「めっちゃ便利」「ちゃんとお湯が沸いた」 防災グッズに入れるべきおすすめ便利グッズがこちら

生活雑貨 By - プラム 更新:

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頻発する地震や大雨などの災害を目の当たりにして、防災グッズをそろえている人が増えている昨今。少なくとも食料や水の備蓄を始めたという人は少なくないでしょう。

筆者も防災グッズを使って平常時を過ごすという実験を行ったのですが、意外と足りないと感じるものが多く、普段使ってみることの大切さを学びました。

そんな筆者が「これは安くて小さくて、あると便利だよ」という商品をピックアップ!実際に使ってみてた感想などとあわせてご紹介させていただきます!

何をするにも意外と便利! 携帯用コンパクトストーブ

筆者が防災グッズにおすすめしたいのは、アウトドアやキャンプなどで使われるコンパクトストーブストーブと付いていますが、暖を取る用のものではなく、水を沸かしたり、食材を焼いたりします。

筆者が使っているのは、日本のアウトドア用品の総合メーカー『キャプテンスタッグ』の『クライムストーブ』です。

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大きさはスマホよりも少し大きいくらいで、鉄製ですが重さは約100gと軽量。収納時の厚みは28mmほどなので、防災グッズにプラスしても場所を取ることもありません。

クライムストーブ 詳細

使用時サイズ:幅120mm・奥行95mm・高さ68mm

収納時サイズ:幅120mm・奥行95mm・高さ28mm

重さ:約100g

材質:鉄(電着塗装)

使用方法も実に簡単。フタは鍋などのサイズに合わせて二段階に開き、固形燃料を中央に置いて、火をつければ使うことが可能です。

コップなどが置きやすい

全開だと鍋などが置きやすい

筆者は、よく旅館などで出される個人用鍋で目にする『カエン ニューエースE(ニューエース)』の30gを使用しました。

旅館でよく見るやつ

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ちなみにクライムストーブには、固形燃料を4つ収納することができ、持ち運びがかなり便利です。

ピッタリ4つ

ただ、この方法で保存をするのはおすすめできません。理由については後述します。

実際にお湯を沸かすことはできるのでしょうか…使ってみましょう!

水600㎖を沸かすのに何分かかる? カップラーメンも楽々

用意したのは600㎖の水。気温は約5℃と低いですが、風は弱く微風の状態です。

水を沸かすのに何分ほどかかるでしょうか。

早速、クライムストーブにニューエースをセットして、水を入れた鍋を上にのせます。

マッチの火を近づけると簡単に点きました!

後は容器にフタをして、しばらく水が沸騰するのを待つばかりです。

ちなみに、鍋の底が煤で黒くなっていますが、これは焚火に当てたため。ニューエースで煤がつくことはありません。

しばし待つこと約10分。鍋から湯気が立ち始めました。風が弱いため、思ったよりもしっかりと火が容器に当たっているようです。

そして約15分ほど経つと、ぐつぐつと沸騰した状態に!正直なところ、この程度の火では沸騰するまでいかないと思っていたので、ちょっと驚かされました。

しっかり沸騰している

沸騰したお湯を使ってインスタントラーメンを作ってみましたが、芯などが残ることもなく問題ありません。

お湯が沸騰した後もニューエースの30gでどれくらい燃え続けるのかを計ったところ、約23分ほど燃え続けていました。

予想になりますが、1ℓくらいなら固形燃料1つで沸騰させることができるでしょう。

使い道はいろいろ 災害時にあると嬉しい理由は?

コンパクトストーブを持つ利点を考えると、まず第一にお湯が沸かせることです。

よく防災グッズに入っている保存食のフリーズドライは、水やお湯を入れて食べられる状態にしなければいけません。

水でも作ることはできるのですが、お湯なら15分程度で完成するところ、1時間もかかりでき上りもおいしくありません。

冷たいご飯はおいしくない…

ほかにも缶詰をあたためたり、キャンプ用の薄い鍋などを使えば、パスタやスープなどの料理を作ったりすることもできます。

不安が大きい災害時に、あたたかい食事ができる…これだけでも、コンパクトストーブを持っておく理由としては十分です。

コンパクトストーブの気になるところ 口コミの評価は?

かなり使い勝手もよく、しっかりとお湯が沸かせることが分かって便利なコンパクトストーブ。筆者も一発で気に入ったのですが、やはり気になるところもあります。

それは、屋内での使用が禁止されていること。

一酸化炭素中毒や火災の原因にもなりかねないので仕方ありませんが、とはいえ寒い日や暑い日に外で煮炊きをしなければいけないのはつらいかもしれません。

ほかには特に不便さを感じることはありませんでしたが、実際に使っている人たちからは、どのよう声があがっているのでしょうか。

・一人用の炊飯にピッタリだった。

・安い割りに作りがしっかりしている。

・この価格で使い勝手がよすぎる。

・コンパクトで持ち運びも便利。

低価格で買える商品ながら使いやすく、人気も高いようです。

ただ、塗装面に関しては「剥げやすい」などの声もあり、見た目を重視する人には向いていないかもしれません。

ニューエースで気を付けたい点は? 密封しないとすぐに蒸発する?

ちょっとした湯沸かしや料理にも使える固形燃料で、コスパもいいため重宝するニューエース。ただ、防災グッズに入れるには向いていないといえます。

実はニューエースなどの固形燃料は、揮発しやすくいったん保存袋から出してしまうと、早い段階で小さくなってしまうそうです。

揮発しやすい

保存方法として、クライムストーブにニューエースを収納するのは「おすすめできない」といったのはこのためです。

1、2日程度なら問題はありませんでしたが、基本的には一旦封を開けたらジップロックなどの密封袋などに入れて保存するようにしましょう。

また、未開封の状態でも1年ほどの保存期間となっているようです。

災害時にコンパクトストーブを持っていると安心感が違う! まとめ

ちょっとした料理やお湯を沸かすのに便利な、クライムストーブを使ってみました。

持ち運びに便利なコンパクトな形状で100gと軽いため、防災バッグに追加してもかさばる心配はありません。

携帯性に優れていながら、使う燃料によっては湯を沸かす火力を得ることができるので、持っていると心強い相棒となってくれるでしょう。

個人的には「今すぐ防災グッズに足してほしい」といいたいほどの一品です。

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災害時にあたたかい食事がとれるだけでも、安心感や満足感がかなり高まります。

そんなに高いものでもないので、持っていない人はぜひ防災グッズの中に入れてみてくださいね。


[文・構成/UPDATE編集部]

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