『Bose』と『Anker』のワイヤレススピーカーを比較 人気が高かったのは… ガジェット By - プラム 更新:2024-08-28 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 価格の高いスピーカーを買えば、いい音が聞けるのか? スピーカーを買う時に疑問に思ったことがある人は、少なくないでしょう。 いいスピーカーを買うことが1つの基準にはなるかもしれませんが、それだけがすべてではない気もします。 そこで、旧モデルながらベストセラーで今も売れ続けているもの、その進化版のモデル、いわずと知れた高価格帯メーカーの3つを聞き比べ! 一番音のよかったスピーカーは…検証してみます。 目次 1. 3つのワイヤレススピーカーを比較 一番に選ばれたのは?1.1. ブラインド状態で音楽を聞き比べ 意外にも結果にばらつきが…2. ワイヤレススピーカーの性能比較 防水や再生時間の違いは?3. ワイヤレススピーカーを比較した結果 まとめ 3つのワイヤレススピーカーを比較 一番に選ばれたのは? 聞き比べに使ったワイヤレススピーカーは、3つ。 モバイルバッテリーや充電器などで有名な『Anker(アンカー)』の『Soundcore(サウンドコア)』シリーズからは、旧モデルながらベストセラーになっている2と、その進化版の3です。 サウンドコア2は税込み5990円、サウンドコア3は税込み6990円と、ワイヤレススピーカーとしてはかなり安価な部類。コスパに優れている、と人気のモデルです。 サウンドコア2 Amazonで見る 楽天市場で見る サウンドコア3 Amazonで見る 楽天市場で見る もう1つのワイヤレススピーカーは、高価格帯ながらファンが多い音響メーカー『Bose(ボーズ)』の『Bose SoundLink Flex Bluetooth® Speaker(以下、サウンドリンクフレックス)』。 価格は公式サイトで税込み19,800円なので、サウンドコアシリーズと比べると約3倍もの差があります。 Amazonで見る 楽天市場で見る この価格の差がどのように音質に表れるのかを、実験してみましょう。 ブラインド状態で音楽を聞き比べ 意外にも結果にばらつきが… 聞き比べに挑戦してもらったのは、普段から音にこだわりがある2人と、「聞こえればいい」というこだわりのない3人。 後ろを向いた状態で次々に音楽を流し、何番の音が一番よかったのかを聞いてみました。 1番目に聞いてもらったのはサウンドコア2、2番目がサウンドコア3、3番目がサウンドリンクフレックスです。 すべてを聞き終えた後に音質について質問してみると、それぞれにこのような感想が出てきました。 サウンドコア2の感想 ・音が軽すぎる。 ・ちょっとスカスカしている感じがある。 ・3種類聞いた中で一番音が軽い。 ・高音がクリアで聞きやすかった。 ・悪くはないけど、聞き比べると物足りない。 サウンドコア3の感想 ・低音がきいていていい! ・全体的にバランスがよかった。 ・高音が曇っているけど悪くない。 ・3番と悩んだけど、こっちの低音のほうが好き。 ・聞きやすい音だと思う。 サウンドリンクフレックスの感想 ・低音の響きがまったく違った。 ・音に厚みもあるし、広がりもあった。 ・低音の響きがすごい。 ・ちょっと低音がうるさすぎる。 ・音がこもっている感じがする。 1番音がよいと感じたスピーカーを聞くと、サウンドコア2に1票、サウンドコア3に1票、サウンドリンクフレックスに3票という結果になりました。 筆者も聞き比べしてみたのですが、圧倒的にサウンドリンクフレックスの音質が好みだったので、意見が分かれたことにビックリ。好みの音というのは、個人差もあるようです。 とはいえ、多く選ばれたのは一番価格の高いサウンドリンクフレックス。やはり価格と音質の関係はあるといえそうです。 ちなみに、価格を伝えたところ「その価格ならサウンドコア3でいい」という意見も多く、コスパで選ぶなら、サウンドコア3が人気といえるでしょう。 ワイヤレススピーカーの性能比較 防水や再生時間の違いは? スピーカーなので音質はもちろん大事なのですが、再生時間や防水などの性能も気になるところ。 それぞれの性能を見ていきましょう。 サウンドコア2の性能 横:168mm 高さ:56mm 奥行:47mm 重さ:約410g 再生可能時間:最大24時間 防水規格:IPX7 接続方法:Bluetooth、AUXポート 内蔵マイク:あり オーディオ出力:12w ほかの2つと比べて優れている点をあげると、サウンドコア2は一番サイズが小さく軽いため、持ち運びに特化しているといえます。 接続方法もBluetoothだけでなく、AUXポートを備えているので、有線での接続も可能です。 サウンドコア3の性能 横:174mm 高さ:59mm 奥行:57mm 重さ:約510g 再生可能時間:最大24時間 防水規格:IPX7 接続方法:Bluetooth 内蔵マイク:あり オーディオ出力:16w 重さやサイズ感は、ほぼ500mlペットボトルと同じくらいなので、荷物として邪魔になるサイズではありません。 オーディオ出力もサウンドコア2よりも上がっているので、音に迫力があります。 サウンドコア2と千円程度の差しかないので、筆者的にはサウンドコア3のほうがおすすめです。 サウンドリンクフレックスの性能 横:201mm 高さ:90mm 奥行:52mm 重さ:約590g 再生可能時間:最大12時間 防水規格:IP67 接続方法:Bluetooth 内蔵マイク:あり 3つの中で唯一、防水だけでなく防塵にも対応しているのがサウンドリンクフレックス。砂の入りやすい海などに持って行っても活躍してくれるでしょう。 ちなみに、サウンドリンクフレックスは水に浮いてくれるので、プールや海に落としても見つけやすく、安心して使えます。 ワイヤレススピーカーを比較した結果 まとめ ワイヤレススピーカーを3種類聞き比べてみましたが、やはり高価格帯のスピーカーのほうが好まれる音質のようです。 とはいえ、人それぞれ好みがあるので「安いから音が悪い」とはいえないのが面白いところ。 聞き取りやすいクリアな音質、とにかく安く買いたいという人は、サウンドコア2がおすすめです。 Amazonで見る 楽天市場で見る コスパ最強、バランスのよい音が好みなら、サウンドコア3がいいでしょう。 Amazonで見る 楽天市場で見る 圧倒的な重低音、音楽に厚みや広がりが欲しい人は、断然サウンドリンクフレックス。 Amazonで見る 楽天市場で見る 今回の比較検証を参考に、好みのスピーカーを見つけてみてくださいね。 [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード AmazonBoseアンカーワイヤレススピーカー検証 この記事をシェアする Share Post LINE
価格の高いスピーカーを買えば、いい音が聞けるのか?
スピーカーを買う時に疑問に思ったことがある人は、少なくないでしょう。
いいスピーカーを買うことが1つの基準にはなるかもしれませんが、それだけがすべてではない気もします。
そこで、旧モデルながらベストセラーで今も売れ続けているもの、その進化版のモデル、いわずと知れた高価格帯メーカーの3つを聞き比べ!
一番音のよかったスピーカーは…検証してみます。
3つのワイヤレススピーカーを比較 一番に選ばれたのは?
聞き比べに使ったワイヤレススピーカーは、3つ。
モバイルバッテリーや充電器などで有名な『Anker(アンカー)』の『Soundcore(サウンドコア)』シリーズからは、旧モデルながらベストセラーになっている2と、その進化版の3です。
サウンドコア2は税込み5990円、サウンドコア3は税込み6990円と、ワイヤレススピーカーとしてはかなり安価な部類。コスパに優れている、と人気のモデルです。
サウンドコア2
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もう1つのワイヤレススピーカーは、高価格帯ながらファンが多い音響メーカー『Bose(ボーズ)』の『Bose SoundLink Flex Bluetooth® Speaker(以下、サウンドリンクフレックス)』。
価格は公式サイトで税込み19,800円なので、サウンドコアシリーズと比べると約3倍もの差があります。
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この価格の差がどのように音質に表れるのかを、実験してみましょう。
ブラインド状態で音楽を聞き比べ 意外にも結果にばらつきが…
聞き比べに挑戦してもらったのは、普段から音にこだわりがある2人と、「聞こえればいい」というこだわりのない3人。
後ろを向いた状態で次々に音楽を流し、何番の音が一番よかったのかを聞いてみました。
1番目に聞いてもらったのはサウンドコア2、2番目がサウンドコア3、3番目がサウンドリンクフレックスです。
すべてを聞き終えた後に音質について質問してみると、それぞれにこのような感想が出てきました。
サウンドコア2の感想
・音が軽すぎる。
・ちょっとスカスカしている感じがある。
・3種類聞いた中で一番音が軽い。
・高音がクリアで聞きやすかった。
・悪くはないけど、聞き比べると物足りない。
サウンドコア3の感想
・低音がきいていていい!
・全体的にバランスがよかった。
・高音が曇っているけど悪くない。
・3番と悩んだけど、こっちの低音のほうが好き。
・聞きやすい音だと思う。
サウンドリンクフレックスの感想
・低音の響きがまったく違った。
・音に厚みもあるし、広がりもあった。
・低音の響きがすごい。
・ちょっと低音がうるさすぎる。
・音がこもっている感じがする。
1番音がよいと感じたスピーカーを聞くと、サウンドコア2に1票、サウンドコア3に1票、サウンドリンクフレックスに3票という結果になりました。
筆者も聞き比べしてみたのですが、圧倒的にサウンドリンクフレックスの音質が好みだったので、意見が分かれたことにビックリ。好みの音というのは、個人差もあるようです。
とはいえ、多く選ばれたのは一番価格の高いサウンドリンクフレックス。やはり価格と音質の関係はあるといえそうです。
ちなみに、価格を伝えたところ「その価格ならサウンドコア3でいい」という意見も多く、コスパで選ぶなら、サウンドコア3が人気といえるでしょう。
ワイヤレススピーカーの性能比較 防水や再生時間の違いは?
スピーカーなので音質はもちろん大事なのですが、再生時間や防水などの性能も気になるところ。
それぞれの性能を見ていきましょう。
サウンドコア2の性能
横:168mm 高さ:56mm 奥行:47mm
重さ:約410g
再生可能時間:最大24時間
防水規格:IPX7
接続方法:Bluetooth、AUXポート
内蔵マイク:あり
オーディオ出力:12w
ほかの2つと比べて優れている点をあげると、サウンドコア2は一番サイズが小さく軽いため、持ち運びに特化しているといえます。
接続方法もBluetoothだけでなく、AUXポートを備えているので、有線での接続も可能です。
サウンドコア3の性能
横:174mm 高さ:59mm 奥行:57mm
重さ:約510g
再生可能時間:最大24時間
防水規格:IPX7
接続方法:Bluetooth
内蔵マイク:あり
オーディオ出力:16w
重さやサイズ感は、ほぼ500mlペットボトルと同じくらいなので、荷物として邪魔になるサイズではありません。
オーディオ出力もサウンドコア2よりも上がっているので、音に迫力があります。
サウンドコア2と千円程度の差しかないので、筆者的にはサウンドコア3のほうがおすすめです。
サウンドリンクフレックスの性能
横:201mm 高さ:90mm 奥行:52mm
重さ:約590g
再生可能時間:最大12時間
防水規格:IP67
接続方法:Bluetooth
内蔵マイク:あり
3つの中で唯一、防水だけでなく防塵にも対応しているのがサウンドリンクフレックス。砂の入りやすい海などに持って行っても活躍してくれるでしょう。
ちなみに、サウンドリンクフレックスは水に浮いてくれるので、プールや海に落としても見つけやすく、安心して使えます。
ワイヤレススピーカーを比較した結果 まとめ
ワイヤレススピーカーを3種類聞き比べてみましたが、やはり高価格帯のスピーカーのほうが好まれる音質のようです。
とはいえ、人それぞれ好みがあるので「安いから音が悪い」とはいえないのが面白いところ。
聞き取りやすいクリアな音質、とにかく安く買いたいという人は、サウンドコア2がおすすめです。
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コスパ最強、バランスのよい音が好みなら、サウンドコア3がいいでしょう。
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圧倒的な重低音、音楽に厚みや広がりが欲しい人は、断然サウンドリンクフレックス。
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今回の比較検証を参考に、好みのスピーカーを見つけてみてくださいね。
[文・構成/UPDATE編集部]