「満員電車や雨の日に役立ちそう」 コンバースの安全靴が安全仕様すぎた

ファッション By - プラム 更新:

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オールスターやジャックパーセルなどのスニーカーで有名な、アメリカのシューズメーカー『CONVERSE(コンバース)』。定番のオールスターは価格も安いため、履いたことがあるという人も多いでしょう。

そんなコンバースが、工場や作業場で履くような安全靴を販売し、密かに話題になっているとのこと。

「あのコンバースが安全靴を!?」と疑問にも思いましたが、どのような靴なのかは確かに気になるところです。

あまり馴染みのない安全靴ですが、果たして普段使いすることはできるのでしょうか。履き心地や日常生活で役立つ場面などを検証してみました。

コンバースのプロテクティブデザイン 安全靴は日常生活で役立つのかを検証してみた

今回検証したのは、『JSAA(日本保安用品協会)』の定める規格をクリアした、コンバースの『ALL STAR PS HI(以下、PSHI)』という安全靴。

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見た目はほぼ通常のコンバースのスニーカーと変わりません。

「普通のスニーカーだと思った」といわれるほど違和感はなく、コンバースらしいデザインです。

しかし、つま先保護のために硬質樹脂が入っていたり、耐滑性のあるアウトソールが使われていたりと、足元の安全に余念がありません。

それほどの安全性が確保されているなら、日常生活でも役立つに違いありません!

安全靴が日常生活で役立つシチュエーションを考えてみました。

安全靴が役立つシチュエーション:満員電車

通勤通学などで、電車を使っていると遭遇する満員電車。

身動きが取れない状況の中、電車が揺れると足を踏まれることがあります。

朝からテンションが下がってしまいそうなシチュエーションですが、PSHIを履いていれば大丈夫!

思い切り体重をかけてつま先を踏んでみましたが、へこむこともなく、まさに鉄壁の守りでした。

びくともしない安心感

安全靴が役立つシチュエーション:雨の日のマンホール

雨の日に怖いのが、濡れたマンホールやコンビニエンスストアの床。想像以上に滑りやすく、アウトソールの作り次第では転んでしまうこともあります。

筆者はブーツを履くことが多いく、雨の日のマンホールなどは鬼門です。

PSHIは耐滑性のあるアウトソールを備えているので、ちょっとしたことでは滑りません。

オールスターはわりと滑りやすい印象だったので、このグリップ力には驚きました。

安全靴が役立つシチュエーション:バイク乗りにおすすめ

筆者はバイクに乗っているのですが、足のつま先でシフトをチェンジするマニュアル車の場合、安全靴はかなり有能です。

つま先が硬いので、シフトチェンジする際に足が痛くならないのでかなり快適。同じことをスニーカーで行うと、つま先が痛くなるんですよね。

バイクに乗る時はブーツばかりを履いていた筆者に、新しいコーデの道が拓けました。

ちなみに、強度を試すために、バイクでつま先を踏んでみた画像がこちら。

タイヤが通過してもつま先が壊れることはなく、十分な強度を感じました。

これならバイクに乗って転倒しても、足はしっかりと守られるでしょう。

安全靴が役立つシチュエーション:災害時でも安全

日常的な話ではありませんが、PSHIの頑丈さは災害時の足元の安全を確保するのにも役立ちそうです。

試しに4kgの鉄アレイでつま先を叩いてみましたが、特に問題はありません。

ブロック塀が倒れてきたり、重いものが上から落ちてきたりしても、足を怪我する可能性は低くなるでしょう。

PSHIは安全靴のわりには軽いので、防災グッズとして備えておいてもよさそうです。

コンバースの安全靴『PSHI』の履き心地や性能は?

足元の安全性が確保できるPSHIですが、履き心地が悪くては日常的に使うことはできません。性能なども含めて見ていきましょう。

コンバースの安全靴:履き心地は?

安全靴というと、安全性や頑丈さを求めていて、履き心地は二の次というイメージが強くあります。

実際、筆者が履いているエンジニアブーツは、つま先に鉄板が入っており、ショートタイプながら重さは約800gと超重量級。そして、クッション性もありません。

1日中履いていると足が疲れる代表的な靴といえるでしょう。しかし、PSHIを履いてみると、想像よりも柔らかい履き心地に驚かされます。

ミッドソールは柔らかく厚みがあり、クッション性も悪くありません。

足首やシュータンにもクッションが入っているので、足への負担は少なく感じます。

また、PSHIはシューズの横幅が3Eとかなり広く作られているため、幅広な足の人でもゆったりと履くことができるでしょう。

オールスターのような細めの作りを想像して履くと、かなりゆるく感じるので注意が必要です。

アッパーの合成皮革も柔らかいので、履き慣れるまで足が痛くなるということもなく、買ってすぐに使い込むことができます。

ちなみに、PSHIの重さは461g

安全性が確保されながら、エンジニアブーツの約半分の重さです。筆者的には安全靴を履いている感覚はまったくありませんでした。

コンバースの安全靴:豊富な性能

PSHIの性能は、つま先の硬質樹脂先芯や耐滑性のあるアウトそオールだけではありません。

カカト部には耐衝撃性のあるインソールやミッドソールを搭載し、アッパーやシューレースには高強度のものが使用されています。

通気性を確保するホールは、ゴミなどが入りにくいように細かな編み目を採用。

防菌防臭加工がされているので、においが気になるような環境でも安心して履けるでしょう。

カカト部分に反射材も付いており、夜道でも安全性を確保することができます。

PSHIの性能まとめ

・つま先を硬質樹脂先芯で保護。

・耐滑性のあるアウトソール。

・耐衝撃性のあるミッドソール。

・高耐久のアッパーやシューレース。

・防菌防臭加工でにおい対策。

・カカトの反射材で夜道も安全。

コンバースの安全靴は普段履きできる? まとめ

コンバースから販売されている安全靴・PSHIの履き心地や耐久性、性能などを検証。

安全性に特化した性能を有しながら、スニーカーのような見た目で、日常的に履くこともできる安全靴でした。

コンバースの安全靴 利点

・見た目がスニーカーと変わらない。

・安全靴なのに軽い。

・滑りにくいので、雨の日も安心。

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安全靴が役立つシチュエーションは、そう多くはありませんが、バイクに乗っている人には、ぜひ履いてほしいおすすめの靴の1つ。

普段履きの候補に入れてもいいレベルなので、チェックしてみてくださいね。


[文・構成/UPDATE編集部]

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