スマートタグって一体何なの? アンカーの製品を使って実際に探し物をしてみた ガジェット By - プラム 更新:2024-10-25 ※本記事はUPDATEが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 あれ、財布どこ行った? 酔っていたから記憶がないけど…荷物どこ? 想像するだけで恐ろしくなるような状況ですが、大事なものをなくしてしまったという人は少なくありません。 家に置いてきたのか、はたまた外で落としてしまったのか…貴重品であればあるほど、心配になります。 そんな時にあると便利なのが、スマートトラッカーやスマートタグ、紛失防止タグなどと呼ばれているアイテムです。 今回は、『Anker(アンカー)』が販売している、カードタイプのスマートタグ『Eufy Security SmartTrack Card(以下、スマートカード)』を検証してみました。 Amazonで見る 楽天市場で見る まずは、スマートタグとはいったいどのようなものなのかを見ていきましょう。 目次 1. スマートタグってなに? GPS機能とは違うの?2. なくなった荷物を探すことはできるのか!? 実際に試してみると…2.1. 接続が切れた状態でスマートカードを探してみた! 「見つけられるけど…」3. アンカーのスマートカードの機能は? 口コミでの評価も4. アンカーのスマートタグを検証してみた まとめ スマートタグってなに? GPS機能とは違うの? スマートタグとは、貴重品などに付けておくことで位置を確認したり、スマホから離れた時に通知を送って知らせたりできるガジェットです。 専用のアプリを使って、スマートタグとスマホをBluetoothで接続。スマホとスマートタグの距離が一定以上離れるとBluetoothの接続が切れるので、紛失したと判断されます。 紛失したと判断されるとスマホに通知が届くので、すぐに気付くことができるのです。 また、スマートタグと接続が切れた場所がアプリで確認できるので、おおよその位置が分かります。 eufy Lifeアプリのスクリーンショット 心当たりのあるお店が近くにあるなら、そこで忘れた可能性は高いでしょう。 再度Bluetoothが接続されれば、スマホからスマートタグを鳴らすこともできるので、外で落とした場合でも探せます。 ここで注意をしたいのが、スマートタグにはGPS機能が付いていないということ。なので、常にリアルタイムで位置情報が分かるわけではありません。 eufy Lifeアプリのスクリーンショット あくまでもスマホとスマートタグの接続が切れた場所が分かる程度で、再度繋がるまで詳しい場所は特定できないのです。 そのため、接続が切れた場所からスマートタグが移動していた場合、場所の特定は困難になるでしょう。 ただ、iPhoneやiPadユーザーなら『探す』アプリを使えば、他人のiPhoneを通してiCloudを経由することでリアルタイムの位置情報を得ることができます。 iPhoneユーザーがスマートタグのそばにいれば、世界中どこでも位置が分かるので、荷物の紛失が大ダメージになる海外旅行でも活躍してくれるでしょう。 なくなった荷物を探すことはできるのか!? 実際に試してみると… アンカーのスマートカードは、AndroidにもiPhoneにも対応しているので、どちらの機種を使っていても使用はできます。 ただ、筆者が使っているスマホはAndroidなので、残念ながらiPhoneの『探す』機能は使えません。 その状態で、果たしてスマートカードを見つけることはできるのでしょうか。 接続が切れた状態でスマートカードを探してみた! 「見つけられるけど…」 まず、実際にどれくらい離れたら接続が切れるのかを実験。障害物のない屋外で、30mほどスマートカードからスマホを離すと接続が切れました。 eufy Lifeアプリのスクリーンショット この時、アプリの画面上ではスマートカードが置いてある場所ではなく、スマホと接続が切れた場所が表示されています。 店など心当たりのある場所が近くにあれば見当が付きますが、知らずに落とした場合は少し探す必要がありそうです。 eufy Lifeアプリのスクリーンショット 今回はさらに、接続が切れた状態で筆者から見えない場所にスマートカードを隠してもらい、見つけることができるのかを検証します。 あまり難易度を上げても見つからなさそうなので、公園内限定で隠してもらいました。 アプリ画面を見ながら歩きましたが、一向にスマートカードに接続する気配はありません。そこでアプリ画面をいじって元の画面に戻ってみると、接続先を探すような気配が! どうやら自動的に接続先を探してはくれないようです。 「ちょっと手間だな」と思いつつ、接続先を探しながら公園内を歩いているとアプリに変化が! eufy Lifeアプリのスクリーンショット きたぁー!! Bluetoothで接続できる距離に入ったようで、スマートカードの場所が更新されました。 とはいえ、自分の現在地が分からないため、いまいちスマートカードの場所が細かく分かりません。 そこでアプリのスマートカードを『鳴らす』機能を使ってみると。 eufy Lifeアプリのスクリーンショット むむむ、近くからアラームが聞こえる! 音を頼りに、草むらを探すと…スマートカードを発見! かなり見つけにくい場所にありましたが、音を鳴らすことができたので、なんとか見つけることができました。 ただ、今回はある程度範囲を狭めているから見つかっただけで、範囲を限定していなければ見つけることは難しかったでしょう。 どこかに忘れ物をした程度ならAndroidでも場所の特定は十分にできますが、しっかりと探し物をするならiPhoneでの利用が望ましそうです。 アンカーのスマートカードの機能は? 口コミでの評価も 無事に見つけることができたスマートカードですが、どのような機能を備えているのかを細かく見ていきます。 スマートカードはカードタイプのため、一般的なカードとあまり変わらないサイズ感。約2.4mmの薄さで、幅も通常のカードとほぼ変わりません。 上が一般的なカードで下がスマートカード 重さも約18gと軽く、財布に入れても違和感はないでしょう。 付属でスマートカード本体に付けるクリップも入っているので、荷物に引っ掛けることも可能です。 先述したように、スマートカードはAndroidでもiPhoneなどでも使うことができます。ただし、リアルタイムで所在地を知りたいのなら、iPhoneでなければ『探す』機能を使うことはできません。 どこかに置き忘れた程度なら、Androidでもすぐに見つけることができますが、リアルタイムで場所を確認したい場合はiPhoneでの使用一択でしょう。 そのほか、スマホからスマートカードを鳴らす、スマートカードからスマホを鳴らす、スマートカードの裏にあるQRコードを読み込むことで、持ち主に連絡することができる、などの機能があります。 ちなみに、スマートカードの電池は交換することができないので使い切りです。公式での電池寿命は3年となっていますが、「2年ほどで電池が切れた」という口コミもあるので、短めに見ておいたほうがいいかもしれません。 実際に使っている人たちの口コミを見てみると、このような声があがっています。 ・シンプルで使いやすい。 ・財布に入れるならこれが1番。 ・電池交換できないのが残念だけど、この価格なら買い替えやすい。 ・よく財布を無くすので、めっちゃ便利。 ・本当に財布を落とした時にすぐに見つかった。 アンカーのスマートタグを検証してみた まとめ アンカーの人気スマートタグ・スマートカードを検証してみましたが、無事にアプリを使って落とし物を見つけることができました。 とはいえ、紛失した場所から動かされている場合は、Androidでは見つけることがかなり困難になるので、リアルタイムで探したい人はiPhoneなどの『探す』機能を使ったほうが無難でしょう。 また、ほぼ一般的なカードと変わらないサイズ感なので、財布に入れるなら『AirTag』よりもスマートカードのほうが向いていそうです。 財布をよくなくしてしまう、貴重品の場所を把握したいという人にはおすすめですよ。 大事なものをなくしてしまう前に、財布に1枚入れておきましょう。 Amazonで見る 楽天市場で見る [文・構成/UPDATE編集部] 出典 Amazon/楽天市場 関連ワード Amazonアンカー検証 この記事をシェアする Share Post LINE
あれ、財布どこ行った?
酔っていたから記憶がないけど…荷物どこ?
想像するだけで恐ろしくなるような状況ですが、大事なものをなくしてしまったという人は少なくありません。
家に置いてきたのか、はたまた外で落としてしまったのか…貴重品であればあるほど、心配になります。
そんな時にあると便利なのが、スマートトラッカーやスマートタグ、紛失防止タグなどと呼ばれているアイテムです。
今回は、『Anker(アンカー)』が販売している、カードタイプのスマートタグ『Eufy Security SmartTrack Card(以下、スマートカード)』を検証してみました。
Amazonで見る
楽天市場で見る
まずは、スマートタグとはいったいどのようなものなのかを見ていきましょう。
スマートタグってなに? GPS機能とは違うの?
スマートタグとは、貴重品などに付けておくことで位置を確認したり、スマホから離れた時に通知を送って知らせたりできるガジェットです。
専用のアプリを使って、スマートタグとスマホをBluetoothで接続。スマホとスマートタグの距離が一定以上離れるとBluetoothの接続が切れるので、紛失したと判断されます。
紛失したと判断されるとスマホに通知が届くので、すぐに気付くことができるのです。
また、スマートタグと接続が切れた場所がアプリで確認できるので、おおよその位置が分かります。
eufy Lifeアプリのスクリーンショット
心当たりのあるお店が近くにあるなら、そこで忘れた可能性は高いでしょう。
再度Bluetoothが接続されれば、スマホからスマートタグを鳴らすこともできるので、外で落とした場合でも探せます。
ここで注意をしたいのが、スマートタグにはGPS機能が付いていないということ。なので、常にリアルタイムで位置情報が分かるわけではありません。
eufy Lifeアプリのスクリーンショット
あくまでもスマホとスマートタグの接続が切れた場所が分かる程度で、再度繋がるまで詳しい場所は特定できないのです。
そのため、接続が切れた場所からスマートタグが移動していた場合、場所の特定は困難になるでしょう。
ただ、iPhoneやiPadユーザーなら『探す』アプリを使えば、他人のiPhoneを通してiCloudを経由することでリアルタイムの位置情報を得ることができます。
iPhoneユーザーがスマートタグのそばにいれば、世界中どこでも位置が分かるので、荷物の紛失が大ダメージになる海外旅行でも活躍してくれるでしょう。
なくなった荷物を探すことはできるのか!? 実際に試してみると…
アンカーのスマートカードは、AndroidにもiPhoneにも対応しているので、どちらの機種を使っていても使用はできます。
ただ、筆者が使っているスマホはAndroidなので、残念ながらiPhoneの『探す』機能は使えません。
その状態で、果たしてスマートカードを見つけることはできるのでしょうか。
接続が切れた状態でスマートカードを探してみた! 「見つけられるけど…」
まず、実際にどれくらい離れたら接続が切れるのかを実験。障害物のない屋外で、30mほどスマートカードからスマホを離すと接続が切れました。
eufy Lifeアプリのスクリーンショット
この時、アプリの画面上ではスマートカードが置いてある場所ではなく、スマホと接続が切れた場所が表示されています。
店など心当たりのある場所が近くにあれば見当が付きますが、知らずに落とした場合は少し探す必要がありそうです。
eufy Lifeアプリのスクリーンショット
今回はさらに、接続が切れた状態で筆者から見えない場所にスマートカードを隠してもらい、見つけることができるのかを検証します。
あまり難易度を上げても見つからなさそうなので、公園内限定で隠してもらいました。
アプリ画面を見ながら歩きましたが、一向にスマートカードに接続する気配はありません。そこでアプリ画面をいじって元の画面に戻ってみると、接続先を探すような気配が!
どうやら自動的に接続先を探してはくれないようです。
「ちょっと手間だな」と思いつつ、接続先を探しながら公園内を歩いているとアプリに変化が!
eufy Lifeアプリのスクリーンショット
きたぁー!!
Bluetoothで接続できる距離に入ったようで、スマートカードの場所が更新されました。
とはいえ、自分の現在地が分からないため、いまいちスマートカードの場所が細かく分かりません。
そこでアプリのスマートカードを『鳴らす』機能を使ってみると。
eufy Lifeアプリのスクリーンショット
むむむ、近くからアラームが聞こえる!
音を頼りに、草むらを探すと…スマートカードを発見!
かなり見つけにくい場所にありましたが、音を鳴らすことができたので、なんとか見つけることができました。
ただ、今回はある程度範囲を狭めているから見つかっただけで、範囲を限定していなければ見つけることは難しかったでしょう。
どこかに忘れ物をした程度ならAndroidでも場所の特定は十分にできますが、しっかりと探し物をするならiPhoneでの利用が望ましそうです。
アンカーのスマートカードの機能は? 口コミでの評価も
無事に見つけることができたスマートカードですが、どのような機能を備えているのかを細かく見ていきます。
スマートカードはカードタイプのため、一般的なカードとあまり変わらないサイズ感。約2.4mmの薄さで、幅も通常のカードとほぼ変わりません。
上が一般的なカードで下がスマートカード
重さも約18gと軽く、財布に入れても違和感はないでしょう。
付属でスマートカード本体に付けるクリップも入っているので、荷物に引っ掛けることも可能です。
先述したように、スマートカードはAndroidでもiPhoneなどでも使うことができます。ただし、リアルタイムで所在地を知りたいのなら、iPhoneでなければ『探す』機能を使うことはできません。
どこかに置き忘れた程度なら、Androidでもすぐに見つけることができますが、リアルタイムで場所を確認したい場合はiPhoneでの使用一択でしょう。
そのほか、スマホからスマートカードを鳴らす、スマートカードからスマホを鳴らす、スマートカードの裏にあるQRコードを読み込むことで、持ち主に連絡することができる、などの機能があります。
ちなみに、スマートカードの電池は交換することができないので使い切りです。公式での電池寿命は3年となっていますが、「2年ほどで電池が切れた」という口コミもあるので、短めに見ておいたほうがいいかもしれません。
実際に使っている人たちの口コミを見てみると、このような声があがっています。
・シンプルで使いやすい。
・財布に入れるならこれが1番。
・電池交換できないのが残念だけど、この価格なら買い替えやすい。
・よく財布を無くすので、めっちゃ便利。
・本当に財布を落とした時にすぐに見つかった。
アンカーのスマートタグを検証してみた まとめ
アンカーの人気スマートタグ・スマートカードを検証してみましたが、無事にアプリを使って落とし物を見つけることができました。
とはいえ、紛失した場所から動かされている場合は、Androidでは見つけることがかなり困難になるので、リアルタイムで探したい人はiPhoneなどの『探す』機能を使ったほうが無難でしょう。
また、ほぼ一般的なカードと変わらないサイズ感なので、財布に入れるなら『AirTag』よりもスマートカードのほうが向いていそうです。
財布をよくなくしてしまう、貴重品の場所を把握したいという人にはおすすめですよ。
大事なものをなくしてしまう前に、財布に1枚入れておきましょう。
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楽天市場で見る
[文・構成/UPDATE編集部]