直接的に暑い背中を冷やす リュックサックに取り付ける冷却アイテムが便利!

スポーツ・アウトドア By - プラム 更新:

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容量も大きく、たくさん物が入るリュックサック。手荷物にならず便利ですが、背中の通気性が悪くなり、蒸れるという欠点もあります。

特に夏場の通勤通学にリュックサックを使っている人は、短時間でも背中が暑くなり、汗だくになってしまうこともあるでしょう。

そんな不快な状況をなんとかしようと、便利アイテムを探していると、氷で背中を冷やすという割と直接的なアイテムを発見!

果たして夏の猛暑を乗り切れるほどの便利アイテムなのでしょうか…検証していきましょう!

リュックサックで暑くなった背中を冷やす 便利アイテム2種を検証

今回、検証したのは『背負うアイスパック(以下、アイスパック)』と『リュックde冷え太くん(以下、冷え太くん)』の2種類。

アイスパックは保冷剤ジェルの入ったパックを凍らせて、リュックに取り付けるタイプです。

リュックサックに取り付ける紐などを装備して凍らせれば、そのまますぐに使うことができます。

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冷え太くんは、内側にアルミ加工された保冷効果のある袋が2つ入っています。

保冷剤は付いていないので、別途購入が必要です。

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リュックサックに取り付けるという使用方法は同じですが、それぞれにメリット、デメリットがあるので個別に見ていきましょう。

リュックサックを背負った背中が快適に アイスパックはそのまま使えて便利

アイスパックは、そのものが保冷剤になっており、必要な部品も付いてくるので、別途購入するものはありません。

付属品を取り付ける作業はありますが、それほど難しいものではないので、迷うこともないでしょう。

取り付け終わったら、そのまま冷凍庫にイン!2、3時間程度でしっかりと凍ってくれました。

筆者が通勤に使っている30ℓのリュックサックに、アイスパックを取り付けた感じがこちら。

背中全体を覆うような大きさではありませんが、邪魔にもならない適度な大きさです。

リュックサックを背負ってしまえば、外側からは付けていることが分かりません。

重量は約385gなのでそれほど軽くはありませんが、背負えばそれほど気にならないでしょう。

そして、大切な冷たさに関してですが、保冷剤をそのまま背中にくっつけているだけあってかなり冷やされます!

むしろ背中だけ寒いくらいです。

冷却効果だけでいえば、とても実用的で真夏でも役立つアイテムといえます。

ただ、気になる点も…。

まず1点目は、保冷剤がむき出しなので、ビシャビシャになるほどではありませんが、結露で背中が濡れてしまうことです。

とはいえ、アイスパックを付けていなければ、汗で背中が濡れていたでしょうから、気にしなくてもいいのかもしれません。

もう1点は持続時間が短いということ。

真夏の気温で外にいた場合、30分ほどで保冷剤がとけてしまいます。

保冷剤がむき出しなので仕方がないとはいえ、通勤通学で使うなら、せめて1時間くらいは持続してほしいところです。

冷え太くんは保冷剤が必要 持続時間は長いけど…

続いて試すのは、冷え太くん。

こちらは内側に保冷効果のある袋しか入っていないので、別途保冷剤を買う必要があります。

それほど大きな袋ではないので、あまり大きな保冷剤は入りません。

今回は凍っても柔らかい、400gの保冷剤を100円均一ショップで購入して入れてみました。

先ほどと同じリュックサックに取り付けると、割と小さく、背中の上部にしか当たらないサイズ感です。

リュックサックと同じような色なので余計に目立ちませんが、ほかの色でもそれほど違和感を覚えないでしょう。

重さに関しては、中に入れる保冷剤次第といったところなので自由に選ぶことができます。

肝心の冷たさですが、こちらは「うーん」といったところ。

直接保冷剤が背中に当たるアイスパックとは違い、厚めの布が1枚挟まっている分、冷たさはかなりマイルドになっています。

その分、保冷時間が長く、2時間弱は冷たさが感じられるというメリットも。

また、袋に入っているので結露しても背中が濡れるということはありません。

アイスパックとは対照的なメリットとデメリットといえるでしょう。

リュックサックで背中が暑い時におすすめのアイテム まとめ

リュックサックで暑くなる背中を快適にする、冷却アイテムを2つ検証してみました。

筆者が感じた両アイテムのメリット、デメリットをまとめるとこうなります。

アイスパック メリット

・とにかく冷たい!

・冷凍庫で2、3時間で凍るのですぐに使える。

・面積を広く冷やせる。

アイスパック デメリット

・持続時間が短い。

・結露すると背中が濡れる。

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冷え太くん メリット

・持続時間が2時間弱と長い。

・袋に入れるので、結露しても濡れない。

・好きなサイズの保冷剤が使える。

冷え太くん デメリット

・冷たさに関しては弱め。

・保冷剤を別途購入する必要がある。

・背中に当たる部分が少ない。

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冷たさを取るか、持続時間を取るか…かなり対照的な2つのアイテムなので、好みでも選んでもいいでしょう。

危険な暑さが続く日本の夏を少しでも快適に過ごすために、便利な冷却アイテムを活用してみてくださいね。


[文・構成/UPDATE編集部]

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