夏本番前に用意したい! スマホの熱対策グッズ、実際に使って選んだのはコレ ガジェット By - あずま 更新:2025-06-27 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 「スマホ、めちゃくちゃ熱くない…?」 真夏に動画を撮ったり充電したりしていると、スマホがすぐに熱くなってきます。 そんな時に頼りたくなるのがスマホ向けの熱対策グッズ。 以前の記事『意味ないと思ってた『スマホクーラー』を検証してみたら…』では、コンパクトなスマホクーラーを紹介しました。 そこで今回は、より広範囲を冷却できる熱伝導シートが搭載された『サンワサプライ』の『400-CLN029』を試してみることに。 機能面でも異なる部分が多くあるので使い勝手がどう変わるのか、検証してみました! 目次 1. スマホの熱対策アイテム、サンワサプライの『400-CLN029』とは?1.1. スタンドを活用して動画視聴や充電中の発熱を防止!1.2. 屋外ではスマホと重ねて持ちながら冷却!1.3. カメラと干渉する場合はケース越しでもOK2. 「ただ冷やすだけ」じゃない、使い勝手まで考えられた熱対策アイテム スマホの熱対策アイテム、サンワサプライの『400-CLN029』とは? Amazonで見る 楽天市場で見る サンワサプライの『400-CLN029』は、ペルチェ素子を使ってスマホを冷却するスマホクーラーです。 片面に熱伝導シートが搭載されており、スマホのより広い範囲を冷却する効果が期待できます。 こちらがサンワサプライの『400-CLN029』。大部分を覆っている白いものがスマホの冷却に重要な熱伝導シートです。 側面をチェックすると、microUSBポートが搭載されていました。 『400-CLN029』には1800mAhのバッテリーが内臓されているので、このmicroUSBポートから事前に充電して使用します。 隣の丸ボタンはスタンドの開閉ボタン。ボタンを押すとスタンドが開き、押しながらスタンドを動かすと角度を3段階で調節できます。 別の側面には、電源をオン・オフするためのスイッチが搭載されていました。 スタンドを活用して動画視聴や充電中の発熱を防止! 『400-CLN029』の特徴は、スタンドが搭載されていること。スマホを立てかけられるので、充電中や動画視聴中、ビデオ通話中などでも自然な形で冷却できます。 試しに充電中のスマホの温度変化をチェックしてみましょう! 筆者のスマホを約15分間急速充電しバッテリーの温度を監視するアプリをチェックしてみると、温度が28.6℃から33℃まで上昇していました。 その後『400-CLN029』に立てかけて冷却しながら充電を続けると、5分で28.6℃まで低下。満充電まで温度をチェックしていると、その後は27℃台をキープしていました。 充電中はスマホが熱を持ちやすくバッテリーへの負担も気になりますが、『400-CLN029』を使えばその負担をやわらげることができますね。 屋外ではスマホと重ねて持ちながら冷却! 次は室内よりもさらに暑さが過酷な屋外で『400-CLN029』を使用し、どの程度スマホを冷却できるのか検証してみました。 まず気温31℃の環境で約5分動画を撮影し、スマホのバッテリー温度を約44.5度まで上昇させます。 この状態で『400-CLN029』をセットし冷却を開始します。約3分が経過するとバッテリー温度が38.3℃まで下がっていました。 バッテリーの内臓によりケーブルを接続する必要がなく、スタンドを折りたたむとスマホと重ねるように持てるので、スマホを操作しながらでも違和感なく冷却できます。 動画や写真を撮影しながらでも使いやすいほか、暑いなか歩き回る必要がある『ポケモン GO』や『ドラゴンクエストウォーク』といった位置情報ゲームとの相性もよさそうですね。 カメラと干渉する場合はケース越しでもOK 『400-CLN029』の魅力は、幅広い熱伝導シートを利用してスマホの広範囲を効率的に冷却できること。 しかし、残念ながら筆者のスマホはカメラのレンズが出っ張っているせいで熱伝導シートを端まで使いきれませんでした。 せっかくの強みをフルに生かせないのはもったいないので、ちょっとだけ工夫をしてみます。普段利用しているケースをスマホに装着するとレンズと背面がほぼフラットになるので、この状態で冷却してみました。 ケースを装着したまま急速充電によりバッテリーの温度を28℃から34.4℃まで上げた後、『400-CLN029』にセットして冷却を開始すると、約8分で温度が29.7℃まで低下しました。 スピードは多少落ちてしまうものの、ケースを取り外さなくても冷却は可能のようです! もちろん、ケースの素材や厚みによって冷却効率に差が出ると考えられますが、今回のようにある程度の効果が得られるのであれば、日常的な使い方としては十分実用的といえるでしょう。 セッティングに手間がかかると使うのが億劫になってしまいますが、この手軽さなら「ちょっと熱いな」と感じた時にも気軽に使えそうですね。 「ただ冷やすだけ」じゃない、使い勝手まで考えられた熱対策アイテム スマホの発熱対策としての冷却性能はもちろん、『400-CLN029』は使い勝手のよさも大きな魅力でした。スタンド付きで動画視聴や充電中にも自然な形で冷却でき、静音なファンによって音が気にならないのも好印象です。 内蔵バッテリーのおかげでケーブルが不要なのも、屋外での撮影やゲームプレイ時にありがたいポイント。 細部までユーザー目線で設計されており、「ただ冷やすだけ」のスマホクーラーとはひと味違ったアイテムでした。 夏のスマホライフを快適に過ごしたい人はぜひチェックを! Amazonで見る 楽天市場で見る [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード 検証 この記事をシェアする Share Post LINE
「スマホ、めちゃくちゃ熱くない…?」
真夏に動画を撮ったり充電したりしていると、スマホがすぐに熱くなってきます。
そんな時に頼りたくなるのがスマホ向けの熱対策グッズ。
以前の記事『意味ないと思ってた『スマホクーラー』を検証してみたら…』では、コンパクトなスマホクーラーを紹介しました。
そこで今回は、より広範囲を冷却できる熱伝導シートが搭載された『サンワサプライ』の『400-CLN029』を試してみることに。
機能面でも異なる部分が多くあるので使い勝手がどう変わるのか、検証してみました!
スマホの熱対策アイテム、サンワサプライの『400-CLN029』とは?
Amazonで見る
楽天市場で見る
サンワサプライの『400-CLN029』は、ペルチェ素子を使ってスマホを冷却するスマホクーラーです。
片面に熱伝導シートが搭載されており、スマホのより広い範囲を冷却する効果が期待できます。
こちらがサンワサプライの『400-CLN029』。大部分を覆っている白いものがスマホの冷却に重要な熱伝導シートです。
側面をチェックすると、microUSBポートが搭載されていました。
『400-CLN029』には1800mAhのバッテリーが内臓されているので、このmicroUSBポートから事前に充電して使用します。
隣の丸ボタンはスタンドの開閉ボタン。ボタンを押すとスタンドが開き、押しながらスタンドを動かすと角度を3段階で調節できます。
別の側面には、電源をオン・オフするためのスイッチが搭載されていました。
スタンドを活用して動画視聴や充電中の発熱を防止!
『400-CLN029』の特徴は、スタンドが搭載されていること。スマホを立てかけられるので、充電中や動画視聴中、ビデオ通話中などでも自然な形で冷却できます。
試しに充電中のスマホの温度変化をチェックしてみましょう!
筆者のスマホを約15分間急速充電しバッテリーの温度を監視するアプリをチェックしてみると、温度が28.6℃から33℃まで上昇していました。
その後『400-CLN029』に立てかけて冷却しながら充電を続けると、5分で28.6℃まで低下。満充電まで温度をチェックしていると、その後は27℃台をキープしていました。
充電中はスマホが熱を持ちやすくバッテリーへの負担も気になりますが、『400-CLN029』を使えばその負担をやわらげることができますね。
屋外ではスマホと重ねて持ちながら冷却!
次は室内よりもさらに暑さが過酷な屋外で『400-CLN029』を使用し、どの程度スマホを冷却できるのか検証してみました。
まず気温31℃の環境で約5分動画を撮影し、スマホのバッテリー温度を約44.5度まで上昇させます。
この状態で『400-CLN029』をセットし冷却を開始します。約3分が経過するとバッテリー温度が38.3℃まで下がっていました。
バッテリーの内臓によりケーブルを接続する必要がなく、スタンドを折りたたむとスマホと重ねるように持てるので、スマホを操作しながらでも違和感なく冷却できます。
動画や写真を撮影しながらでも使いやすいほか、暑いなか歩き回る必要がある『ポケモン GO』や『ドラゴンクエストウォーク』といった位置情報ゲームとの相性もよさそうですね。
カメラと干渉する場合はケース越しでもOK
『400-CLN029』の魅力は、幅広い熱伝導シートを利用してスマホの広範囲を効率的に冷却できること。
しかし、残念ながら筆者のスマホはカメラのレンズが出っ張っているせいで熱伝導シートを端まで使いきれませんでした。
せっかくの強みをフルに生かせないのはもったいないので、ちょっとだけ工夫をしてみます。
普段利用しているケースをスマホに装着するとレンズと背面がほぼフラットになるので、この状態で冷却してみました。
ケースを装着したまま急速充電によりバッテリーの温度を28℃から34.4℃まで上げた後、『400-CLN029』にセットして冷却を開始すると、約8分で温度が29.7℃まで低下しました。
スピードは多少落ちてしまうものの、ケースを取り外さなくても冷却は可能のようです!
もちろん、ケースの素材や厚みによって冷却効率に差が出ると考えられますが、今回のようにある程度の効果が得られるのであれば、日常的な使い方としては十分実用的といえるでしょう。
セッティングに手間がかかると使うのが億劫になってしまいますが、この手軽さなら「ちょっと熱いな」と感じた時にも気軽に使えそうですね。
「ただ冷やすだけ」じゃない、使い勝手まで考えられた熱対策アイテム
スマホの発熱対策としての冷却性能はもちろん、『400-CLN029』は使い勝手のよさも大きな魅力でした。
スタンド付きで動画視聴や充電中にも自然な形で冷却でき、静音なファンによって音が気にならないのも好印象です。
内蔵バッテリーのおかげでケーブルが不要なのも、屋外での撮影やゲームプレイ時にありがたいポイント。
細部までユーザー目線で設計されており、「ただ冷やすだけ」のスマホクーラーとはひと味違ったアイテムでした。
夏のスマホライフを快適に過ごしたい人はぜひチェックを!
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[文・構成/UPDATE編集部]