ポストコロナとは?スタンダードになる生活様式・企業の在り方を紹介 ビジネス By - UPDATE編集部 更新:2021-08-23 ※写真はイメージ 新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染者数が連日伝えられる中、『ポストコロナ』『ウィズコロナ』『アフターコロナ』という言葉をよく耳にします。すべての単語を理解していない人もいるでしょう。 当記事では、ポストコロナ・ウィズコロナ・アフターコロナの言葉の意味に加えて、ポストコロナで変わるものや、ポストコロナへの理解を深める際におすすめの書籍について解説します。 目次 1. ポストコロナとは?ウィズコロナ・アフターコロナとの違いも1.1. ポストコロナ時代のスタンダードになる『新しい生活様式』1.2. ポストコロナ時代に求められる企業の在り方2. ポストコロナ時代をより知るためにおすすめの本5選2.1. ポスト・コロナ 業界の未来2.2. ポスト・コロナ「新しい世界」の教科書2.3. 両極化時代のデジタル経営 ポストコロナを生き抜くビジネスの未来図2.4. ポストコロナの健康経営2.5. ポストコロナ期を生きるきみたちへ3. まとめ ポストコロナとは?ウィズコロナ・アフターコロナとの違いも ポストコロナとは、コロナウイルスによる世界的なパンデミックが発生した時期以降を指す言葉です。 ダイヤモンド・プリンセス号の乗員への感染が確認された時点がコロナ禍の始まりといわれています。 ダイヤモンド・プリンセス号 ウィズコロナとは、コロナウイルスと共存して生活することを指します。 収束させることが困難な状況の中、コロナウイルスにどう対処しながら社会経済活動を行っていくかという意味合いで、ウィズコロナという言葉が使われることが一般的です。 アフターコロナという言葉は、ウィズコロナを経てどのような生活を送るのかという議論を行う中で生まれました。基本的には、ポストコロナと同じ意味です。 ポストコロナ時代のスタンダードになる『新しい生活様式』 ここでは、ポストコロナ時代に求められる日常の生活様式について、厚生労働省の『新しい生活様式』の実践例から紹介します。 ※写真はイメージ ■買い物をする時 ・通販を利用し、外出の機会を最小限にする ・外出の際は人との接触を減らすため1人か少人数にし、混雑する時間帯を避ける ・感染リスクに晒される時間を短くするために、外出は計画的に短時間で済ます ・展示品、商品などへの不要な接触は避ける ・外出先から帰宅したら手洗いやうがいをする ■公共交通機関を利用する時 ・飛沫感染を防ぐために、会話は控えめにする ・密集を作らないために、混雑する時間帯を避ける ・公共交通機関の密集を避けて、徒歩や自転車も利用する ※写真はイメージ ■スポーツを楽しむ時 ・人が集まるイベント、観客の多いイベントは極力避ける ・筋トレ、ヨガ、ジムなどトレーニングをする時は人との間隔を空ける、もしくは自宅で動画などを活用する ・ジョギングは単独、または少人数で行う ・他者とすれ違う際は十分な距離を空ける ・観戦する場合は人との距離を空ける、もしくはオンラインで観戦する ■食事の時 ・持ち帰りやデリバリーサービスを利用する ・気候がよければ屋外で食事をする ・大皿や鍋で取り分けず、個別に配膳する ・食事の際の座席は対面を避け、横並びで座る ・食事中の会話は控える ・お酒の回し飲みはしない 感染防止の基本として、『身体的距離の確保』『マスク着用』『手洗い』が推奨されています。これらは、飛沫感染を防止するために重要なことです。3つの基本を前提として日常生活に感染防止策を取り入れましょう。 ポストコロナ時代に求められる企業の在り方 ※写真はイメージ コロナウイルスによって、日常の生活に新たな行動様式が求められるのと同様、企業の在り方や従業員の働き方に対しても変革が求められています。 ポストコロナにおいて『テレワーク』が注目キーワードの1つであり、雇用形態の変化もコロナウイルスによってもたらされる新しい企業の在り方です。 テレワークとは?4つの働き方&メリット・デメリットを徹底解説 以下では、ポストコロナ時代に求められる企業の在り方を3つの項目に分けて解説します。 ・テレワークの推進 テレワークとは、場所や時間にとらわれない働き方のことで、自宅などでも仕事を行うことができます。 テレワークを導入する際は、事前にテレワークの目的や導入後のイメージを明確にすることが大切です。テレワーク導入後のイメージが固まったら、実施範囲や使用するツールを決定し、就業規則・人事評価についても細かな見直しを行います。 テレワークの導入後は、従業員の声に耳を傾けるなどして環境の整備を行いましょう。 テレワークの4つの課題 解決策とテレワークのこれから ・オンライン会議の実施 会議をオンライン化することで、社内または自宅にいながら遠方の人とも会議をすることができます。また、オンライン化することで移動する必要がなくなるため、移動時間や移動にかかる費用をカットすることも可能です。 このほか、会議の参加者を増やしたり、情報の共有が安易になったりと、さまざまなメリットがあります。 オンライン会議を実施する際は、ネット環境の整備とツールの選定・準備が不可欠です。また、情報漏えいのリスクを下げるため、セキュリティの向上を図る必要があります。 ※写真はイメージ また、ツールの使用に慣れていない人がいる場合は、使用ツールのマニュアルを作成したり、研修を実施したりして、ミス防止の対策を取ることも重要です。 ・時差出勤の導入 時差出勤の最大のメリットは、コロナウイルスに感染するリスクを下げられることです。また、ワークライフバランスの向上や人手不足の解消にもつながるため、生産性もアップできるでしょう。 時差出勤を導入する際は、従業員の実労働時間を把握しましょう。始業開始時間が複数あると、労働時間の管理が複雑化します。就業管理システムなどを導入することで、労働時間の管理を簡単に行うことができるでしょう。 また、時差出勤をすることで始業時間が変わると、休憩時間も変動します。一斉休憩を適用している場合は、労使協定を締結する必要がある点に注意が必要です。 ※写真はイメージ 上記3つの取り組みは、いずれもこれまでの仕事のやり方を変えることにほかなりません。社内制度や体制、経営者側と従業員側のそれぞれの意識も変えていく必要があります。 必ずしもスムースな導入につながらないケースも想定されるため、準備と導入後の評価、改善や修正を繰り返しながら成果につなげていくことが求められます。 ポストコロナ時代をより知るためにおすすめの本5選 コロナウイルスは世界規模のパンデミックであり、全世界にわたってさまざまな影響を残し収束する兆しは見えていません。 社会経済の今後に不透明感が増す中で、識者や専門家の考えに触れることは、これからの変化を予測し、適応していくためにも必要なことです。 ネットの情報だけではなく、信頼できる著者によるコロナウイルスに関する書籍を手にとることをおすすめします。 ポスト・コロナ 業界の未来 世界規模で事業展開する総合コンサルティング会社『アクセンチュア』の監修によるビジネスムックです。 コロナウイルスの拡大が日本経済に与える影響と展望を、14の業界のキーパーソンとコンサルタントが対談する形式で明らかにしています。 デジタル化とグローバルをキーワードとして、コロナウイルスによる、人々の行動変化と新しい価値観がもたらす事業機会、新たなビジネスモデルの可能性をコンサルタントの視点から浮き彫りにする内容です。 『ポスト・コロナ 業界の未来』は、自らの関わる業界の課題を発見し、将来を知る手がかりとなるでしょう。 ポスト・コロナ 業界の未来 (日経ムック)1,650円(11/03 19:47時点)AmazonYahooAmazonの情報を掲載しています ポスト・コロナ「新しい世界」の教科書 経済評論家の渡邉哲也さんと経済学者の高橋洋一さんが、対談形式でポストコロナの世界と日本について深堀りする内容です。 『ポスト・コロナ「新しい世界」の教科書』は5つの章で構成されており、コロナウイルスが世界秩序にもたらした影響と変化を、政治・経済・外交など幅広い切り口で論じています。 グローバルなパワーバランスの中での中国の存在と、米国との関係について多く取り上げられるほか、コロナウイルスで表面化した国内の問題、日本経済復活のための処方せんなどがテーマです。 国際情勢に関心の高い人や、中国との関係が深い人におすすめの本となります。 ポスト・コロナ「新しい世界」の教科書髙橋洋一, 渡邉哲也1,485円(11/03 19:47時点)発売日: 2020/05/29AmazonYahooAmazonの情報を掲載しています 両極化時代のデジタル経営 ポストコロナを生き抜くビジネスの未来図 グローバルとローカル、バーチャルとリアルなど、一見相反して見えるものや価値観が、衝突しながらも互いに勢いを増幅させる『両極化』という現象があります。 コロナ禍になったことで『両極化』はさらに加速しており、そんな状況の中でいかにビジネスを行っていくかについての指針を提示する内容です。 DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用しての自己変革の仕方や経営モデル、ロードマップの作成が論点であるため、経営層向けの内容となっています。 両極化時代のデジタル経営 ポストコロナを生き抜くビジネスの未来図デロイト トーマツ グループ1,100円(11/03 19:47時点)AmazonYahooAmazonの情報を掲載しています ポストコロナの健康経営 東京の駒込で内科クリニックを開く西城由之医師による、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する『健康経営』に関する本です。 新たに出現したコロナウイルスを医師の視点から捉え、感染症・生活習慣病・メンタルヘルスの3つの分野での健康経営のための具体的な対策とその必要性が示されています。 また、ポストコロナの産業医の在り方や、関わり方にも触れられており、企業の衛生管理者など福利厚生に関わる担当者におすすめの本です。 ポストコロナの健康経営西城由之1,600円(11/03 19:47時点)AmazonYahooAmazonの情報を掲載しています ポストコロナ期を生きるきみたちへ 思想家・美学者・劇作家・疫学者・宗教学者など、20名の寄稿者が中高生に向けて、ポストコロナを生き抜く知恵について語る本で、取り上げているテーマは多種多様です。 同作の編者であり寄稿を呼びかけた内田樹さんは、コロナ禍による『歴史的転換点』以後の世界を生きていく中高生に対し、『生き延びるため』に有益な知見や情報を伝えることは年長者の義務であると記しています。 中高生に向けた本ですが、さまざまな視点に触れられるという点で大人にもおすすめです。 ポストコロナ期を生きるきみたちへ (犀の教室)内田樹 編著1,100円(11/03 19:47時点)AmazonYahooAmazonの情報を掲載しています まとめ ポストコロナにまつわる言葉の意味や、環境の変化をどのようにして乗り越えていくべきかなどをご紹介しました。 ポストコロナにおける新しい生活様式や企業の在り方への理解を深め、生活や働き方などを変化させていくことが大切ですね。 [文・構成/UPDATE編集部] この記事をシェアする Share Post LINE
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染者数が連日伝えられる中、『ポストコロナ』『ウィズコロナ』『アフターコロナ』という言葉をよく耳にします。すべての単語を理解していない人もいるでしょう。
当記事では、ポストコロナ・ウィズコロナ・アフターコロナの言葉の意味に加えて、ポストコロナで変わるものや、ポストコロナへの理解を深める際におすすめの書籍について解説します。
ポストコロナとは?ウィズコロナ・アフターコロナとの違いも
ポストコロナとは、コロナウイルスによる世界的なパンデミックが発生した時期以降を指す言葉です。
ダイヤモンド・プリンセス号の乗員への感染が確認された時点がコロナ禍の始まりといわれています。
ダイヤモンド・プリンセス号
ウィズコロナとは、コロナウイルスと共存して生活することを指します。
収束させることが困難な状況の中、コロナウイルスにどう対処しながら社会経済活動を行っていくかという意味合いで、ウィズコロナという言葉が使われることが一般的です。
アフターコロナという言葉は、ウィズコロナを経てどのような生活を送るのかという議論を行う中で生まれました。基本的には、ポストコロナと同じ意味です。
ポストコロナ時代のスタンダードになる『新しい生活様式』
ここでは、ポストコロナ時代に求められる日常の生活様式について、厚生労働省の『新しい生活様式』の実践例から紹介します。
※写真はイメージ
■買い物をする時
・通販を利用し、外出の機会を最小限にする
・外出の際は人との接触を減らすため1人か少人数にし、混雑する時間帯を避ける
・感染リスクに晒される時間を短くするために、外出は計画的に短時間で済ます
・展示品、商品などへの不要な接触は避ける
・外出先から帰宅したら手洗いやうがいをする
■公共交通機関を利用する時
・飛沫感染を防ぐために、会話は控えめにする
・密集を作らないために、混雑する時間帯を避ける
・公共交通機関の密集を避けて、徒歩や自転車も利用する
※写真はイメージ
■スポーツを楽しむ時
・人が集まるイベント、観客の多いイベントは極力避ける
・筋トレ、ヨガ、ジムなどトレーニングをする時は人との間隔を空ける、もしくは自宅で動画などを活用する
・ジョギングは単独、または少人数で行う
・他者とすれ違う際は十分な距離を空ける
・観戦する場合は人との距離を空ける、もしくはオンラインで観戦する
■食事の時
・持ち帰りやデリバリーサービスを利用する
・気候がよければ屋外で食事をする
・大皿や鍋で取り分けず、個別に配膳する
・食事の際の座席は対面を避け、横並びで座る
・食事中の会話は控える
・お酒の回し飲みはしない
感染防止の基本として、『身体的距離の確保』『マスク着用』『手洗い』が推奨されています。これらは、飛沫感染を防止するために重要なことです。3つの基本を前提として日常生活に感染防止策を取り入れましょう。
ポストコロナ時代に求められる企業の在り方
※写真はイメージ
コロナウイルスによって、日常の生活に新たな行動様式が求められるのと同様、企業の在り方や従業員の働き方に対しても変革が求められています。
ポストコロナにおいて『テレワーク』が注目キーワードの1つであり、雇用形態の変化もコロナウイルスによってもたらされる新しい企業の在り方です。
テレワークとは?4つの働き方&メリット・デメリットを徹底解説
以下では、ポストコロナ時代に求められる企業の在り方を3つの項目に分けて解説します。
・テレワークの推進
テレワークとは、場所や時間にとらわれない働き方のことで、自宅などでも仕事を行うことができます。
テレワークを導入する際は、事前にテレワークの目的や導入後のイメージを明確にすることが大切です。テレワーク導入後のイメージが固まったら、実施範囲や使用するツールを決定し、就業規則・人事評価についても細かな見直しを行います。
テレワークの導入後は、従業員の声に耳を傾けるなどして環境の整備を行いましょう。
テレワークの4つの課題 解決策とテレワークのこれから
・オンライン会議の実施
会議をオンライン化することで、社内または自宅にいながら遠方の人とも会議をすることができます。また、オンライン化することで移動する必要がなくなるため、移動時間や移動にかかる費用をカットすることも可能です。
このほか、会議の参加者を増やしたり、情報の共有が安易になったりと、さまざまなメリットがあります。
オンライン会議を実施する際は、ネット環境の整備とツールの選定・準備が不可欠です。また、情報漏えいのリスクを下げるため、セキュリティの向上を図る必要があります。
※写真はイメージ
また、ツールの使用に慣れていない人がいる場合は、使用ツールのマニュアルを作成したり、研修を実施したりして、ミス防止の対策を取ることも重要です。
・時差出勤の導入
時差出勤の最大のメリットは、コロナウイルスに感染するリスクを下げられることです。また、ワークライフバランスの向上や人手不足の解消にもつながるため、生産性もアップできるでしょう。
時差出勤を導入する際は、従業員の実労働時間を把握しましょう。始業開始時間が複数あると、労働時間の管理が複雑化します。就業管理システムなどを導入することで、労働時間の管理を簡単に行うことができるでしょう。
また、時差出勤をすることで始業時間が変わると、休憩時間も変動します。一斉休憩を適用している場合は、労使協定を締結する必要がある点に注意が必要です。
※写真はイメージ
上記3つの取り組みは、いずれもこれまでの仕事のやり方を変えることにほかなりません。社内制度や体制、経営者側と従業員側のそれぞれの意識も変えていく必要があります。
必ずしもスムースな導入につながらないケースも想定されるため、準備と導入後の評価、改善や修正を繰り返しながら成果につなげていくことが求められます。
ポストコロナ時代をより知るためにおすすめの本5選
コロナウイルスは世界規模のパンデミックであり、全世界にわたってさまざまな影響を残し収束する兆しは見えていません。
社会経済の今後に不透明感が増す中で、識者や専門家の考えに触れることは、これからの変化を予測し、適応していくためにも必要なことです。
ネットの情報だけではなく、信頼できる著者によるコロナウイルスに関する書籍を手にとることをおすすめします。
ポスト・コロナ 業界の未来
世界規模で事業展開する総合コンサルティング会社『アクセンチュア』の監修によるビジネスムックです。
コロナウイルスの拡大が日本経済に与える影響と展望を、14の業界のキーパーソンとコンサルタントが対談する形式で明らかにしています。
デジタル化とグローバルをキーワードとして、コロナウイルスによる、人々の行動変化と新しい価値観がもたらす事業機会、新たなビジネスモデルの可能性をコンサルタントの視点から浮き彫りにする内容です。
『ポスト・コロナ 業界の未来』は、自らの関わる業界の課題を発見し、将来を知る手がかりとなるでしょう。
ポスト・コロナ 業界の未来 (日経ムック)
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ポスト・コロナ「新しい世界」の教科書
経済評論家の渡邉哲也さんと経済学者の高橋洋一さんが、対談形式でポストコロナの世界と日本について深堀りする内容です。
『ポスト・コロナ「新しい世界」の教科書』は5つの章で構成されており、コロナウイルスが世界秩序にもたらした影響と変化を、政治・経済・外交など幅広い切り口で論じています。
グローバルなパワーバランスの中での中国の存在と、米国との関係について多く取り上げられるほか、コロナウイルスで表面化した国内の問題、日本経済復活のための処方せんなどがテーマです。
国際情勢に関心の高い人や、中国との関係が深い人におすすめの本となります。
ポスト・コロナ「新しい世界」の教科書
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両極化時代のデジタル経営 ポストコロナを生き抜くビジネスの未来図
グローバルとローカル、バーチャルとリアルなど、一見相反して見えるものや価値観が、衝突しながらも互いに勢いを増幅させる『両極化』という現象があります。
コロナ禍になったことで『両極化』はさらに加速しており、そんな状況の中でいかにビジネスを行っていくかについての指針を提示する内容です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用しての自己変革の仕方や経営モデル、ロードマップの作成が論点であるため、経営層向けの内容となっています。
両極化時代のデジタル経営 ポストコロナを生き抜くビジネスの未来図
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ポストコロナの健康経営
東京の駒込で内科クリニックを開く西城由之医師による、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する『健康経営』に関する本です。
新たに出現したコロナウイルスを医師の視点から捉え、感染症・生活習慣病・メンタルヘルスの3つの分野での健康経営のための具体的な対策とその必要性が示されています。
また、ポストコロナの産業医の在り方や、関わり方にも触れられており、企業の衛生管理者など福利厚生に関わる担当者におすすめの本です。
ポストコロナの健康経営
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ポストコロナ期を生きるきみたちへ
思想家・美学者・劇作家・疫学者・宗教学者など、20名の寄稿者が中高生に向けて、ポストコロナを生き抜く知恵について語る本で、取り上げているテーマは多種多様です。
同作の編者であり寄稿を呼びかけた内田樹さんは、コロナ禍による『歴史的転換点』以後の世界を生きていく中高生に対し、『生き延びるため』に有益な知見や情報を伝えることは年長者の義務であると記しています。
中高生に向けた本ですが、さまざまな視点に触れられるという点で大人にもおすすめです。
ポストコロナ期を生きるきみたちへ (犀の教室)
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まとめ
ポストコロナにまつわる言葉の意味や、環境の変化をどのようにして乗り越えていくべきかなどをご紹介しました。
ポストコロナにおける新しい生活様式や企業の在り方への理解を深め、生活や働き方などを変化させていくことが大切ですね。
[文・構成/UPDATE編集部]