「え、電子レンジでいいの?」 HARIOの『だしポット』でとった本格だしに「しみじみおいしい」「家族も大喜び」 ホーム・キッチン By - ニイミユカ 更新:2025-04-24 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 毎日の料理でだしをとる生活に憧れつつ、実際はだしパックや顆粒だしに頼っている筆者。 もちろん、これらは便利でおいしくて、いうことナシ。いやむしろ、お世話になりすぎて足を向けては眠れません。 ただ、昆布やかつお、野菜など、素材からとっただしの味わいは、また格別なんですよね。 そんなおいしいだしを、電子レンジを使い、手軽にとれるアイテムと出会いました。それが日本の老舗耐熱ガラスメーカー『HARIO(ハリオ)』の『だしポット』です。 Amazonで見る 楽天市場で見る 箱を開封し、ジョッキ形の『だしポット』を手に取ると、ガラスの美しさに惚れ惚れ。 公式サイトによると、この美しいガラスは、日本のメーカーで唯一、国内の耐熱ガラス工場でつくられているそうです。 また、100%天然の鉱物を原料とし、環境にやさしい無鉛ガラスを採用。さらに、職人の手仕事と最新技術が集結して生まれているのだとか。 幅15.4cm、奥行11.5cm、高さ13cm。容量600㎖とたっぷりサイズながら、女性の筆者でも軽々と持てるのもいい。 環境に配慮した確かなものづくりに、使う前から小さく感動しつつ…実際に使う中で、わが家の定番に仲間入りしたレシピとともに、特徴を紹介しますね。 だしをとるハードルがぐぐっと下がる 『だしポット』の構造は非常にシンプルです。部品は、本体(写真左下)、ストレーナー(写真上)、ふた(写真右下)の3つ。 同梱されていた説明書によると、『本体』は耐熱ガラスで、耐熱温度差は120度。 『ストレーナー』は、ポリプロピレン素材とポリエステル素材でできていて、耐熱温度は140度。そして、『ふた』はポリプロピレン素材で耐熱温度は160度と、電子レンジで加熱するのに十分な耐熱性を備えています。 オリジナルレシピも付いています(うっかり失くしても大丈夫。ウェブサイトにも同じ内容が掲載されています)。 これによると使い方もシンプルで、基本の『和風だし』は4ステップ。 ①本体にストレーナーをセットし、材料(5cm角の昆布3枚)を入れ、水600㎖を注ぎ、30分〜1時間ほど浸します。 ②かつおぶし15gを加え、ふたをせず、電子レンジ500wで8分加熱。そのまま粗熱を取ります。 ③粗熱が取れたら、ストレーナーの底のへこみ部分を本体の縁に引っ掛け、だしを落とし切ります。最後の一滴まで、余すことなく旨みをとりきれるところも素晴らしい。 ④だしを落とし切ったら、ストレーナーを裏返したふたに乗せます。これなら、ほかに小皿など用意する必要がないから洗い物が増えず、台所が汚れることもありません。 たったこれだけ。 昆布を浸す時間にもよりますが、最短1時間ほどでおいしいだしがとれました。 昆布だしは、鍋で沸騰させるとヌメりや雑味が出るので、案外気を遣います。それが電子レンジで、鍋を見張らずともとれるとは! 控えめにいって、めちゃくちゃラクです。 唯一の手間といえば、あらかじめ昆布を水に浸すことぐらいでしょうか。 でもそれも30分〜1時間くらい。手軽といわれる水出しでもひと晩はかかるのですから、工夫すればさほど難しくないはず。 これ1つで『スープ』もつくれる 基本の『和風だし』のほかに、『洋風だし』、『中華だし』、『煎り酒』と、4種のだしがとれる『だしポット』。 中でも筆者がヘビーローテーションしているのは、香味野菜がきいた優しい味わいの『中華だし』です。 なぜなら、このだしを醤油や塩で味を調整するだけで、おいしいスープができちゃうから! 在宅勤務のランチや、夕飯づくりでガスコンロが混み合ってる時にいいんですよ。 筆者宅はガスが2口。ごはんを鍋で炊くので、ごはん・おかず・スープと同時進行したい時に、とても助かっています。 その魅力を、つくりながら紹介しますね。 「中華だし」の材料はこちら。 ・鶏手羽先 3本 ・塩こしょう 少々 ・酒 小さじ1 ・にんにく薄切り 4枚 ・しょうが薄切り 3枚 ・ねぎの青いところ 2本ぶん ・赤唐辛子 1本 ・水 450㎖ 筆者宅には6歳の子供がいるので、こしょうと赤唐辛子は入れませんが、特に問題なし。どれもスーパーで手に入る身近な食材ばかりです。 つくり方は、基本のだしと同じくこれまた簡単です。 ①鶏肉は、味が出るよう表面に切り込みを入れ、塩(こしょうを入れる場合はここで)を揉み込み、酒をふりかけます。 ②ストレーナーに、①、にんにく、しょうが、青ねぎ(赤唐辛子を入れる場合はここで)を入れます。 まず、鶏肉を入れるとこんなふう。肉の大きさにもよりますが、ぎゅっと押し込むように入れないと、「ほかの材料が入らないのでは?」と一瞬不安になります。 大丈夫、全部入ります。 水を入れた本体にストレーナーをセット。電子レンジ500wで9分加熱します。 水の計量は、カップに刻まれたメモリを見れば一目瞭然。計量カップを用意する必要がないのも、助かる〜。 一度取り出して5分置き…(置いている間はふたをして、ムラしてみました)。 いいにおいにつられて、パカッ。あれ!この段階でけっこうおいしそう。 ふたたび電子レンジ500wで4分加熱。 …なんですが、筆者宅の場合は、3分半くらいで庫内がモウモウと湯気に包まれたので、ストップ。 家庭の環境に応じて、加熱時間は調整するとよさそうです。 そして、ストレーナーを外せば『中華だし』のできあがり。 スープにする場合は、鶏肉をうつわに取り出し、そこへ熱々の『中華だし』を注ぎます。 そして、醤油や塩で味付けしたら…。 時間にして20分ほど。『だしポット』1つで、おいしいスープの完成です。 鶏肉は、中までしっかり火が通り、ホロホロッと身が骨から離れます。手羽先や手羽元っておいしいけれど、骨の近くまで加熱できているか不安になりませんか。 でも『だしポット』なら、その心配もありません。 お好みで、乾燥ワカメを入れたり、すりおろししょうがを加えたり、春雨を入れても満足度があっていいです。 わが家の6歳も「また、これつくって〜」とお気に入り。すっかり定番入りしました。 洗うのもラク ストレーナーの目が細かいので、「洗いにくいかな?」と最初は心配しましたが、それも杞憂に終わりました。 洗剤をつけたやわらかいスポンジで優しく洗えば、汚れも脂もちゃんととれます。本体の口も広いので、底まで手が入り、ぴっかぴかになりますよ。 実は、電子レンジ調理になんとなく「サボってるんじゃないか?」という後ろめたさがあった筆者。 今では「文明の力に頼っておいしいものができるなら、じゃんじゃん使おうじゃないの!」という気持ちでいっぱいです。 毎日の料理を、もっとおいしく、手軽につくりたい。そんなふうに思っている人に、胸を張っておすすめします。 だしを使った料理って、しみじみおいしいですよ〜。 Amazonで見る 楽天市場で見る [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード HARIO料理検証調理器具 この記事をシェアする Share Post LINE
毎日の料理でだしをとる生活に憧れつつ、実際はだしパックや顆粒だしに頼っている筆者。
もちろん、これらは便利でおいしくて、いうことナシ。いやむしろ、お世話になりすぎて足を向けては眠れません。
ただ、昆布やかつお、野菜など、素材からとっただしの味わいは、また格別なんですよね。
そんなおいしいだしを、電子レンジを使い、手軽にとれるアイテムと出会いました。それが日本の老舗耐熱ガラスメーカー『HARIO(ハリオ)』の『だしポット』です。
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箱を開封し、ジョッキ形の『だしポット』を手に取ると、ガラスの美しさに惚れ惚れ。
公式サイトによると、この美しいガラスは、日本のメーカーで唯一、国内の耐熱ガラス工場でつくられているそうです。
また、100%天然の鉱物を原料とし、環境にやさしい無鉛ガラスを採用。さらに、職人の手仕事と最新技術が集結して生まれているのだとか。
幅15.4cm、奥行11.5cm、高さ13cm。容量600㎖とたっぷりサイズながら、女性の筆者でも軽々と持てるのもいい。
環境に配慮した確かなものづくりに、使う前から小さく感動しつつ…実際に使う中で、わが家の定番に仲間入りしたレシピとともに、特徴を紹介しますね。
だしをとるハードルがぐぐっと下がる
『だしポット』の構造は非常にシンプルです。部品は、本体(写真左下)、ストレーナー(写真上)、ふた(写真右下)の3つ。
同梱されていた説明書によると、『本体』は耐熱ガラスで、耐熱温度差は120度。
『ストレーナー』は、ポリプロピレン素材とポリエステル素材でできていて、耐熱温度は140度。
そして、『ふた』はポリプロピレン素材で耐熱温度は160度と、電子レンジで加熱するのに十分な耐熱性を備えています。
オリジナルレシピも付いています(うっかり失くしても大丈夫。ウェブサイトにも同じ内容が掲載されています)。
これによると使い方もシンプルで、基本の『和風だし』は4ステップ。
①本体にストレーナーをセットし、材料(5cm角の昆布3枚)を入れ、水600㎖を注ぎ、30分〜1時間ほど浸します。
②かつおぶし15gを加え、ふたをせず、電子レンジ500wで8分加熱。そのまま粗熱を取ります。
③粗熱が取れたら、ストレーナーの底のへこみ部分を本体の縁に引っ掛け、だしを落とし切ります。最後の一滴まで、余すことなく旨みをとりきれるところも素晴らしい。
④だしを落とし切ったら、ストレーナーを裏返したふたに乗せます。これなら、ほかに小皿など用意する必要がないから洗い物が増えず、台所が汚れることもありません。
たったこれだけ。 昆布を浸す時間にもよりますが、最短1時間ほどでおいしいだしがとれました。
昆布だしは、鍋で沸騰させるとヌメりや雑味が出るので、案外気を遣います。それが電子レンジで、鍋を見張らずともとれるとは!
控えめにいって、めちゃくちゃラクです。
唯一の手間といえば、あらかじめ昆布を水に浸すことぐらいでしょうか。
でもそれも30分〜1時間くらい。手軽といわれる水出しでもひと晩はかかるのですから、工夫すればさほど難しくないはず。
これ1つで『スープ』もつくれる
基本の『和風だし』のほかに、『洋風だし』、『中華だし』、『煎り酒』と、4種のだしがとれる『だしポット』。
中でも筆者がヘビーローテーションしているのは、香味野菜がきいた優しい味わいの『中華だし』です。
なぜなら、このだしを醤油や塩で味を調整するだけで、おいしいスープができちゃうから!
在宅勤務のランチや、夕飯づくりでガスコンロが混み合ってる時にいいんですよ。
筆者宅はガスが2口。ごはんを鍋で炊くので、ごはん・おかず・スープと同時進行したい時に、とても助かっています。
その魅力を、つくりながら紹介しますね。
「中華だし」の材料はこちら。
・鶏手羽先 3本
・塩こしょう 少々
・酒 小さじ1
・にんにく薄切り 4枚
・しょうが薄切り 3枚
・ねぎの青いところ 2本ぶん
・赤唐辛子 1本
・水 450㎖
筆者宅には6歳の子供がいるので、こしょうと赤唐辛子は入れませんが、特に問題なし。どれもスーパーで手に入る身近な食材ばかりです。
つくり方は、基本のだしと同じくこれまた簡単です。
①鶏肉は、味が出るよう表面に切り込みを入れ、塩(こしょうを入れる場合はここで)を揉み込み、酒をふりかけます。
②ストレーナーに、①、にんにく、しょうが、青ねぎ(赤唐辛子を入れる場合はここで)を入れます。
まず、鶏肉を入れるとこんなふう。肉の大きさにもよりますが、ぎゅっと押し込むように入れないと、「ほかの材料が入らないのでは?」と一瞬不安になります。
大丈夫、全部入ります。
水を入れた本体にストレーナーをセット。電子レンジ500wで9分加熱します。
水の計量は、カップに刻まれたメモリを見れば一目瞭然。計量カップを用意する必要がないのも、助かる〜。
一度取り出して5分置き…(置いている間はふたをして、ムラしてみました)。
いいにおいにつられて、パカッ。あれ!この段階でけっこうおいしそう。
ふたたび電子レンジ500wで4分加熱。
…なんですが、筆者宅の場合は、3分半くらいで庫内がモウモウと湯気に包まれたので、ストップ。
家庭の環境に応じて、加熱時間は調整するとよさそうです。
そして、ストレーナーを外せば『中華だし』のできあがり。
スープにする場合は、鶏肉をうつわに取り出し、そこへ熱々の『中華だし』を注ぎます。
そして、醤油や塩で味付けしたら…。
時間にして20分ほど。『だしポット』1つで、おいしいスープの完成です。
鶏肉は、中までしっかり火が通り、ホロホロッと身が骨から離れます。
手羽先や手羽元っておいしいけれど、骨の近くまで加熱できているか不安になりませんか。 でも『だしポット』なら、その心配もありません。
お好みで、乾燥ワカメを入れたり、すりおろししょうがを加えたり、春雨を入れても満足度があっていいです。
わが家の6歳も「また、これつくって〜」とお気に入り。すっかり定番入りしました。
洗うのもラク
ストレーナーの目が細かいので、「洗いにくいかな?」と最初は心配しましたが、それも杞憂に終わりました。
洗剤をつけたやわらかいスポンジで優しく洗えば、汚れも脂もちゃんととれます。本体の口も広いので、底まで手が入り、ぴっかぴかになりますよ。
実は、電子レンジ調理になんとなく「サボってるんじゃないか?」という後ろめたさがあった筆者。
今では「文明の力に頼っておいしいものができるなら、じゃんじゃん使おうじゃないの!」という気持ちでいっぱいです。
毎日の料理を、もっとおいしく、手軽につくりたい。そんなふうに思っている人に、胸を張っておすすめします。
だしを使った料理って、しみじみおいしいですよ〜。
Amazonで見る
楽天市場で見る
[文・構成/UPDATE編集部]