ウェアラブルヒーターって便利なの? 実際に使ってみるといい点と悪い点が… ガジェット By - プラム 更新:2025-01-15 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 まだまだ寒い季節が続きますが、なんとか快適にやり過ごしたいものです。 モコモコとしたあたたかい服を着こむのも1つの手ですが、できることなら寒い時も好きな格好をしたいでしょう。 となると、何か暖を取れるようなあたたかなアイテムが必要になるのですが…そんな時に役立ちそうな、ちょっと面白いものを発見! 見た目やスペック、使い勝手などを実際に検証してご紹介します。 目次 1. 『INKO』のUSBウェアラブルヒーターって? スペックをチェック2. 厚さ1mmのウェアラブルヒーターは使いやすい? 服に付けてみると…3. ウェアラブルヒーターの気になるところ 「思ったよりも…」4. ウェアラブルヒーターの口コミは? 「軽くてあたたかい!」5. ウェアラブルヒーターを検証してみた まとめ 『INKO』のUSBウェアラブルヒーターって? スペックをチェック 筆者が見つけたあたたかアイテムは、最先端の印刷電子技術を使い、ポータブルヒーターを作っているライフスタイルブランド『INKO(インコ)』の『USB ウェアラブルヒーター(以下、ウェアラブルヒーター)』です。 Amazonで見る 楽天市場で見る 電気を通すことで、縦横約20cmのシート部分が発熱し、身体をあたためることができます。 よくある電熱線を使ったヒーターとは違い、エコ素材の銀ナノインクを使ったシートヒーターで、厚みがわずか1mmしかありません。 また、リモコンを含めても約62gという超軽量設計。丸めて持ち歩くこともできるので、荷物になることはないでしょう。 丸めてもOK USBコードの長さは、リモコン部分も合わせて165cm。短いということはありません。 ちなみに銀ナノインクは、伝導性に非常に優れており、電熱線よりも素早く安全に発熱することができるのだとか。 代表的な使い方としては、服のタグ部分とシートをクリップで繋いで、背中に装着する方法です。 カイロなどと比べると、1つでかなり広範囲をあたためることができるでしょう。 電源のオンオフや温度調節などは、リモコンのボタンを押すだけ。3段階の温度調節が可能で、最高で50℃、最低で40℃ほどとなっています。 ウェアラブルヒーター自体に充電能力はなく、使用するには別売りのモバイルバッテリーやUSB-Aで給電できるアダプターが必要です。 職場など室内で使う場合なら、ノートパソコンなどに接続すれば使えますが、基本的には外出時に使うことがほとんど。モバイルバッテリーも必須といえるでしょう。 スペックが分かったところで、装備して外出してみます! 厚さ1mmのウェアラブルヒーターは使いやすい? 服に付けてみると… 検証に使ったのは、1月だと少し肌寒いジャケット。タグ部分にクリップが付けられなかったので、お腹当たりの裏ポケットに取り付けてみました。 容量10000mAhのモバイルバッテリーも裏ポケットに入れて、装備した見た目がこちらです。 充電は100% 若干バッテリーの形が分かる程度 外見的に気付かれることはないでしょう。 早速外出してみると、お腹のあたりはポカポカですが、それ以外は結構寒さを感じます。やはり背中に装備するのが、一番身体をあたためやすそうです。 とはいえ、ジャケットのポケットに手を入れればあたたかく、これはこれでありかもしれません。 設定温度は中でもよかったかもしれませんが、検証のため最高温度のまま使い続けました。 約2時間30分後にモバイルバッテリーをチェックしてみると、残りは約30%。そのまま使い続けると約3時間20分ほどで充電が切れました。 設定温度を中にしていれば、5時間程度は使えたでしょう。 とはいえ、カイロのように使い始めたらそのままというわけではないので、通勤時に最寄り駅まで使って、電車に乗る時は切るという使い方もできます。 使い分けができるので、そこまで短いという印象はありません。 もっと短くてもいいという人は、バッテリーを小さくしたり、頻繁に使いたい人はバッテリー容量を大きくしたりすれば、さらに使いやすくなるでしょう。 ウェアラブルヒーターの気になるところ 「思ったよりも…」 筆者がウェアラブルヒーターを使っていて気になった点はこちら。 ・思ったよりもあたたかくなるまでに時間がかかる。 ・そのまま触ってもあまりあたたかくない。 ・クリップで固定する必要があるので、付ける場所に困る。 ウェアラブルヒーターは、スイッチを入れてからあたたかくなるまで1、2分ほど時間がかかります。 我慢できないほどではありませんが、通勤時など出る時にスイッチを入れてもすぐにはあたたかくならないので、少し不便に感じました。 もうちょっと早ければ… また、商品の性質上、そのまま持っていてもあまりあたたかさは感じません。 何かにくるんだり、挟んだりして外気温と遮断することで、よりあたたかさを感じられるようになります。 カイロのように手に直接持ってあたためたいという使用方法には、向いていないでしょう。 そして、一番気になったのが固定する位置です。 クリップで挟めないところには付けられないので、服によっては使えません。 背中のタグが縫い付けられている場合は、「クリップの部分に安全ピンを刺して付けている」という解決方法も見かけましたが、やはり不便なことには変わりないでしょう。 ウェアラブルヒーターの口コミは? 「軽くてあたたかい!」 筆者の気になる点は、上記であげましたが、実際に使った人たちの口コミはどうなのでしょうか。 ネット上の口コミを調べてみると、このような声があがっていました。 ・カーディガンなど薄着の時に使っても目立ちにくくていい。 ・バイクに乗る時に使ってるけど、結構あたたかい。 ・好きな服に取り付けられるのは嬉しい。 ・軽くてあたたかいので便利。 ほかにも「マウスパッドの下に敷くと手があたたかい」という、変わった使い方も。薄いからこそ、さまざまな使い方ができるようです。 ウェアラブルヒーターを検証してみた まとめ インコの極薄、軽量ウェアラブルヒーターを検証してみました。 1mmという極薄形状なため、スーツなどに使っても目立ちにくく、アイディア次第ではさまざまな使い方が楽しめそうです。 別途モバイルバッテリーが必要になる手間はありますが、自分の使い方に合わせて調整ができると考えれば利点でしょう。 服の中に入れていれば十分なあたたかさを感じられるので、冬の寒さを快適に過ごす心強い相棒になってくれますよ。 Amazonで見る 楽天市場で見る [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード 検証 この記事をシェアする Share Post LINE
まだまだ寒い季節が続きますが、なんとか快適にやり過ごしたいものです。
モコモコとしたあたたかい服を着こむのも1つの手ですが、できることなら寒い時も好きな格好をしたいでしょう。
となると、何か暖を取れるようなあたたかなアイテムが必要になるのですが…そんな時に役立ちそうな、ちょっと面白いものを発見!
見た目やスペック、使い勝手などを実際に検証してご紹介します。
『INKO』のUSBウェアラブルヒーターって? スペックをチェック
筆者が見つけたあたたかアイテムは、最先端の印刷電子技術を使い、ポータブルヒーターを作っているライフスタイルブランド『INKO(インコ)』の『USB ウェアラブルヒーター(以下、ウェアラブルヒーター)』です。
Amazonで見る
楽天市場で見る
電気を通すことで、縦横約20cmのシート部分が発熱し、身体をあたためることができます。
よくある電熱線を使ったヒーターとは違い、エコ素材の銀ナノインクを使ったシートヒーターで、厚みがわずか1mmしかありません。
また、リモコンを含めても約62gという超軽量設計。丸めて持ち歩くこともできるので、荷物になることはないでしょう。
丸めてもOK
USBコードの長さは、リモコン部分も合わせて165cm。短いということはありません。
ちなみに銀ナノインクは、伝導性に非常に優れており、電熱線よりも素早く安全に発熱することができるのだとか。
代表的な使い方としては、服のタグ部分とシートをクリップで繋いで、背中に装着する方法です。
カイロなどと比べると、1つでかなり広範囲をあたためることができるでしょう。
電源のオンオフや温度調節などは、リモコンのボタンを押すだけ。3段階の温度調節が可能で、最高で50℃、最低で40℃ほどとなっています。
ウェアラブルヒーター自体に充電能力はなく、使用するには別売りのモバイルバッテリーやUSB-Aで給電できるアダプターが必要です。
職場など室内で使う場合なら、ノートパソコンなどに接続すれば使えますが、基本的には外出時に使うことがほとんど。モバイルバッテリーも必須といえるでしょう。
スペックが分かったところで、装備して外出してみます!
厚さ1mmのウェアラブルヒーターは使いやすい? 服に付けてみると…
検証に使ったのは、1月だと少し肌寒いジャケット。タグ部分にクリップが付けられなかったので、お腹当たりの裏ポケットに取り付けてみました。
容量10000mAhのモバイルバッテリーも裏ポケットに入れて、装備した見た目がこちらです。
充電は100%
若干バッテリーの形が分かる程度
外見的に気付かれることはないでしょう。
早速外出してみると、お腹のあたりはポカポカですが、それ以外は結構寒さを感じます。やはり背中に装備するのが、一番身体をあたためやすそうです。
とはいえ、ジャケットのポケットに手を入れればあたたかく、これはこれでありかもしれません。
設定温度は中でもよかったかもしれませんが、検証のため最高温度のまま使い続けました。
約2時間30分後にモバイルバッテリーをチェックしてみると、残りは約30%。そのまま使い続けると約3時間20分ほどで充電が切れました。
設定温度を中にしていれば、5時間程度は使えたでしょう。
とはいえ、カイロのように使い始めたらそのままというわけではないので、通勤時に最寄り駅まで使って、電車に乗る時は切るという使い方もできます。
使い分けができるので、そこまで短いという印象はありません。
もっと短くてもいいという人は、バッテリーを小さくしたり、頻繁に使いたい人はバッテリー容量を大きくしたりすれば、さらに使いやすくなるでしょう。
ウェアラブルヒーターの気になるところ 「思ったよりも…」
筆者がウェアラブルヒーターを使っていて気になった点はこちら。
・思ったよりもあたたかくなるまでに時間がかかる。
・そのまま触ってもあまりあたたかくない。
・クリップで固定する必要があるので、付ける場所に困る。
ウェアラブルヒーターは、スイッチを入れてからあたたかくなるまで1、2分ほど時間がかかります。
我慢できないほどではありませんが、通勤時など出る時にスイッチを入れてもすぐにはあたたかくならないので、少し不便に感じました。
もうちょっと早ければ…
また、商品の性質上、そのまま持っていてもあまりあたたかさは感じません。
何かにくるんだり、挟んだりして外気温と遮断することで、よりあたたかさを感じられるようになります。
カイロのように手に直接持ってあたためたいという使用方法には、向いていないでしょう。
そして、一番気になったのが固定する位置です。
クリップで挟めないところには付けられないので、服によっては使えません。
背中のタグが縫い付けられている場合は、「クリップの部分に安全ピンを刺して付けている」という解決方法も見かけましたが、やはり不便なことには変わりないでしょう。
ウェアラブルヒーターの口コミは? 「軽くてあたたかい!」
筆者の気になる点は、上記であげましたが、実際に使った人たちの口コミはどうなのでしょうか。
ネット上の口コミを調べてみると、このような声があがっていました。
・カーディガンなど薄着の時に使っても目立ちにくくていい。
・バイクに乗る時に使ってるけど、結構あたたかい。
・好きな服に取り付けられるのは嬉しい。
・軽くてあたたかいので便利。
ほかにも「マウスパッドの下に敷くと手があたたかい」という、変わった使い方も。薄いからこそ、さまざまな使い方ができるようです。
ウェアラブルヒーターを検証してみた まとめ
インコの極薄、軽量ウェアラブルヒーターを検証してみました。
1mmという極薄形状なため、スーツなどに使っても目立ちにくく、アイディア次第ではさまざまな使い方が楽しめそうです。
別途モバイルバッテリーが必要になる手間はありますが、自分の使い方に合わせて調整ができると考えれば利点でしょう。
服の中に入れていれば十分なあたたかさを感じられるので、冬の寒さを快適に過ごす心強い相棒になってくれますよ。
Amazonで見る
楽天市場で見る
[文・構成/UPDATE編集部]