「一度使うと手放せない」 充電式カイロにもう一つの使い道

ガジェット By - プラム 更新:

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検索や連絡だけでなく、飲食の支払など、スマホは日常的に手放せないアイテムの1つ。外出先でのスマホの充電切れは、死活問題にもなりかねません。

中には念のために、モバイルバッテリーを持ち歩いているという人も少なくないでしょう。

とはいえ、筆者もモバイルバッテリーを持ち歩いていますが、使う機会はそう多くありません。

ただ持ち歩いているだけなら、ほかにも使い道があると嬉しいところなのですが…。

探してみるとモバイルバッテリーなのに、充電式カイロとしてもつかえる便利なアイテムを発見。カイロとして十分な性能を持っているのかなど、使い心地をご紹介します。

フィリップスの充電式カイロを検証 使い捨てカイロのように使えるの?

筆者が見つけた充電式カイロは、電気シェーバーなどで有名なメーカー『フィリップス』の『リチャージブルハンドウォーマー(以下、ハンドウォーマー)』。

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先述したように、ハンドウォーマーはモバイルバッテリーとしても充電式カイロとしても、2通りの使い方ができます。

まずはモバイルバッテリーとしての性能を見ていきましょう。

フィリップスのハンドウォーマー:モバイルバッテリー

モバイルバッテリーとしての容量は5200mAh。ほとんどのスマホを満充電にすることが可能でしょう。

本体に充電する時はUSBタイプCにさして、ハンドウォーマーからほかの機器を充電する時は、USBタイプAにさして使うことができます。

バッテリーの残量が分かるインジケーターも搭載。どれくらいの容量が残っているのかが、ひと目で分かって便利です。

モバイルバッテリーとしての性能

容量:5200mAh

USB-C入力:DC5V/2A

USB-A出力:DC5V/2A

サイズ:84.7mm×76mm×34mm

重量:177g

動作温度:0~35℃

フィリップスのハンドウォーマー:充電式カイロ

ハンドウォーマーは、横のボタンを押すことで、充電式カイロとしても使用することが可能。

一度押すと緑色のランプが点き、約45℃の弱モードに、もう一度ボタンを押すと約50℃の強モードになります。

ちなみに、ボタンを押してからものの数秒で本体があたたかくなるので、寒いと思ったらすぐに使えるのが便利なところ。

本体が熱伝導率の高いアルミニウムでできているので、無駄なくあたたかさを伝えてくれます。

すぐに使えるのが便利

使用時間は弱モードで約4時間、強モードで約3時間20分と、それほど長くはありません。

ただ、使い捨てカイロと違い必要な時だけあたたかくすることができるので、使い勝手はいいでしょう。

また、20分作動させていると自動的に電源が切れて、発熱が停止します。めんどくさいと感じるか、低温やけど予防になると考えるかは、好みによりそうです。

実際、寒い日の外出時に使ってみましたが、ほどよいサイズ感でポケットにも入れやすく、あたたかさも十分。

室内に入った時に消し忘れていたのですが、自動で電源が切れてくれるので、無駄に電池を使わずにすみました。

充電式カイロとしての性能

使用温度:弱約45℃/強約50℃

使用時間:弱240分/強200分

ハンドウォーマーはあり、なし? まとめ

充電式カロとしても使えるハンドウォーマーは、ただ持ち歩くだけのモバイルバッテリーよりも使い勝手がいいように感じました。

ストラップ付で落とす心配もなし

ただ、容量がそれほど多いわけではなく、カイロとしての使用時間も長くないので、どっちつかずという印象はあります。

スマホを満充電にするために持ち歩くというよりは、緊急用に30%くらい充電しつつ、ちょこちょこカイロとして使用する、くらいの気持ちでいるといいかもしれません。

ポケットに入れておくだけでかなりあたたかいので、手が冷えやすい人にはおすすめですよ。

モバイルバッテリーは保険で持っておきたいけど、それほど使わないという人ならハマるかもしれませんね。

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[文・構成/UPDATE編集部]

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