアモジのビーチサンダルAA1551をご紹介します。
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履いた時のクッション性は、ウーフォスに迫る柔らかさを持っており、かなり足にやさしい印象を受けました。
鼻緒部分は少し太い感じもしますが、柔らかく指の間が痛くなることもありません。
ウーオリジナルにかなり似た履き心地なので、柔らかなリカバリーサンダルが好きな人ならハマるでしょう。
ただ、アッパーのフィット感はそれほどよいとはいえず、土踏まずの支えもそれほどありません。
とはいえ、それを差し引いてもアモジがよいといえる最大の特徴があります。
それは、安いこと!ウーフォスなどと比べると、半値くらいで買える時もあるので、とりあえずリカバリーサンダルを履いてみたいという人におすすめです。
サイズ感は、ハーフサイズアップしてもそれほど余裕がなく、ギリギリといったところ。フィット感はより悪くなってしまいますが、ワンサイズアップでもいいでしょう。
リカバリーサンダルの重さの違い どのメーカーが一番軽い?
足を癒す目的のリカバリーサンダルは、基本的にかなり軽く作られています。
27cmのリカバリーサンダルだと、片足の重さは190gくらいが平均です。
スニーカーだと350g程度、ランニングシューズだと250gくらいが基準になります。
今回、ご紹介したリカバリーサンダルの軽さをランキングするとこのようになりました。
リカバリーサンダルの軽さ ランキング
1 ビーチサンダルAA1551:129g
2 ウーオリジナル:152g
3 ウーアー:159g
4 ダブルストラップ:182g
5 リラックスブレイク:188g
6 メロウリカバリーフリップ:204g
7 オラリカバリースライド:224g
8 ダブルクラウド:225g
今回検証した中で一番軽いリカバリーサンダルは、アモジのビーチサンダルAA1551です。
129gという驚異的な軽さで、手に持っても重さはほぼ感じません。
ウーオリジナルやウーアーも同様に軽く、重く感じることはないでしょう。
反対に200gを超えるオラリカバリースライドやダブルクラウドなどは、サンダルとしては重めの部類です。
履いてしまえば気になる重さではありませんが、キャンプなどに持って行く時の荷物として考えると重要な要素となります。
ちなみに、上位3種類のリカバリーサンダルは軽いだけでなく、素材も柔らかいので荷物としてまとめやすいでしょう。
おすすめのリカバリーサンダルはどれ? まとめ
6メーカー、8種類のリカバリーサンダルを検証してきましたが、どれも履き心地やサイズ感が異なり、それぞれによさを感じるものでした。
あえておすすめを3種類挙げるとしたら、ウーフォスのウーアー、テリックのダブルクラウド、アモジのビーチサンダルAA1551でしょう。
ウーアーは、ひとえにその履き心地のよさがおすすめのポイントです。
吸い付くようなフィット感、柔らかなクッション性、気持ちのよいアーチサポートなど、とにかく極上の履き心地といえます。
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テリックのダブルクラウドは、なによりもその反発性。跳ねるような感触はきっと癖になるでしょう。
身長が5cmも盛れるというのもポイントですね。
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そして、アモジのビーチサンダルAA1551は、ウーフォスのような履き心地なのに低価格で購入ができるコスパのよさ。
物足りない部分もあるにはありますが、この価格は魅力的です。
とりあえずリカバリーサンダルを試してみたいという人など、入門者向けといえるでしょう。
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会社での履き替え用や立ち仕事用など、さまざまな場面で活躍するリカバリーサンダルは、1年を通して履くことができます。
お気に入りの1足を見つけて、優雅なリラックスタイムをお過ごしください!
[文・構成/UPDATE編集部]