「家でもむしろコレ使っちゃってる!」 人気のキャンプ用品『マルチグリドル』があればフライパンもホットプレートも要らないかも!?

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今話題の『マルチグリドル』をご存知でしょうか。

キャンプをする人なら一度は聞いたことや見たことがあるかもしれません。

マルチグリドルは鉄板のような見た目をした調理器具で、直火もOK。

1台で『焼く』『炒める』『煮る』『揚げる』の4役をこなし、『映えるキャンプ飯』が作れるキャンプグッズとして人気に火が点きました。

JHQ『マルチグリドル』

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少し値は張りますが、最近キャンプ料理にマンネリを感じつつあった筆者は、思い切って購入を決意。

アレコレ作ってみようとキャンプの日を心待ちにしていたのですが、なんと直前でキャンプが中止となってしまったのです…。

せっかく楽しみにしていたのに、諦めきれん!

そこで、次回キャンプの予行練習も兼ねて、まずは自宅でアレコレ作ってみることにしました!

JHQ『マルチグリドル』ってなんぞや?

マルチグリドルは、1台で『焼く』『炒める』『煮る』『揚げる』の4役をこなす調理器具。

さまざまなメーカーから類似品が出ていますが、筆者は本家といわれているJHQの製品を選びました。

JHQ『マルチグリドル』

JHQのマルチグリドルは、2025年5月現在、平型3サイズ(19、25、33cm)、深型2サイズ(29、36㎝)の5種類があります。

筆者は一番人気の定番サイズ平型33cmを購入しました。

JHQ『マルチグリドル』

シリコン製のミトン2つと収納ケースがセットになっています。

JHQ『マルチグリドル』

鉄板のような見た目をしていますが、重さはわずか1kgで、持ってみると驚くほど軽いです。

JHQ『マルチグリドル』持ってみる様子

約100万回の摩耗テストをクリアした優れた耐久性を持ち、焚き火や直火にも対応しているため、キャンプやアウトドアでも安心して使うことができます。

高い熱伝導率で、弱火でも食材をムラなく焼き上げることができ、素材の旨みを最大限に引き出してくれるのだとか。

表面には高級硬質特殊フッ素樹脂加工『イノーブルコーティング』が施されていているため、焦げ付きにくく、調理後は水でサッと流すだけでキレイになります。

JHQ『マルチグリドル』コーティング説明

鉄板と違い、使用後に油を塗っておく『シーズニング』も不要。洗って乾かすだけでOKなので、ズボラキャンパーの筆者にピッタリです。

鍋底には五徳にはまりやすいくぼみがあり、自宅のガスコンロやカセットコンロで使っても安定感抜群。

JHQ『マルチグリドル』鍋底のくぼみ

IHヒーターでも使うことができます。

キャンプのためだけに買うのはもったいないと感じるかもしれませんが、普段使いもできるならお得感がありますよね!

JHQ『マルチグリドル』を使ってアレコレ作ってみた!

『マルチグリドル』の性能が分かったところで、早速実践で使ってみましょう!

焼きとりチーズフォンデュ

筆者がキャンプで作る予定だったのが、オシャレなキャンパーさんのSNSなどでよく見かける『焼きとりチーズフォンデュ』。

マルチグリドルとカセットコンロを使って、自宅の食卓でやってみることにしました。

JHQ『マルチグリドル』焼きとり

串に刺した肉や野菜を並べ、十字に切れ目を入れたカマンベールチーズを真ん中に置いて、アルミホイルを被せて加熱します。

肉がイイ感じに焼けてきた頃にアルミホイルを外せば、チーズもトロトロに…。

JHQ『マルチグリドル』焼きとり

こんがり焼けた焼きとりにトロトロのチーズをまとわせれば、悶絶級のおいしさです!

JHQ『マルチグリドル』焼きとり

最後に、底がこんがり焼けたカマンベールチーズもおいしくいただきました。

焼きとり丼

マルチグリドルはフライパンとしても活用できそうなので、前日の焼きとりで余った鶏肉とつくね、長ネギで焼きとり丼を作ることにしました。

JHQ『マルチグリドル』焼きとり丼の材料を焼く width=

我が家にある一番大きいフライパンよりも大きいので、食材が重なることなく、まんべんなく火を通すことができます。

JHQ『マルチグリドル』焼きとり丼の材料を焼く

熱伝導率が高く、弱めの中火くらいでも十分な火力です。

JHQ『マルチグリドル』焼きとり丼の材料を焼くコンロの火

しっかり焼けたら、全体に焼きとりのタレを回しかけます。

JHQ『マルチグリドル』焼きとり丼の材料にタレをかける

焼きとりのタレは焦げやすいイメージがありますが、焦げつく気配すらありません!

JHQ『マルチグリドル』タレも焦げつかない

焦らずじっくり火を通すことができ、フライパンよりも調理しやすかったです。

JHQ『マルチグリドル』焼きとり丼

後片付けも簡単で、水で流すだけで汚れがスルンと落ちてしまいました。

JHQ『マルチグリドル』水で流すだけで汚れが落ちる様子

焼きそば

BBQの定番である焼きそばも、たっぷり3人前作ることができます。

JHQ『マルチグリドル』焼きそば

BBQの焼きそばといえば、焦げ付いた鉄板の片付けが大変ですよね。

その点、マルチグリドルなら焦げつきゼロでストレスフリーです。

JHQ『マルチグリドル』焦げ付きゼロ

ただ、持ち手がないのでフライパンのように振るのは難しく、筆者はミトンを使いましたが、火に近いので焦げないように注意が必要です。

JHQ『マルチグリドル』ミトンを使って振る様子

また、フライパンと違ってフチがないため、混ぜる時に具材がこぼれ落ちないよう慎重さが求められました。

アヒージョ

『マルチグリドル』は真ん中がややくぼんでいるので、食材を煮たり揚げたりすることもできます。

そこで筆者がやってみたかったのがアヒージョ。

家にあった食材でパパッと作っただけなのに、めちゃくちゃオシャレな食卓になりました。

JHQ『マルチグリドル』アヒージョ

周りにパンを並べられるところがグッドです。

カセットコンロで加熱しながら、最後までアツアツのアヒージョを楽しむことができました。

これが食パンではなくフランスパンだったら、最強に映えるキャンプ飯になることでしょう。

サムギョプサル

我が家ではこれまでホットプレートを使ってサムギョプサルを作っていました。

ホットプレートでサムギョプサル

ホットプレートの片側の足を小皿に乗せて傾斜を付けると、下側に豚バラ肉から出た脂が溜まっていく仕組みです。

ホットプレートでサムギョプサル
ホットプレートでサムギョプサル

これが、マルチグリドルなら真ん中のくぼみに自然と脂が溜まります。

JHQ『マルチグリドル』サムギョプサル

ホットプレートよりも省スペースですし、後片付けも格段に楽になりました!

マルチグリドルには注ぎ口のようなくぼみがあるため、真ん中に溜まった脂も捨てやすいですよ。

JHQ『マルチグリドル』注ぎ口のようなくぼみ

JHQ『マルチグリドル』は自宅でも大活躍!

JHQ『マルチグリドル』

キャンプのために購入したマルチグリドルでしたが、自宅でこんなに活躍するとは嬉しい誤算です。

これさえあれば、ホットプレートもフライパンも必要なくなるかもしれません。

ただし、マルチグリドルを使うにあたり、注意点もあります。

【使用上の注意】

・カセットコンロを使う際は、鍋でガス缶部分を覆わないようにする。
 →ガス缶が高温になると爆発する危険性がある。

・強火での調理や空焚きは控える。
 →コーティングを傷める可能性がある。

・付属のシリコン製ミトンを装着したまま火にかけない。
 →焦げたり燃焼したりする危険性がある。

以上のことに注意しつつ、キャンプでも自宅でも『マルチグリドル』を活用してみてください!

料理の幅が広がって、食卓が楽しくなりますよ。

JHQ『マルチグリドル』でアヒージョ

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[文・構成/UPDATE編集部]

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