「陶器のおひつって、こんなに優秀だったんだ」 炊き立てご飯のおいしさがずっと続いた理由は

ホーム・キッチン By - 美濃羽佐智子 更新:

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ご飯好きが高じて、毎日土鍋でご飯を炊いている筆者。

昔ながらの木製おひつに憧れはあるものの、その高価な値段にビックリ。

「買ったところで、きちんと手入れができるのか…」という心配があり購入を見合わせたのですが、『HARIO(ハリオ)』陶器製のおひつを発見!

価格も手頃だったので、思い切って試してみることにしました。

陶器製のおひつで、ご飯がおいしい

ガラスメーカーとして定評のあるHARIOが手掛けた『ご飯釜のおひつ』がこちら。意外にも、陶器製です。

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製品サイズ:幅 190cm × 奥行 190cm × 高さ 87mm
容量:2合
材質:陶器
重量(個箱含む):約1,300g
原産国:日本製

カラーは黒のみ。公式サイトでは、箱込みで1,300gとの記載がありましたが、本体の重さは約996gでした。

手に取るとずっしりとした重みがあり、分厚い陶器でできていることが分かります。

陶器がもつ吸水性が、ご飯の余分な水分を適度に吸収し、粒立ちのいい、おいしいご飯に仕上げてくれるそう。

電子レンジで温められるのも、嬉しいポイントです。

ご飯をおいしく食べるには、炊き上がりが重要!

ご飯のおいしさを決めるのに大切な工程の1つが、炊き上がったご飯の『シャリ切り』です。

炊き上がったご飯を釜の底から掘り起こすように優しくほぐし、釜の底と上のご飯を入れ替えるように混ぜて蒸らすのがコツ。

このひと手間で、ご飯全体に均一に熱と水分が行き渡り、おいしく仕上がります。

さらに、このほぐしたご飯を『ご飯釜のおひつ』に移すことで、陶器がご飯の余分な水分を適度に吸い、ご飯のおいしさが一層引き出されます。

実際におひつに移したご飯を食べてみると、適度な歯ごたえと甘みが感じられ、いつも以上においしく感じました。

食卓にそのまま出せるデザイン性も魅力

これまでご飯のおかわりをする時は、土鍋が置いてあるキッチンまでご飯をよそいに行っていましたが、HARIOの『ご飯釜のおひつ』なら、そのままテーブルに置けるので便利。

シンプルなデザインなので、器の1つとしても食卓にすんなり馴染んでくれます。

この日は『鮭混ぜご飯』をおひつで混ぜて盛り付けましたが、酢飯を作る際にもよさそう。

『ご飯釜のおひつ』の説明書には、アレンジレシピも付属しているので、活用の幅が広がりそうです。

冷蔵・レンジ対応だから、日々の時短にも貢献!

「ご飯が余ったけれど、翌朝食べるから冷凍するほどでもないな…」

そんな時にも、このおひつが役立ちます。

そのまま冷蔵庫に入れられるので、保存容器に移し替える手間はナシ。

食べる時は『ご飯釜のおひつ』ごと電子レンジに入れて加熱するだけでOK。冷凍ご飯を解凍するのに比べて、電子レンジでの加熱時間も短縮できます。

さらに、電子レンジで温めなおす時に陶器に吸収された水分が放出されて、ご飯がふっくらおいしく仕上がるのも嬉しいポイントです!

ご飯以外にも使える!『ご飯釜のおひつ』の活用術

『ご飯釜のおひつ』はシンプルなデザインなので、深皿の和食器としても活躍します。

煮物や和え物を入れるのはもちろん、陶器はガラスやプラスチックに比べて熱伝導率が低いため、冷水を張って素麺のお皿として使うのもおすすめ。

また、おひつが持つ余分な湿気を吸い取る特性を活かして、食パンなどの一時保存場所としても活用できます。

ひと手間加えるだけで、ご飯がさらにおいしく!

炊きたてのご飯をおひつに移した際、蓋の裏に蒸気の水滴が付くことがあります。

この水滴がご飯に落ちてしまうと、せっかくのおいしいご飯が水っぽくなってしまう原因に。

そこでおすすめなのが、清潔な布巾を活用する方法です。

ご飯をおひつに移したら、布巾をふんわりとかぶせてから蓋をすることで、余分な水分を効率的に吸収し、水滴がご飯に落ちるのを防いでくれますよ。

「せっかくなら、ご飯を少しでもおいしく食べたい!」という人は、ぜひHARIO『ご飯釜のおひつ』を試してみてくださいね。

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[文・構成/UPDATE編集部]

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