2年使ったiPhoneで実験!エレコムの大容量モバイルバッテリーで何回フル充電できる? ガジェット By - 中山秀明 更新:2025-02-13 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 現代人なら1台は持っておきたいモバイルバッテリー。 これらのスペックや、何回スマホ充電できるのかは公式サイトなどから確認できるものの、もっと分かりやすい使用例があったほうが参考になりますよね。 そこで、この記事ではエレコムのモバイルバッテリー『EC-C05BK』が何回充電できるのか、筆者のスマホを使って実体験レポート。 『EC-C05BK』の基本情報や特徴と合わせて紹介します。 エレコムのモバイルバッテリー『EC-C05BK』の概要 今回検証するモバイルバッテリーは、エレコムの『EC-C05BK』です。 Amazonで見る 楽天市場で見る 製品のスペック概要は以下の通り。 サイズ:14.3cm x 7cm x 1.6cm 重量:231g バッテリー容量:10000mAh コネクタータイプ:USB Type C、USB Type A 充電時間:約5時間 アンペア数:3A 付属品:USB Type-C to USB-Aケーブル(0.1m) ポートはUSB Type-CとUSB Type-Aがそれぞれ本体下部にあります。 側部のボタンは電池残量を知らせるLEDランプをオンにしたり、Bluetoothイヤホンなどの小型デバイス用の低電力モードに切り替えたりするもの。ランプは4段階+低電力モードです。 なお、USB Type-C to USB-Aケーブルは付属していますが、AC充電器は付きません。 使い勝手のいいポイントの1つが、本体を充電したままスマホなどのデバイスも充電できるところです。 また、スマホのような長方形サイズと厚みなので、充電しながら持ち運びたい時にも便利です。 バッテリー容量は10000mAh。モバイルバッテリー市場の中ではもっとも主流の容量サイズといえるでしょう。 製品の公式サイトには「1800mAhのスマートフォンを約3.3回、3000mAhのスマートフォンを約1.9回充電可能です」と記載されています。 ただ、製品スペックの充電回数は「0%から100%まで」のフル充電を指しているはず。 リアルな生活に沿った使い方をしたら、実際どのくらい充電できるかは分かりづらいですよね。 本稿では、その実体験レポートを行います。 買って約2年経ったiPhone14を充電してみる 今回使ったのが、22か月使用中のiPhone14。 iPhone14のバッテリー容量は3279mAhなので、『EC-C05BK』であれば理論上1.8回充電できる計算となります。 今回試すに当たって課したルールは、スマホの残量が20%になったら『EC-C05BK』で充電すること。 なぜ20%かというと、諸説あるものの20%前後が充電の目安といわれているからです。 そしてもう1つのルールが、念のための過充電を避けるため100%になったらすぐにケーブルを抜くことです。 ということで、まずは1回目。『EC-C05BK』をフル充電した状態で、20%になったiPhone14に接続しました。 20%から100%にかかった時間は、約2時間10分。そして、この時点では『EC-C05BK』の青いLEDは満タンの4/4のまま。 ちなみに、LEDは75%以上なら4/4、75%以下なら3/4、50%以下になると2/4、25%以下になると1/4で光る仕様です。 LEDの残量表示は過信しすぎないほうがいいかも 翌々日、同様に電池残量が20%になったスマホで2回目の充電を実施。 そうしてケーブルをつなぐと、最後にチェックした際は4/4だったランプが3/4になっていました。 また、3回目となる充電は初回から数えて4日目でしたが、スタート時のLEDは2/4に。つまり、モバイルバッテリーの残量は半分を切りました。 4回目は、20%から100%へとフル充電できるのでしょうか。 その答えは…NO。 最後は20%からスタートし、電池残量66%でモバイルバッテリーは力尽きました。 スマホの画面を見ると充電中マークは消え、『EC-C05BK』のLEDも完全消灯。 なるほど! LEDが2/4になっていたら、もうフル充電はできないかもと思ったほうがよさそうです。 エレコム『EC-C05BK』は20%から100%の場合3回強充電できた 今回、実際に試して分かったことをまとめます。 ・約2年使ったiPhone14を『EC-C05BK』で充電した場合、20%の状態から3回満充電(100%)できた。 ・4回目の充電では46%分充電できた。 ・約2年使ったiPhone14の場合、20%から100%の満充電に約2時間10分かかった。 『EC-C05BK』の公式サイトにある「3000mAhのスマートフォンを約1.9回充電可能」はきっと「0%から100%までの充電で約1.9回」だと思いますが、今回のレポートは比較的リアルな生活に沿った結果かなと思います。 それを踏まえると、3回強充電できたのは我ながら収穫の情報でした。 同じiPhoneブランドでもバージョン(世代)や使用歴で変わるはずですし、アンドロイドスマホならiPhone14の3279mAhと近しいバッテリー容量でも、もっと結果は違ったものになるでしょう。 とはいえ、購入検討の参考になれば嬉しいです。 Amazonで見る 楽天市場で見る 同スペックで、白色の『EC-C05WF』もあります。こちらも人気です。 Amazonで見る 楽天市場で見る [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード モバイルバッテリー検証 この記事をシェアする Share Post LINE
現代人なら1台は持っておきたいモバイルバッテリー。
これらのスペックや、何回スマホ充電できるのかは公式サイトなどから確認できるものの、もっと分かりやすい使用例があったほうが参考になりますよね。
そこで、この記事ではエレコムのモバイルバッテリー『EC-C05BK』が何回充電できるのか、筆者のスマホを使って実体験レポート。
『EC-C05BK』の基本情報や特徴と合わせて紹介します。
エレコムのモバイルバッテリー『EC-C05BK』の概要
今回検証するモバイルバッテリーは、エレコムの『EC-C05BK』です。
Amazonで見る
楽天市場で見る
製品のスペック概要は以下の通り。
サイズ:14.3cm x 7cm x 1.6cm
重量:231g
バッテリー容量:10000mAh
コネクタータイプ:USB Type C、USB Type A
充電時間:約5時間
アンペア数:3A
付属品:USB Type-C to USB-Aケーブル(0.1m)
ポートはUSB Type-CとUSB Type-Aがそれぞれ本体下部にあります。
側部のボタンは電池残量を知らせるLEDランプをオンにしたり、Bluetoothイヤホンなどの小型デバイス用の低電力モードに切り替えたりするもの。ランプは4段階+低電力モードです。
なお、USB Type-C to USB-Aケーブルは付属していますが、AC充電器は付きません。
使い勝手のいいポイントの1つが、本体を充電したままスマホなどのデバイスも充電できるところです。
また、スマホのような長方形サイズと厚みなので、充電しながら持ち運びたい時にも便利です。
バッテリー容量は10000mAh。モバイルバッテリー市場の中ではもっとも主流の容量サイズといえるでしょう。
製品の公式サイトには「1800mAhのスマートフォンを約3.3回、3000mAhのスマートフォンを約1.9回充電可能です」と記載されています。
ただ、製品スペックの充電回数は「0%から100%まで」のフル充電を指しているはず。
リアルな生活に沿った使い方をしたら、実際どのくらい充電できるかは分かりづらいですよね。
本稿では、その実体験レポートを行います。
買って約2年経ったiPhone14を充電してみる
今回使ったのが、22か月使用中のiPhone14。
iPhone14のバッテリー容量は3279mAhなので、『EC-C05BK』であれば理論上1.8回充電できる計算となります。
今回試すに当たって課したルールは、スマホの残量が20%になったら『EC-C05BK』で充電すること。
なぜ20%かというと、諸説あるものの20%前後が充電の目安といわれているからです。
そしてもう1つのルールが、念のための過充電を避けるため100%になったらすぐにケーブルを抜くことです。
ということで、まずは1回目。『EC-C05BK』をフル充電した状態で、20%になったiPhone14に接続しました。
20%から100%にかかった時間は、約2時間10分。そして、この時点では『EC-C05BK』の青いLEDは満タンの4/4のまま。
ちなみに、LEDは75%以上なら4/4、75%以下なら3/4、50%以下になると2/4、25%以下になると1/4で光る仕様です。
LEDの残量表示は過信しすぎないほうがいいかも
翌々日、同様に電池残量が20%になったスマホで2回目の充電を実施。
そうしてケーブルをつなぐと、最後にチェックした際は4/4だったランプが3/4になっていました。
また、3回目となる充電は初回から数えて4日目でしたが、スタート時のLEDは2/4に。つまり、モバイルバッテリーの残量は半分を切りました。
4回目は、20%から100%へとフル充電できるのでしょうか。
その答えは…NO。
最後は20%からスタートし、電池残量66%でモバイルバッテリーは力尽きました。
スマホの画面を見ると充電中マークは消え、『EC-C05BK』のLEDも完全消灯。
なるほど! LEDが2/4になっていたら、もうフル充電はできないかもと思ったほうがよさそうです。
エレコム『EC-C05BK』は20%から100%の場合3回強充電できた
今回、実際に試して分かったことをまとめます。
・約2年使ったiPhone14を『EC-C05BK』で充電した場合、20%の状態から3回満充電(100%)できた。
・4回目の充電では46%分充電できた。
・約2年使ったiPhone14の場合、20%から100%の満充電に約2時間10分かかった。
『EC-C05BK』の公式サイトにある「3000mAhのスマートフォンを約1.9回充電可能」はきっと「0%から100%までの充電で約1.9回」だと思いますが、今回のレポートは比較的リアルな生活に沿った結果かなと思います。
それを踏まえると、3回強充電できたのは我ながら収穫の情報でした。
同じiPhoneブランドでもバージョン(世代)や使用歴で変わるはずですし、アンドロイドスマホならiPhone14の3279mAhと近しいバッテリー容量でも、もっと結果は違ったものになるでしょう。
とはいえ、購入検討の参考になれば嬉しいです。
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同スペックで、白色の『EC-C05WF』もあります。こちらも人気です。
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[文・構成/UPDATE編集部]