ドローンの名前の由来はどこから? 意外と知られていない語源とは 生活雑貨 By - UPDATE編集部 更新:2021-11-12 ※写真はイメージ 近年は映画などでもドローンが使われることが多く、会話でもよく使われる一般的な単語となっています。 ところが、名前の由来や語源は意外とあまり広まっておらず、なぜ『ドローン』と呼ばれているのかを知らない人も多いようです。 当記事ではドローンの基礎知識として、名前の由来や歴史、ドローンで何ができるのかなどを分かりやすく紹介。 利用するうえで知っておくべきポイントも合わせて解説します。 ドローンの名前の由来は2つの説がある ※写真はイメージ ドローンの技術はそれほど古いものではありませんが、軍事関連技術として始まったということもあり、誰が開発者なのかといった情報が開示されていません。 名前の由来も明らかにされておらず、いくつもの説があるものの、下記の2つの説が有力といわれています。 ・『雄蜂が飛んでいる時の羽音が語源』説 ・『射撃訓練用標的飛行機クイーン・ビーが語源』説 それぞれの説について、もう少し詳しく見ていきましょう。 『雄蜂が飛んでいる時の羽音が語源』説 ※写真はイメージ ドローンを使った撮影現場などを実際に見たことがある人もいると思いますが、ドローンは「ブーン」といった音を発しながら飛行します。 この音が雄蜂の羽の音に似ており、雄蜂の英語名『ドローン(Drone)』の名前が付いたという説があります。 ちなみにドローンの音量は70〜80dBあり、蜂の羽音よりもかなり大きな音が発生。 大きなドローンほど音量が大きくなる傾向にありますが、最近は静音を意識して設計されたドローンも増えています。 『射撃訓練用標的飛行機クイーン・ビーが語源』説 ※写真はイメージ ドローンが軍事関連技術として始まったとお伝えしましたが、1935~1947年まで使われていた英国の射撃訓練用標的飛行機の名前が『クイーン・ビー』と呼ばれており、それに似ていることから同じ蜂である『ドローン』が採用されたという説もあります。 ドローンの別名 ※写真はイメージ 私たちはあたり前のように『ドローン』と呼んでいますが、実はドローンには明確な定義がなく、いわゆる『通称』ですので、ほかの名前で呼ばれることもあります。 どのような名前があるのか見ていきましょう。 『UAV(無人航空機)』 ※写真はイメージ ドローンの別名として使われることが多いのが、『UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)』です。 ただしドローンは『UAV』の一種であり、すべての『UAV』がドローンというわけではありません。 例えばラジコンも『UAV』に該当しますが、ラジコンはドローンとは区別されます。 ドローンは自律飛行できるというのが特徴で、操作をする人がバランスをとらなくても、空中で正しい姿勢を維持できます。 そういう意味では、『ドローン=自律性のあるUAV』と考えれば分かりやすいでしょう。 また、ドローンには水中用もありますが、この場合は『航空機』ではないため『UAV』には該当しません。 マルチコプター ※写真はイメージ 複数のプロペラを搭載している飛行体ということで『マルチコプター』と呼ばれることもある、ドローン。 ただし、マルチコプターの定義は『プロペラが複数搭載されていること』だけなので、有人であるものや自律飛行できないものも含まれます。 自律飛行できないマルチコプターでもドローンとして販売されている製品があるため、境界線が曖昧です。 厳密にはマルチコプターはドローンではありませんが、広義で『マルチコプター=ドローン』となっているのが現状でしょう。 軍事用から民間用に進化したドローンの歴史 ※写真はイメージ ドローンの名前の由来と合わせて、ドローンの歴史についても簡単に紹介します。 ドローンの始まりは、名前の由来でもご紹介しましたように、『射撃訓練用標的飛行機』です。第二次世界大戦中に、飛来する航空機を撃ち落とす訓練をするために英国で開発されました。 パイロットなしで飛行できる技術は、自動飛行できる軍事用偵察機として活用されます。 無人で飛行できるため小型化も可能で、さらには敵国内で撃墜されても人的な被害は起きません。このように、ドローンは軍事関連技術として進化していきます。 日本ではこの自動飛行技術を民間が採用しました。 農作物を作る時の農薬散布に活用し、農薬散布のコストダウンと効率化のために小型無人ヘリコプターという形で自動飛行技術が利用され、生産性向上に役立っています。 ドローンブームの始まりは、2010年に発売されたフランス・パロット社の『AR.Drone』です。 iPhoneを使ってドローンの視点から操作できるということで、これまでにない画期的なアイテムとして世界中で注目され、またたく間に定着していきました。 個人がドローンでできること ※写真はイメージ 『AR.Drone』の発売から10年もしないうちにドローンが定着したのは、活用方法の自由度が高く、さまざまな分野で利用できるのではないかと期待されてきたためです。 例えば、災害時の現場確認を無人で行うことができ、将来的には宅配にも使われる可能性があります。 そんなビジネスや社会インフラとして可能性に満ちたドローンですが、もちろん個人の趣味としてもできることがいくつもあるのです。 個人がドローンを使ってできることを4つご紹介します。 美しい風景などの空撮 ※写真はイメージ ドローンといえばやはり空撮です。 すでに映画などでもあたり前のように使われている上空からの風景ですが、これまでCGでしか表現できなかった世界が、ドローンの登場により個人でも手軽に撮影できるようになりました。 映画のワンシーンのような壮大な映像や、手持ちのカメラでは撮影できない迫力のある角度からの撮影も可能になり、ドローンを使うことで表現の幅を広げてくれます。 自動追尾機能を使った撮影 ※写真はイメージ ドローンは自動飛行できるだけでなく、自動追尾機能を使って自動的にターゲットを追いかけて撮影もできます。 これまでは自分が走ったりサイクリングしたりするシーンの映像は、カメラマンに依頼しなくては撮ることができませんでしたが、ドローンを使えば1人で撮影することが可能です。 公園で自由に遊ぶ子供やドッグランで走り回る愛犬の撮影などにも利用でき、従来の撮影では撮れなかった映像を残すことができます。 スポーツの戦術分析 ※写真はイメージ サッカーやラグビーなどのチームスポーツをしているなら、試合を上空から撮影して戦術分析に役立てるといった使い方も。 実際にプロスポーツチームでもドローンによる戦術分析は取り入れられています。 まるでテレビゲームのような全体を見渡せる視点でチームを分析し、強化につなげることが可能です。 ドローンレース ※写真はイメージ ドローンの操作技術を競うドローンレースが、日本国内だけでなく世界各国で開催されています。ドローンレースはまだ始まったばかりの競技ということもあり、技術を磨けば世界大会で賞金を稼げるようになるのも夢ではありません。 ドローン操作に免許は必要?利用する上で気を付けること ※写真はイメージ ここまでの説明でドローンの名前の由来や、個人での楽しみ方を理解してもらえたかと思います。すでに自分なりの活用方法を思い付き、すぐにでも購入検討をしようとしている人もいますよね。ただしドローンを扱うにはいくつかの気を付けておきたいポイントが。 特に200g以上のドローンは航空法でルールが定められていますので、利用するうえで下記のような点に気を付けて操作する必要があります。 免許不要!ただし2022年までに登録制になる ※写真はイメージ ドローンは2021年10月現在では、免許制度もなく誰でも飛ばすことができますが、2022年までに登録制になることが決まっています。すでにドローンの事故やトラブルが増えていることもあり、これからは国によって管理されることになるようです。 国が管理することで、いずれ免許制度が始まる可能性もあるため、常に最新の情報を確認しておきましょう。 飛行禁止空域を確認する ※写真はイメージ 重さ200g以上のドローンは飛行禁止空域が設けられています。例えば、空港周辺や国会議事堂、首相官邸周辺などが禁止空域になっており、許可なしで飛行させることができません。ドローンを飛ばす時には事前に飛行禁止空域を確認しておきましょう。 飛行禁止空域を調べたいなら、ドローン専用飛行支援地図サービス『SORAPASS』がおすすめ。無料版と有料版がありますが、無料版でも飛行可能・禁止エリアを地図上で確認できます。 飛行させていいのは日中だけ ※写真はイメージ 200g以上のドローンは夜間の飛行が禁止されています。誰もいないような山の奥や自分の敷地内でも、日没から日の出までの夜間飛行は航空法によりNGです。50万円以下の罰金刑となっていますので、ドローンは日中の明るい時間に飛ばしましょう。 必ず目視で監視する ※写真はイメージ ドローンは目視できないところでの飛行(目視外飛行)が禁止されています。モニターを見ながらの操作や、建物の影に入って視界から消えたところでの飛行もNGなので、常にドローンが視界に入っている状態で飛行させましょう。 人が多い場所での飛行は控える ※写真はイメージ お祭りやイベントなどで人が集まった時にドローンで撮影したくなりますが、落下して事故になる可能性があるため、人が多い場所での飛行も原則NGです。 ただし、自然発生的に人が集まった場合は対象外。それでも落下リスクがあることは変わりないので、操縦技術に自信がない場合には飛行させないでください。 また、禁止されている夜間飛行や目視外飛行、催し場所での飛行などをどうしてもを行いたい場合は、国土交通省への申請が必要になります。 ドローンは安全性に注意して使用すること ※写真はイメージ ドローンは軍事関連技術として始まったこともあり、多くの情報が非開示の状態。このため、名前の由来は『雄蜂の羽音説』と『射撃訓練用標的飛行機クイーン・ビー説』などがあり、どれが正しいのかは分かっていません。 空撮だけでなく自動追尾機能を使った撮影やレースなど、さまざまな楽しみ方ができるドローンですが、誰もが自由に飛行させていいわけではなく、安全に利用する上でいくつかの制限があります。ドローンを始める時には、まずはそれらの制限やルールを学びましょう。 小さいドローンでもある程度の重さがあり、落下させてしまうと下にいた人が大ケガをする可能性も。そのような事故が多発すると、名前の由来説である『蜂』のように、多くの人から嫌われる存在になってしまいます。 そうならないよう、ルールを守って活用しましょう。 [文・構成/UPDATE編集部] 関連ワード ドローン趣味 この記事をシェアする Share Post LINE
近年は映画などでもドローンが使われることが多く、会話でもよく使われる一般的な単語となっています。
ところが、名前の由来や語源は意外とあまり広まっておらず、なぜ『ドローン』と呼ばれているのかを知らない人も多いようです。
当記事ではドローンの基礎知識として、名前の由来や歴史、ドローンで何ができるのかなどを分かりやすく紹介。
利用するうえで知っておくべきポイントも合わせて解説します。
ドローンの名前の由来は2つの説がある
※写真はイメージ
ドローンの技術はそれほど古いものではありませんが、軍事関連技術として始まったということもあり、誰が開発者なのかといった情報が開示されていません。
名前の由来も明らかにされておらず、いくつもの説があるものの、下記の2つの説が有力といわれています。
・『雄蜂が飛んでいる時の羽音が語源』説
・『射撃訓練用標的飛行機クイーン・ビーが語源』説
それぞれの説について、もう少し詳しく見ていきましょう。
『雄蜂が飛んでいる時の羽音が語源』説
※写真はイメージ
ドローンを使った撮影現場などを実際に見たことがある人もいると思いますが、ドローンは「ブーン」といった音を発しながら飛行します。
この音が雄蜂の羽の音に似ており、雄蜂の英語名『ドローン(Drone)』の名前が付いたという説があります。
ちなみにドローンの音量は70〜80dBあり、蜂の羽音よりもかなり大きな音が発生。
大きなドローンほど音量が大きくなる傾向にありますが、最近は静音を意識して設計されたドローンも増えています。
『射撃訓練用標的飛行機クイーン・ビーが語源』説
※写真はイメージ
ドローンが軍事関連技術として始まったとお伝えしましたが、1935~1947年まで使われていた英国の射撃訓練用標的飛行機の名前が『クイーン・ビー』と呼ばれており、それに似ていることから同じ蜂である『ドローン』が採用されたという説もあります。
ドローンの別名
※写真はイメージ
私たちはあたり前のように『ドローン』と呼んでいますが、実はドローンには明確な定義がなく、いわゆる『通称』ですので、ほかの名前で呼ばれることもあります。
どのような名前があるのか見ていきましょう。
『UAV(無人航空機)』
※写真はイメージ
ドローンの別名として使われることが多いのが、『UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)』です。
ただしドローンは『UAV』の一種であり、すべての『UAV』がドローンというわけではありません。
例えばラジコンも『UAV』に該当しますが、ラジコンはドローンとは区別されます。
ドローンは自律飛行できるというのが特徴で、操作をする人がバランスをとらなくても、空中で正しい姿勢を維持できます。
そういう意味では、『ドローン=自律性のあるUAV』と考えれば分かりやすいでしょう。
また、ドローンには水中用もありますが、この場合は『航空機』ではないため『UAV』には該当しません。
マルチコプター
※写真はイメージ
複数のプロペラを搭載している飛行体ということで『マルチコプター』と呼ばれることもある、ドローン。
ただし、マルチコプターの定義は『プロペラが複数搭載されていること』だけなので、有人であるものや自律飛行できないものも含まれます。
自律飛行できないマルチコプターでもドローンとして販売されている製品があるため、境界線が曖昧です。
厳密にはマルチコプターはドローンではありませんが、広義で『マルチコプター=ドローン』となっているのが現状でしょう。
軍事用から民間用に進化したドローンの歴史
※写真はイメージ
ドローンの名前の由来と合わせて、ドローンの歴史についても簡単に紹介します。
ドローンの始まりは、名前の由来でもご紹介しましたように、『射撃訓練用標的飛行機』です。第二次世界大戦中に、飛来する航空機を撃ち落とす訓練をするために英国で開発されました。
パイロットなしで飛行できる技術は、自動飛行できる軍事用偵察機として活用されます。
無人で飛行できるため小型化も可能で、さらには敵国内で撃墜されても人的な被害は起きません。このように、ドローンは軍事関連技術として進化していきます。
日本ではこの自動飛行技術を民間が採用しました。
農作物を作る時の農薬散布に活用し、農薬散布のコストダウンと効率化のために小型無人ヘリコプターという形で自動飛行技術が利用され、生産性向上に役立っています。
ドローンブームの始まりは、2010年に発売されたフランス・パロット社の『AR.Drone』です。
iPhoneを使ってドローンの視点から操作できるということで、これまでにない画期的なアイテムとして世界中で注目され、またたく間に定着していきました。
個人がドローンでできること
※写真はイメージ
『AR.Drone』の発売から10年もしないうちにドローンが定着したのは、活用方法の自由度が高く、さまざまな分野で利用できるのではないかと期待されてきたためです。
例えば、災害時の現場確認を無人で行うことができ、将来的には宅配にも使われる可能性があります。
そんなビジネスや社会インフラとして可能性に満ちたドローンですが、もちろん個人の趣味としてもできることがいくつもあるのです。
個人がドローンを使ってできることを4つご紹介します。
美しい風景などの空撮
※写真はイメージ
ドローンといえばやはり空撮です。
すでに映画などでもあたり前のように使われている上空からの風景ですが、これまでCGでしか表現できなかった世界が、ドローンの登場により個人でも手軽に撮影できるようになりました。
映画のワンシーンのような壮大な映像や、手持ちのカメラでは撮影できない迫力のある角度からの撮影も可能になり、ドローンを使うことで表現の幅を広げてくれます。
自動追尾機能を使った撮影
※写真はイメージ
ドローンは自動飛行できるだけでなく、自動追尾機能を使って自動的にターゲットを追いかけて撮影もできます。
これまでは自分が走ったりサイクリングしたりするシーンの映像は、カメラマンに依頼しなくては撮ることができませんでしたが、ドローンを使えば1人で撮影することが可能です。
公園で自由に遊ぶ子供やドッグランで走り回る愛犬の撮影などにも利用でき、従来の撮影では撮れなかった映像を残すことができます。
スポーツの戦術分析
※写真はイメージ
サッカーやラグビーなどのチームスポーツをしているなら、試合を上空から撮影して戦術分析に役立てるといった使い方も。
実際にプロスポーツチームでもドローンによる戦術分析は取り入れられています。
まるでテレビゲームのような全体を見渡せる視点でチームを分析し、強化につなげることが可能です。
ドローンレース
※写真はイメージ
ドローンの操作技術を競うドローンレースが、日本国内だけでなく世界各国で開催されています。
ドローンレースはまだ始まったばかりの競技ということもあり、技術を磨けば世界大会で賞金を稼げるようになるのも夢ではありません。
ドローン操作に免許は必要?利用する上で気を付けること
※写真はイメージ
ここまでの説明でドローンの名前の由来や、個人での楽しみ方を理解してもらえたかと思います。
すでに自分なりの活用方法を思い付き、すぐにでも購入検討をしようとしている人もいますよね。
ただしドローンを扱うにはいくつかの気を付けておきたいポイントが。
特に200g以上のドローンは航空法でルールが定められていますので、利用するうえで下記のような点に気を付けて操作する必要があります。
免許不要!ただし2022年までに登録制になる
※写真はイメージ
ドローンは2021年10月現在では、免許制度もなく誰でも飛ばすことができますが、2022年までに登録制になることが決まっています。
すでにドローンの事故やトラブルが増えていることもあり、これからは国によって管理されることになるようです。
国が管理することで、いずれ免許制度が始まる可能性もあるため、常に最新の情報を確認しておきましょう。
飛行禁止空域を確認する
※写真はイメージ
重さ200g以上のドローンは飛行禁止空域が設けられています。
例えば、空港周辺や国会議事堂、首相官邸周辺などが禁止空域になっており、許可なしで飛行させることができません。
ドローンを飛ばす時には事前に飛行禁止空域を確認しておきましょう。
飛行禁止空域を調べたいなら、ドローン専用飛行支援地図サービス『SORAPASS』がおすすめ。
無料版と有料版がありますが、無料版でも飛行可能・禁止エリアを地図上で確認できます。
飛行させていいのは日中だけ
※写真はイメージ
200g以上のドローンは夜間の飛行が禁止されています。
誰もいないような山の奥や自分の敷地内でも、日没から日の出までの夜間飛行は航空法によりNGです。
50万円以下の罰金刑となっていますので、ドローンは日中の明るい時間に飛ばしましょう。
必ず目視で監視する
※写真はイメージ
ドローンは目視できないところでの飛行(目視外飛行)が禁止されています。モニターを見ながらの操作や、建物の影に入って視界から消えたところでの飛行もNGなので、常にドローンが視界に入っている状態で飛行させましょう。
人が多い場所での飛行は控える
※写真はイメージ
お祭りやイベントなどで人が集まった時にドローンで撮影したくなりますが、落下して事故になる可能性があるため、人が多い場所での飛行も原則NGです。
ただし、自然発生的に人が集まった場合は対象外。それでも落下リスクがあることは変わりないので、操縦技術に自信がない場合には飛行させないでください。
また、禁止されている夜間飛行や目視外飛行、催し場所での飛行などをどうしてもを行いたい場合は、国土交通省への申請が必要になります。
ドローンは安全性に注意して使用すること
※写真はイメージ
ドローンは軍事関連技術として始まったこともあり、多くの情報が非開示の状態。
このため、名前の由来は『雄蜂の羽音説』と『射撃訓練用標的飛行機クイーン・ビー説』などがあり、どれが正しいのかは分かっていません。
空撮だけでなく自動追尾機能を使った撮影やレースなど、さまざまな楽しみ方ができるドローンですが、誰もが自由に飛行させていいわけではなく、安全に利用する上でいくつかの制限があります。
ドローンを始める時には、まずはそれらの制限やルールを学びましょう。
小さいドローンでもある程度の重さがあり、落下させてしまうと下にいた人が大ケガをする可能性も。
そのような事故が多発すると、名前の由来説である『蜂』のように、多くの人から嫌われる存在になってしまいます。
そうならないよう、ルールを守って活用しましょう。
[文・構成/UPDATE編集部]